シルデナフィル錠(バイアグラジェネリック)とは、先発薬であるバイアグラと同じ有効成分「シルデナフィル」を含むジェネリック医薬品です。
シルデナフィル錠は、一般的にバイアグラジェネリックとも呼ばれます。
先発薬と同じ有効成分を含みながら、より費用を抑えてED治療を行えることが特徴です。
このページでは、シルデナフィル錠(バイアグラジェネリック)と先発薬との比較、効果や副作用、飲み方などを詳しく解説しています。
先発薬バイアグラの基本情報を詳しく知りたい方、またはバイアグラのオンライン診療が気になる方は以下をご確認ください。 バイアグラについて バイアグラ通販(オンライン診療)
このページの要点
シルデナフィル錠(バイアグラジェネリック)とは
シルデナフィル錠(バイアグラジェネリック)は、有効成分「シルデナフィル」を含むED治療薬で、バイアグラの特許期間満了後に登場した
です。
主に以下の特徴があります。
ジェネリック医薬品とは?
先発薬の特許期間満了後に製造が認められた後発医薬品。- 先発薬と同一の有効成分と効果効能がある。
- 開発費を大幅に削減できるため、先発薬より低価格での提供が可能。
- 先発薬と違う形状で製造することが認められている。
- 現在アメリカで約90%、ドイツで約80%という普及率であり、日本も政府がジェネリック医薬品の普及を推奨している。
(バイアグラジェネリック)とは
- 有効成分は「シルデナフィル」
- 国内製・海外製のシルデナフィル製剤がある
- 国内承認のシルデナフィル錠は、先発薬との生物学的同等性が確認されている
- ジェネリックのため、先発薬より安価に処方されることが多い
- 個人輸入で入手する海外製品には注意が必要
国内では、バイアグラのジェネリック医薬品が2014年に初めて承認・発売され、その後、複数の製薬会社から製品が登場しました。
シルデナフィル錠もこうしたジェネリック医薬品の一つで、現在ではED治療における選択肢として使用されています。
シルデナフィル錠と先発薬の比較
シルデナフィル錠と先発薬との最も大きな違いは価格です。
後発医薬品のため開発費が抑えられ、先発薬に比べて安価な価格で処方を受けられるのが特徴です。
有効成分はどちらもシルデナフィルであるため、同等の有効性が期待できます。
| 先発薬バイアグラ | シルデナフィル錠 | |||
|---|---|---|---|---|
| 有効成分 | シルデナフィル | |||
| 錠剤画像 |
|
|
||
| 服用 タイプ |
錠剤、ODフィルム | 錠剤、OD錠 | ||
| 色 |
錠剤:青 ODフィルム:薄いピンク |
錠剤:青、白、薄いピンク OD錠:白 |
錠剤 青 ODフィルム 薄いピンク |
錠剤 青、白、薄いピンク OD錠 白 |
| 形状 |
錠剤:ひし形 ODフィルム:フィルム状 |
錠剤:楕円、ひし形、丸形 OD錠:丸形 |
錠剤 ひし形 ODフィルム フィルム状 |
錠剤 楕円、ひし形、丸形 OD錠 丸形 |
| 価格 | 1,300~1,600円 | 290円~1,000円 | ||
※価格は当院の処方価格です
一方、シルデナフィル錠は先発薬と異なる添加物を使用しているため、錠剤の色や形状などは製品によって異なります。
シルデナフィル錠の作用は先発薬と同等
シルデナフィル錠と先発薬のバイアグラの有効成分は同じシルデナフィルです。
そのため、両剤の作用機序は同等であるといえます。
以下は、バイアグラとシルデナフィル錠の血中濃度の推移を比較した生物学的同等性試験です。
- 対象製品:シルデナフィル錠50mgVI「DK」とバイアグラ錠50mg
- 対象者:健康な成人男性20名
- 試験方法:クロスオーバー法
- 投与条件:
- 各製剤を1錠ずつ(シルデナフィルとして50mg)絶食時に単回経口投与
- 血漿中のシルデナフィル濃度を測定
| 判定パラメータ | 参考パラメータ | |||
|---|---|---|---|---|
| AUC0-24 (ng・hr/mL) |
Cmax (ng/mL) |
Tmax (hr) |
t1/2 (hr) |
|
| シルデナフィル錠 50mgVI「DK」 |
570±220 | 196±95 | 1.2±0.8 | 2.6±1.4 |
| バイアグラ錠 50mg |
550±235 | 191±83 | 1.4±0.8 | 2.4±0.5 |
※血漿中濃度並びにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性があります 薬の体内動態パラメータ(AUCやCmax)を統計的に解析したところ、信頼区間が「log(0.80)〜log(1.25)」の範囲に収まり、生物学的に同等であることが証明されています。
シルデナフィル錠の種類
シルデナフィル錠(バイアグラジェネリック)は、国内や海外で複数の製薬会社により製造・販売されています。
国内で生産されているシルデナフィル錠は、現在、以下の製薬メーカーより製造・販売されています。
| 製造販売元 | 製品名 |
|---|---|
| あすか製薬株式会社 販売元 武田薬品工業株式会社 |
