プロペシアの処方価格|長期服用効果・副作用・最新データ

更新日:2024/12/9
フィナステリド1,500円~3,000円/月

プロペシアとは、フィナステリドを主成分とした、内服できるAGA・薄毛治療薬です。
世界初のAGA治療薬として世界中で承認を受けて以来現在まで、90%以上の患者さまに、臨床試験で脱毛の進行抑制効果が認められています。

1日1回の服用を継続する手軽さで支持を集めるプロペシアは、AGA治療の中でも進行したM字ハゲ・O字ハゲおよび薄毛予防の方に向いています。

プロペシアの基本情報(詳細はページ内で解説しています)
錠形 薄桃色で円形の錠剤
有効成分 フィナステリド
成分量 プロペシア:0.2mg、1mg
ジェネリック:1mg、1.3mgなど
効果 抜け毛抑制・現状維持
6か月の継続服用で効果発現
副作用 性欲減退、勃起機能不全、射精障害など
(発現率はそれぞれ1%前後)
注意事項 女性は服用禁止
妊娠中・授乳中は経皮吸収も危険
服用中の献血は禁止
飲み方 1日1錠、毎日同じ時間に服用
24時間間隔を推奨
食事の影響は無し

プロペシアとは

プロペシアとは、男性型脱毛症(AGA)の治療薬で、主成分は「フィナステリド」です。

プロペシアは、抜け毛の原因である「ジヒドロテストステロン(DHT)」の増殖を抑制する効果があります。

そのため、根本的な原因をブロックすることで、抜け毛を防ぎ、薄毛の改善を促すことができる治療薬です。

かつてはMSD株式会社が扱っていましたが、MSD社(米国・カナダではMerck社)の分社化に伴い、製品はオルガノン社に引き継がれることになりました。

AGA治療薬には他にザガーロ(一般名:デュタステリド)があります。

AGA治療薬の紹介・種類・比較について

プロペシア錠の処方価格について

プロペシアは医師の処方箋を必要とする医療用医薬品です。

当院では成分鑑定済みのプロペシアジェネリック(フィナステリド)を処方しております。

当院でのプロペシア処方価格は「お薬代+送料」のみです。

診察料(初診・再診)
処方料、システム使用料
すべて無料
費用 【オンライン処方】
お薬代+送料(全国一律500円)
1万円以上の処方は送料無料
※代引の場合は対象外
お支払い方法 銀行振込、クレジットカード(Visa、MasterCard、JCB、DinersClub、AmericanExpress対応)、代金引換、コンビニ払い

オンライン処方は初診から受診可能でお薬を郵送処方

フィットクリニックのAGA治療薬はオンラインに特化した処方を行っております。

オンライン処方とは、スマホを使用して診察を受けることができ、郵送でお薬を処方する方法です。

オンライン処方のメリット
  • 通う時間が取りづらい人でも継続可能
  • クリニックが遠くても処方可能
  • 通院のコストを削減
  • 人にばれずに治療可能
  • 接触なしでウイルス感染のリスク減

初診から受診可能なので、遠方の方、ウイルス感染を予防したい方などは是非ご利用ください。詳しくは以下のページで説明しています。

AGA治療薬のオンライン処方の詳細

フィナステリドを含む薄毛治療プラン

プロペシア(フィナステリド)はAGAの進行を抑える「守りの薬」であり、発毛促進には「ミノキシジル」が有効です。

AGAの進行度合いや個人差で、プロペシア(フィナステリド)だけの薄毛対策が十分ではない場合も多いため、フィットクリニックでは患者様の症状に合わせ、フィナステリド単体の処方からミノキシジルとのセットやオリジナル治療薬「Reborn neo」といった処方プランで対応しております。

●Reborn neoは2つの治療薬と育毛サプリメントを配合したオリジナル治療薬

  1. プロペシアの有効成分フィナステリド
  2. 発毛成分ミノキシジル
  3. 体質改善サプリ「HGPα」
製品 1ヵ月分 2ヵ月目以降
フィナステリド1/1.3mg
(海外製・後発薬)
1,500円
(初回限定)
3,000円
フィナステリド 1/1.3mg

