このページではEDの初期症状や原因を解説します。さらに、ご自身の状態を簡単に確認できるセルフチェックもご用意しています。
ED(勃起不全)は完全に勃起しない状態だけでなく、十分に勃起できない状態も含まれます。
「以前よりも硬さが低下している」「EDかもしれない」と思ったら、ぜひ確認してみてください。
ED(勃起不全)については、以下のページで詳しく解説しています。 ED(勃起不全)とは
EDの初期症状
EDの初期症状には、以下のような症状が見られます。
EDの定義として、性行為時に勃起の維持または持続ができない状態も含まれるため、中折れや硬さの低下もEDの症状に当てはまります。
以前よりも勃起力が低下する、中折れするなどの症状があれば、EDの初期症状を疑ってみてください。
朝立ちしない日がある
朝立ちしない日がある場合も、EDの初期症状の可能性があります。
特に朝立ちしない日が続いている場合、血管や神経、内分泌などの障害によって勃起できない状態になっている「器質性ED」も疑われます。
器質性EDは神経障害や血管障害、内分泌機能低下など、身体的な原因によって引き起こされるEDです。
器質性EDについては、以下のページで詳しく解説しています。 器質性EDについて
たまに中折れすることがある
性行為時にたまに中折れ(途中で萎える)して、最後まで勃起が続かない場合もEDのサインになります。
中折れの原因は、加齢だけでなくストレスや精神的な理由で起こる場合もあります。
そのため、20代や若年層で中折れを経験してもおかしくありません。
放置すると症状が悪化する可能性もあるため、EDの初期症状として対策することが大切です。 中折れについて
勃起時の硬さが低下している
性行為時に陰茎の硬さが低下したり、満足のいく硬さが得られずに挿入できない場合もEDの初期症状です。
勃起時に硬さが低下することで、勃起状態を維持できなくなる場合もあります。
仮に挿入できても、以前よりも硬さが落ちている、以前よりも反応が鈍い気がすると感じればEDを疑ってみてください。
性行為に対する意欲が減退している
そもそも性行為に対して意欲が減退している場合もEDの初期症状に当てはまります。
性行為への意欲の減退には、精神的な原因が大きく、ストレスや性的なトラウマによって神経に興奮が伝達されず突然EDを発症する場合もあります。
このような精神的なストレスやトラウマによるEDは、「心因性ED」と呼ばれています。
自慰行為や朝立ちはできるのに、性行為の時だけ勃起しない。パートナーにだけEDになってしまう。といった症状も心因性EDの特徴です。
心因性EDについて
EDの初期症状が起こる原因
EDの初期症状が起こる原因は、ストレスや身体的な問題、服用中の薬剤による影響、複数の原因が重なっている状態などさまざまです。
- 心理的、精神的なストレス
(心因性ED) - 動脈硬化や神経の損傷など身体的な問題
(器質性ED) - 抗うつ薬や睡眠薬など特定の薬剤の使用による影響
(薬剤性ED) - 精神的、身体的さまざまな原因が重なっている状態
(混合性ED)
動脈硬化などは加齢とともにリスクが高くなりますが、精神的な原因は若年層にも起こりやすいため、年齢関係なくEDの初期症状が表れる場合があります。
EDの原因について詳しくは以下のページで解説しています。 EDの原因
EDの診断基準
EDを診断する方法には問診や診察といった身近なものから、心理テスト、内分泌検査、生理的勃起機能検査、神経系検査、血管系検査など専門的な検査もあります。
また、EDの症状をご自身で診断する目安に、国際勃起機能スコア(IIEF-5)や、Sexual Health Inventory for Men(SHIM)があります。
日本人は性行為の機会が少ないため、ED診療ガイドラインでは国際勃起機能スコアよりも0点の項目を持つSHIMを用いて診断するのが適格とされています。
| 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 勃起を維持する自信は どの程度ありますか |
