AミノキシジルはAGA(男性型脱毛症)やFAGA(女性男性型脱毛症)、壮年性脱毛症の方全般に効果が期待できます。
それ以外の脱毛症(円形脱毛症や皮膚疾患による脱毛症)は、使用しても原因が違うため期待する効果は得られない場合があります。
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ミノキシジルとは、男性型脱毛症(AGA)を改善させる効果が認められた発毛&育毛効果を持つ成分です。
プロペシアやザガーロなどのAGA治療薬では、抜け毛防止効果のみのため、発毛や育毛を希望の場合はミノキシジルの使用が効果的です。
ミノキシジルには以下の特徴があります。
以下でさらに詳しくミノキシジルについて解説しています。AGAでお悩みの方やご興味がある方はぜひ参考にしてください。
当院、新宿フィットクリニックでも、ミノキシジル配合の外用薬および内服薬を処方しています。
効率よく確実なAGA治療をご希望の方は、ぜひ当院にご相談ください。
ミノキシジルは男性型脱毛症(AGA)や女性男性型脱毛症(FAGA)を改善させる成分です。
髪の毛が抜けている場所に新たな髪の毛を生やす「発毛効果」と、髪の毛を成長させる「育毛効果」があります。
発毛効果として、ミノキシジルには発毛に関わる毛母細胞を活性化させる働きがあり、刺激された毛母細胞が細胞分裂することで、発毛に繋がります。
髪の毛の成長には、ヘアサイクル(休止期・成長期・退行期)が正しく行われる必要があります。AGAの症状になると、ヘアサイクルが乱れ成長期が早期まで(数か月~1年)で止まり、抜けやすい未成熟な髪の毛が増えるようになります。
ミノキシジルには、毛母細胞に直接作用し、AGAで短くなった成長期を正常化(2年~6年)させます。
育毛効果としては、ミノキシジルが持つ血管拡張効果により血行が促進され、頭皮に栄養を十分に届けることで、健康な毛髪の成長に繋がります。
血管拡張で同様の効果を持つ成分もありますが、ミノキシジルは成長因子を生み出して毛母細胞を活性化させるという点で他の成分と決定的な違いがあります。
ミノキシジル以外のAGA治療薬にプロペシアとザガーロがあります。
この二つの薬は「抜け毛を防止する働き」があることで、AGAの進行を抑える働きがあります。
そのため、「発毛」や「育毛」の働きのあるミノキシジルとは併用が可能です。
むしろ併用することによって、より高い発毛・育毛効果が期待できます。
ミノキシジルは大きく分けて外用薬と内服薬の2種類があります。それぞれの使用・服用方法は以下の通りです。
尚、内服薬は外用薬の作用も兼ねているため、ミノキシジルの外用薬と内服薬の併用は推奨されておりません。
ミノキシジルの外用薬は男女共に使用が可能です。
当院で処方する外用薬のミノキシジルの含有量は、男女共に8%です。
外用薬は成分量の違いあっても、1回1mlを1日2回、髪の毛の薄い部分に塗布し、マッサージのように揉みこむように用います。
主に朝晩2回、洗髪後の場合はドライヤーなどで頭皮を乾した状態で使用するようにしてください。
内服薬はタブレット状の経口薬です。
当院で処方する内服薬のミノキシジルの含有量は、男性用が5mg、女性用が2.5mgです。
内服薬の場合は1日1回1錠を水またはぬるま湯で服用します。
成分の血中濃度を一定に保つため、なるべく毎日決まった時間に服用するようにします。
ミノキシジルの副作用は厚生労働省から報告されているデータではミノキシジル5%含有の外用薬3072例のうち副作用発現症例は271例と、全体の9%弱に副作用が報告されています。
副作用は重篤な例はほとんど報告されておらず、多い順から以下のような例があります。
こうした主な副作用以外には、以下のような例も少数ながら報告されています。
こうした副作用は含有量が多いほど副作用発生数も増加傾向にあると考えられています。
そのためミノキシジル内服薬は効果も高い分、副作用の発現も強くなるとされています。
新しい強い髪が生えるまでの治療過程で、弱く細い髪の毛が一旦抜け落ちる「初期脱毛」が起こります。
この脱毛で不安を抱き治療薬の服用を止める人もいますが、力強い毛髪に生え変わるため必要な過程なので服用を止めてはいけません。
初期脱毛で抜ける髪の毛は、ヘアサイクルが乱れたことで増えた未成熟の髪の毛です。
未成熟の髪の毛はそれ以上成長しないため、これらの髪の毛が一度抜けることで、その後に正常な髪の毛が生えやすくなります。
ヘアサイクルが正常になるまで、最低でも3~6か月はミノキシジルを継続させる必要があるとされています。
ミノキシジルの内服タイプに見られる副作用として「多毛症」があります。
内服薬は体に吸収された後、血液により成分が患部へ届けられ作用しますが、ミノキシジルの成分も同様の働きがあります。
その際に、血液は全身を巡るため、頭皮のみではなく体毛が生える部分にも作用する場合があります。
胸毛やすね毛、腕毛など体毛が生える部分にも、ミノキシジルの発毛・育毛効果が働き、体毛が濃くなるケースが確認されています。
女性の場合は、眉毛や顔のうぶ毛が濃くなります。
