フィットクリニック
ED治療薬とEDについて
早漏防止について
AGA治療薬の種類と比較
アフターピルについて
性病と治療薬について
メディカルダイエットについて

薄毛の原因と正しい予防・対策改善方法

早めに知れて良かった!薄毛の原因と正しい予防と対策

こちらのページでは以下の内容を解説しています。

何事にも結果には原因があるように、薄毛にも原因があります。
原因を知ることで、それぞれに応じた対処ができるようになり、その際には正しい予防・対策改善方法が必要です。
しっかりと予防と対策を行い、薄毛を進行させないようにしましょう。

薄毛・AGAの3つの原因とは?

AGAをはじめとした薄毛の症状には、大きく分けて以下の3つの原因があります。 それぞれの原因について解説していきます。

男性ホルモンの増加

成人男性の薄毛の多くはAGA(男性型脱毛症)の症状によるもので、その原因は男性ホルモンの増加です。

男性ホルモンと言えば、筋肉や男らしさの元となる「テストステロン」をイメージしますが、AGAの原因となるのは活性型の男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(以下DHT)」です。

DHTは、5αリダクターゼと呼ばれる酵素と、男性ホルモンのテストステロンが結びつくことで生成されます。

5αリダクターゼは頭皮や皮脂腺の付近に多く存在すると言われています。

髪の毛の元となる毛乳頭細胞には男性ホルモン受容体があり、DHTとこの受容体が結びつくことで脱毛因子(TGF-βなど)が発生します。

5αリダクターゼや男性ホルモン受容体の量が多い方は、遺伝の影響が関係しています。

AGAについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

頭皮環境の悪化

頭皮は髪の毛が生える土台、その土台がしっかりしていなければ、脱毛や髪の成長の妨げとなります。

頭皮環境の悪化は以下が原因となります。

  • 生活習慣の乱れ
    睡眠不足、運動不足、食べ過ぎなどの生活習慣の乱れは、髪の成長に悪影響を与え、脱毛を促進する恐れがあります。
  • 喫煙
    喫煙はまさに「百害あって一利なし」。血管を収縮させ、皮脂の分泌を活発にするなどの頭皮にとって好ましくないものです。
    その他、髪の成長や血行促進に必要なビタミン類の代謝を促すなどの悪影響もあります。
  • 頭皮へのダメージ
    強い日差しや冬の乾燥、パーマ、整髪料の使用は、頭皮に負担をかけ、抜け毛や髪の成長の妨げとなります。

