経血によって薬剤が流れ出てしまうと作用が弱まり、十分な治療効果が得られない可能性があるためです。不正出血がある場合も同様の理由から使用は中止してください。
なお膣内に挿入する膣錠・膣坐剤だけでなく、外用薬(クリーム・軟膏)も使用できませんのでご注意ください。
※医師の判断によりお薬が処方できない場合があります。
フィットクリニックでは、カンジダの治療薬であるオキナゾール膣錠・クリームの処方を行っています。
当院のカンジダ治療薬 | |
---|---|
女性 | オキナゾール膣錠 600mg |
女性・男性 | オキナゾールクリーム 1% 10g |
処方数/日 | 膣錠:1錠 / 1日間 クリーム:1本 / 7日間 |
費用 | 各7,000円
※併せて検査キット購入の場合は2,000円引き |
用法用量 | 膣錠:1週1回1錠を膣深部に挿入 クリーム:1日2~3回患部に塗布 |
副作用 | 膣錠:局所発赤、皮膚刺激感 など クリーム:発赤、過敏症、発疹 など |
フィットクリニックでは、便利なオンライン診療を初診から受診できるため、来院のわずらわしさがありません。
検査を受けなくても、問診で症状が判明している方はカンジダの薬を最短即日発送することが可能です。
フィットクリニックでは、来院しなくてもオンライン診療を受けるだけでカンジダの薬を処方できます。
ご自宅にいながらカンジダを治療することができるので、直接来院することに抵抗がある方でも気軽に診察を受けられます。
また、検査を受けなくても、問診で症状が判明している方はカンジダの薬を最短即日発送することが可能です。
問診は5分~10分程度で、健康状態、服用中のお薬、体質(アレルギーなど)についてお聞きします。
カンジダの症状が出ていてお困りの方はフィットクリニックがお力になりますので、ぜひご受診ください。
カンジダかわからない方は、クラミジアなどの他の性病も調べられる検査キットをご利用ください。
検査キットと薬を併せての購入で、2,000円引きとなります。
フィットクリニックでは、カンジダの薬であるオキナゾール膣錠・クリームを以下の価格で処方しております。
当院の性器ヘルペスの薬 | |
---|---|
オキナゾール膣錠 600mg (女性用) オキナゾールクリーム 1% 10g (男性・女性用) |
|
価格 |
各7,000円 ※併せて検査キット購入の場合は2,000円引き |
用法用量 |
膣錠:1週1回1錠を膣深部に挿入 クリーム:1日2~3回患部に塗布 |
カンジダの薬は、女性は膣錠、男性はクリームや軟膏が一般的です。
当院では両方取り扱っているため、状況やご希望に応じた処方が可能です。
受診を希望する場合は、以下のボタンから都合のつく日時をご予約ください。
カンジダは再発しやすい疾患です。
発症した際は、簡単で早く手元に届くオンライン診療で、すばやく対処しましょう。
オンライン診療後のお届けの目安は以下の表をご覧ください。
日数 | 地方 | 地域 |
---|---|---|
翌日 (2日目) |
北東北 | 青森県、秋田県、岩手県 |
全域 | ||
南東北 | 宮城県、山形県、福島県 | |
全域 | ||
関東 | 茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、神奈川県、山梨県 | |
全域 | ||
東京都 | ||
伊豆諸島、小笠原諸島を除く全域 | ||
信越 | 新潟県、長野県 | |
全域 | ||
北陸 | 富山県、石川県、福井県 | |
全域 | ||
中部 | 静岡県、愛知県、三重県、岐阜県 | |
全域 | ||
関西 | 大阪府、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県、兵庫県 | |
全域 | ||
中国 | 山口県 | |
全域 | ||
広島県 | ||
福山市、三原市鷺浦須波、三原市鷺浦町向田野浦を除く全域 | ||
島根県 | ||
隠岐郡、松江市、安来市を除く全域 | ||
翌々日 (3日目) |
北海道 | 北海道 |
