ED(勃起不全)の原因と治し方について解説

更新日:24/11/20
ED(勃起不全)の原因と治し方について解説

EDは
「性行為の際に勃起しない」
「十分な硬さが得られない」
「勃起の維持ができない」
などの症状が現れる、男性であれば誰にでも起こりうる身近な病気です。
EDには原因があり、対策や治療により改善が可能です。
このページでは、以下について詳しく解説をしています。

症状にお悩みの方は、フィットクリニックではED治療を行っていますので、お気軽にご相談ください。

EDの4つの原因

EDはさまざまな原因で起こる症状です。
大きく分けて、主に以下の4つに分類されます。

心因性ED 心理的、精神的なストレスが原因で起こるED。
年齢の若い方でも症状が出る場合がある。
20~40代に多い
器質性ED 動脈硬化や神経の損傷などが原因のED。
肥満や糖尿病、高血圧などの疾患、加齢による動脈硬化と、神経の損傷や疾患などの身体的原因によるED。
年齢に関係無し
薬剤性ED 特定の薬剤の服用で起こるED。
薬剤の使い方など指導を受ける必要がある。
年齢に関係無し
混合性ED さまざまな原因のEDが密接に関わったED。
高齢になると現れやすく、原因が複数のため、治療が困難な場合がある。
40~60代に多い

それぞれの原因について以下で詳しく解説しています。

EDの原因01:心因性ED(精神的なストレスが原因)

心因性EDは、心理的・精神的なストレスが原因となるEDです。

男性の勃起は本能によるものというイメージがありますが、実はとても繊細なものです。

強い精神的ストレスやトラウマなどを受けると、視覚や触覚から入ってきた性的刺激が、脳から陰茎にしっかり伝わらず勃起ができない、中折れなどのEDの症状となって現れる場合があります。

不安や緊張感がある状態では交感神経が優位となり、勃起が十分に保てない状態になります。

さらに、勃起力低下や失敗体験により「次も失敗したらどうしよう」と自信を失い、それが原因で心因性EDになる悪循環に繋がる場合があります。

心因性EDの主な理由
  • ストレスや不安・緊張(現実心因)
  • 過去に受けたトラウマ(深層心因)
  • うつ病などの精神的疾患

心因性EDは、血管の疾患や神経の損傷など、体の原因に関わりないのが特徴です。

1つの指標として、朝立ち(夜間勃起)する、マスターベーションは行えるが、性行為ができない場合、心因性EDが懸念されます。

若年層に多い心因性ED

最近では、加齢など身体的問題の少ない20~30代の若年層にEDで悩む方が増えています。
若い世代は体力的に性的活動が活発な時期ですが、同時に精神的に未成熟な時期でもあります。

そのため上記にある、経験不足・日々のストレス(仕事やSNS)、妊活のプレッシャーなどを受けやすいと考えられます。

EDの原因02:器質性ED(血管や神経の障害が原因)

器質性EDとは、血管、神経、内分泌環境など身体の障害が原因で物理的に勃起できなくなるEDです。

主に器質性EDは以下が原因で起こります。

血管の障害
  • 加齢による動脈硬化
  • 生活習慣病(糖尿病、脂質異常症、高血圧など)
  • 陰茎海綿体の血管の損傷(手術など)

加齢によるEDの方の多くは、動脈硬化が原因となります。

動脈硬化になると、血管の拡張が難しいため末端の毛細血管への血流が悪化します。

陰茎の海綿体も多くの毛細血管で構成されており、十分な血流がなければEDの症状が現れます。

陰茎内の海綿体の動脈は体の中でも最も細く、動脈硬化による影響を受けやすい傾向にあります。

神経の障害
  • 神経障害(てんかん、脳卒中、パーキンソン病、アルツハイマー病など)
  • 外科手術や事故で神経が損傷(交通事故や前立腺肥大の手術など)

