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バイアグラなどのED治療薬が保険適用に 男性の不妊治療やその詳細について

バイアグラなどのED治療薬が保険適用に 男性の不妊治療やその詳細について

ニュースにもなり、世間で注目されたこちらの話題について分かりやすく解説します。

厚生労働省は今年4月1日からの不妊治療への保険適用を踏まえ、バイアグラやシアリスを含む6成分16品目の不妊治療薬の薬価収載を了承しました。

これは、これまで行われていた不妊治療をめぐり、自己負担の費用の大きさが指摘されていたことを受けたものです。

少子化に歯止めをかけるため、治療を希望する夫婦やカップルの負担を軽減するのが目的です。

現在把握出来ている内容は以下の項目です。

【決まっていること】
  • 4月から保険適用
  • 不妊治療目的の場合のみ保険適用
  • 医薬品16品を保険適用(バイアグラ・シアリスが該当)
  • 対象は不妊治療を望む男性(夫婦または事実婚のカップル)
  • 処方を受ける条件や診断の基準
  • 処方の数量
  • 処方を行う医療機関

【追記:2022年4月1日】ED治療薬の保険適用に関する基準が発表されました。

バイアグラ・シアリスが一般不妊治療として用いられ、保険適用の対象となる条件は以下の7つです。


泌尿器科で5年以上の経験がある医師でないと処方は出来ません。

ただし、近隣に要件を満たす医師がおらず、投与可能な他の保険医療機関に患者を紹介できない等があれば処方可能です。
(一般不妊治療管理料に係る施設の届出をしている保険医療機関に限る)


他の医療機関で不妊症に係っている患者に対し、紹介を受けてED治療薬を投与する場合は、紹介元の施設と連携し必要な情報を共有する必要があります。


日本泌尿器科学会が作成した勃起不全に関する診療ガイドラインの診断に従い、EDと判断された患者でないと処方の対象外となります。
なお、その旨を診療録に記載する必要があります。


処方される患者またはそのパートナーのどちらかが、服用から遡り6か月以内に、一般不妊治療管理料や生殖補助医療管理料に係る医学的管理を受けていないと処方が出来ない。
不妊治療を受けた確認が出来ない場合は処方の対象外となる)

※管理料:医療技術の提供とは別に、医師による患者指導や医学的管理を行った際に算定される診療報酬項目(点数制)


処方の数量は、1回の診察につきタイミング法における1周期分に限る(処方は4錠以下


繰り返し投与する場合は、6か月を目安とする。
6か月を超えて投与を継続するには必要性が検討される(摘要欄に継続理由の記載が必要)。
継続される場合、原則として初期投与から1年以内とする。


保険適用で処方する場合は、処方せんの備考欄に保険診療である旨を記載する。

これらの基準が満たされない場合は、ED治療薬の保険適用はできません。

「不妊治療目的」に限り保険適用

最も気になる部分としては処方の条件です。

厚生労働省(以下厚労省)は2022年4月より、ED治療薬「バイアグラ」、「バイアグラODフィルム」、「シアリス」を不妊治療目的に限り、公的医療保険の対象と定めました。

一般的な医薬品同様、70歳までの成人男性であれば医療費(薬代)の3割負担で処方が受けられます。

ただし注意が必要なのは、誰もが保険適用でバイアグラやシアリスを処方できるものでは無いという事です。

あくまでも、少子化対策を目的とした前提があるものです。

高く想定された保険適用の基準

ED治療薬の保険適用が認められる場合は、医師からED(勃起不全)による男性不妊との診断が必要となります。

さらに、追加された保険適用の留意事項に当てはまらなければなりません。

バイアグラの必要性が曖昧であったり、処方歴があるなどの場合では保険適用での処方は難しいと言えます。

保険適用の条件に当てはまらない方は、従来通り自由診療でのED治療薬を求める必要があります。

保険適用される6成分16品目一覧

現時点での、不妊治療で保険適用となる6成分16品目の不妊治療薬の詳細は以下の表をご覧ください。

ED治療薬では「バイアグラ」、「バイアグラODフィルム」「シアリス」が対象です。

  薬品名 薬価 成分名 効果効能
1 バイアグラ錠
25mg
959.60円 シルデナフィルクエン酸塩 ED(勃起不全)治療薬

中折れなど勃起不全の症状を改善。
満足な性行為を行える勃起やその維持が可能。
2 バイアグラ錠
50mg
1,380.00円
3 バイアグラ
ODフィルム
25mg
991.60円
4 バイアグラ
ODフィルム
50mg
1,424.10円
5 シアリス錠
5mg
1,343.80円 タダラフィル ED(勃起不全)治療薬

