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エラ(緊急避妊薬)とは?

エラの効果や副作用について

エラとは、性交後120時間(5日)以内の服用により高確率で避妊できるアフターピルです。

避妊の失敗から時間が経っていたり、アフターピルの入手までに時間がかかったりする場合にはエラがおすすめです。

お急ぎの方は以下から診療予約が可能です。

平日・土曜10:00~20:00 / 
日・祝日10:00~18:00

エラの効果

\ エラの効果 /
  • 排卵・受精・着床を防ぐ
  • 120時間以内の服用で避妊の効果がある

以下では効果を動画で分かりやすく解説しています。

エラの成分であるウリプリスタール酢酸エステルは「選択的プロゲステロン受容体調節剤」と呼ばれる、子宮内の環境を大きく変える成分です。

それによって起こる以下の働きで、妊娠を防ぐことができるのです。

エラの働き
①排卵抑制 子宮内をすでに排卵した状態にすることで、本当の排卵を防ぐ
②精子の侵入阻害 子宮頚管の粘液を変化させ、精子の侵入を防ぐ
③着床阻害 子宮内膜の増殖を防ぎ、着床を防ぐ

ウリプリスタール酢酸エステルは避妊目的以外でも、子宮筋腫や月経過多の治療薬として使われる薬です。

緊急避妊薬としては、行為後120時間以内の服用で避妊成功率98.9%と高い効果が持続します。

服用が早ければ早いほど効果はより高くなります。

レボノルゲストレルとの違い

\ レボノルゲストレルとの違い /
  • エラは最大120時間まで服用可能(レボノルゲストレルは最大72時間)
  • エラはBMI30以上でも服用可能(レボノルゲストレルはBMI30以下の人のみ)

エラとレボノルゲストレルの基本情報は以下のとおりです。

  エラ(ella)
エラ
レボノルゲストレル
レボノルゲストレル
避妊の有効時間 120時間
(5日)
72時間
(3日)
肥満の方への効果 BMI:30以上の方 BMI:30未満の方
有効成分 ウリプリスタール酢酸エステル レボノルゲストレル

レボノルゲストレルの場合は72時間を過ぎると効果が大きく下がりますが、エラの場合は72時間経過後も高い効果を維持できるのが特徴です。

時間ごとの具体的な避妊成功率の違いはこちらです。

これらの違いから、性行為から時間がたっている場合や薬の入手に時間がかかる場合はエラがおすすめです。

エラの副作用

\ エラの副作用 /
  • エラの副作用は基本的には少ない
  • 服用後3時間以内の嘔吐には注意が必要
  • 嘔吐予防には、吐き気止めやエラ2錠の処方で対処

エラは基本的に副作用が少ないですが、やはり医薬品なのでゼロではありません。

起こる可能性のある副作用は主に以下のものです。

頭痛、吐き気、けん怠感、腹痛、生理痛、めまい など

中でも注意が必要なのは、吐き気による「嘔吐」です。

服用後3時間以内の嘔吐だと成分が十分に吸収されず、避妊効果が期待できない場合があります。

その場合は追加でもう1錠の服用が必要です。

追加服用が必要な例

心配な場合は市販の吐き気止めを服用したり、あらかじめ2錠処方を受けたりして対処しておきましょう。

また、エラを服用して7~10日で消退出血が起こることがあります。

消退出血は厳密には副作用ではなく、避妊成功の目印です。

アフターピル服用の時期によっては消退出血が起こるため、服用後はナプキンを付けておくと安心です。

エラの注意事項

\ エラの注意事項 /
  • 過去にエラでアレルギーが出た人、妊婦、重篤な肝障害がある人は使えない
  • エラの効果を下げる併用注意薬がある
  • 安易に服用しないこと

エラは正しく服用すれば安全性が高い薬です。

ただし体の状態や、普段服用する薬の中には、エラと相性の悪いものがあります。

服用前に必ず注意点をチェックしましょう。

服用してはいけない人

エラは、以下の方は服用してはいけません。

エラを服用してはいけない人
  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある方
  • 重篤な肝障害のある方
  • 妊娠中または妊娠の可能性がある方

服用に注意が必要な人

以下の方は、エラの服用に際して医師への相談が必要です。

エラの服用に注意が必要な人
  • 授乳中の女性
  • 閉経後の女性
  • 未成年(当院では未成年への処方は行っておりません)

エラの併用注意

現在、エラに併用禁忌(同時に服用すると危険)の医薬品はありませんが、注意すべき医薬品やサプリメントがあります。

エラの効果を低下させる可能性のある成分
  • バルビツール酸塩
  • ボセンタン
  • カルバマゼピン
  • フェルバメート
  • グリセオフルビン
  • オクスカルバゼピン
  • フェニトイン
  • リファンピン、リファンピシン
  • フェノバルビタール
  • セント・ジョーンズ・ワート
  • トピラマート
  • ダビガトランエテキシレート
  • ジゴキシン

