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ストレスによる抜け毛の仕組みとその対策方法

「最近、抜け毛が増えたような...」
「ひょっとして、ストレスが原因...?」

抜け毛は、ストレスが原因で起こる場合があります。
こちらのページで、ストレスによる抜け毛について詳しく見ていきましょう。

読み終わった後、あなたの心が少しでもラクになっていたら幸いです。

ストレスによって抜け毛が起こる仕組み

過度なストレスが身体の異常を引き起こすことで、抜け毛が発症します。

具体的な身体の異常は、次のとおりです。

以下で解説していきます。

自律神経の乱れ

自律神経とは、内臓や血管といった臓器の働きを調整して、心や身体の調子を整える神経です。

自律神経の乱れは、血行不良や睡眠不足などを引き起こします。
その結果抜け毛の発症に繋がるため、抜け毛対策には自律神経を整えることが重要です。

自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があります。

  • 交感神経...日中の活動的な時に活発になる。緊張状態を作る
  • 副交感神経...身体を休める時に活発になる。リラックス状態を作る

交感神経は、いわば「攻め」の姿勢を作る神経で、副交感神経は「守り」の状態を作る神経です。
2種類のバランスを保つことで、我々は健康的に暮らしています。

ところがストレスを受け続けると、交感神経が働き続けます。

つまり攻めの姿勢、「緊張状態」がずっと続くのです。

交感神経が働き続けることで血液の流れが悪くなり、栄養が頭皮まで届かなくなってしまいます。
ほかにも睡眠不足によって、髪の毛に必要な成長ホルモンが分泌されなくなります。

髪の毛の健康状態が悪化したのちに発症するのが、抜け毛です。

自律神経の乱れは頭皮だけでなく身体全体や心にまで影響するので、きちんと休むことが大切です。

ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスの乱れは、特に女性の抜け毛に大きく影響します。

女性ホルモンの1種「エストロゲン」は、髪の成長を促します。
エストロゲンは、ハリやコシのある健康的な髪の毛には欠かせない物質です。

しかしストレスを感じることで、脳がエストロゲンの分泌をストップさせてしまいます。

そしてエストロゲンの減少により髪は育たなくなり、徐々に弱々しい状態になります。
その結果薄毛になっていくのです。

女性ホルモンの分泌を促すには、ビタミンEやビタミンB6が豊富な食べ物を食べると良いと言われています。

ビタミンEはかぼちゃ、ナッツ類、鮭などに豊富に含まれています。 ビタミンB6はバナナ、レバー、マグロなどが摂取しやすいです。

自己免疫疾患

自己免疫疾患とは、有害物質を排除して身体を守るはずの免疫が、なんらかの異常により身体を攻撃してしまう症状です。

ストレスと自己免疫疾患の関係は現時点ではっきりとしていません。

しかし、ストレスによって自己免疫疾患のリスクが増えたという実験結果もあるため、何かしらの関係があるとされています。

抜け毛の場合は免疫の攻撃対象が毛根となり、一気に抜け毛が起こってしまいます。
主な症状は円形脱毛症です。

円形脱毛症について expand_more

ストレスが原因の自己免疫疾患は自己判断や自力で改善することが難しいため、少しでも不安になったら気軽に当院にご相談ください。

ストレスによる抜け毛の対策方法 expand_more

ストレスによって進行する抜け毛の種類

髪の毛の抜け方を見ることで、どのような種類の脱毛症なのかおおよその見当が付けられます。

「抜け毛はあるけどなんという症状なのかわからない」という方はぜひチェックしてみてください。

※あくまでも可能性の範囲ですので、確実な診断を受けたい方は医療機関の受診をおすすめします。

抜け方 脱毛症の種類
生え際が徐々に後退してきた(男性) 男性型脱毛症(AGA)
側頭部が徐々に薄くなってきた(男性) 男性型脱毛症(AGA)
頭部全体が徐々に薄くなってきた 休止期脱毛症
頭部全体の太い毛が短期間で抜けた 休止期脱毛症
気づいたら円形の脱毛が起きていた 円形脱毛症
まとまった毛が急に抜けた 円形脱毛症
頭頂部の分け目が目立ってきた(女性) 女性男性型脱毛症(FAGA)
全体的に薄くなってきた(女性) 女性男性型脱毛症(FAGA)