ミノキシジルタブレット 5mg
8,500円
(初回限定)
10,000円
【男性】Reborn Neo A
《フィナステリド1/1.3mg・ミノキシジル5mg
オリジナルサプリ (HGPα)》
10,500円
(初回限定)
11,200円

フィナステリドは以下よりご購入いただけます。

定期配送プランは時間的・経済的コストをさらに削減

長期的な治療が必要となるAGAは、定期配送プランでの治療がおすすめです。
定期配送プランでお申込みいただくと、初月無料で2ヵ月目以降は10%オフで治療を行うことができます。
長い目でみた治療が必要なため、経済的にも時間的にも負担を抑えた治療の継続を目指しましょう。

定期配送 詳しくはこちら

プロペシアの効果

プロペシアの効果

プロペシアは有効成分フィナステリドの作用によって、AGAを改善する内服薬です。

具体的には図のように、5αリダクターゼの働きを阻害し、脱毛の原因となるDHTを抑制することで、ヘアサイクルを正常に整え、健康な髪が生えるよう効果をもたらします。

男性のみが服用できるAGA治療に特化した世界初の治療薬です。

AGA(男性型脱毛症)について

プロペシアの効果

※画像をクリックすると拡大されます

「Androgenetic Alopecia」の略称。アンドロゲン性脱毛症とも呼ばれる。
髪の毛の成長期が極端に短くなることで弱い髪や抜け毛が増え、全体的に薄くなっていく男性特有の進行性の脱毛症。

現在の医療では完治しないが、治療は可能。

AGAとは

プロペシアは「AGAの進行を止める」という画期的な効果をもつ治療薬です。

メーカーもプロペシアの効果を「男性における男性型脱毛症の進行遅延」であると正式に発表しています。

また、「日本皮膚科学会の男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」では推奨度A(行うよう強く勧める)と評価されています。

その効果は「髪質が太くなる」「抜け毛の進行が大幅に改善する」というものですが、ヘアサイクルの改善により「脱毛した部位からの発毛があった」という報告も一定数あります。

ただし、発毛や治療効果を実感しても、服用を止めるとAGAは進行します。

そのため、患部の維持にはAGA治療薬の服用継続が必要です。

※治療効果には個人差があります。
服薬を中断した場合、1-3ヶ月程度で治療介入以前の状態あるいはそれ以上の悪化を招く可能性があります。

プロペシアの効果が現れる期間

プロペシアの効果が出るまでは、早くて3ヵ月、一般的には6ヵ月~1年必要です。

健康な髪を生やすために、まずは乱れたヘアサイクルを元に戻さなくてはいけません。

ヘアサイクルが元に戻った後は、1ヵ月に約1cmのスピードで伸びる髪の成長を待つ必要があります。

劇的な変化が起こるわけではないので時間はかかりますが、途中で辞めずに服用を続けていけば目に見える変化が表れます。

プロペシアの長期服用効果について

プロペシア(フィナステリド)は発売から25年が経過しており、海外では長期間服用の研究結果も調査報告が発表されています。

以下の報告は、20歳から61歳までの118人の男性に対して行った、10年間にわたる投与の結果です。
この調査では最初の1年の内服で効果がある場合、その後も有効との傾向があり、1年の投与で予測が可能であるとのことでした。

そのほかにも以下のような傾向が調査報告されています。

プロペシアの長期服用データ

  1. 「30代以上の方」や「AGA症状が重い方(グレードⅣ、グレードⅤ)」では、より良い改善が見られた
  2. 20歳~30歳の42.8%は10年たっても改善は見られなかった
  3. 副作用は患者の6%程度、服薬中止には至らない軽度のもの
  4. フィナステリドの効果は長期間続き、21%の患者で5年後からの更なる改善が見られた

プロペシアの副作用

プロペシアの副作用

プロペシアの副作用には以下のようなものが挙げられます。

  • 性欲減退(1.1%)
  • 勃起機能不全(0.7%)
  • 射精障害(0.4%)
  • 胃不快感(0.4%)
  • ほてり(0.4%)

