フィットクリニック
ED治療薬とEDについて
早漏防止について
AGA治療薬の種類と比較
アフターピルについて
性病と治療薬について
メディカルダイエットについて

性病検査キットの種類や使い方について徹底解説

性病は知らずにかかる方が多くいらっしゃいます。

人から人へと感染させてしまうため、性病にかかっているか不安な方はすぐにでも確認したいものです。

ですが、以下の理由から検査を後回しにしていませんか?

「病院に行くのが恥ずかしい」

「症状は出ていないからまだ検査はいい」

「どんな検査があるかわからない」

そんな方もご安心ください。最近では、自宅で検査を済ませられる検査キットも登場しており、病院へ出向く必要無く検査が行えます。

こちらでは検査キットの種類や使い方、検査を勧める理由などについても解説しています。

気になる症状や不安を感じた際は、ストレスなく自宅で行える検査キットをご検討ください。

検査キットの種類

自宅でできる性感染症の検査キットには種類があり、病原体の「種類」や「感染部位(性器・のど・肛門・眼)」によって検査方法が異なります。

以下のように性感染症にもさまざまあり、症状だけで何の病原体に感染しているかの判断はできません。

病原体と性感染症の種類

細菌 ⇨ クラミジア、淋病 など

ウィルス ⇨ ヘルペス、梅毒 など

真菌(カビ) ⇨ カンジダ

原虫 ⇨ トリコモナス

そのため、初期症状から疑いのあるものは、複数の検査を受けることが推奨されています。

また、国内感染者数の多い「クラミジア」や「淋病」については、気付かずに感染している場合も多いため、不安な方は定期的に検査を受けましょう。

クラミジア検査キット

クラミジア検査キットは、感染部位ごとに4種類あります。

男性用 尿
⇨ 検尿用カップ / スポイト / スピッツ(検査容器)
女性用 膣分泌物
⇨ 検査用綿棒 / スピッツ(検査容器)
男女共通 咽頭
⇨ うがい液用カップ / スポイト / スピッツ(検査容器)

肛門
⇨ 検査用綿棒 / スピッツ(検査容器)

この他に「検査申込書」と「検査手順書」、採取した検体を送るための「レターパック」が同梱されています。

検査申込書については匿名で問題ないので、誰かに特定される心配はないので安心してください。

また検査キットが手元に届いたら中身がそろっているかを確認し、手順どおりに検体を採取して郵送してください。

淋病検査キット

淋病検査キットは、性器(男女)・咽頭・肛門の4種類に分けられています。

男性用 尿
⇨ 検尿用カップ / スポイト / スピッツ(検査容器)
女性用 膣分泌物
⇨ 検査用綿棒 / スピッツ(検査容器)
男女共通 咽頭
⇨ うがい液用カップ / スポイト / スピッツ(検査容器)

肛門
⇨ 検査用綿棒 / スピッツ(検査容器)

この他に「検査申込書」と「検査手順書」、採取した検体を送るための「レターパック」が同梱されています。

検査申込書については匿名で問題ないので、誰かに特定される心配はないので安心してください。

また検査キットが手元に届いたら中身がそろっているかを確認し、手順どおりに検体を採取して郵送してください。

その他の検査キット

その他の検査キットとして以下のものがあります。

その他の検査キットの種類
  • HIV
  • マイコプラズマ・ウレアプラズマ
  • 梅毒
  • カンジタ
  • トリコモナス
  • コンジローマ(HPV)
  • B型肝炎・C型肝炎