利尻郡、礼文郡を除く全域 | ||
関東 | 東京都 | |
大島町、神津島村、利島村、新島村(式根島含む)、八丈町、御蔵島村、三宅村 | ||
中国 | 広島県 | |
福山市、三原市鷺浦須波、三原市鷺浦町向田野浦 | ||
島根県 | ||
隠岐郡、松江市、安来市 | ||
鳥取県 | ||
全域 | ||
岡山県 | ||
全域 | ||
四国 | 香川県 | |
全域 | ||
徳島県 | ||
全域 | ||
愛媛県 | ||
全域 | ||
高知県 | ||
全域 | ||
九州 | 福岡県、佐賀県、熊本県、大分県、宮崎県 | |
全域 | ||
長崎県 | ||
対馬市を除く全域 | ||
鹿児島県 | ||
奄美市、大島郡、鹿児島郡を除く全域 | ||
沖縄 | 沖縄県 | |
石垣市、島尻郡北大東村、島尻郡久米島町、島尻郡南大東村、宮古郡、宮古島市、八重山郡竹富町、八重山郡与那国町を除く全域 | ||
4日目 | 北海道 | 北海道 |
利尻郡、礼文郡 | ||
九州 | 長崎県 | |
対馬市 | ||
鹿児島県 | ||
奄美市、大島郡天城町、大島郡伊仙町、大島郡宇検村、大島郡瀬戸内町、大島郡龍郷町、大島郡知名町、大島郡徳之島町、大島郡大和村、大島郡和泊町 | ||
沖縄 | 沖縄県 | |
石垣市、島尻郡久米島町、宮古島市 | ||
5日目 | 九州 | 鹿児島県 |
大島郡与論島 | ||
沖縄 | 沖縄県 | |
宮古郡 | ||
6日目 | 関東 | 東京都 |
青ヶ島村 | ||
九州 | 鹿児島県 | |
大島郡喜界町、鹿児島郡 | ||
沖縄 | 沖縄県 | |
八重山郡竹富町 | ||
不定(4~11日) | 関東 | 東京都 |
小笠原村 | ||
沖縄 | 沖縄県 | |
島尻郡北大東村、島尻郡南大東村、八重山郡与那国町 |
※ヤマト運輸の配達となります。
15時までに入金(決済)の確認が取れた場合は、即日発送が可能です。
それ以降は翌日以内に発送いたします。
北海道や九州、沖縄の一部の地域、東京の離島を除いては、診療から3日以内にはお薬の配送が可能です。
ただし、天候や災害、連休や年末年始などの交通状況により、予定通り配送できない場合もありますので、ご了承ください。
カンジダは「カンジダ菌(真菌)」の異常増殖によって発症するので、真菌の増殖を抑えるために以下のような抗真菌薬が用いられます。
カンジダに効く薬
治療薬の種類 | 特徴 |
---|---|
膣錠・腟坐剤 | 薬を膣内に入れて溶け崩れることで作用する |
外用薬 (クリーム・軟膏) |
外陰部に塗布してかゆみなど皮膚表面に起こる症状に作用する |
経口薬(飲み薬) | 難治性カンジダ症など再発を繰り返す際に身体の内側から作用する |
注射薬 | 臓器感染など起こした際に用いられ真菌に作用する |
抗真菌薬の剤形はさまざまあり、患部の状態や症状に合わせた適切な使用が必要になります。
それぞれの効果や使い方、どんな症状に使われるのかなど詳しく解説していきます。
膣錠・膣坐剤は、カンジダの最も一般的な治療方法です。
カンジダ菌を阻害する作用(抗真菌作用)によって増殖・発育を防ぎ、膣内の炎症や周囲のかゆみといった症状を抑える効果が得られます。
また、膣錠・膣坐剤は膣内に入れて溶けることでピンポイントで患部に作用します。
全身への影響が少ないので副作用リスクが低く、飲み薬などで起こりやすい胃腸障害(吐き気や下痢など)の心配もありません。
なお、感染したカンジダ菌の種類によっては、「深在性カンジダ症」といって臓器などにも感染します。
膣錠・膣坐剤は、外陰部や膣内以外への感染には効果が期待できないのでご注意ください。
当院でもカンジダ治療薬の膣錠を処方しております。
外用薬(クリーム・軟膏)は、外陰部のかゆみが主症状である場合に用いられます。
効果については膣錠・腟坐剤と変わらず、カンジダ菌の増殖・発育を防いで外陰部のかゆみを抑えます。
外用薬(クリーム・軟膏)だけの使用もできますが、膣内で菌が増殖している可能性があるので膣錠・膣坐剤と併せて使用するのが一般的です。