性的刺激を陰茎に伝達する神経に障害がある場合も、勃起の妨げとなります。

陰茎周辺の事故や手術、アルツハイマー病、パーキンソン病などが原因で神経障害となり、EDの原因になる場合があります。

男性機能の低下
  • テストステロンの減少

加齢や運動不足、睡眠不足が原因で男性ホルモンのテストステロンの減少も起こるようになります。

テストステロンが減少すると、性欲の減退に加え性的興奮を伝える神経伝達物質や、勃起のメカニズムに関わる一酸化窒素の分泌も減少します。

その他、血管内皮機能障害(動脈硬化の初期段階の症状)になる可能性もあるため、EDのリスクが高まります。

EDの原因03:薬剤性ED(特定の薬剤が原因)

薬剤性EDは、服用している医薬品の副作用が原因のEDです。

特にうつ病などの精神疾患の治療薬は、脳の神経伝達に影響するため、副作用でEDの症状が現れる頻度が高いとされています。
以下は薬剤性EDになる可能性がある医薬品の例です。

  • 精神安定剤
  • 抗うつ薬(SSRI・SNRIなど)
  • 睡眠薬
  • 向精神薬
  • 降圧剤
  • 男性ホルモン抑制剤(AGA・前立腺肥大治療薬など)
  • ステロイドなどアレルギー用剤 など

EDの原因の多くが、心の問題や加齢などの男性機能の低下と勘違いされる事が多く、上記以外にも服用している薬が原因でEDになる場合もあるので、自己判断は避け専門の医師にご相談ください。

※例に挙げた薬を服用している場合、全ての方に副作用であるEDの症状が現れるものではありません。

EDの原因04:混合性ED(複数のタイプのEDが原因

混合性EDとは、3種類の原因(器質性・薬剤性・心因性)が複合したタイプのEDです。

特に年配の方は器質性EDや薬剤性EDになりやすく、それがきっかけとなり心因性EDを併発するパターンが見受けられます。

さらに、2つ以上の原因が重なるため、改善に時間がかかる場合があります。

例を挙げると、

  • 加齢による動脈硬化や高血圧などの症状を不安に思う
  • 年齢と共に仕事での立場や責任が重くなる
  • 介護や子供の自立など、家庭での変化がストレスとなる
  • 医薬品の副作用によるEDでトラウマになる

ライフステージの変化などのタイミングや、同じ時期にそれぞれのEDが重なることで混合性EDになる場合があります。

EDの治し方(治療法)

EDは原因に合わせた適切な治し方を行うことで、改善が可能です。
治療を開始するタイミングとしては、初期症状を見逃さないようにすることが大事です。

  • 朝立ちしない日がある
  • 中折れする回数の増加
  • 勃起時の硬さの低下
  • 性欲の減退

ご自身のEDの状態を確認したい方はセルフチェックをお試しください。

EDの原因はそれぞれ以下の治し方を行います。

心因性EDの治し方

  • ストレスの軽減
  • パートナーと共に改善を行う
  • ED治療薬の使用
  • 心理カウンセリング

心因性EDの改善には、不安や緊張を取り除きリラックスできる状態が必要です。

強いストレスを抱えたままだと、その後EDの症状となって現れる可能性が有ります。
それがまたストレスとなる悪循環になるため改善が困難になります。

また、EDに対する知識不足も不安や焦りの種となるため、EDの正しい知識を得る事も大事です。

男性にとってEDの症状はパートナーには伝えにくい事ですが、悩みを伝え共にED改善を行うことができれば、不安が消え自信の回復など症状改善のプラスとなります。

心因性EDは、ED治療薬の服用により高い改善効果が得られます。

心因性EDに対するED治療薬の有効な服用方法として、継続して服用し性行為を重ねるやり方があります。

性行為の成功体験を重ねることで自信が付き、性行為に対する不安やプレッシャーを軽減させ、ED治療薬がなくても失敗しなくなる可能性があります。

心因性EDで選ばれるED治療薬
レビトラ シアリス
レビトラ
即効性と強い勃起力を求める方
シアリス
マイルドな勃起力で十分な方
レビトラの処方はこちら シアリスの処方はこちら