プロペシア錠の医薬品インタビューフォームでは、臨床試験276例中3.3%にあたる9例に12件の副作用が認められたと報告されています。
その他、肝機能障害については数値の調査結果は出ていませんが、報告はあります。

肝機能障害はプロペシアに限らず医薬品全般にまれにおこる副作用です。
この対策として、服用前や定期的な採血を推奨しています。

これらのうち、もっとも多い性欲減退でも3例ほどと5%未満で、重篤な副作用は報告されていません。
「AGA治療薬でEDになる」という話が多く聞かれますが、実際には1%未満の方に起こる程度であり、その場合でもバイアグラ・レビトラ・シアリスといったED治療薬の併用で改善が可能です。

プロペシアによる初期脱毛

初期脱毛とは、プロペシアの服用により弱い毛が新しく生えてきた強い毛に押し出されて抜けていく現象です。

初期脱毛はプロペシアを服用し始めて数週間で起こります。

通常は1~3ヵ月で治まりますが、3ヵ月以上続くようであれば医師に相談し治療薬を変えるなどの対処をしましょう。

プロペシアによる初期脱毛

ポストフィナステリドシンドローム(PFS)とは?

プロペシア(フィナステリド)も発売から25年が経過し、海外では副作用に関する最新の情報も発表されています。

中でも日本ではまだ一部でしか紹介されていない症状がポストフィナステリドシンドローム(PFS)です。

●ポストフィナステリドシンドローム(PFS)について

フィナステリドを成分とするAGA治療薬による副作用が、服薬中止後もそのまま継続している症状(またはその総称)

●沿革

2011年 アメリカ・ジョージワシントン大学の医師らの論文で以下の発表

「投薬中止後も、性機能の低下や、抑うつのような精神障害が持続している」という71名の症例が報告


2012年 ポストフィナステリド症候群財団(PFS財団)が設立


以後、日本でもMSD社(現オルガノン社)のプロペシア、沢井製薬のフィナステリド錠で、「投与中止後も持続したとの報告がある」という一文が追加

●原因

現在は原因に対する裏付けとなる研究が発表されていませんが、以下の3点が原因となるといわれています。

  • テストステロンの生産量減少
  • 神経ステロイドの生成量減少
  • 服用者のメンタルヘルス障害・抑うつ症

副作用への対処

プロペシアを服用して異変を感じた場合は以下の対応をします。

  1. 減薬
  2. 服用の中止
  3. 服用薬の変更
  4. 医師に相談

性欲減退やEDへの対策として「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」といったED治療薬を併用することも問題ないとされています。

フィットクリニックはフィナステリドをはじめとしたAGA治療薬はもちろん、ED治療薬の処方、治療にも数多くの実績を持っております。お気軽にご予約・ご相談ください。

ED(勃起不全)治療

プロペシアの注意事項

プロペシアを服用するにあたっては、いくつかの注意事項があります。

以下ではプロペシアを服用してはいけない人、プロペシアの併用禁忌薬、併用注意薬に分け、わかりやすく説明しています。

また、服用した際の注意事項として、服用中に献血はできないのでご注意ください。
献血する場合は服用中止後1か月以上間隔を空ける必要があります。

服用してはいけない人

メーカーによる添付文書では、プロペシアの禁忌は以下のように定められています。

禁忌(次の患者には投与しないこと)

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

妊婦又は妊娠している可能性のある女性及び授乳中の女性

過敏症の既往歴のある患者は飲んではいけない

まず、過去に成分に対する過敏症があった方は、フィナステリドを再度服用することでさらに重篤な過敏症を発症する可能性があるため、禁忌とされています。

プロペシアに限らず、多くの医薬品でも過敏症の既往歴がある方への投与は禁忌に設定されています。

また、メーカーの添付文書では禁忌の指定はありませんが、20歳未満の患者への安全性や有効性は確認されていないため、ほとんどの医療機関では未成年への処方は行っていません。