非常に低い | 低い | 中くらい | 高い | 非常に高い | |
| 性的刺激によって勃起した際、どれくらいの頻度で挿入可能な硬さになりますか | 性的刺激は なかった |
ほとんど、 又は全くない |
たまに (半分よりかなり低い頻度) |
時々 (ほぼ半分の頻度) |
しばしば (半分よりかなり高い頻度) |
ほぼいつも、 又はいつも |
| 性交の際や挿入後、どれくらいの頻度で勃起の維持ができましたか | 性交を 試みなかった |
ほとんど、 又は全くない |
たまに維持 (半分よりかなり低い頻度) |
時々維持 (ほぼ半分の頻度) |
しばしば維持 (半分よりかなり高い頻度) |
ほぼいつも、 又はいつも維持 |
| 性交の際や性交を終了するまで、勃起の維持はどれくらい困難でしたか | 性交を 試みなかった |
極めて困難 | とても困難 | 困難 | やや困難 | 困難でない |
| 性交を試みた際、どれくらいの頻度で性交に満足できましたか | 性交を 試みなかった |
ほとんど、 又は全く満足できない |
たまに満足 (半分よりかなり低い頻度) |
時々満足 (ほぼ半分の頻度) |
しばしば満足 (半分よりかなり高い頻度) |
ほぼいつも、 又はいつも満足 |
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| 重症度分類 | 合計点(25点満点) |
|---|---|
| 重度ED | 5~7点 |
| 中程度ED | 8~11点 |
| 軽度~中程度ED | 12~16点 |
| 軽度ED | 17~21点 |
| EDではない | 22~25点 |
※性交機会があった場合のみこの分類が当てはまります。
EDのセルフチェック
EDが判断できるセルフチェックをご用意いたしました。
ご自身がEDの症状に当てはまるか、ぜひチェックしてみてください。
- 完全に硬く硬直する
- 挿入には十分な硬さだが、完全には硬くはない。
- 硬いが、挿入に十分なほどではない。
- 大きくなるが、硬くならない。
- 勃起しない。
1/10
- ほぼいつも、または、いつも勃起する。
- しっかり勃起することが多いがたまに硬さが足りない。(60%以上)
- 挿入可能な硬さにならないことがある。(50%程度)
- あまり勃起しない。(30~40%程度)
- ほぼ勃起しない。
2/10
- ほぼいつも、またはいつも射精まで維持できる。
- 射精まで維持できることが多いがたまに中折れする。(60%以上)
- 時々中折れする。(50%程度)
- すぐに維持できなくなる。(30~40%程度)
- ほぼ性交できる硬さにならない。
3/10
- ほぼいつも勃起できる。
- 時々ある。(50%程度)
- ある。
4/10
- ない。
- ある。
5/10
- バランスのいい食事を摂るようにしている。
- たまに偏る。
- 不規則な食生活や偏った食事が多い。
6/10
- 毎日運動している。
- 週2~3日運動している。
- たまに思い立って運動する。
- まったくしない・ほぼしない。
7/10
- ほぼ飲まない。
- 週2~3回少量飲む。
- 週2~3回だがかなりの量飲む。
- ほぼ毎日飲み酒量も多い。
8/10
- まったく吸わない。
- 最近まで吸っていた。
- 1日10本程度。
- 1日10~20本程度。
- 1日20本以上。
9/10
- ない。
- 既往歴がある。
- 現在治療中。
10/10
◎EDの疑いはほぼありません(0~3点)
現在はEDの心配はありませんが、心理的な原因や加齢でもEDになることは覚えておきましょう。
◎EDの疑いあり、ED予備軍(4~7点)
EDが疑われる症状に該当しています。生活改善やEDサプリメントなどで体質改善で良化する可能性もあります。効き目のおだやかなED治療薬もおすすめです。
◎軽度EDの可能性(8~15点)
