個人差はありますが痛みを伴うことはほとんどなく、採尿あるいは感染部位を綿棒で拭うか擦ることで採取します。
検査キットを使えば自己採取も可能なので、恥ずかしい思いをするなどの心配は一切ありません。
このページでは、カンジダの検査方法について詳しく解説しています。
具体的にどんな検査をするのかや、男女による検査方法の違いなどにも触れているので、検査に対して不安を抱えている方は参考にしてみてください。
なお、フィットクリニックでは、セルフチェック可能な検査キットの販売も行っております。
価格や購入方法の詳細についてもページ内で紹介していますので、すぐの購入を希望される方は下記より先にご確認ください。
カンジダの検査方法は、症状の起きている部位にあわせた検査を行います。
●カンジダの検査方法
男性
尿道にカンジダ菌が感染し尿道炎が疑われる場合、「尿検査」を行います。
女性
膣内にカンジダ菌が感染し膣炎が疑われる場合、「膣分泌物検査(おりもの検査)」を行います。
※生理中は検査精度を欠くため、検査ができません。
男女共通
外陰部や亀頭・包皮にカンジダ菌が感染する皮膚カンジダ症が疑われる場合、「皮膚擦過検査」を行います。
上記いずれの検査方法も採尿または、綿棒で拭う・または擦るだけなので、個人差はありますが痛みや不快感はほとんどありません。
また、検体は医療機関で医師に採取してもらうだけでなく、検査キットを入手して自己採取する方法も可能です。
なお、カンジダ検査は他の性感染症と違い、症状が出てから検査を行います。
原因となるカンジダ菌は健康な人の身体に日常的に存在する常在菌なので、保有しているだけでは症状がでないためです。
ただし、性行為のあったパートナーが発症した場合には、念のため検査を受けるようにしてください。
フィットクリニックでは、カンジダのセルフチェックができる検査キットを取り扱っております。
検査キットを購入すれば自宅でも検査が行え、プライバシーを守りながらインターネット上で結果の確認も可能です。
誰かに検査のことを知られてしまう心配が一切なく、陽性となりカンジダを発症していてもオンライン診療で治療をスタートさせることもできます。
当院で販売しているカンジダ検査キットの価格は、以下の通りです。
検査キット | 価格 | クラミジア | 淋菌 | 咽頭クラミジア | 咽頭淋菌 | トリコモナス | カンジダ | HIV | 梅毒 | B型肝炎 | C型肝炎 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
女性10項目セット | 33,000円 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
女性8項目セット | 29,000円 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ||
男性10項目セット | 33,000円 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
検査キット2個セット | 10%引き |
---|---|
マイコプラズマ検査 | +12,000円 |
送料 | 無料 |
デリケートゾーンのかゆみや発疹、おりものの異常といった症状が出ている場合には、当院までお気軽にご相談ください。
検査キットを使ったカンジダ検査の流れは、以下のとおりです。
①検査キットを郵送で受け取る
梱包内が検査キットとわからないようにして最短翌日に郵送します。
②検体の採取
付属する説明書に従って検体を採取します。
③返送用の封筒に入れて検査機関に送る
匿名検査のため申込書に氏名や住所の記載は不要です。
④検査キットについているQRコードから結果を確認
スマートフォンでQRコードを読み込んで結果を確認できます。
検査を行う機関についてですが、当院が提携している都道府県知事より認可された登録衛生検査所で検査が進められます。
法律で定められた施設基準や検査体制を満たした機関で検査を行うので、検査精度については病院やクリニックで行うものと同等ですのでご安心ください。
結果が判明するのは、「検体到着から2営業日後」となります。
もし陽性(感染している)の結果が出た場合、カンジダ菌の増殖を抑えるための適切な治療が必要です。
