レビトラが薬局・ドラッグストアで買えない理由|代わりとなる市販薬を医師が解説

更新日:2026/10/06
レビトラが薬局・ドラッグストアで買えない理由|代わりとなる市販薬を医師が解説

レビトラ(バルデナフィル)は、現在、薬局やドラッグストアで市販されていません。

先発薬のレビトラは販売が終了していますが、同じ有効成分を含むレビトラジェネリック(バルデナフィル錠)は、医療機関で診察を受けたうえで処方されます。

一方、ED治療薬では「シアリス」が2026年に要指導医薬品として市販化され、薬剤師による確認のもと、薬局などで購入できるようになりました。

このページでは、レビトラが薬局やドラッグストアで買えない理由や、市販で購入できるED治療薬、市販の精力剤・漢方薬との違い、レビトラの安全な入手方法について解説します。

レビトラのオンライン診療をご検討の方、またはレビトラの基本情報を詳しく知りたい方は以下をご確認ください。 レビトラの通販(オンライン診療) レビトラについて

※本ページでは、現在処方されているバルデナフィル錠(レビトラジェネリック)についてもわかりやすさを考慮して「レビトラ」と表記しています。

このページの要点

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レビトラの市販状況と安全な購入方法の要約

レビトラ(バルデナフィル)の市販状況

レビトラ(先発薬は販売終了)および有効成分が同一のバルデナフィル錠は医療用医薬品に分類され、国内の薬局やドラッグストア、一般ECサイトでは市販されていません。国内でバルデナフィル錠の処方を受けるには、医療機関で医師の診察を受ける必要があります。

レビトラ市販の可否と購入時の重要事項

医師の診察と処方が必要な理由
血圧低下のリスクや併用禁忌薬の確認を行う必要があるため、市販薬としての購入はできません。
市販テストステロン製剤との違い
トノス等の市販薬は男性ホルモン補充用であり、テストステロンを含む内服の一般用医薬品の金蛇精(糖衣錠)も、勃起を補助するレビトラと同じ効果を示す医薬品ではありません。
薬局で購入できるシアリスとの違い
タダラフィルを有効成分とする要指導医薬品のシアリスは薬局・ドラッグストアで購入できますが、レビトラとは有効成分が異なり、購入時には薬剤師による確認が必要です。
国内医療機関における処方推奨
個人輸入には偽造品や健康被害のリスクがあるため、国内医療機関での処方が推奨されます。

レビトラの市販・購入に関するよくある質問

レビトラの処方前に医師が確認することは何ですか?
医師は、体質や健康状態、併用禁忌・併用注意となる医薬品、副作用のリスク、適切な用量や服用タイミングを確認します。併用によって血圧が大きく低下するおそれのある医薬品もあるため、診察を通じて服用の可否を判断します。
トノスやグローミンなどの市販薬はレビトラの代わりになりますか?
トノスやグローミンなどのテストステロン製剤は男性ホルモン不足を補う目的の製品であり、性的刺激による勃起を補助するレビトラと同等の効果を示すものではありません。
先発薬のレビトラは現在も販売されていますか?
先発薬のレビトラは販売が終了しているため入手できません。現在は同じ有効成分バルデナフィルを含むレビトラジェネリック(バルデナフィル錠)が医療機関で処方されています。
レビトラを個人輸入で購入するリスクは何ですか?
個人輸入した医薬品には、健康被害や偽造品のリスクがあります。バルデナフィル錠を希望する場合は、医療機関で医師の診察を受けて処方してもらうことが推奨されます。

レビトラが薬局・ドラッグストアで買えない理由

レビトラが薬局やドラッグストアなどで買えない理由は、医師の診察を受けて処方される医療用医薬品(処方箋医薬品)に分類されているためです。

医療用医薬品(処方箋医薬品)とは
医師の診断・処方に基づいて使用する必要がある医薬品です。
安全性や適切な使用のため、原則として処方を受けた人へのみ販売できます

そのため、一般的な市販薬のように薬局やドラッグストアでは販売されていません。

医師の診察・処方が必要な理由

医師の診察や処方が必要となる主な理由は、次のとおりです。

  • 体質や健康状態を踏まえて、服用の可否を判断するため
  • 併用禁忌または併用注意となる医薬品を確認するため
  • 副作用が生じるリスクを確認するため
  • 適切な用量や服用タイミングを確認するため