幼少期のトラウマや身体的なコンプレックスなど、長い間心に深く刻まれた原因だと、本人も気が付いていない場合があります。

ED治療薬などの治療でも改善が見られない場合は、専門の心理カウンセリングでの治療が必要となります。
※当院では心理カウンセリングは行っておりません。

器質性EDの治し方

  • 原因となる疾患の治療
  • 生活習慣の改善
  • 血管再生治療

器質性EDの改善には、原因となる疾患の治療や、食事の見直しや適度な運動など生活習慣の改善が必要です。

疾患により、それぞれ適した薬物療法が必要となる場合もあるため、専門の医師による診断を受けてください。

ただし、それらの根本治療には時間がかかるため、ED治療薬を併用します。

ED治療薬の服用により何度か勃起をすることで、血液の流入が繰り返えされ徐々に血流量が増え、ED症状の改善につながります。

器質性EDで選ばれるED治療薬
バイアグラ レビトラ
バイアグラ
知名度がある薬を使用したい方
レビトラ
即効性と強い勃起力を求める方
バイアグラの処方はこちら レビトラの処方はこちら

体質や疾患によりED治療薬が使えない場合もあります。
その場合、以下の施術や治療法があるので、選択肢としてお考えください。

  • 陰茎プロステーシス手術
  • 陰茎海綿体注射(プロスタグランジンE1)
  • 男性ホルモン補充療法
  • 陰圧式勃起補助器具

※当院ではこれらの施術によるED治療は行っておりません。

薬剤性EDの治し方

  • 医師や専門家に相談
  • 薬の変更や減薬

薬剤性EDの改善には、EDの副作用の無い薬に変更してもらう、または減薬や休薬日を設けるなどの対処により改善される可能性があります。

その際は、自己判断はせず専門の医師に必ずご相談ください。

疾患改善のために薬の服用は必要ですが、人生において生活の質(QOL)が低下していると感じる方は、我慢せずにED治療を選択してみましょう。

診断により可能であればED治療薬との併用も相談してください。

混合性EDの治し方

  • 複数あるEDの原因の治療
  • なるべく早く治療・改善を行う
  • ED治療薬を使用する

混合性EDの改善には、複数ある原因の治療を行う必要があります。

糖尿病や高脂血症、高血圧などEDの原因となる疾患を治療することで、器質性EDが改善できる可能性がありますので、必ず専門の医療機関を受診してください。

薬による副作用でEDになる場合も、EDの症状が出ない方法についてなど専門の医師に相談してください。

特に高齢の方の場合、混合性EDになりやすく改善も困難になるため、ED治療薬の併用がおすすめです。

病気の改善やED治療薬使用による自信が付くことで、心因性EDの改善も進められます。

もし少しでも不調を感じたら、なるべく早期に治療・改善を行いましょう。

EDが治るきっかけはED治療薬が多い

EDが治るきっかけで最も多いのは、ED治療薬を使った薬物療法です。

その他にも生活習慣の見直しやパートナーとのコミュニケーションの改善、心理療法などがEDの改善に役立ちます。

また、器質性EDと診断された場合は、基礎疾患の治療が重要です。

EDの根本的な解決をするためにも、まず専門のクリニックに相談してください。

現在の症状や他の疾患の確認もあるため、自己判断せずに専門の医師に問診してもらいましょう。

当院で処方しているED治療薬

  バイアグラ
(シルデナフィル)
バイアグラ(シルデナフィル)
レビトラ
(バルデナフィル)
レビトラ(バルデナフィル)
シアリス
(タダラフィル)
シアリス(タダラフィル)
ステンドラ
(アバナフィル)
ステンドラ(アバナフィル)
ザイデナ
(ウデナフィル)
ザイデナ(ウデナフィル)
価格
(1錠)
270円~1,600円 900円~1,200円 700円~1,600円 1,300円 1,000円
発現
時間
服用後30~60分 服用後15~30分 服用後約1時間 服用後15~30分 服用後30~60分
持続
時間
3~5時間 4~10時間 30~36時間 3~6時間 11~13時間
副作用 出やすい 出やすい 出にくい 出にくい 出にくい