そのまま当院で治療を開始することも可能です。
治療の流れについては次で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
検査結果からカンジダの陽性反応(感染している)が検出された場合、治療は以下の流れで進めていきます。
当院では、「来院」または「オンライン」の2つの受診方法を設けています。
どちらの受診方法でも陰部を直接診察することはないので、不安を感じて受診をためらう心配はありません。
またオンライン診療であれば、予約日時の枠を確保できます。
そのため、スケジュールの都合がつきにくいという方には、待ち時間ゼロで診察が受けられるオンライン診療をおすすめしています。
なお、カンジダの治療方法は、発症部位に合わせた薬を用いるのが基本です。
詳しくは以下で解説していますので、受診前に治療方法を知りたい方はご確認ください。
ご予約は以下より承ります。
●カンジダの治療方法
男性
尿道への症状が認められる場合には、1週間服用する抗真菌薬(飲み薬)を処方します。また亀頭や包皮などに感染が認められる皮膚カンジダ症に対しては、軟膏タイプの抗真菌薬を処方します。
女性
膣内への症状が認められる場合には、膣錠を処方します。女性は膣錠による治療が基本となりますが、外陰部にかゆみや発疹が出ている場合には、軟膏タイプの抗真菌薬との併用や内服薬を用いることもあります。
なお、フィットクリニックでは、「膣錠」と「クリーム」の2種類を取り扱っています。
内服薬の取り扱いは行っていないため、症状の状態によっては他の医療機関への相談が必要です。
フィットクリニックでは、剤形の異なる2種類の抗真菌薬を処方しています。
性病名 | 製品 | 処方数 | 価格 |
---|---|---|---|
カンジダ女性 |
オキナゾール膣錠 600mg![]() |
1錠 | 7,000円 |
カンジダ女性・男性 |
オキナゾールクリーム 1% 10g![]() |
1本 | 7,000円 |
上記の薬は必ずしも来院による処方を受ける必要はなく、オンライン処方を利用して自宅での郵送受け取りも可能です。
当院はカンジダの検査〜治療までをオンライン上で完結させられるため、はじめて発症した方はもちろん、再発を繰り返す場合でもスピーディーに対応できます。
羞恥心から受診する機会を失ってしまわないためにも、自宅でもカンジダ治療を行えるフィットクリニックのオンライン処方もご検討ください。
カンジダは常在菌が原因となるので、治療したからといって身体から完全に菌を取り除くことはできません。
●常在菌とは
常在菌は、健康な人の皮膚や粘膜などに存在している菌のことをいいます。よく知られている常在菌は「乳酸菌」や「ビフィズス菌」などですが、カンジダ菌もその一種です。カンジダ菌は主に口の中、消化管、膣などに存在しており、日常生活における免疫力低下やホルモンバランスの変化によって異常に増殖することでカンジダを発症します。
つまり「カンジダ治療=菌の増殖を抑える治療」ということになり、増えすぎた常在菌の量を正常なバランスに戻すのが治療の目的となります。
もちろん、常在菌のバランスが正常に戻れば症状は治り、治療後も予防を心がけることで再発リスクを抑えることも可能です。
カンジダは自然治癒することはありません。
症状を放っておくと、かゆみや炎症の範囲が広がってしまうことで重症化したり、慢性化することもあります。
特に、女性は5人に1人が膣カンジダを経験するというデータもあるほどです。
身体の不調にともなってデリケートゾーンの異常やおりものの異常を感じる際には、積極的に検査・治療を受けてください。
最後に、カンジダの検査方法についての大切なポイントをまとめてお伝えします。
●カンジダの検査方法についてのまとめ
カンジダは検査すれば結果がすぐにわかり、通院しなくても検査キットを使用することでセルフチェックも可能です。
また、結果が陽性の場合、オンライン処方を利用すれば自宅で誰にも知られずにカンジダ治療を開始することもできます。
放置して症状を悪化させたり、パートナーに感染させてしまわないためにも、積極的に検査・治療を受けるようにしてください。
当院でも、オンライン・オフラインを問わずカンジダ診療を行っています。
デリケートゾーンのトラブルがみられるようであれば、フィットクリニックまでお気軽にご相談ください。