男性型脱毛症(AGA)

男性型脱毛症(AGA)とは、額の生え際や頭頂部から抜け毛が徐々に進行していく男性特有の脱毛症です。

男性ホルモンのテストステロンが、頭皮に存在する酵素によってジヒドロテストステロンに変化させられます。

このジヒドロテストステロンが、毛乳頭(毛のもととなる部分)に作用することで抜け毛が起こります。

これがAGAのメカニズムです。

AGAは遺伝や栄養不足などさまざまな要因によって発症しますが、ストレスも要因の1つです。

ストレスによって頭皮の血行が悪くなり、毛が育たなくなることで薄毛・抜け毛に繋がります。

休止期脱毛症

休止期脱毛症とは、髪の毛が休止期(成長が止まった)状態で抜けていく症状です。

ストレスを受けることで髪の毛は休止期に入ってしまいます。

休止期脱毛症の症状はさまざまで、抜け毛が頭部全体で急に起こったり、逆に時間をかけて部分的に薄くなったりと、人によって異なります。

また休止期脱毛症は進行スピードも人によって異なるため、急な抜け毛の場合は円形脱毛症と間違われることもあるほど、判別が難しい症状です。

一定の時間がたってストレス状態から抜けられることで改善されるケースが多いです。

円形脱毛症

円形脱毛症とは、髪の毛が円形や楕円形に突然抜けてしまう症状です。

脱毛の大きさは、10円玉大のものもあれば、頭部全体、眉毛やまつ毛にまで及ぶものもあります。

円形脱毛症とストレスの関係性ははっきりとしていませんが、ストレスによる「自己免疫疾患」が原因という説が有力と言われています。

女性男性型脱毛症(FAGA)

女性男性型脱毛症は、頭頂部を中心に、頭部全体の毛が薄くなっていく女性の脱毛症を指します。

女性は男性と抜け毛の仕組みが異なるため、最近は女性型脱毛症(FPHL)という名前もよく使われています。

ストレスによって女性ホルモンの分泌が低下し、髪の毛のハリやコシがなくなったり全体のボリュームが無くなったりするのが特徴です。

ストレスによる抜け毛は治る?

ストレスによる抜け毛の改善は可能です。

ただ、症状の進行具合によっては改善に時間がかかる場合があります。

また、「どんな抜け毛も完全に治る」とは言い切れないのが実際のところです。

しかしストレスの原因を取り除いたり、ストレスの対処法を修得したりすることで改善に繋がることは間違いありません。

ストレスによる脱毛の改善は、「あせらず気長に」が1番の近道です。

ストレスによる抜け毛の対策方法

海を目の前に伸びをしている男性

ストレスによる抜け毛には、たくさんの対策方法があります。

その中から、今回は以下の3つをご紹介します。

発散することだけがストレス対策ではありません。

「今はこんなことする気力がない...」という方も、自分に合ったストレス対策法があるはず。
無理のない範囲で、気長に試してみてください。

ストレス解消法を見つける

満天の星の下で立っている男性

ストレスはためないのが1番ですが、それはなかなか難易度が高い話。
ストレスをためない方法を探すより、うまい付き合い方を見つける方がずっと現実的です。

例えば、こんな方法があります。

それぞれストレス解消のメカニズムがきちんとあります。
今できるものは何か、想像しながらご覧ください。

趣味に打ち込む

趣味に打ち込むと、ストレスの原因から一時的に離れることができます。

ストレスの原因について休みなく考え込んでいると、自律神経が乱れて身体に不調が起こります。

仕事でも家庭でも、トラブルが起きた時うまく対処できるよう、普段の状態を整えておくことが大切です。

また、「休日に〇〇をするぞ」という気持ちが心のよりどころとなり、生活の気力に繋がることもあります。

職場や家庭のほかに居場所があると、「心の逃げ場」が増えて想像以上にラクになります。

芝生の上でうつ伏せになりながら、楽しそうに何かを書く男性

アウトドア、散歩、植物・音楽の鑑賞など、ジャンルは限りありません。

たとえ続かなくても、挑戦することに意味があります

挑戦するうちに自分にピッタリのものが見つかったら、ちょっと得した気分になりますよね。

ストレスを一時的に忘れるのは、決して無責任なことではありません。

趣味に挑戦することで心の居場所を増やして、ストレスからうまく逃げましょう。

適度に運動する

軽い運動によって、「セロトニン」の分泌量が増え、ストレスが軽減されます。

セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、心の安定には欠かせない物質です。セロトニンが不足してしまうとうつ症状が出てしまうこともあります。