ここ最近になって急増している梅毒をはじめ、2012年からようやく検査できるようになったマイコプラズマ・ウレアプラズマなどもあります。

現在は、ほとんどの性感染症が自宅で検査できるため、「感染が気になるけど病院はちょっと…」という方は検査キットの使用を前向きに検討してみましょう。

検査キットの使い方

国内での感染者数がもっとも多いクラミジアを例に、検査キットの簡単な使い方をご紹介します。

性器の場合

①尿(検尿)あるいは膣分泌物(綿棒)を採取する

②スピッツに入れ、キャップをしっかり閉める

男性はスピッツから尿が漏れないよう、キャップは忘れずにしっかり閉めてください。

また、女性は検査結果に影響を出さないために、「綿棒の先に触れない」「「生理中はNG」などにご注意ください。

咽頭の場合

①うがい液を口に含む

②顔を上に向けてうがいする

③コップに吐き出しスピッツに移し替える

検体を採取する前に、食事・うがい・歯磨き・ガムを噛むといったことは控えるようにしてください。

初めてでも簡単!検査キットで結果が確認できるまでの流れ

検査キットは自宅で検査ができるため、オンライン診療で診察から結果の確認までをワンストップで済ませられます

検査キットには、検体を研究機関に郵送し調べてもらうタイプと、妊娠検査薬のようにテスターを使いその場で結果が確認できるタイプがあります。

以下では一般的なオンライン診療→検査の流れをご紹介します。

  1. オンライン診療予約

    1オンライン診療予約

    予約枠を確保するので待ち時間はありません。

  2. 問診・診療

    2問診・診療

    オンラインで気になる症状についてのヒアリング。

  3. 処方・配送

    3処方・配送

    医師の判断から必要な性病検査キットの郵送。

  4. 受け取り・検査

    4受け取り・検査

    梱包されている検査手順書に従って検体を採取し郵送、またはその場でテスターを使いチェック。

  5. 検査結果

    5検査結果

    電話あるいはWebやメールで結果の確認。テスターを使った場合はその場で数分後に結果を確認できます。

オンライン診療では対面での診療ではなく音声だけのやり取りのため、受付で「性病が気になって…」と伝える必要もありません。

気軽に性病検査できる環境が整っているので、来院が億劫に感じてしまう方もオンライン診療での検査を検討してみてください。

結果が陽性だった場合

もし検査の結果が陽性であれば、以下の3つを必ず行ってください。

  • 医療機関での治療
  • パートナーにも検査を勧める
  • 治療後の再検査

どの性感染症も自然に治ることはなく、市販薬での治療もできません

性感染症の治療には抗生物質が必要となり、一般的には診療したクリニックで日数分の抗生物質が処方されます。

抗生物質の服用後は一定期間を置き、再検査を受け感染部位に菌がいないことが確認できれば完治となります。

また、パートナーが特定できれば、同じように検査を受けるよう勧めてください。

状況により伝えづらい方もいるかも知れませんが、その方は同一の性病に感染している可能性が高いです。

お互いにうつし合いを繰り返してしまうピンポン感染を予防する意味でも、パートナーと一緒に検査・治療を受けるようにしましょう。

性病検査を受けた方がいい理由

性病に感染しても、無自覚・無症状なケースは珍しくありません。

もっとも身近な性病とされるクラミジアや淋病については、半数以上が感染に気づけないとも言われています。

しかし感染をそのまま放っておいてはいけません。

治療をせずに放置しておくと悪化し、男女ともに後遺症として不妊の原因になることや、感染した病原体によっては命に関わるものもあります。

性病のリスク
  • 重症化
  • 感染の蔓延
  • ピンポン感染

疑わしい症状が出ている時には検査をすぐに受けるのはもちろん、お互いの身を守る予防の一環として、3ヶ月に1回ほどのペースで定期的に検査を受けることが望まれます。

よくある質問

Q1
検査キットを注文するにはどうすればいい?
A1
検査キットは、オンライン診療による診察後の注文となります。
疑わしい症状によって必要な検査キットが異なるため、誤った種類を使わないためにも医師の診察を受けるようにしてください。
Q2
家族に知られずに受け取れるか?
A2
「営業所受け取り」や「局留め」を利用すれば、家族に知られずに検査キットの受け取りが可能です。
その他、内容物やクリニック名の記載をせず、プライバシーの配慮された発送を行っているクリニックもあるので、配送の際にご確認ください。
また、自由診療系のクリニックであれば診療記録にも残らないので、後々知られる心配もないので安心でしょう。
Q3
検査結果はいつわかるか?
A3
検体を郵送してから2〜3日後に、Webにて結果がわかります。
すぐにでも結果が欲しいという方は、クリニックの即日検査もご検討ください。
Q4
採血しますか?
A4
梅毒、HIV、B型肝炎・C型肝炎、HPV、これらの検査では自己採血が必要です。
指先から血液を採取しますが、チクッとする程度なので大きな痛みを心配することはありません。
Q5
陽性だった場合はどうすればいい?
A5
検査結果が陽性であれば、必ず抗生物質による治療が必要になります。
クリニックで検査キットを購入しているのであれば、そのまま治療への移行も可能です。

まとめ

最後に性病の検査キットについてのまとめです。

性病の検査キットについてのまとめ
  • 感染した病原体や菌により検査キットの種類は異なる
  • 現在ほとんどの性感染症が自宅で検査可能
  • オンライン診療で検査キットの購入から治療まで行える
  • 重症化を防ぐため3ヶ月ごと定期的に検査する

性病は、多くの場合性器への感染のため、病院に行くこと自体に抵抗感を持つ人が少なくありません。

しかし、オンライン診療が始まったことで、現在自宅での検査、診療、治療まで行えるようになり、以前より診療を受けやすい環境が整ってきました。

性病は性的な接触があれば、誰にでも感染リスクがあるものです。

感染しても症状が出ればすぐに治療できますが、気付かずに感染していたケースもあるため、知らないうちに他人に感染させてしまう恐れもあります。

そのため、早期発見・早期治療に繋げるためにも、気になる場合は積極的に検査を受けることをお勧めします。

CONTACT