また、外用薬(クリーム・軟膏)を膣内に使用することはできません。
粘膜部分は薬剤の吸収がよく、必要以上に作用が強くなるおそれがあるので、かゆみがある外陰部とその周辺にのみ塗るようにしてください。
また、カンジダ菌は暖かい湿気を好む菌なので、治療と併せて患部の通気性を良くすることも大切です。
当院でもカンジダ外用薬のクリームを処方しております。
経口薬(飲み薬)は、2015年にカンジダへの効果が認められました。
効果は膣錠・膣坐剤、外用薬(クリーム・軟膏)と変わりませんが、服用するだけなので治療の負担が少ないのが特徴です。
経口薬(飲み薬)は使用の手間がないので便利ですが、妊娠中や授乳中は使用できず、副作用リスクや飲み合わせなどの注意点も増えます。
そのため以下のような場合に用いるのが一般的です。
膣錠・膣坐剤や外用薬(クリーム・軟膏)では十分な治療が行えなかったり、治療しても再発を繰り返してしまうケースで経口薬(飲み薬)に変更することがあります。
注射は、重症化または難治性カンジダ症、深在性カンジダ症(臓器感染)に対して行われることがある治療です。
静脈に注射あるいは点滴によって抗真菌薬を直接投与することで、経口薬(飲み薬)よりも速やかに、正確な量の薬剤を全身に運ぶことができます。
膣炎や外陰炎といった外陰膣カンジダは頻繁にみられるものの、治りが悪いことや菌の種類によっては感染が体内に広がってしまうこともあります。
カンジダの症状の程度に関わらず検査を必ず受け、菌の種類や症状にあわせた適切な治療を受けるようにしてください。
一口に抗真菌薬といっても、その種類はさまざまです。
カンジダ菌に有効とされているのが「アゾール系」と呼ばれるタイプです。
そしてアゾール系はさらに「イミダゾール系」と「トリアゾール系」という2つの系統に分けられます。
アゾール系抗真菌薬は、真菌の内と外を分ける細胞膜の材料になるエルゴステロールの働きを阻害して、真菌の成長と増殖を妨げることで抗真菌作用を発揮するのが特徴です。
こうした作用からアゾール系抗真菌薬は「細胞膜合成阻害剤」とも呼ばれ、カンジダ菌の増殖・発育を防ぐためには欠かせない薬となっています。
以下で、「イミダゾール系」と「トリアゾール系」について詳しく解説します。
イミダゾール系抗真菌薬は、外陰部や膣、口腔、皮膚などに症状が認められる「表在性カンジダ症」の治療に用いられやすいです。
膣錠・膣坐剤、クリーム・軟膏などが主となり、次のような薬があります。
治療期間については、以下が目安となります。
薬の種類や用量、症状によって治療期間には個人差はあり、その後の経過によって追加で治療を行うこともあります。
また、膣錠・膣坐剤、クリーム・軟膏は患部にのみ作用するため、使用した部位に次のような副作用がみられることがあります。
軽度な皮膚症状がほとんどですが、症状がひどくなるようであれば医師にご相談ください。
トリアゾール系抗真菌薬は、経口薬(飲み薬)や注射薬として用いられます。
経口薬(飲み薬)や注射薬は、再発を繰り返したり、臓器感染による「深在性カンジダ症」などの治療に使われるのが一般的です。
治療期間については、以下が目安となります。
なお、副作用については、次のような症状が起こりやすくなっています。
他にも重い副作用として、「肝機能障害」が稀に起こることがあります。
倦怠感、食欲不振、発熱、黄疸、吐き気などの症状が続くようであれば、必ず医師にご相談ください。
カンジダの薬は、医師の処方薬だけに限りません。
副作用が少ない安全性の高い膣錠やクリームは、スイッチOTCによって市販薬としても販売されています。
市販薬でも医療用と同じ有効成分が含まれているので、一般的にはカンジダへの効果に大きな差はありません。
しかし人によっては市販薬を使ってはいけない場合もあるので、次の解説を参考に使い分けるようにしてください。
カンジダの市販薬は、「再発治療薬」としての販売が認められています。
はじめてカンジダを治療する方は市販薬を購入できず、薬局やドラッグストア、国内通販などでも薬剤師に購入を断られてしまいます。