ED治療薬は体質や健康状態のほか、服用中の医薬品との組み合わせも確認する必要があるため、診察を通じて服用の可否を判断します。
とくに、併用すると血圧が大きく低下するおそれがある医薬品もあり、自己判断で使用すると健康上のリスクにつながる可能性もあります。

安全性に配慮して服用するには、医療機関で医師の診察を受けることが重要です。

レビトラの副作用については、以下からご確認ください。 レビトラの副作用

先発薬のレビトラは、現在は販売を終了しています。
現在、レビトラによる治療を希望する場合には、同じ有効成分を含むレビトラジェネリック(バルデナフィル錠)が使用されています。
ただし、レビトラジェネリックも薬局やドラッグストアで市販されている薬ではありません。

レビトラの代わりになる市販のED治療薬

レビトラそのものは販売されていませんが、現在は市販で入手できるED治療薬としてシアリスがあります。
シアリスは有効成分タダラフィルを含むED治療薬で、2026年5月20日に要指導医薬品として承認され、7月31日に先行販売が開始されました。

シアリスの市販化について詳しくは、以下のページをご確認いただけます。 シアリスの市販

シアリスとレビトラは、いずれもPDE5阻害薬に分類されるED治療薬ですが、有効成分や効果の持続時間、副作用などに違いがあります。
そのため、市販のシアリスはレビトラとまったく同じ薬ではなく、レビトラの代わりとして選択できるED治療薬の一つと考えるのが適切です。

市販薬の分類について

医師の処方なしで購入できる市販薬(OTC医薬品)には、「要指導医薬品」と「一般用医薬品」があります。
一般用医薬品は、さらに第1類・第2類・第3類に分類されます。

要指導医薬品 医療用から一般用へ転用された直後の医薬品など、使用に際して薬剤師による確認や情報提供が必要な医薬品
一般用医薬品 第1類
医薬品
薬剤師による対応のうえ、ネット販売が可能
第2類
医薬品
安全性上の注意(副作用・飲み合わせなど)が必要な医薬品。ネット販売が可能
第3類
医薬品
副作用や飲み合わせのリスクが比較的低い医薬品。ネット販売が可能
要指導医薬品
医療用から一般用へ転用された直後の医薬品など、使用に際して薬剤師による確認や情報提供が必要な医薬品
一般用医薬品
第1類医薬品 薬剤師による対応のうえ、ネット販売が可能
第2類医薬品 安全性上の注意(副作用・飲み合わせなど)が必要な医薬品。ネット販売が可能
第3類医薬品 副作用や飲み合わせのリスクが比較的低い医薬品。ネット販売が可能

要指導医薬品とは、医療用医薬品から市販薬へ切り替えられた直後の薬など、使用にあたって特に注意が必要な医薬品が含まれます。

市販のシアリスは、この要指導医薬品に指定されています。
そのため、一般的なサプリメントのように自由に購入するのではなく、購入時に薬剤師から説明や確認を受ける必要があります。

レビトラと市販の精力剤・漢方薬の違い

レビトラと薬局やドラッグストアで市販されている精力剤や漢方薬などの違いは以下になります。

比較項目 レビトラ
(バルデナフィル錠)
テストステロン
製剤
漢方薬 精力剤・
サプリメント
タイプ 処方箋医薬品 一般用医薬品
(製品により第1類医薬品)
医療用医薬品・一般用医薬品 医薬品・医薬部外品・食品など
(製品により異なる)
主な目的 ED(勃起不全)の治療 男性ホルモン不足に伴う症状の改善 体質や症状に応じた改善 栄養補給・滋養強壮・健康維持など
特徴 即効性があり、勃起時の硬さをしっかり得られる テストステロンを補充する 複数の生薬を組み合わせ、体質や症状に応じて使用する 配合成分や製品によって異なる
EDへの
位置づけ
ED治療薬 レビトラとは作用・適応が異なる レビトラと同じ作用によるED治療薬ではない レビトラと同等のED治療効果を目的としたものではない
購入方法 医師の診察・処方が必要 対象となる市販薬は薬局などで購入可能 市販薬は薬局・ドラッグストアなどで購入可能 薬局・ドラッグストア・コンビニ・通販など
(製品による)
主な
注意点
併用禁忌薬や使用できないケースがある 使用できない人や使用上の注意がある 体質に合わない場合や副作用・他の薬との相互作用がある 製品により副作用や相互作用あり、注意が必要