※ジェネリックを含む
※レビトラの先発薬の価格に関してはお問い合わせください

ED治療薬は陰茎の血流を増加させる作用があり、服用するだけで勃起の維持やED改善が期待できます。

性行為の成功体験を重ねることで自信につながり、EDの根本的な解決にも近づくでしょう。

ED治療薬には複数のタイプがあり、それぞれ効果の発現や持続時間などが異なります。

フィットクリニックでは、5種類のED治療薬を処方しておりますので、ぜひご相談ください。

当院のオンライン診療が便利

フィットクリニックでは、オンラインで診療や処方を行っています。

なかなか時間を取れず、来院が困難な方でも、希望の時間に遠隔で診療から処方薬まで受けることができる診療方法です。

スマートフォンがあれば全国どこからでも受診でき、処方するED治療薬も最短で当日に発送され、発送の翌日~翌々日にはお手元に届きます。

  1. 予約

    予約

    日時を決めて予約します。
    ここで問診表の回答をしておっくと診察がスムーズです。

  2. 電話を待つ

    電話を待つ

    ご予約の日時になったらお電話いたします。

  3. 電話で問診

    電話で問診

    健康状態や服用中の薬など簡単な問診があります。
    平均10分ほどです。

  4. お支払い

    お支払い

    代金をお支払いください。
    ※代金引換はお薬の受け取り時にお支払いください

  5. 発送

    5発送

    お薬を発送します。
    ※中身が分からないように梱包しています

梱包見本

オンライン処方の予約は電話、WEB、LINEから利用できるので、気になる方は以下のページをご覧ください。

今すぐ行えるED予防・改善

血流の悪化が原因のEDの場合、以下の方法でEDが改善される場合があります。

食生活の改善
  • 血流悪化の原因となる動脈硬化を防ぐため、栄養バランスが取れた食事を行い、塩分や糖質・脂質を抑え、食べる量を八分目にする
  • 精子を作るために亜鉛やタンパク質を摂取する
適度な運動
  • 血行不良の改善のため、有酸素運動などで運動不足の解消をする。
  • PC筋やBC筋を鍛えることで、勃起力をアップさせる
十分な睡眠を取る
  • 6~8時間ほど睡眠時間を確保して十分な睡眠をとる
  • 睡眠時無呼吸症候群などの症状がある場合は治療を受ける
  • 睡眠リズムを整える
ストレスの解消
  • 没頭できる趣味、旅行、サウナなどの自分に合ったリフレッシュ方法を持つ
  • 睡眠をしっかりとり、規則正しい生活をおこなう
  • 血行改善やストレスの緩和の働きのある「カフェイン」を摂取する
過度な飲酒は控える
  • 適度な飲酒によりリラックス効果につながる
  • 飲酒の習慣や飲酒量を見直してみる
禁煙する 禁煙により血流のアップ、男性ホルモンの分泌、リラックスにつながる。

上記をおこなうことで、体質が改善されていき、EDの解決につながります。

しかし体質改善には個人差があるものの多くの時間を要するため、今すぐにEDを改善するのは難しいものです。

早期の解決を目指すのであれば、ご自身で体質改善を行いながらED治療薬を併用する方法もあります。

食生活の改善

EDは食生活の乱れが原因になることが多いため、以下のEDの予防に良いとされる食事を心がけてください。

ED予防に効果的な食べ物 効果
鶏肉、大豆、エビ、マグロなど 血流改善の働きがある「アルギニン」が含まれている
スイカ、メロン、きゅうりなど 血管拡張作用がある「シトルリン」が含まれている
ナッツ類、鰻、アボカドなど 血行促進作用がある「ビタミンE」が豊富に含まれている
わかめ、鰹節、ゴボウ、イワシなど 体内で血圧降下や神経伝達に働く
牡蠣、アーモンド、豚レバーなど 性機能を高める「亜鉛」が含まれている
サバ、イワシ、サンマなどの青魚 青魚に含まれる「EPA」により血液をサラサラにする
ニンニク、玉ねぎ、ニラなど 血流を高める「イオウ化合物」が含まれている

