Aザイデナは日本国内未承認のため、一般的な病院では処方ができず販売されていません。ただ、ザイデナジェネリックも含め、クリニックが厚生労働省に個別輸入認可を受けている場合は安全に購入できます。フィットクリニックは認可済のザイデナジェネリック「エナジーU」を扱っています。
ザイデナとは
ザイデナとは韓国で製造・販売されているアジア初のED治療薬です。
主成分はウデナフィルで、日本未承認ですが、アジア人向きとされ韓国では大人気です。
ここではザイデナの効果や見た目などの特徴、用法・用量、副作用、注意事項など詳細解説やザイデナジェネリックも紹介します。
ザイデナの効果
ザイデナはED(勃起不全)の原因となる射精後に勃起を抑える物質であるPDE-5酵素の働きを抑えることで勃起を促し、EDや中折れといった症状を改善させる効果が期待できます。
効果に関して個人差はありますが、服用して薬の効果がある間は、何度でも勃起することが可能です。
射精後には自然と勃起状態はおさまり、性的刺激や性的興奮を受けないかぎりは勃起し続けることはありません。
性欲を向上させる効果や、媚薬・催淫といった効果は無いとお考えください。
新宿フィットクリニックではザイデナのジェネリックを処方しており、EDのオンライン診療も行っております。
電話での処方も可能で、日本全国どこからでも気軽に申し込むことができます。
ザイデナの見た目と種類
ザイデナは薄いオレンジ色で楕円形の錠形です。
錠剤表には「Z,Y」の文字が刻印され、裏には成分量の数値が刻印されています。
成分量はウデナフィルの含有量が50mg、100mg、200mgのものがあります。
ただし50mgは高血圧適応症への治療に使用され、200mgは半分に割って使用するよう作られています。
ザイデナの服用量は100mgが推奨されています。
ザイデナの特徴
ザイデナは3大ED治療薬といわれるバイアグラ、レビトラ、シアリスのあとに開発されたED治療薬です。
ザイデナの特徴は他のED治療薬に比べ、効果が出るまでの時間が比較的早いことと、効果の持続時間もかなり長い点です。
もっとも即効性あるレビトラの効果発現時間が約15分に対し、ザイデナは約30分となっています。
効果の持続時間もシアリスの約24~36時間には及ばないながら、約11~13時間持続します。
血管拡張作用のある医薬品のため飲みすぎには注意が必要ですが、ステンドラ同様、服用前後の飲酒も問題ありませんが、過度の飲酒はお控えください。
更に詳しく他のED治療薬やED治療薬の比較が知りたい方は以下のページをご覧ください。
ザイデナの用法・用量
ザイデナの服用は1日1錠までで、次の服用までは24時間あけてください。
服用時は水か白湯で空腹時に服用すると効果を最大限に得ることができます。
食後の服用は2時間以上あけるようにします。
服用後の食事も30分以上はあけてから、脂分の少ないあっさりした料理を選びましょう。
決められた用量以上を服用しても副作用が強くなるだけで強い効果が得られるわけではありません。
ザイデナの注意事項
ザイデナの服用に関して、注意事項を紹介します。
服用してはいけない人や服用に関する併用注意薬、併用禁止薬についての制限があるため、自分が該当しないかよく読んでご確認ください。
服用してはいけない人
ザイデナを服用してはいけない人を以下にまとめました。
- 脳出血、脳梗塞、心筋梗塞の既往歴がある(6か月以内)
- 腎臓に重い障害がある
- 肝臓に重い障害がある
- 心血管系の障害がある
- 低血圧
- 網膜色素変性症
こうした持病がある人はもちろん、これらに関わる疾患で併用禁忌となっている薬を服用している場合もあります。
詳しくは以下で紹介する併用禁忌薬を参照してください。
ザイデナの併用禁忌
併用禁忌薬とは飲み合わせることで作用が弱まってしまったり、副作用が強く出てしまう医薬品のことです。
最悪の場合、身体に深刻な影響が出る場合もあるため、事前に確認しておく必要があります。
ザイデナの併用禁忌薬は以下のような医薬品です。
- 一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビドなど)
- アミオダロン塩酸塩
- 抗ウイルス薬(HIV治療薬)
- 抗真菌薬
- 硝酸剤(内服・外用・スプレー、点眼などすべて)
- SGC刺激剤(リオシグアト(アデムパス))
ザイデナの併用注意
併用注意薬とは併用禁忌薬と同様に、併用することで薬の作用を弱めたり、副作用が強く出る可能性のある医薬品です。
ただし、併用する前に医師や薬剤師に相談するなど、注意することで併用が可能な場合もあります。
ザイデナの併用注意薬は以下のような医薬品です。
- 抗生物質(リファンピシンなど)
- 抗真菌薬(ケトコナゾール、イトラコナゾールなど)
- 血管拡張薬(ジルチアゼムなど)
- 抗不整脈薬(キニジン、ベラパミルなど)
- 降圧薬(ドキサゾシン、ニカルジピンなど)
