このページでは、禁煙補助薬であるチャンピックスのジェネリック医薬品にあたる「チャンピックスジェネリック」について詳しく解説しています。
効果や副作用、注意点といった治療に関することだけでなく、購入方法についても触れています。
なお、フィットクリニックでは、安心・安全に服用いただけるチャンピックスジェネリックの処方を行っております。
また、当院は薬の処方のみで、誓約書や検査・カウンセリングはなく、オンライン処方にも対応しておりますので、禁煙治療のさまざまな手間を省きたい方に向いています。
処方プランも3プランよりお選びいただけます。詳しくは以下よりお気軽にご予約ください。
チャンピックスジェネリックの効果
チャンピックスジェネリックには、禁煙による離脱症状(禁断症状)を和らげ、更には喫煙による満足感も抑えることで喫煙欲求を下げる効果があります。
この効果は「拮抗作用」と「刺激作用」の2つの作用によるもので、そのメカニズムは以下のとおりです。
<拮抗作用>
有効成分がα4β2受容体(ニコチン受容体)に結合
↓
ニコチンが受容体に結合するのをブロック
↓
喫煙による満足感を低下させる
<刺激作用>
有効成分がα4β2受容体(ニコチン受容体)に結合
↓
喫煙時の半分ほどの少量のドパミンを放出
↓
禁煙による離脱症状(禁断症状)を抑える
従来までの禁煙補助薬のように、薬としてニコチンを摂取することはなく、ニコチンに対して拮抗と刺激という画期的なアプローチにより禁煙をサポートします。
なお、フィットクリニックではチャンピックスジェネリックの取り扱いがございます。
ご希望の方は、以下よりお気軽にご予約ください。
ジェネリック医薬品とは
チャンピックスジェネリックは、チャンピックス(バレニクリン)の後発薬です。
ジェネリック医薬品といっても同じ有効成分を含んでいるので効果は変わらず、チャンピックスと同様に禁煙時の辛い離脱症状を和らげます。
- 頭痛
- 眠気
- 倦怠感
- 便秘
- 不眠
■精神的な症状
- タバコを吸いたいと強く感じる(喫煙欲求)
- イライラする
- 落ち着かない
- 集中力が落ちる
- 抑うつ気分
また、ジェネリック医薬品は、開発から製造販売までのコストが抑えられているため処方価格も安くなる傾向です。
通常約3ヶ月(12週間)は服用を続ける必要があることから、治療費を抑えることは続けやすさにつながり、ジェネリック医薬品ならではのメリットと言えます。
なお、欧米ではジェネリック医薬品の普及率が80〜90%という国が多数で、日本でも医療費圧縮を目的に政府が「ジェネリック医薬品普及率80%」を目指しています。
低価格での処方が1人ひとりの薬代の負担を減らし、高騰する医療費を抑えることができるため、ジェネリック医薬品の積極的な使用が勧められています。
チャンピックスジェネリックの副作用
チャンピックスジェネリックは、先発薬と同じ「バレニクリン酒石酸塩」を有効成分としているため副作用が変わることはありません。
- 吐き気
- 不眠症
- 異常な夢
- 頭痛
- めまい
- 眠気
- 抑うつ気分
上記の症状の中でも「吐き気」は特に起こりやすく、飲み始めや服用1週間目の用量を増やすタイミングで感じやすいとされます。
禁煙は3日前後で辛さのピークを迎え、そこから1週間前後かけて次第に心身が楽になってきます。
この10日前後は長く感じるかもしれませんが、寝付きや寝起きの良さ、口臭の軽減、味覚・嗅覚の変化など、日々なにかしら身体の変化を実感できます。
さらに数年単位で健康状態も非喫煙者と変わらないレベルにまで回復するので、チャンピックスジェネリックを使用した禁煙にチャレンジしてみてください。
チャンピックスジェネリックの服用方法と注意点
チャンピックスジェネリックの治療効果を最大限に引き出つつ、副作用を現れにくくするためにも以下で「服用方法」「注意点」について詳しく解説していきます。
自己流のチャンピックスジェネリックの服用では、体調不良の原因になるばかりか、何より禁煙をスムーズに行えなくなるおそれもあります。
