クラミジアの治療費用について|検査・治療の料金をそれぞれ解説

クラミジアの治療費用について|検査・治療の料金をそれぞれ解説

このページでは性感染症のクラミジアを治療する際にかかる費用について、検査・治療の料金に分けわかりやすく解説しています。

フィットクリニックの治療費についても紹介しているので、クラミジアの検査・治療を受ける際のクリニック選びにお役立てください。

当院のクラミジア治療の費用

フィットクリニックでは、クラミジア治療にジスロマックジェネリックとクラビットを処方しています。
処方を受ける際にかかる費用は、以下のとおりです。

性病名 製品 処方数 価格
クラミジア
咽頭クラミジア
マイコプラズマ
ウレアプラズマ
ジスロマックジェネリック 250mg ジスロマックジェネリック 250mg 4錠 6,980円
クラビット 500mg 7錠 7,700円

上記の価格以外に診察料などの別途費用は発生しません。

そのため薬代のみで服用ができ、通常であれば一度の治療で完治するので追加の費用が必要になるケースは少ない傾向です。

また、当院はクラミジアの検査から治療までをトータルサポートできる医療機関です。

感染を疑うような不安行為に心当たりがある方は、早期発見・治療につなげるためにもお気軽に当院までご相談ください。

参考サイト
ジスロマック錠250mg

クラミジアの治療費相場

ジスロマックやジェネリックを使ったクラミジアの治療費の相場は、以下のとおりです。

●治療費の相場(自由診療)

6,980円〜20,000円

自由診療は、クリニックごとに価格を自由に設定できます。

同じジスロマックやジェネリックの処方であっても、クリニックによって治療費に差が生じるのはこのためです。

場合によっては、診察料(初診料・再診料など)が加算されることもあるので、治療費を抑えるにはクリニック選びが大切になってきます。

一方、保険診療の医療機関では、以下の費用がかかります。

  • 薬代(薬剤料+調剤料+処方料+調剤技術基本料)
  • 診察料
  • その他(症状がない場合の検査料)

保険適用でのクラミジア治療は自己負担を抑えられますが、症状がない場合の検査費用は自費になります。

更に、各医療機関によって保険適用の基準も異なります。

また、保険を使うことで「医療費のお知らせ」にも記載されるため、会社や家族に知られたくない方は匿名で受診できる自由診療を選ぶことをおすすめします。

フィットクリニックのご予約は以下よりWEBとLINEなら24時間ご予約いただけます。

治療薬について

クラミジアの治療薬には、内服するタイプの抗菌薬(抗生物質)が使用されます。

その中でもクラミジアの菌に抗菌力が認められているのが、マクロライド系やニューキノロン系の薬です。

●クラミジアに使用する主な抗菌薬
  • アジスロマイシン
  • クラリスロマイシン
  • レボフロキサシン
など

このように抗菌薬には種類がありますが、1回の服用で治療できるジスロマックやそのジェネリックは処方の第一選択薬として選ばれていることが多い傾向です。

当院のクラミジア検査の費用

当院はクラミジア検査を受けやすくする一環として、セルフチェックができる検査キットを販売しております。

男女問わず気になる性病を同時検査するセットが各種あり、匿名での検査となるので気構えることなく検査を受けていただくことができます。

検査キット 価格(税込)
女性2項目セット
(クラミジア・淋病検査)
6,600円
男性2項目セット 6,600円

また、検査によりクラミジアの陽性反応が出てしまった場合、50%以上の確率でパートナーも感染している可能性が疑われます。

パートナーへの感染率の高さを踏まえ、性病の症状がみられる場合はパートナーと一緒に検査を受けることをおすすめします。

また、これらの検査キットはオンライン診療のご利用でご自宅などでの受け取りが可能です。

通院の必要はなく、送料も無料とさせていただいておりますので、ご自身やパートナーの身体を性病から守るためにもフィットクリニックの検査キットをお役立てください。

セットでの検査がおすすめ

クラミジアだけを検査することもできますが、当院では疑わしい性病はセットで調べる検査セットを取り扱っております。

●セット検査をお勧めする理由
  • 自覚症状だけで性病の種類を特定するのが難しい
  • 単体で検査を行って陰性の場合、次々に別の検査を行うことになると時間・経済の両コストが上がる
  • 重複感染のリスク
  • 菌を保有していても症状が出ないこともある(無症候性)