- ヒスタミンH2受容体拮抗薬(シメチジン、アムロジピンなど)
- プロテアーゼ阻害薬(リトナビル、インジナビルなど)
- マクロライド系抗生物質(クラリスロマイシン、テリスロマイシン、エリスロマイシンなど)
医薬品以外にもグレープフルーツやその果汁が体内の代謝酵素であるCYP450 3A4を阻害する作用があり併用注意となっています。
ザイデナの副作用
ザイデナを服用した際に起こる副作用には他のED治療薬とほぼ同様で以下のようなものがあります。
- 目の充血
- 顔のほてり
- 鼻づまり
- 頭痛
- 動悸
- 関節痛
- 消化不良
- 血圧低下
またザイデナに限らずED治療薬に起こる特異な副作用には以下のようなものがあります。
- プリアピズム(勃起持続症)
- 非動脈炎性前部虚血性神経症(NAION)
4時間以上痛みを伴う勃起が続く場合はプリアピズム(勃起持続症)の可能性があります。
また、ED治療薬服用後に一時的な視力低下が起こる場合がありますが、急激な視力低下が起こった場合は非動脈炎性前部虚血性神経症(NAION)で、壊死する可能性もあります。
こうした症状が確認された場合は、早急に医療機関を受診してください。
ザイデナの作用機序
ザイデナの主成分であるウデナフィルはPDE-5阻害薬と呼ばれる血管拡張剤です。
勃起は性的興奮や刺激によって脳から神経に勃起の命令が伝達されます。
するとcGMP(環状グアノシン一リン酸)という物質が大量に産み出され平滑筋を緩めます。
この作用で海綿体へ血液が流入することで陰茎が膨張するのが勃起です。
そして性的興奮が収まるとcGMPを分解するPDE-5(5型ホスホジエステラーゼ)という酵素が大量に分泌され勃起状態が沈静化します。
EDはこのバランスが崩れ、PDE-5が過剰に分泌されて起こります。
ウデナフィルはこのPDE-5の分泌を抑制して、性的興奮が起こる際のcGMPの働きを助ける作用によりEDを改善します。
ザイデナの作用時間
ザイデナは空腹時、性行為の約30分~1時間前に服用し、服用の約30分後から効果を発揮できます。
服用後は約11~13時間効果が持続します。
効果の発現時間及び持続時間には個人差もありますが、いずれの場合も1回の服用後は24時間以上間隔を空けてから服用が推奨されています。
ザイデナのジェネリック
ザイデナは日本国内では未承認薬となっているため、ザイデナのジェネリックも日本で開発されたものはありません。
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- ジェネリック医薬品とは?
- 先発薬に特許が認められた期間を過ぎることで、他の製薬メーカーが特許の切れた成分を使用し開発される医薬品。先発薬と同等の効果を持つうえ、開発コストを抑えられるため販売価格も低くすることができる。
一方、世界ではザイデナと同じウデナフィルを成分とするザイデナジェネリックが販売され、インターネットの個人輸入では海外製のザイデナのジェネリックが販売されていることもあります。
ただしインターネット通販に流通するED治療薬は約4割がニセ薬であるという調査結果も報告されています。
こうしたニセのED治療薬やジェネリックでは深刻な副作用や死亡例もあり、安易な利用は非常に危険です。
こうしたインターネットの通信販売に対して、クリニックのオンライン処方は全く別物です。
個人輸入代行サイトの通販が処方箋なしなのに対し、クリニックのオンライン診療は診察と処方薬の郵送という違いがあります。
フィットクリニック新宿院は、オンライン診療で厚生労働省の輸入認可を受けたザイデナジェネリックを処方しています。
オリジナルと言っても成分は同じウデナフィルなので、先発薬ザイデナと同等の効果を得られる上、先発薬より安価に提供しています。
新宿フィットクリニックでは、予約無しの来院でザイデナジェネリックを処方することが可能です。
EDのオンライン診療につきましては電話いただけば日本全国どこからでもお気軽に手続きしていただけます。
よくある質問
最後にザイデナに関して寄せられた質問を抜粋してまとめた内容をご紹介します。
Aザイデナは100mgでの服用が推奨されています。200mg錠も販売されていますが、半分に割って服用するため割りやすい形状になっています。
AED治療薬には原則として不感症の改善効果はないとされています。
Aザイデナを取り扱う韓国のDong-A社によると、ソウル大学病院をはじめとした8つの病院でクリニックトライアルを行い、高血圧および糖尿病患者への安全性が確認されているとされます。
Aザイデナは日本国内の流通が少ないため口コミやレビューは確認できません。海外製のズデナなどザイデナジェネリックの口コミやレビューはいくつかの個人輸入代行サイトで確認できます。
AED治療薬は決められた成分量を服用して十分な効果を発揮します。2つ以上のED治療薬を同時に服用しても効果が上がる可能性は薄く、深刻な副作用など予期しない事態が起こる可能性があります。