その他、髪によいとされるヘアケアやシャンプーも正しくないやり方では、かえって悪影響を及ぼす場合もありますので注意が必要です。

ストレスによる頭皮環境の悪化

ストレスによる頭皮環境の悪化

ストレスは体に様々な悪影響を及ぼすものですが、薄毛についても当てはまります。

体が強いストレスを受けると、ホルモンバランスが乱れ、血行不良になる場合があります。

髪の毛にとって血行不良は、頭皮環境の悪化や髪の成長を妨げる原因となり、結果薄毛になりやすくなります。

髪への栄養不足

髪の毛は人間の体の一部なので、皮膚や臓器、爪や骨と同様に細胞から作られています。

そのため、細胞の元となる栄養素が不足すると、髪の成長の妨げや脱毛の原因となります。

栄養不足は主に、偏った食事が多いと起こりやすくなるものです。

偏った食事とは?
  • 炭水化物や糖質、脂分が多い
  • タンパク質や野菜類が少ない

その他、普段から脂質や糖分の多い食事を摂っていると、気になるのが生活習慣病です。

生活習慣病は動脈硬化など血管にダメージを与えるため、髪の毛の成長に必要な頭皮の血行にも悪影響となります。

無理なダイエット

短期間で体重を落とすために、ダイエットや食事制限を行う方がいます。

しかし、髪の毛にとっては避けるべきです。

もちろん標準体重を超えている方にとって、ダイエットや食事制限は健康的で良いものです。

しかし、やり過ぎや極端な方法でのダイエットを行うと、髪の毛の成長に必要な栄養が不足し、抜けやすい髪質になり脱毛が増える場合があります。

薄毛の正しい予防と対策改善方法

原因が分かれば、その予防や対策を立てることができます。

薄毛の正しい予防・対策改善方法には以下のものがあります。

男性ホルモンを抑える

脱毛に関係する男性ホルモン(DHT)を抑えるためには、確実性の高いAGA治療薬「プロペシア」や「ザガーロ」が用いられます。

この2つの医薬品には、DHTを生み出す原因となる酵素「5αリダクターゼ」の働きを阻害する働きがあります。

5αリダクターゼとテストステロンが結合すると、より強い男性ホルモンのDHT(ジヒドロテストステロン)が生成されます。

さらにDHTは頭皮にあるレセプター(受容体)と結び付くと、脱毛因子TGF-βを増加させます。

そのため5αリダクターゼの働きを阻害するのが、確実に脱毛を抑える方法です。

薬の名称 プロペシア ザガーロ
AGA治療薬のタイプ 抜け毛を抑える 抜け毛を抑える
成分 フィナステリド デュタステリド
特徴 AGA治療の第一選択として使用されるお薬。 新たに開発され、プロペシアよりDHTを抑える働きが強い薬。

フィットクリニックでは、プロペシアのジェネリック薬「フィナステリド」と、ザガーロのジェネリック薬「デュタステリド」を処方しています。

これらのAGA治療薬は「オンライン処方」でご自宅まで配送を行っています。

来院が難しい方や人との接触をなるべく控えたい方、すぐに治療を開始したい方は是非ご利用ください。

頭皮環境の改善

頭皮環境を改善することで、頭皮は健康的になるため、髪の毛の生える土台が整えられます。

そして頭皮が健康的な状態になると、細胞の新陳代謝が活発になり、薄毛の予防や改善に繋がります。

頭皮環境の改善には以下のような生活習慣の見直しを行います。

  • ストレスの発散
  • 睡眠の質を高める
  • 適度な運動や筋トレ
  • 禁煙

薄毛の予防や改善をお考えの場合は、改善策を習慣化し続けることで、健康的な頭皮環境に近づけてみましょう。

ストレスの発散

ストレスを溜めこむ事は抜け毛の原因となり、薄毛の症状が広がる恐れがあります。

強いストレスを受け続けると体は緊張状態になり、血行不良やホルモンバランスの崩れ、睡眠不足に繋がります。

ストレスの発散=緊張の緩和、緊張の反対つまりリラックスした状態を目指すのが良いとされます。

リラックスした状態になるには、まずはご自身が何をしている時がリラックスしているかを思い浮かべて見ましょう。

ただ現在コロナ禍により、外出が自粛ムードにあるため温泉や旅行、カラオケやスポーツなど、普段行っているストレス解消が出来ない方も多いと思います。

自宅で出来るストレス解消法として、以下のものがおすすめです。

  • ヨガ
  • ストレッチ
  • オンラインでのコミュニケーション
  • 趣味に没頭(読書・ゲーム・創作・映画など)

その他、自分に合ったリラックス方法でストレスを発散させてください。

睡眠の質を高める

睡眠の質を高める

睡眠の質を高めることは、薄毛にとっても良い効果があります。

質の良い睡眠とは、以下の3つの条件です。

「スムーズな入眠」「眠りの深さ」「寝起きの良さ」

当たり前のように思いますが、睡眠は基本が大事だということなのです。

近年では、深い睡眠の際に髪の成長ホルモンが分泌されやすいことが分かっています。

深い入眠や寝起きを良くするためには、まずはスムーズな入眠が大事になります。

入眠への準備を整えるものとして、以下の方法がおススメです。

  • ストレッチを行う
  • ぬるめのお湯に入浴
  • 入眠直前のスマホやテレビはNG
  • 仕事や不安な事を考えない
  • 寝る前にカフェインを摂らない
  • 寝る3時間前までに食事を終える

良い睡眠にはリラックスが必要ですが、つい夜更かしをしてしまう方は、脳や体が上記などの刺激(スマホやテレビなど)により興奮状態になっており、リラックスできていないのです。