クラミジアの主な症状である「尿道炎」や「子宮頸管炎」は、他の性病の初期症状でもあります。
このため、クラミジアが陰性だった場合には他の性感染症も検査する必要が生じるので、症状だけを頼りにした検査は肉体的にも時間的・金銭的にも負担になりうる可能性があります。

また、クラミジアは淋病と合併している割合が20〜30%と高いので、単体での検査では重複感染を見逃すリスクにもつながります。

無症候性といって感染していても症状が数年にわたって出ないこともあるので、万が一のことを考えてセットで検査を受けるのが望ましいです。

クラミジアの検査費相場

クラミジアを含む性病は、治療前後に必ず検査が必要です。

治療前の検査を行う理由は、原因となる細菌に効く薬の種類は限られており、どの性病か特定しないと有効な治療が行えないためです。

また、むやみな抗菌薬の服用による耐性菌(薬が効かない菌)の発生を防ぐためにも医師の指導を守って治療薬を選択し服用することが重要です。

クラミジアの検査費の相場は、以下のとおりです。

●一般的なクラミジア検査費の相場

クラミジア単体検査:10,000円前後 / 1回
セット検査(4〜10種):25,000円〜50,000円 / 1回

症状が治るだけでは完治とは診断できないため治療後の検査も大変重要です。

わずかでも感染力のある菌が残ってしまうと再発・再燃したり、パートナーへの感染リスクもあります。

治療によって感染部位で菌が死滅するまでには2〜3週間と個人差もあるので、治療を行った医師に指示された期間に再検査も受けるようにしてください。

検査について詳しい内容については、以下よりお問合せください。

完治までにかかる費用は?

フィットクリニックでクラミジアの完治までにかかる費用は、以下を参考にしてください。

<治療薬の処方>
ジスロマックジェネリック250mg4錠 + 検査キット
または、クラビット500mg7錠 + 検査キット

➡治療薬: 7,700円 + 送料385円

クラミジアを完治させるまでの費用は、「検査費」と「薬代」「診察料」「処方料」などですが、当院では「検査費」、「薬代」、「送料」のみとなります。

その他に別途費用がかかることはなく、診察料(初診料・再診料)などもいただいておりません。

パートナーと一緒に検査・治療を受けていただく場合もセット割引が有効ですので、詳しくは以下よりお問合せください。

オンライン診療ならプライバシーも守られる

当院ではオンライン診療を実施しており、通院せずにオンライン上の簡単なやりとりだけで、医師によるクラミジアの検査・治療を受けることができます。

●オンライン診療のメリット
  • スマホで好きなタイミング・全国どこでも受診が可能
  • 性器の診察不要
  • 医師・スタッフ以外の誰にも知られる心配がない
  • 通院コストゼロ(待ち時間・移動時間・交通費)
  • 診察から処方までがスピーディー
  • 最短即日発送

オンライン診療は医師以外との接触がなく、検査の場合も匿名となるので、プライバシーを守りつつ検査・治療が受けることができます。

クラミジアなどの性病は、通院に対する恥ずかしさや抵抗感などから受診する機会を失ってしまいがちです。

検査・治療を先送りにして症状を長引かせないためにも、オンライン診療による受診もご検討ください。

クラミジアについて

クラミジアとは、クラミジア・トラコマティス(Chlamydia Trachomatis)という細菌に感染することで発症する性感染症(STD)の1つです。

男女の性器に炎症を起こす病気として知られていますが、感染部位に直接触れてしまう行為があれば、咽頭(のど)や肛門などにも感染します。

また、性感染症の中でもクラミジアの国内感染者数はもっとも多く、性に対して興味・関心の強い20代(特に女性)を中心に感染者が増えている傾向が見られます。

1回の性行為で感染する確率も30〜50%と高いため、妊娠を望まないのであれば、お互いにセーフセックスによる予防がとても大切です。

原因・症状・治療にあたっての注意点

クラミジアはクラミジア・トラコマティスという細菌が原因となり、男女の性器に炎症を起こすことで以下の症状が現れることがあります。

●クラミジアの男女別の症状

■男性
  • 排尿痛
  • 性器のかゆみ・違和感
  • 尿道分泌液
など
■女性
  • おりものの異常(臭いや量など)
  • 下腹部の痛み
  • 生理以外の出血(不正出血や性行為後の出血)
  • 性行痛
  • かゆみ
など