注意点を守りながら正しく服用することが、禁煙を成功へと導きます。
服用方法
チャンピックスジェネリックの服用方法は、以下のとおりです。
タバコを吸いたくなった時にだけ服用するのではなく、継続して服用することで禁煙効果を得やすくなります。
また、チャンピックスジェネリックを飲み始めた1〜2週目については、服用する用量や回数が変化します。
最初から1mgを服用すると副作用が現れやすくなるので、特に飲み始めの1週間にはご注意ください。
なお、副作用である「吐き気」が現れるのを抑えるために、服用タイミングは「食後」としてください。
胃の中に食べたものがあると刺激が抑えられ、コップ1杯(約200ml)を目安に水またはぬるま湯といっしょに服用すると尚良いです。
注意点
チャンピックスジェネリックとの飲み合わせなどの注意点は、以下にまとめていますのでご確認ください。
- 禁忌(服用できない人)
- チャンピックスジェネリックの成分にアレルギー(過敏症)の既往歴がある人
- 併用禁忌
今のところありません。 - 併用注意薬(飲み合わせに注意が必要な薬)
- シメチジン
- ニコチン製剤(ニコチンパッチ・ニコチンガム)
チャンピックスジェネリックは注意点が多い薬ではありませんが、禁煙効果を高めるために他のニコチン製剤を併用することは原則できません。
副作用が出やすくなるおそれもあるので、治療中はチャンピックスジェネリックのみを使用してください。
また、服用中に他の病気の治療で薬の追加使用が必要になった際には、医師にチャンピックスジェネリックを服用中の旨を伝え確認してください。
チャンピックスジェネリックの安全性について
2021年6月、チャンピックスから基準値を超える発がん性物質「ニトロソアミン類(N-ニトロソバレニクリン)」が検出されました。
しかし今のところ、チャンピックスが原因で発がんしたとの報告はありません。
製造番号:EP9481
使用期限:2023年4月
出荷開始日:2021年5月6日
また、チャンピックスジェネリックについては、ニトロソアミン類の基準値を超えたとの報告はありません。
自主回収の対象にもなっていないことからも発がんの危険性はなく、安全に禁煙治療に取り入れることが可能です。
有効成分も「バレニクリン」のため、ジェネリックだから劣るということもなく、これまでと変わらない治療効果が期待できます。
フィットクリニックのチャンピックスジェネリック処方
フィットクリニックでは、チャンピックスジェネリックを処方しております。
当院は禁煙外来を併設していない自由診療となるため、カウンセリングやニコチン依存度の検査なしで治療薬のみ購入いただくことが可能です。
はじめて服用する方でも安心のお試しプログラムもあり、ご自身の現在の喫煙状況に合わせた禁煙プログラムからお選びいただけます。
また、当院では一般的な通院による薬の処方だけでなく、オンライン処方にも対応しております。
お住まいのエリアを限定せず、全国どこからでもオンライン上で薬を受け取ることができるため、薬のためだけの通院も一切不要です。
続けやすさを重視した環境・診療体制を敷いていることから、どなたでも治療が継続しやすいのが特徴となっています。
チャンピックスジェネリックの料金
当院のチャンピックスジェネリックの料金は、以下のとおりです。
処方プラン | 価格 | 1日あたり (12週間分購入した場合) |
---|---|---|
12週間禁煙 プログラム |
49,200円/ 12週間 |
585円 |
定期配送 プログラム |
17,685円/ 4週間 |
631円 |
お試し プログラム2w |
12,000円/ 2週間 |
678円 |
処方薬 | その他費用 |
---|---|
チャンピックスジェネリック(0.5mg・1mg)
|
0円 (診察料・送料なし) |
※1日あたりの価格は12週間分購入した場合の価格です。
※オンライン・来院診療どちらにも対応しております。
※お試しプログラム2wを継続する場合、残り(10週分)45,000円の一括払いとなります。
