
ED(勃起障害・勃起不全)とは満足な性行為ができないという、陰茎の勃起に関する病気です。
ただし、何が原因のEDか、完全なED症状か、あるいはEDにつながる一過性の兆候かという判断を個人で行うのは難しいと言えます。
本記事ではEDの原因や症状の段階、EDを診断する方法をわかりやすく解説し、日本のED人口や世代別のED割合といった最新の情報から、近年のEDの傾向も紹介します。
EDの治療方法について知りたい方は以下のページをご覧ください。
EDとはどのような病気か
通常の勃起 | EDになった場合 |
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EDとは「Erectile Dysfunction」の略で、勃起障害、勃起不全という意味です。
「満足な性行為を行うための勃起に至らない、または勃起を維持、持続できない状態」をEDといいます。
- 勃起はするが硬度が足りない
- 挿入はできるが射精前に収縮(中折れ)してしまう
- 朝立ちしなくなる、または朝立ちする頻度が減っている
EDの原因

EDの原因には肥満や糖尿病といった身体的要因(器質性ED)、心理的・精神的なストレス(心因性ED)、服用中の特定の医薬品によって起こる薬剤性ED、そしてこれらが複合する混合性EDがあります。
心因性ED | 心理的、精神的なストレスが原因で起こるED。 年齢の若い方でも症状が出る場合がある。 |
20~40代に多い |
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器質性ED | 動脈硬化や神経の損傷などが原因のED。 肥満や糖尿病、高血圧などの疾患、加齢による動脈硬化と、神経の損傷や疾患などの身体的原因によるED。 テストステロン減少も器質性ED。 |
年齢に関係無し |
薬剤性ED | 特定の薬剤の服用で起こるED。 薬剤の使い方など指導を受ける必要がある。 |
年齢に関係無し |
混合性ED | さまざまな原因のEDが密接に関わったED。 高齢になると現れやすく、原因が複数のため、治療が困難な場合がある。 |
40~60代に多い |
EDの原因01:心因性ED(精神的なストレスが原因)
心因性EDは、心理的・精神的なストレスが原因となるEDです。
血管の疾患や神経の損傷など、体の原因に関わりないのが特徴です。
1つの指標として、朝立ち(夜間勃起)する、マスターベーションは行えるが、性行為ができない場合、心因性EDが懸念されます。
最近では、加齢など身体的問題の少ない20~30代の若年層に心因性EDで悩む方が増えています。
- 仕事やSNSなどの強い精神的ストレスや不安・緊張(現実心因)
- 過去に受けたトラウマ(深層心因)
- うつ病などの精神的疾患
- 経験不足、妊活など強制的な性行為へのプレッシャー
強い精神的ストレスやトラウマなどを受けると、視覚や触覚から入ってきた性的刺激が、脳から陰茎にしっかり伝わらず勃起ができない、中折れなどのEDの症状となって現れる場合があります。
不安や緊張感がある状態では交感神経が優位となり、勃起が十分に保てない状態になります。
さらに、勃起力低下や失敗体験により「次も失敗したらどうしよう」と自信を失い、それが原因で心因性EDになる悪循環に繋がる場合があります。
EDの原因02:器質性ED(血管や神経の障害が原因)
器質性EDとは、血管、神経、内分泌環境など身体の障害が原因で物理的に勃起できなくなるEDです。
●血管の障害
- 加齢による動脈硬化
- 生活習慣病(糖尿病、脂質異常症、高血圧など)
- 陰茎海綿体の血管の損傷(手術など)
●神経の障害
- 神経障害(てんかん、脳卒中、パーキンソン病、アルツハイマー病など)
- 外科手術や事故で神経が損傷(交通事故や前立腺肥大の手術など)
●男性機能の低下
- テストステロンの減少
加齢によるEDの方の多くは、動脈硬化が原因となります。
陰茎の海綿体の動脈は体の中でも最も細く、動脈硬化による影響を受けやすい傾向にあります。
性的刺激を陰茎に伝達する神経に障害がある場合も、勃起の妨げとなります。