自然にリラックスし、入眠しやすい状態にするためには、気になるものをなるべく遠ざけてください。

適度な運動や筋トレ

適度な運動や筋トレ

適度な運動を行うことで血行が促進され、全身の毛細血管まで栄養分が行き渡るようになります。

さらに、毛細血管への血流が活発になることで、頭皮に溜まった老廃物も流れるようになり、薄毛の予防や対策に効果が期待できます。

その他、適度な運動はストレスの軽減や質の良い睡眠にも繋がるため、是非実践してみましょう。

筋トレについては、「男性ホルモンが増え、薄毛の原因が増えるのでは?」と思う方もいると思います。しかし、心配いりません。

筋トレを行うと男性ホルモンのテストステロンが増えますが、薄毛の原因となるDHTが増加するわけではありません。

むしろ、運動不足などで体内のテストステロンの量が減少すると、足りない男性ホルモンを補充するために、より強力な作用のあるDHTが作られます。

そのため、筋トレを行い、体内のテストステロンの量を増やせば、抜け毛の原因となるDHTは必要以上に増えません。

自宅でも出来る筋トレとして、おススメなのがスクワットです。

スクワットは、体の中でも大きな筋肉のふとももやお尻・背筋・腹筋など、鍛える筋肉の量が多く効率よく筋肉を増やすのに適しています。

禁煙

薄毛の予防や改善をお考えの方には、禁煙をおススメします。

喫煙は血管を収縮する働きがあるため、頭皮の毛細血管まで血液が巡らなくなり、栄養が行き届かなくなります。

ただし、急な禁煙を行うことでストレスとなる、リバウンド(禁煙失敗)する場合もあるので、注意が必要です。

徐々に本数を減らす、紙巻タバコから電子タバコにする、医療機関の禁煙外来を利用するなど、禁煙はなるべく無理の無い形で行うようにしましょう。

頭皮をダメージから守る

頭皮へダメージを与えるものには以下のものがあります。

  • 紫外線
  • 乾燥
  • チリやホコリ

紫外線から頭皮を守る方法として、帽子を被る、日傘を指すなどがあります。頭皮に直接紫外線が当たらないようにするだけでも、ダメージを軽減できます

帽子は冬の乾燥にも効果的です。冬は外気が乾燥しているだけでなく、室内も暖房をしていることでさらに乾燥しやすい状況です。

また、適切なシャンプーやヘアケアを行えば、余分な皮脂の分泌を抑え、乾燥を防ぐばかりではなく、しっかりとチリやホコリの除去も行えます。

頭皮環境を整える正しいシャンプーの方法

頭皮環境を整える正しいシャンプーの方法

「皮脂が多く脂性」
「フケが多く、抜け毛が多い気がする」
「かゆい」

普段こんな症状がある場合、それはシャンプーを正しく行えていないのかも知れません。

薄毛を気にする方は普段のシャンプーを正しく行うことで、頭皮環境を整えられます。

使用するシャンプーも皮脂を落とし過ぎないため、洗浄力のマイルドな弱酸性アミノ酸系のシャンプーを選びましょう

洗浄力の高いシャンプーはしっかりと皮脂を落としますが、皮脂は外部からの刺激から守る役割があります。

皮脂を落とし過ぎてしまうと、頭皮は皮脂を補おうと過剰に分泌させ、頭皮環境が悪化する原因となります。

これまで洗浄力の高いシャンプーを使っていた方は、アミノ酸系のシャンプーではスッキリ感が物足りないかも知れませんが、皮脂の過剰分泌も抑えられるため、すぐに慣れていきます。

正しいシャンプーの手順は以下のようになります。

  1. シャンプーの前に手櫛またはブラッシングで、髪のまとまりをほぐし、汚れを落ちやすくする。
  2. シャワーで予洗いし、頭皮をマッサージしながら、汚れをある程度洗い流す。
  3. シャンプーを手でしっかり泡立て、髪の毛ではなく頭皮全体をまんべんなく洗う。
  4. シャンプーが頭皮に残らないようしっかりとお湯ですすぐ。
  5. リンスやコンディショナーを使う場合は、頭皮ではなく髪の毛に付けるように行う。
  6. タオルドライで水気を取り、ドライヤーでしっかりと乾かす。