これらの成分はエラの効果を低下させる可能性があるため、服用中の場合は医師に相談しましょう。

また、イトラコナゾールやケトコナゾールなどの抗真菌薬は、エラの血漿中濃度を上昇させる可能性があるため注意が必要です。

上記に該当するものがなくても、服用しているお薬がある場合は医師に伝えると安心です。

服用時の注意点

エラを服用する際には、以下の注意点を覚えておきましょう。

・同じ生理周期内での繰り返しの服用は推奨できない

同じ生理周期内での繰り返しの服用は推奨できない

・エラの服用後、受胎能力は急速に回復する

エラの服用後、受胎能力は急速に回復する

・エラの服用後、生理が予定周期より数日遅れたり早まったりする

エラの服用後、生理が予定周期より数日遅れたり早まったりする

・エラは性感染症は予防できない

エラは性感染症は予防できない

エラはあくまで「緊急避妊薬」です。

女性にも、低用量ピルなど主体的に避妊を行える選択肢があるため、身体を守るためにも避妊方法を再検討してみてください。

エラの価格

エラ
エラの価格 8,000円(税込)/
1錠
初診料・診察料 0円
送料 関東:940円
関東外:ヤマト運輸料金に準ずる
合計 8,940円
(関東の場合)

代金引換の場合は440円の代引き手数料がかかります。

また、東京都にお住いの方は、いち早く届くバイク便のご利用も可能です。

バイク便の送料やお届けにかかる日数についてはこちらをご覧ください。

診療はこちらからご予約いただけます。

当院では、エラのほかに「レボノルゲストレル錠」のお取り扱いもございます。
性行為から72時間以内の場合に有効なアフターピルです。

レボノルゲストレル錠
(海外製)
レボノルゲストレル錠
7,000円(税込)/2錠
レボノルゲストレル錠
(日本製)
レボノルゲストレル錠
12,000円(税込)/1錠

現在アフターピルは、海外医薬品の通販サイトなどでも安価に販売されています。

しかし、海外医薬品には偽物が多く被害が後を絶たないため、クリニックで処方してもらうのが安全です。

緊急避妊にはスピードが大切なので、時間のかかる海外からの購入は避けてください。

エラの処方について

\ エラの処方について /
  • 来院処方とオンライン処方が選べる
  • 問診時間は5分~10分程度
  • 不安な点は医師に相談できる
  • オンライン処方ならすべて自宅で完結

エラの処方はご来院いただくか、オンラインで済ませるか選んでいただけます。

  来院処方 オンライン処方
メリット ・診察後すぐ薬を受け取れる
・料金は薬代のみ
・全て自宅で完結できる
・誰とも顔を合わせなくて良い
デメリット ・来院する必要がある ・送料がかかる

当院は渋谷区笹塚にあるため、主に渋谷や新宿周辺にお住まいの方は来院がしやすいです。

距離や時間的に来院が厳しい場合には、オンライン処方がおすすめです。

ただしエラの効果時間内にお届けが難しい場合には、お住まいの地域の婦人科へ行かれるようお伝えしています。

来院処方

来院処方の流れは以下のとおりです。

  1. 予約

    予約

    ご希望の日にちを予約します。

  2. 受付

    受付

    来院後は受付し、問診表に記入をします。

  3. 診察

    診察

    問診表をもとに医師が診察を行います。

  4. 会計・処方

    会計・処方

    診察後に処方・会計を行います。

オンライン処方

オンライン処方の流れは以下のとおりです。

  1. 予約

    予約・問診

    日時を決めて予約後、当日までに問診票を記入します。

  2. 電話を待つ

    電話を待つ

    ご予約の時間にクリニックからお電話いたします。

  3. 診察

    診察

    記入いただいた問診に沿って診察を行います。
    平均10分ほどです。

  4. 支払い

    支払い

    代金をお支払いください。
    ※代金引換はお薬の受け取り時にお支払いください

  5. 発送

    5発送

    お薬を発送します。
    関東にお住まいでご希望の方は、バイク便のご利用が可能です。
    ※中身が分からないように梱包しています

問診では何を聞かれるの?

問診の内容は、主に以下のものです。

問診の内容

アフターピルを服用できる状態か、効果時間内にお届けできるか(オンライン処方の場合のみ)確認させていただきます。

当院ではエラ・レボノルゲストレルを扱っていますが、オンライン処方の場合は配送にかかる時間も考慮して、効果時間の長いエラにしていただくとより安心です。

お薬の種類のご相談も含めてお話を伺いますので、まずは一度ご連絡ください。

エラの飲み方

エラは、性交渉後120時間(5日間)以内に服用してください。

時間が経過してからでも服用が可能ですが、時間がたつほど避妊率が下がるので、出来る限り早めに服用することで、避妊効果は高くなります。

この記事の監修

田中 彩
(たなか あや)医師

2015年
千葉大学医学部卒業
田中彩医師
  • 日赤医療センターで産婦人科専門医取得
  • 所属学会:日本産科婦人科学会、日本女性医学学会
    河北総合病院勤務

よくある質問

Q1
エラを服用して、再び生理が来るのはいつ頃ですか?
A1
早い方で3日、平均で1~2週間程度でアフターピル服用による出血(消退出血)が起こります。
服用時期によっては、いつもと同じタイミングで生理が起こる可能性もあります。
心配な方は妊娠検査薬を使用するか、産婦人科で診察してもらいましょう。
Q2
服用後に吐き出さないようにするにはどうすればいいですか?
A2
服用後は安静にし、食事の際は胃に優しく消化に良いものにしてください。
心配な場合は吐き気止めを服用してください。
Q3
エラを服用していれば、また性交渉をしても妊娠はしませんか?
A3
エラを服用すると排卵を遅らせる働きがあるため、場合によっては妊娠する可能性があります。
服用後の性交渉は控えるか、正しい避妊を行う必要があります。
Q4
避妊の効果はどうすれば確認できますか?
A4
服用後に消退出血が見られますが、服用から3週間後に妊娠検査薬での検査を行い確認してください。なお、当院では生理予定日1日目から使用できる早期妊娠検査薬を取り扱っておりますので、気になる方は診察時にお声がけください。
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