レビトラはバイアグラ同様、PDE5阻害薬に分類されるED治療薬です。
即効性が高く、性的刺激を受けた際の陰茎への血流を改善し、勃起時の硬さをしっかりサポートします。

レビトラの効果については以下でご確認いただけます。 レビトラの効果

テストステロン製剤は男性ホルモンの補充、漢方薬は体質や症状に応じた改善、精力剤やサプリメントは栄養補給や健康維持などを目的として販売されています。

しかし、これらはレビトラとは成分や作用、使用目的が異なり、同じようなED治療効果が期待できるわけではありません。

ここからは、市販で買えるテストステロン製剤や精力剤、漢方薬について解説します。

テストステロン製剤

テストステロンクリームや軟膏、金蛇精(糖衣錠)などを含むテストステロン製剤は、加齢などに伴う男性ホルモン(テストステロン)の分泌不足を補うことで、精力減退や男性更年期障害などの諸症状を改善する医薬品です。
男性ホルモンを補充することで、精力・勃起力減退や男性更年期障害の改善効果が期待できます。
陰茎への血流を改善して勃起をサポートするレビトラとは作用が異なります。
テストステロンについては、以下で詳しく解説しています。 テストステロンとは

また、EDの原因が必ずしもテストステロン不足とは限りません。
そのため、EDの症状(勃起・維持ができないなど)がある場合は、テストステロン製剤をレビトラの代わりとして自己判断で使用せず、医師にご相談ください。

市販の精力剤・サプリメント

薬局や通販サイトのほか、コンビニやドン・キホーテなどのディスカウントストアでは、亜鉛やマカなどを配合した第1類医薬品に指定された強壮剤や医薬部外品、サプリメントなどを購入できます。

主な成分と一般的な役割は以下のとおりです。

成分 主な役割
亜鉛 体内の酵素反応やたんぱく質合成などに関わる必須ミネラル
L-アルギニン アミノ酸の一種で、一酸化窒素(NO)の材料となり、血管機能に関わる
シトルリン 体内でアルギニンに変換され、一酸化窒素の産生をサポートする
マカ アミノ酸やミネラルなどを含む植物素材で、活力維持を目的としたサプリメントに用いられる
高麗人参 疲労感や体力低下などに用いられることがある生薬
ビタミンB群 エネルギー代謝などをサポートする
ビタミンE 抗酸化作用を持ち、細胞の健康維持に関わる

これらの商品は、主に栄養補給や健康維持などを目的とするため、ED改善を希望する場合は、レビトラなどのED治療薬が選択肢となります。

漢方薬

漢方薬の中には、加齢や疲労、体力低下などに伴う症状に用いられるものがあります。

漢方薬 特徴
八味地黄丸
(はちみじおうがん)
下半身の衰え
加齢に伴う体力低下や疲れやすさ、腰痛、排尿に関する症状などがある場合に用いられる。
補中益気湯
(ほちゅうえっきとう)
過労・エネルギー不足
体力が低下し、疲労感やだるさ、食欲不振などがみられる場合に用いられる。
柴胡加竜骨牡蛎湯
(さいこかりゅうこつぼれいとう)
ストレス・精神的な緊張の緩和
精神的な緊張や不安、イライラ、不眠などがみられる場合に用いられる。

漢方薬は体質や症状に応じて複数の生薬を組み合わせ、必要に応じて継続して使用します。
レビトラのように服用後にすぐ効果が発揮され、勃起をサポートする医薬品ではありません。