注意点として、クラミジアは症状が出ない、あるいは症状が軽くて気づかないケースも珍しくありません。

男性の50%、女性にいたっては80%が感染に無自覚ですが、無症状だからといってそのまま放置することになると身体の奥に細菌が侵入する「上行感染」に至るおそれがあります。

身体の奥への感染が妊娠機能に影響することもあり、過去の感染を放置したために不妊の原因になることもあるのでご注意ください。

他にも、クラミジア治療中の注意点がいくつかあります。

●クラミジア治療にあたっての注意点
  • 完治するまでは性行為やそれに類似する行為は控える
  • 処方された治療薬はすべて飲み切る
  • 感染が判明したらパートナーも検査治療を受ける

上記の注意点を守らないとピンポン感染により何度でも感染し、感染状態が長く続くことで悪化を免れません。

●ピンポン感染

一方が性感染症になった場合、治療中の性行為でパートナーに感染すると、治療しているのが一方である場合、再び相手から感染させあってしまう状態

また、処方された治療薬は、必ず飲み切るようにしてください。

中途半端に服用してしまうと、耐性菌といって薬の効かない菌が増える原因になります。

治療の選択肢を減らす行為になるので、自己判断による服用中止は禁止です。

まとめ

最後にこのページの重要なポイントをまとめた要点をお伝えします。

  • 治療費の一般的な相場は6,980円〜20,000円
  • 検査費用クラミジア単体の相場は10,000円前後だが、複数検査を推奨
  • セット検査の一般的な相場は25,000円〜50,000円
  • 治療薬にはクラミジアに効果が認められている抗菌薬を用いる
  • オンライン診療を利用すれば検査キットや治療薬を郵送で受け取ることができる

従来までのクラミジア検査・治療は、通院が必須でした。

しかし現在は、オンライン診療の登場によって、人目を気にせず安心して医師に相談できる環境が整っています。

クラミジアを放置すると不妊などの原因にもなりかねないことから、不安な行為があったり、性器に気になる違和感・症状があれば医療機関にご相談ください。

当院でのご予約は以下より承っております。

よくある質問

Q1
クラミジアの治療費はどのくらいかかりますか。
A1
クラミジアの治療費の一般的な相場は、以下のとおりです。

治療費の相場:6,980円〜20,000円

上記の費用以外に、クリニックによっては診察料などが加算されることもあります。
医療機関ごとで治療費の価格設定が異なるので、受診先に事前に問い合わせることをおすすめします。

Q2
検査を受けずに抗生物質の処方を受けられますか。
A2
検査を受けずに抗生物質の処方を受けることはできません。
原因がわからないまま薬をむやみに処方してしまうと、耐性菌(薬の効かない菌)を発生させかねません。
本当に必要な時に薬が効かない状況に陥ることもあるので、まずは検査を受けてから適切な治療薬の処方を受けるようにしてください。
Q3
病院にいかずに性病検査を受ける方法はありますか。
A3
通院不要の検査キットを購入することで、自宅でセルフチェックも可能です。
ご自身で検体採取した後に検査機関に返送し、結果もWeb上で確認できます。
匿名検査となるので周囲に知られる心配もなく、複数の性病を同時に調べることもできるので、通院に抵抗がある方にはおすすめの方法です。
Q4
クラミジアの検査はいつから受けられますか。
A4
性器への感染が疑われる場合、感染機会から24時間以上が経過していれば検査が可能です。
一方、咽頭(のど)の感染については、感染機会から1週間以上が経過してからになります。
調べたい感染部位によってタイミングが異なるので、1週間以上あけてから検査を受けると手間がかかりません。
Q5
検査でクラミジアは陰性だったんですが、症状が続いています。
A5
クラミジアは似ている性病が他にいくつかあるため、別の性感染症に感染しているおそれがあります。

<クラミジアに似ている性病>
・淋病
・マイコプラズマ

性感染症は症状だけでの判断が難しく、単体での検査では別の病気の発見を見逃してしまうことがあります。
追加での検査を申し込み、原因がわかった時点で速やかに適切な治療を受けるようにしてください。