軽度EDは、性交に十分な勃起や維持が時々出来なくなる症状です。
◎中等度EDの可能性(16~30点)
中程度EDは、高頻度で性交に十分な勃起や維持が出来なくなる症状です。
◎重度EDの可能性(31点以上)
重度EDは毎回、性交に十分な勃起が得られない。また、維持もできないレベルのEDです。
フィットクリニックではEDのオンライン診療・処方を行っております。
治療薬の種類も豊富で、症状にあった処方が可能です。
全国どこでも同料金で診察~発送しております。
EDのオンライン診療
※診断結果はあくまでも予想される疑いであり、必ずしもそれが原因と断定するものではございません。
より正確なEDの診断をご希望の方はお気軽にご相談ください。
EDの初期症状を改善する方法
EDの初期症状の改善に有効な方法は、ED治療薬の服用です。
ED治療薬の服用はED治療の第一選択とされ、服用により勃起をサポートします。
さらに、ED治療薬の服用と並行して以下のような生活習慣を見直してみましょう。
- 6時間以上の睡眠をとる
- 血流改善に効果的な食べ物を摂取する
- 適度な運動をする
- 過度な飲酒は控える
- 禁煙する など
運動や筋トレは血流の改善やテストステロンの増加、ストレスの緩和につながり、EDに対して間接的な効果が期待できます。 EDとマッサージ・運動・筋トレの関係
即効性はありませんが、日ごろからEDになりにくい生活習慣を心がけることも大切です。
EDの治し方について詳しくは以下をご確認ください。
ED(勃起不全)の治し方
EDの初期症状だと感じたらすぐに医療機関へ相談
以前より勃起力の低下を感じたり、勃起を維持できない場合は、EDの初期症状が考えられます。
症状を放置していると、性的な興奮があっても全く勃起しない重度のEDにつながることもあります。
最近では20代や30代の若年層でもEDを発症する場合があり、決してめずらしい症状ではありません。
少しでも初期症状に当てはまる場合は、医療機関へ相談してください。
当院では、ED治療の第一選択とされるED治療薬を処方しています。
当院のED治療について詳しくは以下をご確認ください。
EDの初期症状に関するよくある質問
-
- Q
EDの初期症状にはどのようなものがありますか?
- A
EDの初期症状としては以下が考えられます。
・朝立ちしない日がある
・たまに中折れすることがある
・勃起時の硬さの低下
・性行為に対する意欲の減退
- Q
-
- Q
朝立ちしますが、中折れするときがあるのはEDですか?
- A
朝立ちは問題なく、性行為時のみ中折れしてしまう場合は、心因性EDの可能性があります。
朝立ち(夜間勃起)は精神的な影響が受けにくい現象となり、朝立ちできていれば身体的には問題ないと考えられます。心因性EDに対してもED治療薬の処方が可能です。
- Q
-
- Q
急に勃たなくなったのはなぜですか?
- A
ED(勃起障害・勃起不全)にはさまざまな原因があります(ストレス、生活習慣の変化、薬の副作用、過剰な飲酒や喫煙、その他の健康問題)。
ただし、自己判断で原因を特定するのは危険なため、異常を感じたら医師に相談しましょう。
EDの治療法は人によって異なるため、自分に合った解決策を見つけることが大切です。
- Q
-
- Q
EDを対策する方法はありますか?
- A
EDは症状に合わせ適切な治療をおこなうことで改善につながります。ED治療薬は一時的に症状を改善する効果が期待できます。精神的な原因によるEDでは、ED治療薬を服用して性行為の成功を重ねていくことで自信につながり、結果としてEDの根本的な治療に繋がる可能性があります。
- Q
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参考サイト
この記事の監修
(はっとり けいた)
【略歴】
- 平成17年
- 医療法人財団 河北総合病院 勤務
- 平成29年
- ゴリラクリニック 池袋院 管理者
- 令和5年~
- フィットクリニック院長 勤務