血行促進や血流改善の働きがある食材を意識的に取り入れてみましょう。

以下のような食事は、食べ過ぎるとEDにつながる可能性がありますので注意してください。

  • ファストフード(ピザ・ハンバーガーなど)
  • ラーメン
  • 揚げ物
  • ジュース
  • ケーキ
  • バターを使った食品
  • 脂の多い肉の過剰摂取

これらは高カロリーで、動物性の脂肪分やコレステロールが高い食べ物です。

脂質や糖質が多い食事は肥満になりやすく、高血圧や糖尿病といった生活習慣病のリスクが上がります。

高血圧や糖尿病になると血管にダメージを受けて血管壁が硬くなる「動脈硬化」が起きやすいため、血流が悪くなることで勃起にも悪影響がでてしまいます。

脂っこい食べ物をよく食べる方は、少しずつ減らすようにしていきましょう。

適度な運動

有酸素運動などの適度な運動をすると、以下の効果でED改善につながります。

  • 血液循環を促進する
  • 体脂肪や糖質を分解する
  • 通常時の血圧を安定にさせる
  • 生活習慣病の予防
  • 不安や緊張を軽減する

正常な勃起をするためには、陰茎に多くの血液を集める必要があります。

血行不良が原因になっているEDの場合は、有酸素運動によって発汗や老廃物の排出により、血流が改善し勃起しやすくなります。

中~強程度の運動によって効果を得やすいためジョギングやランニング、水泳などのスポーツを試してみてください。

十分な睡眠を取る

不眠に悩んでいる方は睡眠不足によるEDの可能性もあるため、十分な睡眠をとるようにしましょう。

睡眠不足になると、男性ホルモンである「テストステロン」の分泌が低下してしまい、結果としてEDに繋がりやすくなります。

若い男性が5時間睡眠を1週間続けたところ、最大10時間ほど睡眠時間を確保した場合に比べてテストステロンが10~15%減少しました。

また睡眠時無呼吸症候群を患っている場合、EDを発症しやすくなるといったデータもあり、睡眠の質とEDは大きく関係しています。

適切な睡眠時間の目安は成人で6~8時間とされているため、最低でも6時間以上の睡眠が大切です。

決まった時間に眠るなど、睡眠リズムを整えましょう。

睡眠時無呼吸症候群であれば、適切な治療を受けることでED改善につながります。

ストレスの解消

体をリラックスさせるように心がけることで、勃起しやすい状態に近づけましょう。

ストレスは自律神経のバランスを乱す原因のひとつです。

自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2種類があり、以下のような働きがあります。

  • 交感神経:緊張時に優位に働く
  • 副交感神経:リラックス時に優位に働く

ストレスを感じると交感神経が優位に働き、体が緊張状態になるため勃起しにくくなります。

入浴や運動、旅行など趣味に没頭して、ストレスをため込まないようにしましょう。

またコーヒーやチョコレートに含まれているカフェインには、ストレスを緩和する作用があります。

ストレス緩和のために、カフェインが含まれている食べ物を摂取してもよいでしょう。

マッサージもリラックスやストレス緩和に効果的です。ストレッチで体ほぐすことで血流改善の効果も期待できます。

過度な飲酒は控える

適度な飲酒はリラックス効果にもなりますが、飲みすぎると勃起しにくくなるため注意してください。

アルコールを大量に摂取すると、男性ホルモンの分泌が低下してしまい、性欲の減退やEDに繋がる可能性があります。

また過度な飲酒を続けていると、睾丸組織が傷つき精子がうまく作られなくなるといったリスクもあり、普段の飲酒量にも注意が必要です。