テストステロンの減少は加齢や運動不足、睡眠不足が原因で起こります。
テストステロン減少で、性欲の減退に加え性的興奮を伝える神経伝達物質や、勃起のメカニズムに関わる一酸化窒素の分泌も減少します。
また、血管内皮機能障害(動脈硬化の初期段階の症状)になる可能性もあります。
テストステロン補充療法といった対策もありますが、ED治療薬の服用も有効です。
EDの原因03:薬剤性ED(特定の薬剤が原因)
薬剤性EDは、服用している医薬品の副作用が原因のEDです。
- 精神安定剤
- 抗うつ薬(SSRI・SNRIなど)
- 睡眠薬
- 向精神薬
- 降圧剤
- 男性ホルモン抑制剤(AGA・前立腺肥大治療薬など)
- ステロイドなどアレルギー用剤 など
服用している薬が原因でEDになる場合もありますが、例に挙げた薬を服用している全ての方に副作用であるEDの症状が現れるものではありません。
器質性EDや心因性EDの可能性もあるので自己判断は避け専門の医師にご相談ください。
EDの原因04:混合性ED(複数のタイプのEDが原因)
混合性EDとは、3種類の原因(器質性・薬剤性・心因性)が複合したタイプのEDです。
- 加齢による動脈硬化や高血圧などの症状を不安に思う
- 年齢と共に仕事での立場や責任が重くなる
- 介護や子供の自立など、家庭での変化がストレスとなる
- 医薬品の副作用によるEDでトラウマになる
特に年配の方は器質性EDや薬剤性EDになりやすく、それがきっかけとなり心因性EDを併発するパターンが見受けられます。
さらに、2つ以上の原因が重なるため、改善に時間がかかる場合があります。
EDと早漏の違い
EDと早漏・その他性機能障害には以下の違いがあります。
ED | 勃起を維持、持続できない男性器の症状 |
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早漏 | 挿入後1分以内で射精、もしくは挿入前に射精してしまう症状 |
膣内射精障害(遅漏) | 性交になると射精に至らない症状 |
神経性射精障害 | 脊髄損傷など重度の神経障害で射精できない症状 |
逆行性射精障害 | 膀胱に精子が逆流してしまうことで精子が出てこない症状 |
射精不能 | オルガスムが得られなくなる症状 |
早漏ほか上記の性機能障害はEDと同時に発症、併発する場合もあります。
また、早漏・遅漏は女性の性機能障害の原因ともなる可能性があることからも治療が必要です。
勃起障害・勃起不全・ED・インポテンスの違い
勃起障害・勃起不全・ED・インポテンスの違いはほぼ同じ意味であり、「Erectile Dysfunction」の和訳が「勃起障害」や「勃起不全」です。
EDの以前の呼称が「インポテンツ」「インポテンス」「インポ」でしたが、差別的な意味合いで使われることからEDが一般的となりました。
一方、EDは陰茎の勃起に限定した疾患であるのに対し、インポテンスは性欲、快感、射精に関する性機能障害も含みます。
EDの症状には段階がある
EDの症状は陰茎が完全に勃起しない状態の前にも段階があります。
ここからはEDの初期症状、中程度のED、重度のEDと分けて解説します。
EDの初期症状
完全な勃起不全でなくても、陰茎の硬さや持続力の衰えもEDに当てはまります。
朝立ちしない日がある
朝立ちしない日が続いている場合は、器質性EDの可能性があります。
器質性EDとは、血管や神経、内分泌などの障害によって勃起できない状態をいいます。
朝立ちは「夜間睡眠時勃起現象」と呼ばれ、健康的な男性によくみられる生理現象です。
夜間勃起は睡眠時に何度か起こる現象で、正常であれば約80分ごとに20〜40分ほど勃起状態が続きます。
この現象は精神的な影響を受けにくいため、朝立ちしていない状態が続く場合は、何らかの身体的な原因が考えられます。
たまに中折れすることがある
EDの定義として、性行為時に勃起の維持または持続ができない状態も含まれるため、中折れもEDの症状に当てはまります。
原因として糖尿病や高血圧などにより動脈硬化が起き、血流が悪くなることで勃起の維持が難しくなります。