シルデナフィル錠50mgVI「あすか」 |
| アンファー製薬株式会社 |
|
| 陽進堂ホールディングス株式会社 | シルデナフィル錠50mgVI「YD」 |
| キッセイ薬品工業株式会社 |
|
| シオノケミカル株式会社 販売元 アルフレッサ ファーマ株式会社 |
|
| 大興製薬株式会社 一部販売元 本草製薬株式会社 |
|
| 東和薬品株式会社 | シルデナフィルOD錠50mgVI「トーワ」 |
|
日医工岐阜工場株式会社 発売元 日医工株式会社 |
|
| 富士化学工業株式会社 |
|
いずれもシルデナフィル錠ですが、製品名の末尾にはメーカーを示す略称が付されています。例えば「DK」は大興製薬を示す略称です。
シルデナフィル錠の効果と持続時間
シルデナフィル錠は、先発薬バイアグラと同じ有効成分シルデナフィルを含むため、同様に勃起をサポートする効果が期待できます。
- 血流を促し、勃起時の硬さを高めるサポート
- 勃起状態の維持をサポート(中折れの改善)
服用後30分〜1時間程度で効果が表れ、約3〜5時間ほど続きます。
効果のピークは、服用から1時間〜2時間後となります。
成分のシルデナフィルは、勃起を促すcGMPを分解する酵素PDE-5の働きを抑えます。
これによりcGMPの作用が保たれ、陰茎の血管が拡張して血流が促されることで、勃起の維持をサポートします。
あくまでも性的な刺激を受けた時のみ勃起をサポートする薬のため、媚薬のような催淫作用はありません。
バイアグラの効果について詳しくはこちらをご確認ください。 バイアグラの効果
シルデナフィル錠の正しい飲み方
シルデナフィル錠の飲み方は、性行為の1時間前に水またはぬるま湯で医師から指示された用量を服用してください。
- 服用タイミングは性行為の1時間前
- 食事の影響を受けやすいためなるべく空腹で服用する
- 食後に服用する場合は2時間程度空ける
- 次の服用までは24時間以上空ける
その他、グレープフルーツやグレープフルーツジュースは、シルデナフィルの作用を強める可能性があるため、服用時は避けてください。
シルデナフィル錠が効かない場合は、服用方法を見直してください。
過度な飲酒や食後すぐの服用は、効果を実感しづらくなります。
正しく服用しても十分な効果が得られない場合は、自己判断せず医師に相談してください。
バイアグラの飲み方に関しては以下のページで詳しく解説しています。 バイアグラの飲み方
シルデナフィル錠の副作用と対処法
シルデナフィル錠の主な副作用は、先発薬と同様に血管拡張作用によるほてりや潮紅、頭痛です。
副作用が気になる場合には、以下の対処法があります。
副作用の対処法
- ほてり →
体を冷やす - 頭痛 →
市販の頭痛薬を服用(併用可) - 胸やけ →
市販の胃薬を服用(シメチジン配合薬は併用注意) - 鼻づまり →
市販の鼻炎薬を使用
- ほてり →
体を冷やす - 頭痛 →
市販の頭痛薬を服用(併用可) - 胸やけ →
市販の胃薬を服用(シメチジン配合薬は併用注意) - 鼻づまり →
市販の鼻炎薬を使用
これらの症状は一時的な場合が多く、時間の経過とともに軽快することがあります。
ただし、副作用の発現には個人差があるため、異常が認められた際は服用を中止し、改善が見られない場合は、医師に相談してください。
先発薬バイアグラの副作用について詳しくは、こちらをご確認ください。
バイアグラの副作用
シルデナフィル錠を服用してはいけない人
シルデナフィル錠は、健康状態や服用中の薬によっては重篤な副作用につながるおそれがあるため、服用できない方が定められています。
- 本剤の成分に対し過敏症が出た経験がある方
- 硝酸剤またはNO供与剤を使用中の方
- 心血管系障害があり性行為自体が不適当と考えられる方
- 重度の肝機能障害のある方
- 低血圧または治療を受けていない高血圧の方
- 過去6ヶ月以内に脳梗塞・脳出血・心筋梗塞の既往歴がある方
- 網膜色素変性症の方
- アミオダロン塩酸塩(経口剤)を使用中の方
- sGC刺激剤(リオシグアトなど)を使用している方
先発薬バイアグラの併用禁忌薬については、以下のページからご確認ください。 バイアグラの併用禁忌
シルデナフィル錠の服用に注意が必要な人
以下に該当する方は、シルデナフィル錠の服用に注意が必要です。
- 65歳以上の方
- 肝機能障害のある方
- 重度の腎機能障害がある方
- 6ヶ月以前に脳梗塞・脳出血・心筋梗塞の既往歴がある方
- 陰茎の屈曲やペロニー病など、陰茎の構造上の異常がある方
- 持続勃起症を起こしやすい疾患がある方
- 出血性疾患や消化性潰瘍がある方
- 多系統萎縮症など、低血圧を起こしやすい疾患がある方
- 他のPDE5阻害薬やED治療薬を使用している方
シルデナフィル錠(バイアグラジェネリック)の入手方法
シルデナフィル錠(バイアグラジェネリック)は、医療機関でのオンライン診療または対面診療にて、医師の診察・処方を受ける方法が安全です。
| シルデナフィル錠 (バイアグラジェネリック)の入手方法 |
|||
|---|---|---|---|
| 購入方法 | オンライン 診療 |