プロペシアは女性の服用が厳禁

プロペシアは男性のAGA治療薬で、女性の服用は厳禁です。

●妊婦、または妊娠している可能性のある女性及び授乳中の女性(産婦、授乳婦)
プロペシアの成分フィナステリドは、妊娠中の女性が服用した場合、男性胎児の生殖器官などの正常発達に影響を与えるおそれがあります

●注意:成分が皮膚に触れただけも吸収され、胎児の発育に異常をきたすおそれがあります
※通常プロペシアの錠剤の表面はコーティングされているため、触れただけでは成分が皮膚から吸収されることはありません
※割れた錠剤の断面は露出しているため、妊娠中に割れたプロペシアに触れてしまった際は経皮吸収してしまうため、医療機関で医師へ相談を行うようにしましょう

性交渉において男性がプロペシアを服用していても、フィナステリドの精液中への移行はごく微量であるため、胎児への影響はないとされています。
ただし影響がないとはいえ、妊活を予定している場合は、やはり休薬が望ましいとも考えられます。
妊活を始める1~2ヵ月前を目安に休薬するようにしましょう。

また、メーカーの添付文書では禁忌の指定はありませんが、20歳未満の患者への安全性や有効性は確認されていないため、ほとんどの医療機関では未成年への処方は行っていません。

プロペシアの併用禁忌

プロペシアには併用禁忌はありません。

●併用禁忌薬(併用禁忌)とは

成分同士の相互作用などが起こるため、併用して服用ができないお薬を指します。

プロペシアの製造、販売元であるORGANON社の資料には、プロペシアは他の薬剤による影響は認められないとの報告があります。

服用中のお薬がある場合でも安心して服用できますが、お薬同士の飲み合わせについてどうしても心配な場合は、医師へ相談するのがよいでしょう。

プロペシアの併用注意

●併用注意とは

その医薬品を服用、または併用するにあたり注意すべき点などを指します。

メーカーによるプロペシアとの併用注意薬は報告されていません。

プロペシアの服用上の注意

プロペシアの服用中は、以下の点に注意しましょう。

  • 女性や子どもが触れるような場所に保管しない
    →男性ホルモンに作用する有効成分は皮膚から吸収されるため、胎児や幼児の発育に影響する可能性がある

  • 前立腺がん検査前の方はプロペシアを服用中であることを医師に事前に伝える
    →有効成分は検査で測定するPSA(前立腺腫瘍マーカー)の値を50%低下させるため、誤った診断結果になる可能性がある

  • 服用中は献血しない
    →プロペシアは胎児や幼児の発育に影響するため、献血するには1ヵ月休薬する必要がある

  • 高齢者、肝臓に疾患のある人や肝機能に関する数値が悪い人は慎重に判断する
    →プロペシアの服用によって影響が出る可能性があるため、医師との相談が必要
服用上の注意

プロペシアの服用方法・用量

プロペシアの用法・用量

薬の効果を最大限に得るには、血中の成分濃度を常に一定にする必要があります。

そのため、毎日同じ時間に服用するのがポイントです。

プロペシアは半減期が3~4時間と比較的短い医薬品ですが、それでも1日1錠の服用で十分な効果が認められています。

飲み忘れたからといって2錠まとめての服用はしないでください。

半減期とは?

成分が吸収されてから体内での血中濃度が2分の1に減少するまでの時間

服用期間に関して、ヘアサイクルを4~6年周期という正常な状態に整え、AGA改善の効果を実感するには最低でも半年~1年間は継続してプロペシアの服用を行う必要があります。