理由としては、出ている症状がカンジダ菌が原因かわからないためです。
カンジダは真菌(カビ)の一種ですが、他にも細菌やウィルスといった病原体がさまざま存在します。
ご自身が感じている症状だけでは病原体の特定はできず、細菌やウィルスへの感染であれば抗真菌薬の効果は得られません。
治療が遅れた分だけ症状が長引く可能性もあるので、市販薬の使用は「カンジダを再発した時のみ」ということは覚えておいてください。
また、市販薬にも身体に合う合わないの相性があります。
副作用の面から、医師に処方してもらった薬と同じ有効成分を含んだ薬を選ぶようにしましょう。
ちなみに一般的なかゆみ止めには抗真菌作用はないので、抗真菌薬の代わりとして使用しないでください。
カンジダと似た症状を示す感染症は他にもあり、再発時も医師の診察を受けることが正しい診断・治療につながります。
膣カンジダと似た疾患
膣トリコモナス症 |
---|
膣や外陰部:かゆみ、刺激感、発赤など おりもの:泡状、悪臭 |
細菌性膣症 |
膣や外陰部:まれにかゆみ(炎症は少ない) おりもの:灰白色、悪臭 |
クラミジア |
膣や外陰部:かゆみ、痛みなど(無症状が多い) おりもの:増加、悪臭 |
カンジダの治療経験があっても、再発時のおりものの変化やかゆみ、痛みなどの症状は他の感染症にもよくみられる症状になります。
特にクラミジアは性感染症の中でも非常に多くの人に感染している病気です。
そのため、「カンジダが再発したのかもしれない」と思った場合でも、検査を受けて原因を確定することが重要です。
なお、海外のデータになりますが、市販の抗真菌薬を購入した女性95人のうちカンジダであった方の割合は約34%であったことがわかっています。
カンジダだと自己判断し、市販薬で治療している女性の多くは、実はカンジダではありませんでした。
3人に1人が自己判断を誤っているので、医療機関で検査を行った上で処方薬を使うのが安心と言えるでしょう。
また年4回以上のペースで再発を繰り返す場合、カンジダの誘因を探るためにも医療機関に受診してください。
「カンジダの薬が欲しいけどクリニックへ行くのは抵抗がある」という方は、オンライン診療を利用すれば通院せずに検査から薬の処方までを済ませることができます。
⇨ 検体(膣分泌物)を自己採取するので、患部を医師に見せる必要がない
⇨ Web上での確認が可能
⇨ 処方薬や検査キットは指定の住所に届く
対面診療ではなくオンライン上でカンジダ治療が行えるので、再発の度に通院の時間が取れないという方にもおすすめの方法です。
フィットクリニックでも性病検査キットと治療薬のオンライン診療・処方を行っておりますので、ぜひご利用ください。
カンジダ薬は膣錠やクリームを治療に使うのが一般的なので、生理や妊娠といったタイミングでも使用できるのか気になる方もいるでしょう。
デリケートな時期は、ホルモンバランス乱れや膣の自浄能力も弱まっていることからカンジダ菌が増殖しやすいです。
次に、生理中や妊娠中のカンジダ薬の使用について詳しく解説していきますので、治療中の参考にしてください。
生理中は、膣錠・膣坐剤や外用薬(クリーム・軟膏)といったカンジダ薬は使用できません。
経血とともに薬剤が流されてしまい、十分な効果が得られない可能性があります。
使用中に生理になってしまった場合も使用は中止し、医療機関で治癒確認検査を受けて追加の治療が必要か判断してもらうようにしてください。
不正出血がある場合も同様なので、生理予定日だけでなく出血の有無を考慮して治療をスタートしましょう。
なお、生理時はタンポンやナプキンを長時間そのままにしてしまうと、膣内やデリケートゾーンでは湿度が高い状態が続いてしまいます。
カンジダ菌が好む環境を作り出してしまうので、数時間おきに新しいものに替えて清潔な状態をキープするよう心がけてください。
妊娠中のカンジダ薬の使用は安全性が完全ではないため、医師の判断によって処方されます。
薬の使用ができないわけではなく、「治療によるメリットがリスクを上回ると判断できる」という制限が付いているためです。