対面診療 | 個人輸入 代行サイト |
| 特徴 |
|
|
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| 医師の 診察 |
あり | なし | |
| 国内での 品質確認 |
あり | なし (製品による) |
|
| 偽造品の リスク |
低い | 注意が必要 | |
| 価格相場 | 290~1,030 円/1錠 +送料 |
290~1,030 円/1錠 |
250~650 円/1錠 +海外からの輸送費 |
※価格は個人輸入代行サイト、国内医療機関の25mg〜50mgでの販売価格を参考に算出。
※購入数量や医療機関、製品によって価格は異なります。
なお、シルデナフィル錠は医師の診断が必要な医療用医薬品に該当するため、薬局やドラッグストア、ネット通販などで市販されていません。
詳しくは以下のページで解説しています。 バイアグラの市販
海外製バイアグラジェネリックの入手方法の注意点
海外製バイアグラジェネリックそのものが危険というわけではありません。
個人輸入代行サイトなど医療機関を介さない方法で入手する場合は、製品の品質や流通経路を確認できないことがあるため注意が必要です。
主に以下のリスクがあります。
- 偽造薬や品質が確認できない製品による健康被害のおそれがある
- 表示と異なる成分や含有量の製品を入手する可能性がある
- 商品が届かないなど、詐欺被害に遭う可能性がある
海外製バイアグラジェネリックの中には比較的安価に販売されている製品もありますが、個人輸入では偽造医薬品や品質を確認できない製品を入手するリスクがあります。
正規品との見分けも難しいため、安全に服用するためにも個人輸入は避けて医療機関で処方を受けてください。
当院では海外の製薬企業と直接契約を結び、当院オリジナルのバイアグラジェネリックを処方しています。
製造から仕入れ、処方まで一貫して管理することで、品質を確認したうえで処方しています。
また、中間コストを抑えることで、価格を抑えた処方を実現しています。
当院のシルデナフィル錠(バイアグラジェネリック)
当院ではオンライン診療または対面診療にて、シルデナフィル錠(バイアグラジェネリック)を処方しています。
| 商品名 | 用量 | 1錠価格 |
|---|---|---|
| バイアグラ ジェネリック |
25mg | 290円~360円 |
| 50mg | 500円~700円 | |
| 100mg | 750円~1,000円 |
※まとめ買いを含む1錠あたりの金額です
※シルデナフィル錠25mgは国産、50mg・100mgは海外製ジェネリックとなります
バイアグラのオンライン診療について詳しくは、以下のページをご確認ください。
シルデナフィル錠は先発薬よりもコストを抑えて治療できる
シルデナフィル錠は先発薬のバイアグラと同様に、ED改善効果が期待できる薬です。
後発薬(ジェネリック医薬品)の特徴として、先発薬よりもコストが抑えられることから、治療を継続しやすいのが特徴です。
シルデナフィル錠の先発薬であるバイアグラの基本情報については、以下のページからご確認いただけます。 バイアグラについて
シルデナフィル錠(バイアグラジェネリック)についてよくある質問
-
- Q
シルデナフィル錠とバイアグラの違いはなんですか?
- A
シルデナフィル錠とバイアグラの主な違いは価格です。
どちらもシルデナフィルを有効成分としているため、効果や安全性に大きな違いはありません。
ただし、使用されている添加物が異なるため、色や形状、味が異なる場合があります。
- Q
-
- Q
シルデナフィル錠が効かない場合はどうすればいいですか?
- A
シルデナフィル錠が効かない場合は、服用方法を確認してください。
食事の影響や過度な飲酒などにより、効果を十分に発揮できていない可能性があります。正しく服用しても効果を感じられない場合は、体に合っていない可能性も考えられるので医師にご相談ください。
- Q
-
- Q
海外製バイアグラジェネリックの注意点とは?
- A
海外製のバイアグラジェネリックは個人輸入代行サイトで購入できますが、偽造薬を入手するリスクがあります。海外製バイアグラジェネリックはさまざまな医薬品名で販売されており、本物との判別がより困難です。
健康被害に遭う可能性もあるため、医療機関の処方を受けるようにしてください。
- Q
-
- Q
シルデナフィル錠と一緒に飲んではいけない薬は何ですか?
- A
併用禁忌薬は、硝酸剤およびNO供与剤、アミオダロン塩酸塩(経口剤)、sGC刺激剤(リオシグアト)です。副作用を強める危険性があるため併用できません。
- Q
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この記事の監修
(はっとり けいた)
【略歴】
- 平成17年
- 医療法人財団 河北総合病院 勤務
- 平成29年
- ゴリラクリニック 池袋院 管理者
- 令和5年~
- フィットクリニック院長 勤務


医師の解説 生物学的同等性試験では、先発薬とジェネリックは同等の作用を期待できるということが証明されています。