勃起時の硬さの低下
性行為の際に満足いく硬さを得られずに挿入できない場合もEDの初期症状の疑いがあります。
仮に挿入できても、以前より硬さが落ちている場合、性行為の失敗が続くことがありED治療が必要です。
性行為に対する意欲の減退
性行為に対する意欲が減退している場合もEDの初期症状になります。
性欲が低下する原因には、精神的な問題も多いのが特徴です。
勃起力の衰えや中折れなどの失敗が続いていると、「次こそは成功しなければ」というプレッシャーから心因性EDにつながる可能性もあります。
中程度のED症状
- うまく性交できない場合のほうが多くなる
- 勃起できる回数がさらに減少
- 性交中の勃起維持力がさらに減少
- 初期EDでの性行為の失敗により更に消極的になる
EDの初期症状と比べ、勃起できる回数や勃起維持力がさらに弱まります。
性欲もあり完全なEDではありませんが、勃起させるまでの時間を要するようになるなど、うまく性交できる回数自体が減少します。
重度のED
- 性的興奮があっても勃起しない
- 性行為に必要な勃起力を維持できない
- 一度も勃起したことや勃起を持続できたことがない(原発性ED)
事故による神経の損傷や病気で全く勃起できなくなることがあります。
また、心理的なプレッシャーでも勃起できなくなる重度EDにつながる場合もあります。
こうした場合もED治療薬の服用で効果を得られることもあります。
ED治療薬に反応しない場合は、低衝撃波治療で陰茎海綿体に新たな毛細血管をつくったり、幹細胞培養で陰茎海綿体の内皮細胞を再生させるといった治療を行うことで、ED治療薬に反応できる状態に回復させる治療を行います。
一時的にEDとなるケース
一方、以下のケースは一時的なEDである場合もあります。
飲酒後勃起しにくい | 自身の飲酒量に見合わない多量の飲酒により中枢神経の働きが抑制され、勃起をするための信号が性機能に上手く伝わらなくなる |
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過激なポルノ画像・映像への依存 |
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コンドーム装着段階でEDを発症 |
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これらは一時的なEDの場合もある一方、すでにEDが進行している場合や心因性EDである可能性もあります。
EDは人により改善する場合もありますが、必ずしも自然治癒するわけではありません。
放置するとEDの症状が悪化する恐れもあるため、早めの治療が望ましいと言えます。
EDを診断する方法
EDを診断する方法には問診や診察といった身近なものから、心理テスト、内分泌検査、生理的勃起機能検査、神経系検査、血管系検査など専門的な検査もあります。
また、EDの症状をご自身で診断する目安に、国際勃起機能スコア(IIEF-5)や、Sexual Health Inventory for Men(SHIM)があります。
日本人は性行為の機会が少ないため、ED診療ガイドラインでは国際勃起機能スコアよりも0点の項目を持つSHIMを用いて診断するのが適格とされています。
Sexual Health Inventory for Men(SHIM)
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | |
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勃起を維持する自信は どの程度ありますか |
非常に低い | 低い | 中くらい | 高い | 非常に高い | |
性的刺激によって勃起した際、どれくらいの頻度で挿入可能な硬さになりますか | 性的刺激は なかった |
ほとんど、 又は全くない |
たまに (半分よりかなり低い頻度) |
時々 (ほぼ半分の頻度) |
しばしば (半分よりかなり高い頻度) |
ほぼいつも、 又はいつも |
性交の際や挿入後、どれくらいの頻度で勃起の維持ができましたか | 性交を 試みなかった |