そのため再発時も自己判断で市販薬を使用せず、必ず主治医の判断に基づいた治療が必要になります。
なお、妊娠中は膣内環境の変化にともなって膣の自浄能力が下がっているため、カンジダに感染しやすい時期となります。
飲み薬は禁忌(服用できない)となっており、膣錠・膣坐剤も妊娠後期に差し掛かるとお腹が大きくて入れにくいなど治療が困難なケースもあります。
デリケートゾーンに少しでも異常を感じたら、早めに医療機関にご相談ください。
カンジダは男性でも発症することがあります。
性行為によって感染することもありますが、包茎、糖尿病、ステロイド投与、消耗性疾患などがカンジダ菌を増殖させるきっかけになります。
男性がカンジダを発症すると、亀頭周囲に炎症が生じ、亀頭包皮炎を引き起こすことがあります。
カンジダによる亀頭包皮炎の症状は以下の通りです。
男性はカンジダを発症しても、無症状の場合が多く、症状が出ても比較的軽いことが多いです。
ただし、中には炎症が広がる場合もあります。
男性のカンジダの薬については、女性とは異なる点がいくつかあります。
男性は医療機関での治療が基本です。
それぞれ詳しく解説しますので、亀頭や包皮に異常を感じた際は参考にしてください。
カンジダの薬は市販薬として販売されているものの、膣錠・膣坐剤やクリームのいずれも女性専用の婦人薬となります。
またカンジダの市販薬は「要指導医薬品」あるいは「第一類医薬品」に指定されているため、購入にあたってルールが設けられています。
どちらの市販薬も、薬剤師の対面指導または書面による情報提供が必要であり、男性が自由に購入することはできません。
カンジダの症状が疑われる男性は、泌尿器科を併設している病院やクリニックといった医療機関にご相談ください。
カンジダは真菌(カビの一種)によって発症しますが、同じ真菌を原因とする水虫の薬を代用することはできません。
どちらも同じ真菌ではあるものの、菌の種類が異なるためです。
処方薬では同じ抗真菌薬が用いられますが、水虫の市販薬は「第二類医薬品」に指定されており、医療用とは異なる有効成分が配合されています。
ブテナフィン、テルビナフィン、ラノコナゾール など
カンジダ菌に効く成分が含まれておらず、他に含まれる成分によって皮膚にかぶれを起こすこともあります。
また陰茎への使用も想定されていないので、カンジダ薬の代わりとして使用するのはお控えください。
男性のカンジダは処方薬で治療するのが基本です。
外用薬であるクリームを使うのが一般的で、使用後1週間ほどで症状は改善されます。
まれに感染が尿道に及んで尿道炎を起こすことがあるので、その際には経口薬(飲み薬)を使った治療に切り替わります。
カンジダは常在菌が異常繁殖によって発症するため、軽度であれば自然治癒も見込めます。
しかし程度の見極めは自己判断では難しく、カンジダの主症状である「亀頭包皮炎」は細菌感染や皮膚への刺激といった複合的な原因によって起こっていることもあります。
カンジダを放置して悪化すると包皮が厚く・硬くなってしまい、その結果、「閉塞性乾燥性亀頭炎」へと進行し、亀頭をまったく露出できない真性包茎の状態になることもあります。
性行為に支障が出てしまい、QOL(生活の質)の低下を招くことにもつながるので、症状が悪化する前に医療機関で治療を受けるようにしましょう。
カンジダの薬について、これまでの内容の重要なポイントをまとめます。
カンジダは抗真菌薬を使用すれば、通常1週間前後の治療で治ります。
女性のカンジダ再発に限っては市販薬でも対処できますが、カンジダと似た疾患もあるため自己判断せず、医師の診断のもとカンジダ薬を使用するのが安心です。
またカンジダを発症中は免疫力が下がっているため、ほかの感染症にもかかりやすくなっており、別の感染症を併発している恐れもあるためしっかりと検査するのが望ましいでしょう。
現在は通話での「オンライン診療」や郵送での「検査キット」もあるため、医師に患部を見られることに抵抗がある方も気軽に治療を受けられます。
フィットクリニックでもオンライン診療や検査キットの取り扱いを行っているので、お困りの方は以下のボタンから診察をご予約ください。