多毛症の症状は薬が効いているという証でもあるため、特に心配する必要はありませんが、多毛症を改善する場合は、ミノキシジルの服用を止めるか脱毛処理を行う必要があります。
ミノキシジルの利用にあたってはいくつか注意事項があります。
以下では、ミノキシジルを使用してはいけない人、併用禁忌、併用注意にわけ、ミノキシジルの注意事項をわかりやすく説明いたします。
ミノキシジルは男女共に使用できますが、条件により使用が適切ではない場合があります。
女性の場合、以下の理由の脱毛では使用しても改善効果はありません。
その他使用してはいけない人は下記になります。
未成年や妊婦、授乳中の方への有効性は検証されていないため、現在は使用できません。
AGA以外の脱毛症は、脱毛する原因が違うため、ミノキシジルを使用しても改善に至りません。
併用禁忌とは、併用してはいけない薬のことを指します。
万が一併用してしまうと効果や副作用が強く現れたり、効果が得られなく場合があります。
ミノキシジルの外用薬には現在併用禁忌はありません。
内服薬の場合以下のものが併用禁忌として報告されています。
これらの成分には、血管拡張作用や血管を収縮する働きがあるため、併用すると血圧の急激な低下や血圧が不安定になる恐れがあります。
併用注意は、ミノキシジルと併用して飲むにあたって注意が必要な薬を指します。以下の条件の方は、それぞれの治療薬を服用している場合があります。
利用前に医師に相談し、現在服用している薬との併用が問題ないかを確認してください。
世界では「ロゲイン」として発売されているミノキシジル外用薬があります。日本では「リアップ」として大正製薬が発売しています。これらはいわゆる先発薬として特許を保持していました。
現在は特許が切れたため、国内でも2018年ごろからミノキシジルジェネリックが発売され、その種類は年々増加しています。
国内承認済みのミノキシジルジェネリックには以下のようなものがあります。
ミノキシジルの外用薬は、薬局やドラッグストアなどで購入できるため、便利で簡単にAGAの改善が出来ると考える方もいると思います。
しかし、クリニックでの処方ではより効果的にAGAの改善を行うことができます。
クリニックでの処方と、市販品を使用する違いには以下の二つがあります。
現在のAGAの症状がどんな状態かしっかりと医師に診察してもらい、血液検査でミノキシジルの使用が可能な体質なのかを確認し、安心して治療が行うことができます。
クリニックでは市販されていない、プロペシアやザガーロなどの脱毛防止薬の処方も行っています。 ミノキシジルとの併用により、症状の改善をさらに効果的に行う事ができます。
フィットクリニックではミノキシジルを処方しています。
ミノキシジルでのAGA治療を開始する際に、診察と血液検査を受けて頂きます。
初診料 | 5,000円(治療を開始される場合は無料) |
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血液検査 | 5,000円(治療を開始される場合は無料) |
どちらも治療を開始される方に限り、無料とさせて頂きます。処方箋の発行代は頂いておらず、お薬代のみとなります。
当クリニックでは、発毛成分ミノキシジルと育毛成分フィナステリドを主成分とした発毛薬の「リクレシタ」を処方しています。
その他、髪に必要なアミノ酸やビタミンを配合したサプリも含まれているため、有効成分で発毛を促しつつ体質改善も期待できます。
価格は以下の表をご覧ください。
内服薬 | 男性用 | ¥19,800~¥33,000 |
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女性用 | ¥12,000~¥20,000 | |
外用薬 | 男性用 | ¥9,000~¥15,000 |
女性用 | ¥6,000~¥10,000 |
男性用と女性用、外用薬と内服薬(タブレット)があるため、カウンセラーと相談の上処方することが可能です。
契約する治療期間により、それぞれ価格が異なるため、スタッフにお尋ねください。
※女性用内服薬には、効果が得られない理由からフィナステリドは含まれておりません。
ミノキシジル外用薬は、「日本皮膚科学会の男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」で推奨度A(行うよう強く勧める)と評価されています。
男性のAGA治療で使用されるプロペシア(成分フィナステリド)は、胎児への影響が懸念されるため、適用外とされていますが、ミノキシジルは女性でも使用が可能です。
AミノキシジルはAGA(男性型脱毛症)やFAGA(女性男性型脱毛症)、壮年性脱毛症の方全般に効果が期待できます。
それ以外の脱毛症(円形脱毛症や皮膚疾患による脱毛症)は、使用しても原因が違うため期待する効果は得られない場合があります。
Aケガによる脱毛はミノキシジルの適応範囲ではなく、また、壮年性脱毛症でも患部に傷や炎症がある場合は患部を悪化させる恐れがありますので完治するまでは使用をお控えください。
Aミノキシジルは継続して使用することで発毛しますが、使用を中止すると毛髪が元の状態に戻ってしまいます。
Aミノキシジルは頭皮のみにご使用ください。