ほとんど、 又は全くない |
たまに維持 (半分よりかなり低い頻度) |
時々維持 (ほぼ半分の頻度) |
しばしば維持 (半分よりかなり高い頻度) |
ほぼいつも、 又はいつも維持 |
性交の際や性交を終了するまで、勃起の維持はどれくらい困難でしたか | 性交を 試みなかった |
極めて困難 | とても困難 | 困難 | やや困難 | 困難でない |
性交を試みた際、どれくらいの頻度で性交に満足できましたか | 性交を 試みなかった |
ほとんど、 又は全く満足できない |
たまに満足 (半分よりかなり低い頻度) |
時々満足 (ほぼ半分の頻度) |
しばしば満足 (半分よりかなり高い頻度) |
ほぼいつも、 又はいつも満足 |
※スマホでは横にスクロールします
重症度分類 | 合計点(25点満点) |
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重度ED | 5~7点 |
中程度ED | 8~11点 |
軽度~中程度ED | 12~16点 |
軽度ED | 17~21点 |
EDではない | 22~25点 |
※性交機会があった場合のみこの分類が当てはまります。
日本国内のED全国調査データ
勃起障害(ED)に関する全国調査は1998年に行われていましたが、日本性機能学会の臨床研究促進委員会が2023年に25年ぶりに実施、2024年に調査結果を発表しています。
2023年 | 1998年 | |
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日本国内ED有病率 | 約1,400万人 | 1,130万人 |
この調査では国内成人男性の約3人に1人がEDであるということが示されています。
世代別ED割合

今回の調査では、50代、40代の中高年に多いイメージだったEDが、20代でも3割弱という高い比率で発症していることがわかりました。
若年層は体力的には性的活動に支障ない人が多い一方、性行為の経験不足や仕事・生活環境のストレスといった心因性EDの発症が多いとされます。
男性不妊の原因としてのED
近年は不妊の原因が男性にある場合が多いことも認知されてきました。
不妊治療の性行為に必要なタイミングでのプレッシャーや、妊娠の失敗からくる焦りで、心的負担から生じる心因性EDです。
これらの治療に大きく貢献するのがED治療薬です。
EDは薬で治療が可能

EDの改善の選択肢として、ED治療薬の使用があります。
EDの原因は様々ありますが、一部の原因を除き(勃起に必要な神経や細胞の損傷など)ほとんどの症状にED治療薬は有効です。
- 陰茎海綿体の血管を拡張させ勃起を促す
- 性機能に直接アプローチするため心因性EDの場合も有効
- 含有成分には耐性や中毒性は少ないため、長期間継続して服用可能
- 射精後不応期(賢者タイム)の短縮効果も期待でき、性交時の満足度が向上
また、ED治療薬を服用して性行為できたという「成功体験」が自信となり、EDの症状が改善された例もあります。
まとめ:ED(勃起障害・勃起不全)とは
ここまで、EDとは何かについて解説してきました。以下に本記事の内容をまとめます。
- ED(勃起障害・勃起不全)とは「十分な勃起が得られない、維持できない状態」を指す
- EDの原因は心因性、器質性、薬剤性、混合性に分類でき、自分のED症状を判断し最適な治療法を見つけることができる
- EDは初期症状からEDを疑うことができ、中程度ED、重度EDで症状に違いがある
- EDは放置すると症状が悪化する可能性がある
- EDは過剰な飲酒やポルノ依存などにも因果関係があり一時的なEDとなるが、これらもED治療薬での改善が期待できる
- ED治療薬の個人輸入は危険であり、医療機関に相談する方法が一番安全
以前よりも勃起に違和感を感じる場合は、ED症状が出ている可能性があります。
EDについて気になる方はクリニックへご相談ください。
ED(勃起障害・勃起不全)に関するよくある質問
-
- QEDはなんの略で読み方はなんですか?
