アフターピル(緊急避妊薬)の価格・費用について

アフターピル(緊急避妊薬)は、産婦人科やクリニックなど様々な場所で処方され、その価格や費用には違いがあります。
そのため、
「アフターピルって費用はいくらかかる?」
「診察料や処方代も必要?」
などの疑問を持たれるかと思います。
こちらのページでは、当院で処方しているアフターピルの価格や費用、購入方法について解説しています。
緊急避妊はなによりスピードが求められますので、お急ぎの方は以下からご相談ください。
なお、空きがある場合はそのまま処方に入ることが可能です。
アフターピル(緊急避妊薬)の価格・費用
以下の表では、当院で処方しているアフターピルの特徴について比較しています。
![]() レボノルゲストレル錠 (海外製) |
![]() レボノルゲストレル錠 (日本製) |
![]() エラ |
|
---|---|---|---|
価格 | 7,000円/2錠(税込) | 12,000円/1錠(税込) | 8,000円/1錠(税込) |
有効成分 | レボノルゲストレル0.75mg | レボノルゲストレル1.5mg | ウリプリスタル酢酸エステル30mg |
服用時間 | 72時間以内 | 72時間以内 | 120時間以内 |
避妊成功率 | 約97%(72時間以内) | 約97%(72時間以内) | 約98.9%(120時間以内) |
用法 | 1回2錠服用 | 1回1錠服用 | 1回1錠服用 |
特徴 | 避妊効果が高く、副作用も少ないため、現在最も多く処方されている薬。 | 避妊効果が高く、副作用も少ないため、現在最も多く処方されている薬。 | 服用までの時間の延長、肥満の方(BMI30以上)に効果的など、新たに開発された緊急避妊薬。 |
アフターピルは自由診療のため、保険が適用されずクリニックにより価格にも差があります。現在は10,000~15,000円程で提供しているクリニックが多く見受けられます。
当院でのアフターピルの価格が相場より安い理由は、成分が同じく効果も同等なジェネリック医薬品を使っているためです。
その他の価格・費用について
薬代の他にかかる費用には送料があります。
薬をお渡しする方法は、通院の他にオンライン処方があります。
オンライン処方では、ご自宅にお薬を発送致します。
その際にかかる送料は、通常便・バイク便の2種類からお選び頂きます。
尚、代金引換をご希望の場合は代引手数料がかかります。
※診察料は無料になります。
レボノルゲストレル錠 (海外製) |
レボノルゲストレル錠 (日本製) |
エラ | |
薬価 | 2錠 7,000円 | 1錠 12,000円 | 1錠 8,000円 |
診察料 | 無料 | ||
送料 |
【通常便】
関東:940円 関東外:ヤマト運輸料金に準ずる 【バイク便】
東京23区:一律5,500円 都下:5,500円~ (※笹塚院からの距離に準ずる) |
||
代金引換 | 代引手数料 1万円まで:330円 1万円~2万円まで:440円 |
「すぐに緊急避妊が必要」という方には、アフターピルの処方を行いますので、まずは電話でご相談ください。
なお、空きがある場合はそのまま処方に入ることが可能です。
レボノルゲストレルについて
レボノルゲストレルは、先発薬ノルレボの成分名です。
ノルレボは現在最も多く処方されているアフターピル(緊急避妊薬)です。
当院では、ノルレボジェネリックとして、レボノルゲストレル錠を処方しています。
従来の緊急避妊方法であるヤッペ法に比べると、吐き気や下腹部痛などの副作用の発現率が低く、早い段階での服用ではより高い確率で妊娠を阻止することができます。
妊娠を望まず、すぐに避妊を行いたい方は、レボノルゲストレルの服用をおすすめします。
エラについて
エラは、ウリプルスタール酢酸エステルを成分としたアフターピルです。
当院では、先発薬であるエラワンと同じ成分のジェネリック薬、エラを処方しています。
新たに開発されたアフターピルとして、避妊効果を得られるまでの時間が120時間(5日間)と長いのが特徴です。
さらに、これまでのアフターピルではBMI値30以上の方の使用の場合、効果が得られにくいとされていましたが、エラはBMI値が高い方でも効果が得られます。
そのため、やや肥満体質の方、避妊を行うか時間をかけてお悩みの方には、エラの服用がおすすめです。
アフターピル(緊急避妊薬)の購入方法
当院でアフターピルを購入する方法には、来院とオンライン処方の2種類があります。
どちらも、問診から処方まで最短で5分程度です。
アフターピルは時間の経過と共に成功率が低下するため、妊娠を望まない場合はなるべく早く服用しましょう。

アフターピルは処方薬ですので、薬局やドラッグストアで購入は出来ないのでご注意ください。
個人輸入代行サイトを利用し、海外からのアフターピル購入も認められていますが、到着まで2週間ほど時間がかかるため、おすすめの方法ではありません。
来院の場合
来院の場合は受付後に問診票にご記入いただき、問題がなければ最短5分程度で処方可能です。
その場でアフターピルをお渡しします。
※来院の場合、2回目以降でも問診票の記入が必要となります。
オンライン処方の場合
「アフターピルを処方している病院やクリニックまで遠い」
「こんな状況なので、外に出るのを控えたい」
「誰にも会わずにアフターピルを購入したい」
アフターピルの処方には、このような懸念をされる方が多いと思います。
オンライン処方では、来院する必要がなくご自宅などで医師との通話で診察・処方が行えます。
アフターピルの処方はスピードが大事なので、即日配送いたします。お住まいの場所によっては、即日到着にも対応しております。
オンライン処方でアフターピルを希望する方は、以下よりお申込みください。
オンライン処方について詳しくはこちらをご覧ください。
この記事の監修
田中 彩
(たなか あや)医師
- 2015年
- 千葉大学医学部卒業

- 日赤医療センターで産婦人科専門医取得
- 所属学会:日本産科婦人科学会、日本女性医学学会
河北総合病院勤務
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- 避妊の失敗例とその対処法
よくある質問
アフターピル(緊急避妊薬)はスピードが大事
アフターピルの服用は、とにかくスピードが肝心です。
性行為から時間が経過するにつれ、避妊成功率は低下していきます。
そのため、妊娠を望まない場合は早めにアフターピルを服用してください。
当院では電話での受付予約や、LINEからでも相談の受付も行っています。
処方されたアフターピルは指定の場所に配送するため、来院の必要も無く安心して避妊を行えます。