ミノキシジルとの併用で治療効果UP

AGA治療は、プロペシアだけでなく発毛効果のあるミノキシジルと併用することで、より効率的に進められます。

プロペシアだけでの治療だと、抜け毛予防はできても発毛は難しいです。

ミノキシジルとの併用で治療効果UP

現状維持で十分なのか、髪を増やしてボリュームアップさせたいのか。

ご自身の希望に合わせて使う薬を選びましょう。

ミノキシジルには内服薬と外用薬があり、症状により使い分け、または併用します。

ミノキシジルタブレットの効果と副作用 ミノキシジル外用薬の効果と副作用

フィナステリドとミノキシジルの併用についての詳細はこちら

プロペシアの入手方法

プロペシアの入手方法は以下の2種類があります。

プロペシアの入手方法

医療機関で受診する

海外通販(個人輸入)で注文する

プロペシアは、ドラッグストアや国内通販では市販されていません。

入手方法についてそれぞれ解説します。

医療機関が安心

クリニックや病院などの医療機関では、医師の診察を受けられるのが大きなメリットです。

診察を通して、以下のことを確認できます。

診察で確認できること

  • 服用できる体質か
  • 危険な飲み合わせの薬を服用していないか
  • 正しい飲み方

これらのことを確認したうえで、安全に服用できるため、医療機関で処方を受けるのが一番安全です。

海外通販(個人輸入)は危険

海外通販(個人輸入)は、すべてが自己判断となるため危険がともないます。

注意点や正しい飲み方を理解しないまま服用を続けると、十分な効果が得られない可能性があります。

そもそも薬自体が偽物だった場合は時間とお金が無駄になるだけでなく、健康被害が起こるリスクもあり、大変危険です。

余計な後悔を避けるためにも、海外通販の利用は控えてください。

プロペシア通販の詳しい内容はこちら

プロペシアのジェネリック(フィナステリド)

ORGANON社から発売されたプロペシアですが、特許の満了に伴いすでに各社からジェネリックが発売されています。

●ジェネリック医薬品とは?

先発薬の特許が切れた後に製造が認められた成分、効能が同等の後発医薬品です。

  • 開発費を大幅に削減でき、先発薬より低価格で提供可能
  • 先発薬と違う形状での製造も認められている
  • 普及率はアメリカで約90%、ドイツで約80%など世界ではいずれも高い
  • 日本も深刻な医療費削減のため、政府がジェネリック医薬品の普及を推奨

プロペシアは先発薬の商品名です。

その成分名が「フィナステリド」で販売元のORGANON社の公式ページにも「フィナステリド錠」という記述があり、ジェネリックの商品も「フィナステリド錠」と呼ぶのが一般的です。

ジェネリックは国内製・海外製があり、どちらも効能は同じです。

国内承認済みのフィナステリド(プロペシアジェネリック)には以下のようなものがあります。

  • 国内承認済のフィナステリド(プロペシアジェネリック)

また、ジェネリック医薬品の主流である海外製薬メーカーからは、様々なプロペシアのジェネリックが製造、販売されています。

特にインドでは国際的な特許が切れる以前からプロペシアのジェネリックが多数のメーカーにより製造されてきました。

●インドの特許について

インドでは医薬品の成分に関する物質特許を認めないという法律が1970年に成立されたため、インド国内の製薬メーカーは特許が満了する以前から同成分のジェネリックを合法的に製造することができます。


有名なプロペシアジェネリック・・・シプラ社「フィンペシア」など

ただし、フィンペシアは過去に錠剤の着色に使用していたキノリンイエローという物質に発がん性が疑われました。

また、WHOの調べでは世界で流通する医療用医薬品の約10%程度がニセモノという報告もあります。(2003年 WHO・BMJ 327 news roundup )

こうしたことから安易に個人輸入でジェネリック医薬品を購入するのはリスクが高いと言えます。

そのため同じ海外製でも、国内のクリニックが処方している、検査を通過した安全なプロペシアジェネリックの処方を受けることをおすすめします。

フィナステリド(プロペシアジェネリック)の副作用と効果

まとめ:プロペシアはAGA治療の基本、早めの治療開始が重要

ここまで、プロペシアの基本的な情報について解説しました。

プロペシアについてまとめ

  • プロペシアは抜け毛予防ができる
  • 効果を実感するまでは6ヵ月以上の服用が必要
  • 服用から数週間で初期脱毛が起こる
  • ミノキシジルとの併用で効率的に治療できる
  • 女性や子どもは触れてはいけない
  • 医療機関での入手が安全