- A「ED」とは、英語「Erectile Dysfunction」の略称で勃起障害・勃起不全のことです。
「満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られないか、または維持できない状態が持続または再発すること」を指します。
- Q
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- Q朝立ちしますが、中折れするときがあるのはEDですか?
- A朝立ちは問題なく、性行為時のみ中折れしてしまう場合は、心因性EDの可能性があります。
朝立ち(夜間勃起)は精神的な影響が受けにくい現象となり、朝立ちできていれば身体的には問題ないと考えられます。
- Q
-
- Q急に勃たなくなったのはなぜですか?
- AED(勃起障害・勃起不全)にはさまざまな原因があります(ストレス、生活習慣の変化、薬の副作用、過剰な飲酒や喫煙、その他の健康問題)。
ただし、自己判断で原因を特定するのは危険なため、異常を感じたら医師に相談しましょう。
EDの治療法は人によって異なるため、自分に合った解決策を見つけることが大切です。
- Q
-
- QEDはどのようにしてなりますか?
- AED(勃起障害・勃起不全)は、心理的なストレスや身体的な健康問題、不健康な生活習慣などが原因で起こります。
血管の問題や病気も関与している可能性もあるので、性機能に異常を感じた場合は自己判断せず、医師に相談しましょう。
- Q
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- QEDになりやすい人はどんな人ですか?
- AEDになりやすいのは、以下の特徴を持つ人です。
- 高血圧や糖尿病、心臓病を抱えている
- 運動不足や肥満、喫煙など生活習慣が不健康である
- うつ病を患っているなど精神的な負担が大きい
改善のためには生活習慣を正す方法はもちろん、ED治療薬で性機能を向上させる方法が有効です。
- Q
-
- QEDの症状にはどのようなものがありますか?
- AEDの主な症状として、勃起しない又は勃起状態が続かない、性的な興奮を感じない、勃起時に硬くならない、などが挙げられます。
これらの症状が長期間続く場合は、医師の診断と治療が必要です。
- Q
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- QED改善にサプリメントは有効ですか?
- AEDを改善するという触れ込みでEDサプリメントが販売されていますが、サプリメントは副作用も少ない反面、長期間飲み続け体質を改善させていくといった利用方法の栄養補助食品で、明確な治療効果を持つ医薬品とは違います。
- Q
-
- QコロナEDとはなんですか?
- AコロナEDとは新型コロナウイルス感染症の後遺症によると考えれるEDです。
コロナ後遺症はまだ未知の領域ながら、後遺症として現れる人がいるという点を除けば、症状は通常のED(勃起不全)と同様と考えられます。
- Q
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- Q新型コロナのワクチン接種による「ワクチンED」はありますか?
- A新型コロナウイルス感染によって性行為に影響を及ぼす可能性が指摘されている一方、これら「ワクチンED」については誤情報だと結論づけられています。
- Q
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- Qコロナワクチン接種とED治療薬の併用はできますか?
- AコロナワクチンとED治療薬の併用について、接種前後の服用に問題があるという報告はありません。
ただし服用には体調を優先させ注意し、接種前後2日は服用を控えることをお勧めします。
- Q
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- Q新型コロナ治療薬とED治療薬の併用はできますか?
- A抗 SARS-CoV-2剤 (新型コロナ治療薬)はバルデナフィル(ED治療薬レビトラおよびジェネリック)、シルデナフィル(ED治療薬バイアグラおよびジェネリック)、タダラフィル(ED治療薬シアリスおよびジェネリック)は併用が禁忌とお考えください。
- Q
その他よくある質問はこちらをご確認ください
この記事の監修

(はっとり けいた)医師
【略歴】
- 平成17年
- 医療法人財団 河北総合病院 勤務
- 平成29年
- ゴリラクリニック 池袋院 管理者
- 令和5年~
- フィットクリニック院長 勤務