運動はウォーキングやジョギングなど、単調なリズムを繰り返すものがおすすめです。

同じ動きを20分~30分続けることで、セロトニンの分泌がピークに達します。

それ以上行うと逆効果になるので、長くても30分という点がポイントです。

外に行けない場合は足踏みだけでも効果があります。

毎日無理なく続けることができれば、心が安定して生活もしやすくなります。

十分に睡眠を取る

質の良い睡眠で、ストレス耐性の強い身体にできます。

質の良い睡眠とは、心も身体もゆっくりと休める睡眠です。

浅い眠り(レム睡眠)と深い眠り(ノンレム睡眠)を90分周期で4~5回繰り返したのちに目覚める状態が1番理想的と言われています。

参考サイト

厚生労働省によって質の良い睡眠の具体的な評価基準が定められています。

厚生労働省「より健康的な睡眠を確保するための生活術」

理想的な眠りに有効かつ簡単なのは、朝起きてから1時間以内に日光を浴びること。

これによって体内時計が整い、夜は自然な形で眠くなります。

質の良い睡眠を取るためにはほかにも準備が必要です。

  • 食事は眠る2~3時間前までに終わらせる
  • スマホの使用は眠る1時間前にはやめる
  • 夜は照明を暗めにする

身体を休ませるために、しっかり準備をしましょう。

それでも眠れない方は、U.S. Navy Pre-Flight Schoolで開発され、「Relax and Win」という書籍でも紹介されている入眠方法を試してみてください。

この入眠方法は米軍で実際に使われている、実践的なものです。
銃声が聞こえる中でもたった2分で眠れるという方法で、日本でも話題になりました。

手順は以下のとおりです。

  1. まぶたを閉じ、ゆっくりと深呼吸をする
  2. あごや舌、目の周りの力を抜き、顔全体をリラックスさせる
  3. 肩の力を抜いたら、片腕の肩からひじ、ひじから下の順に力を抜き、もう片方も同じことをする
  4. 深呼吸しながら胸・腹の力を抜き、次に太もも、ひざ下の順に全身の力を抜いていく
  5. 頭をなるべくからっぽにして、次のうちのどれか1つを想像する
    • 青空の下、静かな湖で小舟に寝そべっている
    • 真っ暗な部屋の中、真っ黒なベルベットのハンモックに心地よく揺られている
    • 「考えるな」という言葉を10秒間自分に言い聞かせる

考え事をして眠れない人も、手順を追っていくうちに考えることから離れていくことができます。
なかなか眠れない人はぜひやってみてください。

マッサージを受ける

マッサージを受けることでストレスホルモンが減少し、心も身体もラクになります。

マッサージは身体の疲れが取れるだけではありません。
丁寧に触ってもらうだけで幸せホルモンが分泌され、心の疲れも取れていきます。

ストレスを受けたときに分泌される「コルチゾール」は、ストレスホルモンと呼ばれ、抜け毛にも繋がる物質です。

それがマッサージを受けることでストレスホルモンを抑えられ、反対に幸せホルモンが増えるのです。

身体と一緒に心の疲れも取れるマッサージ。
一石二鳥のストレス解消法です。

抜け毛部分を隠す

頭頂部を指さし、笑顔で親指を立てている男性

抜け毛部分を隠すことで、「見られているのでは」といったさらなるストレスを防ぐことができます。

簡単な方法は、「ウィッグや帽子を身に着けること」です。
着けるだけで患部を隠せるため、いくらか気がラクになります。

ウィッグや帽子の注意点は、「蒸れ」です。

頭皮も身体と同じように汗をかくため、放っておくと雑菌が増え、頭皮環境が悪化してしまいます。
こまめに熱を逃がし、シャンプー時にきちんと洗って清潔にしておくことが大切です。