※13~24週間までの延長をご希望の際もご相談ください。
※13週目以降の価格:15,800円(4週分1回を都度払い・月単位で解約可能)
チャンピックスジェネリックは毎日服用し続ける薬であることから、「2週」・「4週」・「12週」のいずれかのプランでの処方となります。
なお、上記のどの禁煙プラグラムをお選びいただいても、診察料(初診・再診料)やニコチン管理料、送料といった別途費用は頂戴しておりません。
「薬代のみ」での禁煙治療がスタート可能ですので、治療コストの面でも禁煙治療をサポートさせていただきます。
オンライン処方について
オンライン処方とは、本来対面で行う診療や薬の処方をオンライン上で行う新しい診療サービスです。
当院でも導入以来、ED治療薬・AGA治療薬・性病といったプライバシーを守りたい治療ではすでに来院よりも利用者が多い診療方法となっています。
スマホやタブレットなどを用いれば初診からでも受診可能で、通院コスト(移動時間・費用、待ち時間など)の負担がないのが大きなメリットです。
↓
②電話を待つ
↓
③電話で診察
↓
④お支払い
↓
⑤発送
また、特別なアプリなどをインストールしたり、登録料などもかからないので、どなたでも好きなタイミング・場所から禁煙治療をスタートできます。
ご予約は以下より承ります。
まとめ
チャンピックスジェネリックについて、最後に要点をまとめてお伝えします。
- 先発薬チャンピックスと同等の禁煙治療効果がある
- 副作用として「吐き気」が起こりやすい
- 食後に服用することで吐き気を抑えられる
- 医療府負担の観点からもジェネリックの選択が一般的になりつつある
- 他の禁煙補助薬とは原則併用できない
- ニトロソアミン類の基準値を超えていないので安全に服用できる
- オンライン処方による治療が便利
現在、先発薬チャンピックスは販売中止となっており、もっとも禁煙成功率が高い禁煙補助薬が入手困難な状態が続いています。
一方で、ジェネリック医薬品を選択すれば、これまでと変わらない禁煙治療が可能です。
効果はもちろん副作用、服用方法、注意点なども変わらないので、自力での禁煙がうまくいかない方は、チャンピックスジェネリックを選択肢の1つとしてご検討ください。
よくあるご質問
-
- Q
チャンピックスジェネリックの効果や副作用に違いはありますか?
- A
チャンピックスジェネリックも成分が「バレニクリン」になるので、効果や副作用などに違いはありません。
同等の禁煙治療効果が期待でき、ジェネリックについては「N-ニトロソバレニクリン」が基準値を超えたとの報告もございません。
そのため安全性という点では、むしろチャンピックスジェネリックの方が優位であると言えるでしょう。
なお、長期服用する薬になるので、続けやすさという点からもジェネリックがおすすめです。
- Q
-
- Q
先発薬チャンピックスの販売が復活する予定はありますか?
- A
今のところ販売再開の見通しは立っていません。
当初は2022年後半以降の販売再開とも予想されていましたが、2023年現在でも販売開始のアナウンスがないのでしばらく時間がかかる見込みです。
- Q
-
- Q
チャンピックスジェネリックの禁煙成功率を教えてください。
- A
先発薬チャンピックスの試験データにはなりますが、治療を受けた65.4%の方が禁煙に成功しています。
実に2人に1人以上が禁煙に成功しているので、従来の禁煙補助薬であるニコチンパッチやガムが20〜30%程度にくらべ高い禁煙成功率を誇ります。
- Q
-
- Q
禁煙してからどのくらいでニコチンが身体から抜けますか?
- A
ニコチンは72時間で身体から完全に抜けると考えられています。
禁煙最初の3日間は毒抜きの期間でもあり、この期間中はニコチン切れによるさまざまな離脱症状(禁断症状)が強く現れます。
そこから1週間前後で症状は軽くなり、やがては消失するので、トータル10日間は禁煙成功率を左右する大事な期間となります。
- Q