中折れなど勃起不全の症状を改善。
満足な性行為を行える勃起やその維持が可能。
6 シアリス錠
10mg
1,454.60円
7 シアリス錠
20mg
1,529.90円
8 レコベル皮下注
12μgペン
15,103円 ホリトロピンデルタ
(遺伝子組換え)
脳下垂体ホルモン剤

生殖補助医療における
調節卵巣刺激
9 レコベル皮下注
36μgペン
36,394円
10 レコベル皮下注
72μgペン
63,390円
11 ガニレスト皮下注
0.25㎎シリンジ
9,085円 ガニレリクス酢酸塩 ホルモン剤

調節卵巣刺激下における
早発排卵の防止
12 セトロタイド注射用
0.25mg
9,241円 セトロレリクス酢酸塩 ホルモン剤

調節卵巣刺激下における
早発排卵の防止
13 ルテウム
腟用坐剤
400mg
553.1円 プロゲステロン 卵胞ホルモン及び黄体ホルモン剤

生殖補助医療における
黄体補充
14 ウトロゲスタン
腟用カプセル
200mg
368.80円
15 ルティナス腟錠
100mg
368.80円
16 ワンクリノン
腟用ゲル
90mg
1,106.40円

保険適用の医薬品を処方される際には、自治体から送付される書類「医療費のお知らせ」に詳細が記載されます。
いつどこで、どれくらいの量を処方されたのか、保険による負担、支払った金額等が確認できます。

自由診療の場合は保険は適用されないため、記載されません。

不妊治療でない場合の購入方法

不妊治療を行っていない場合、保険適用でのED治療薬の処方は難しいとお考えください。

保険適用外でED治療薬の費用を抑えたい場合は、ジェネリック医薬品の選択をおすすめします。

ジェネリック医薬品(後発医薬品)は、先発薬の特許期限が終了した後に製造販売が承認される医薬品です。先発薬と同じ成分のため効果は先発薬と同等であるものと言えます。

一般的に研究開発にかかる費用や時間が抑えられるため、安価な提供が可能です。

フィットクリニックでは、海外製のバイアグラ、シアリスのジェネリックを取り扱っていますので、自己負担を抑えたい方は是非ご利用ください。

名称 容量 価格
バイアグラジェネリック
バイアグラジェネリック20mg
25mg 270円/1錠
50mg 700円/1錠
シアリスジェネリック
シアリスジェネリック20mg
10mg 700円/1錠
20mg 1,200円/1錠

バイアグラ・シアリスが選ばれた理由

ED治療薬のバイアグラ、シアリスが選ばれた理由は、ED(勃起不全)による男性不妊に関して、日本生殖医学会のガイドラインで推奨度が「A」「B」に該当し、国の薬事承認が得たものだったからです。

日本生殖医学会の推奨レベル 主な治療・検査
レベルA
(強く推奨)
  • 体外受精
  • EDなど勃起障害を伴う男性不妊への薬物治療
レベルB
(推奨)
  • 2回続けて流産した女性に、流産回避の目的で行う着床検査
  • 射精障害に対する抗うつ薬の治療
レベルC
(実施を考慮)
  • 受精卵の成長を専用の装置で連続撮影し、妊娠の可能性が高い受精卵を選ぶ治療
  • 子宮内の細菌を調べる検査

男性不妊治療に関して現時点では、ED治療薬を使ったED(勃起不全)の改善のみがアナウンスされています。

レベルAとBが保険適用の対象として検討されているため、今後はED治療薬以外の射精障害の改善薬の追加も予想されます。

新しい情報が入り次第、随時お伝えします。

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