適量以上の飲酒は酔いが回りやすいため、飲みすぎると神経伝達が鈍り、性的興奮が陰茎に伝わらず勃起できない場合があります。

普段から飲酒量が多い場合は、量を見直して過度な飲酒を控えましょう。

禁煙する

タバコに含まれるニコチンなどの有害物質は、EDのリスクを高めてしまうため禁煙を心がけてください。

ニコチンは血管を収縮させ血流を悪化させるため、勃起に悪影響を与えます。

タバコを吸うと、自律神経のうち緊張時に働く交感神経が優位になり、体が緊張状態になります。

勃起は副交感神経が優位となるリラックスした状態で起こるため、タバコを吸うと性行為時に勃起しにくくなる可能性が高いです。

実際に喫煙者は非喫煙者に比べても、EDを発症する確率が高いとされています。
喫煙とEDの関係についての調査によると、喫煙者のED罹患率は非喫煙者の1.51倍との報告がされています。

EDの大きな原因になりますので、禁煙を意識してみてください。

EDの治し方と原因についてのまとめ

EDの治し方や原因についてのまとめは以下になります。

  • EDの原因は心因性ED、器質性ED、混合性ED、薬剤性EDの4つ
  • 原因によって治療法も異なる
  • 生活習慣の改善はEDの予防につながる
  • ED治療薬の服用も治し方のひとつ
  • フィットクリニックでは5種類のED治療薬をご用意

EDと一口に言っても、ストレスやメンタル面によるものもあれば、加齢による血管の障害など原因はさまざまです。

原因によってアプローチの方法も変わってきますので、少しでも悩みがあればまず医師に相談しましょう。

EDを改善するきっかけとして、生活習慣の見直しやED治療薬を服用される方も多いです。

フィットクリニックでも、即効性や持続時間の異なるED治療薬をご用意していますので、ぜひご相談ください。

EDの原因や治し方によくある質問

Q1
なぜ「ふにゃちん」になるのですか?
A1
性行為時に十分に勃起できない状態(いわゆるふにゃちん)の理由はさまざまです。
ストレスや性行為のプレッシャーからくる心因性のもの、血管や神経、内分泌環境など身体の障害が原因によるものなどがあります。
Q2
edを自分で治す方法はありますか?
A2
ご自身で対策するのであれば、まず生活習慣を見直しましょう。EDは生活習慣の乱れが原因となる場合が多く、禁煙や適度な運動、バランスの良い食事を意識してください。
Q3
勃ちにくくなる年齢は?
A3
40歳を超えてくると、勃起不全になる確率が増えてきます。生活習慣の乱れや加齢にともなう血管の障害によって物理的に勃起不全になるケースやストレスが原因になる場合もあります。
Q4
勃起しない原因は何ですか?
A4
勃起しない原因は4つに分けられています。
  • 心因性ED:疲労やストレスによるもの
  • 器質性ED:血管や神経の障害によるもの
  • 薬剤性ED:服用している薬剤の副作用によるもの
  • 混合性ED:複数の原因のEDによるもの
原因によって治療法もかわってきますので、EDにお悩みの方は、まず医師に相談してください。
Q5
edは治せますか?
A5
EDの原因を特定して、適切な治療をおこなうことで改善につながります。ED治療薬は一時的に症状を改善する効果が期待できます。心因性EDの場合、ED治療薬を服用して性行為の成功を重ねていくことで自信につながり、結果としてEDの根本的な治療に役立てることが可能です。

この記事の監修

フィットクリニック院長
服部圭太

【略歴】

平成17年
医療法人財団 河北総合病院 勤務
平成29年
ゴリラクリニック 池袋院 管理者
令和5年~
フィットクリニック院長 勤務
フィットクリニック院長・服部圭太