ウィッグの場合、年齢と自分の髪質に合った物を選ぶことで自然な見た目になります。

クリニックで治療を受ける

笑顔で問診をする男性医師

医師に相談することで抜け毛による心理的な不安が軽減します。

1人で考え込んでしまっては、正解がわからないためどうしても不安が解消されません。

医師へ相談すると、1人ではわからなかったもやもやが解消され、心が軽くなります。

「この抜け毛はなんなのか」
「どうすればいいのか」
「そもそも治るのか」

上記のような「わからない不安」から抜け出すことができます。

たくさん調べても、インターネットの情報は自分だけに向けたものではありません。
医師に診てもらうことで、自分専用のサポートを受けることができます。

抜け毛改善には、クリニックでの治療が一番の近道です。

当院では患者様1人ひとりに合わせて医薬品やサプリ、生活に関するアドバイスなどを提供し、薄毛改善に向けて全力でサポート致します。

オンライン診療も行っていますので、1人で抱え込まずに、一度ご相談ください。

新型コロナウイルスのストレスによる抜け毛

コロナ禍の制限や不安感から、抜け毛が増えたという人が多くなっています。

いわゆる「コロナ抜け毛」です。

コロナ抜け毛は大きく分けて以下の2種類があります。

  • ウイルスの後遺症による抜け毛
  • コロナ禍のストレスによる抜け毛

ウイルスの後遺症による抜け毛について、詳しい仕組みはわかっておりません。

ただ、国立国際医療研究センターの調査では、コロナ感染者の約2割に抜け毛の後遺症があったことが明らかになっています。

さらにはコロナに感染していない人も、日常の変化によるストレスから抜け毛を訴える人が多くなっている現状です。

コロナ抜け毛は時間がたてば治ると言われています。ストレスとの付き合い方を知って、うまく対処していきましょう。

また、コロナ抜け毛にも治療薬は効果的ですので、気になる方は一度ご相談ください。

よくある質問

Qストレスと抜け毛は関係あるの?

Aはい、ストレスと抜け毛は関係あります。
ストレスによる自律神経の乱れ、ホルモンバランスの乱れ、自己免疫疾患などから抜け毛が起こる可 能性があります。

Q薄毛は薬で治るの?

A頭皮の状態によりますが、薬での改善は可能です。
発毛を促進するミノキシジルと、抜け毛を防ぐプロペシア(男性のみ)のほか、サプリなど数多くの種類があるため、自分に合ったものを使うことが大切です。

Q女性も男性と同じ治療なの?

Aいいえ、女性と男性で治療は異なる場合があります。
女性と男性では抜け毛の仕組みが違うため、同じアプローチでは治療の効果は発揮されません。
さらに、男性用治療薬の中には女性が触れてはいけないお薬もあります(プロペシア)。
きちんと使える薬を選ぶことが重要です。

Q抜毛症と脱毛症は何が違うの?

A「自分で毛を抜くか、自然と抜けるか」という点で異なります。
抜毛症は、意識的・無意識的に関わらず自分で毛を抜いてしまう症状です。
原因としては、子どもの場合は家庭や学校などの環境によるストレス、もともとの癖、大人の場合は不安感や緊張などから起こると言われています。
一方脱毛症は、頭皮や毛髪の状態により自然と毛が抜けてしまう症状です。

治療法として、抜毛症は行動認知療法や向精神薬、脱毛症は抜け毛治療薬や生活習慣の見直しなど、 それぞれに対するアプローチも異なります。

まとめ

○ ストレスによって抜け毛が起こる仕組み
  • 自律神経の乱れ
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 自己免疫疾患
○ ストレスによる抜け毛の対策方法
  • 趣味、運動、十分な睡眠、マッサージなどでストレスを解消する
  • ウィッグや帽子で抜け毛部分を隠す
  • クリニックで治療を受け、1人では解決できなかったもやもやを解消する

ストレスは、うまく対処することが大切です。

1人で解決しようとせず、ため込む前に相談して、自分に合ったストレス解消法を探していきましょう。

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