プロペシアは、AGA治療には欠かせない基本の薬です。

薄毛の予兆があったり、親族に薄毛の人が多かったりする場合には現状維持を目的としても使用できるため、抜け毛を最小限にするためにも、早めの対処を心がけましょう。

よくある質問

  • Q
    同じように脱毛症の治療に使われるミノキシジルとはなにが違うのでしょうか?
    A
    プロペシアが脱毛を防ぐ守りの薬と呼ばれているのに対し、ミノキシジルは毛母細胞に働きかけたり、血管を拡張し毛根への栄養の供給を増やし、積極的な発毛を促す攻めの薬と呼ばれています。
    この2つの治療薬を併用することで高い発毛効果が得られます。
    プロペシア(フィナステリド)だけの薄毛対策が十分ではない理由
  • Q
    前立腺肥大に使われるプロスカーは、フィナステリドの含有量が5mgと多いので、こちらを服用したほうがAGAの治療効果が高いのではないでしょうか?
    A
    プロペシアはもともと前立腺肥大症の治療薬に脱毛症の改善効果が見られたことから開発が始まり、AGAの治療においては0.2mgや1mgという低用量の服用でも十分な効果が得られることが確認されています。
    高用量のフィナステリドだからといって効果が高まるわけではなく、むしろ副作用のリスクだけが高まります。
  • Q
    プロペシアの処方には保険が適用されますか?
    A
    プロペシアには保険は適用されません。
    保険診療の適用は生命にかかわる診療に関するもので一定のルールに基づいて設定されており、発毛治療はその範囲に入っていないためです。
  • Q
    プロペシアを服用して数ヶ月ですが少し毛髪が太くなった気がします。服用をやめても大丈夫でしょうか?
    A
    男性型脱毛症(AGA)は進行性で、服用を中断すると毛髪の状態は時間をかけて元の状態に戻ってしまいます。
    顕著な発毛が確認された後も医師との相談で服用する用量や間隔を調整してください。
    AGA治療をやめるとどうなるのか

    フィナステリド(プロペシア)をやめた後は脱毛するのか

  • Q
    プロペシアの服用で起こるとされる初期脱毛とはどのような症状ですか?
    A
    プロペシアの効果が現れてくると、細く柔らかい毛髪が太く硬い毛髪に生え変わります。
    そのため、それまでの髪が一旦抜け落ちることがあります。この段階を初期脱毛といいますが、プロペシアの効果が現れている証拠なので、服用をやめないようにしましょう。

    プロペシア(フィナステリド)の初期脱毛

  • Q
    ザガーロという治療薬もプロペシアの一種ですか?
    A
    ザガーロは成分名をデュタステリドといい、フィナステリドが5αリダクターゼのうち2型のみを阻害するのに対し、デュタステリドは1型も阻害するよりAGAの改善効果が高い治療薬です。
    ただしその分半減期が長く、成分が体内に長く留まるため副作用の報告例も多くなっています。

    ザガーロの処方と服用方法

  • Q
    プロペシアで勃たなくなった人はいますか?
    A
    プロペシアでのED発生頻度は0.7%(276例中2例)、性欲減退は1.1%(276例中3例)のため、EDをリスクに感じてプロペシアの服用を控えるほどの危険はなく、安全な範囲で服用できる医薬品と考えても妥当であると言えます。

    プロペシアでED(勃起不全)を起こす可能性

その他よくある質問はこちらをご確認ください

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このページでは、薄毛・AGA治療薬の種類や特徴を比較しています。それぞれの症状に合ったAGA治療薬を選択するために、是非参考にしてください。フィットクリニックでは、AGA治療薬の中から、患者さまの症状に合わせたものを処方・カウンセリングも行っており、このページからご予約いただけます。

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当院のAGA治療では品質確認を行ったミノキシジル、フィナステリド、デュタステリドで薄毛治療を行います。フィットクリニックのAGA治療費は1,500円~14,400円/月です。便利な定期配送もございます。

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フィットクリニックで処方する治療薬を使用した、AGA患者様の症例写真を載せています。是非治療の参考にしてみてください

この記事の監修

服部圭太院長画像
服部 圭太
(はっとり けいた)医師

【略歴】

平成17年
医療法人財団 河北総合病院 勤務
平成29年
ゴリラクリニック 池袋院 管理者
令和5年~
フィットクリニック院長 勤務