間違ったシャンプーの方法で、強い力でのゴシゴシこするように洗ってしまう方がいますが、これは頭皮へのダメージとなり、頭皮環境の悪化に繋がります。

こするのではなく、頭皮を揉むように洗うことで、頭皮を傷つけず汚れを落とすことができます。

そしてシャンプーを終えお風呂から上がった後は、しっかりと髪と頭皮を乾燥させるのも重要です。

自然乾燥の場合、水分が残ることで頭皮に雑菌が発生しやすくなり、匂いや抜け毛の原因となります。

育毛剤の使い方

育毛剤を使用する場合は、シャンプー後に頭皮が渇いている状態で行ってください。頭皮が濡れた状態では育毛剤の浸透が弱まります。

育毛剤はたくさんの量を一度に使用しても、期待する効果を得られない場合があるので、用法に従い適量を使用してください。

バランスの取れた食事

バランスの取れた食事

髪の毛も、皮膚や血液などと同じ人の体の一部です。

基本的に食事から摂る栄養が髪の毛の元になるため、普段から口にするものに気を付けることはとても重要です。

髪に良いとされる栄養分を日頃から意識して摂取しましょう。

バランスの取れた食事は、血管の強化や栄養の充実など体質の改善にも繋がります。

薄毛の予防・対策に必要な栄養素

薄毛の予防や対策に必要な栄養素には、主に以下のものが挙げられます。

働き 食材
タンパク質(アミノ酸) 髪の毛の元となるケラチンを生成。ケラチンを生成するアミノ酸にはシスチン、アルギニン、セリン、メチオニンなど18種類。 肉、魚介類、豆類、乳製品など
亜鉛 ケラチンの結合を補助する働き。 牡蠣、ナッツ、レバー、牛肉など
ビタミン類 抗酸化作用、血行促進、頭皮環境の改善などの働き。ビタミンA、B群、C、Eなど。 レモン、緑黄色野菜、うなぎ、レバー、ナッツなど
鉄分 亜鉛の吸収をサポートする働き。 ほうれん草、レバーなど
イソフラボン 女性ホルモンと似た、DHTの生成を抑える働き。 納豆、豆乳、豆腐などの大豆製品

普段の食事の中で摂取するように心がけてください。

髪の毛が生えるためには、元となる栄養素「ケラチン」が必要になります。ケラチンの元となるアミノ酸はタンパク質に多く含まれています。

ケラチンの結合に必要な亜鉛や、その亜鉛の吸収をサポートする鉄分などのミネラル、血行促進や、ダメージから頭皮を守る働きのあるビタミン類も大事な栄養素です。

薄毛の原因となる男性ホルモンのDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑えるイソフラボンも積極的に摂取しましょう。

普段の食事で外食が多い方は、脂質や糖質が多くなるなど、栄養のバランスが偏る傾向があります。

外食の際はなるべく栄養バランスの良いメニューを選び、サラダなど1品野菜のメニューを追加するなどの工夫をしましょう。

すでに薄毛の症状が現れている場合の対策方法

すでに薄毛の症状が現れ、AGAの症状が進行している場合、確実に改善するには適切なAGAの治療が必要です。

AGA治療薬以外の方法は、体質改善を目的としたもののため、効果が現れるまで時間がかかるとお考えください。

そのため、確実性の高いAGA治療薬を使用し脱毛を抑えながら、生活習慣や栄養不足を同時進行で改善する方法がおススメです。

まずAGAを治療するにあたり、現状を確認するため一度医師の診察を受けてみましょう。

その理由として、AGAの症状には、細かく分類すると多くの種類があります。そのため、それぞれどんな治療が適しているかを確認する必要があります。

その他、進行状況の度合いや見えにくい頭頂部の症状など、自己判断では分かりにくいのも理由の1つです。

フィットクリニックでは、AGA治療薬を使った治療を行っていますので、お悩みの方は是非ご相談ください。

遠方の方や感染対策に便利なオンライン処方

  • 現在遠方に住んでいる
  • 来院の時間が合わない
  • 人との接触をなるべく避けたい

フィットクリニックでは、以上のような理由でお悩みの方のために、AGA治療薬のオンライン処方を行っています。

希望の時間を予約すれば、ご自宅などで診察が受けられ、待合室での混雑も避けることができます。

スマホまたはタブレット・PCを手元に準備し、簡単な手続き(患者様情報の登録・問診)を行えばスムーズに予約が可能です。もちろん電話での受付も承っております。

処方される薬も、ご自宅まで配送いたしますので、受け取りに来院する必要はありません。

予約方法などオンライン診療について詳しくは、こちらをご確認ください。

AGA・薄毛の兆候には早めの対策を

このページについて、これまでの内容を簡潔にお伝えします。

  • 薄毛の原因には主に「男性ホルモン」「頭皮環境の悪化」「栄養不足」の3つ
  • 薄毛に関係する男性ホルモンを抑えるには、プロペシアやザガーロが有効
  • 頭皮環境の改善には、生活習慣を見直し継続する必要がある
  • バランスの取れた食事で髪の栄養不足を改善
  • 確実に改善を行う場合はAGAの治療を行う

前述にもありますが、薄毛は進行性のある症状です。

気になる方は放っておかずに進行の初期段階での取り組みがおすすめです。

AGA・薄毛の改善は脱毛の抑制からスタートし、その後発毛させる流れとなるため、脱毛範囲が広い状態だと、改善が困難となります。

現在の薄毛の症状を確認したい方は、AGAセルフ診断をお試しください。

診断で治療が必要となった場合や、自己判断ではAGAの度合いが分からないという方は、お気軽にご相談ください。

CONTACT