そのため、漢方薬をレビトラと同じ効果を持つ代替薬として使用することはできません。

レビトラの安全な入手方法

レビトラを安全に入手するには、医療機関で医師の診察を受けて処方してもらいましょう。
レビトラには併用できない薬があり、持病や健康状態によっては服用できない場合もあるためです。
診察では服用中の薬や既往歴などを確認し、医師が服用可能か判断します。

海外通販サイトなどを利用した個人輸入では、偽造品や品質が確認できない製品を入手するリスクがあるため推奨しておりません。

レビトラの取り扱い場所

現在レビトラの取り扱い場所および、入手できる・できない場所は以下をご確認ください。

医薬品の購入場所 取り
扱い
特徴
薬局・
ドラッグストア
なし レビトラの市販薬はなし
(シアリスは取扱店舗で購入可能 )
コンビニ・
ディスカウントストア
なし 処方箋医薬品の取り扱いなし
(一般用医薬品のみ)
ショッピングサイト
(Amazon・楽天など)
なし 処方箋医薬品の通販は不可
医療機関
(オンライン・対面診療)
あり 医師の診察後に処方

レビトラは現在医療用医薬品に指定されているため、一般的な薬局やドラッグストア、ショッピングサイトの通販などで市販されていません。

主な入手方法は、ED治療を行っているクリニックや病院などの医療機関を受診することです。

対面診療のほか、オンライン診療に対応している医療機関もあります。
レビトラを希望する場合は、受診する医療機関の取り扱い状況を事前に確認してください。

レビトラが市販化される可能性について

現時点ではレビトラの市販化に関して公表されている情報はありません。
今後、市販化に関する動きがあった場合は、厚生労働省などから公表される最新情報を確認する必要があります。

一方、ED治療薬のシアリスは、処方箋なしで購入できる市販薬として発売され、処方箋なしで購入する選択肢は生まれていますが、レビトラの市販化の根拠になるとは限りません。

新たな承認や市販化に関する情報が公表された場合には、最新情報を確認する必要があります。

レビトラは市販されていないため医療機関の受診を推奨

レビトラの市販についてのまとめ
  • レビトラおよびバルデナフィル錠は市販されていない
  • 市販されていない理由は医療用医薬品(処方箋医薬品)だから
  • 市販で購入できるED治療薬には「シアリス」がある
  • 市販の精力剤やサプリメントは成分や作用が異なる(代替品にはならない)
  • 安全性に配慮した入手方法として、医療機関での処方を推奨

レビトラやバルデナフィル錠は、医師の診察を受けて処方される医療用医薬品(処方箋医薬品)であり、現在薬局・ドラッグストアなどで市販されていません。

市販で購入できるED治療薬として、タダラフィルを有効成分とする要指導医薬品のシアリスがあります。
ただし、レビトラとは有効成分が異なる薬となります。

レビトラと同じ成分のバルデナフィル錠での治療を希望する場合は、医療機関を受診して医師にご相談ください。
医師の診察で健康状態や既往歴、服用中の医薬品を確認し、処方の可否や適切な用量を判断してもらえます。

レビトラ(バルデナフィル)のオンライン診療について詳しくは以下をご確認ください。 レビトラ通販(オンライン診療)

レビトラの市販に関するよくある質問

レビトラの市販に関して寄せられることの多い質問に医師が回答していきます。

  • Q
    レビトラジェネリックは市販されていますか?
    A
    A
    レビトラジェネリックは医療用医薬品に該当するため、薬局やECサイトでは市販されていませんが、国内で承認されたバルデナフィル錠は医療機関で処方を受けられます。
    海外の医薬品を個人輸入する場合には法令上の手続きや制限があり、厚生労働省は個人輸入した医薬品による健康被害などについて注意を呼びかけています。
    服部院長
    服部院長
    服部院長
  • Q
    市販の精力剤やサプリでレビトラの代用はできますか?
    A
    A
    市販の精力剤やサプリメントは、レビトラと同じ有効成分のバルデナフィルを含まないため、代替品にはなりません。
    ED治療薬として承認された勃起改善効果も確認されておらず、成分や作用の仕組みが異なります。
    勃起の改善を目的とする場合は、医療機関または市販のED治療薬を取り扱う薬局で相談してください。
    服部院長
    服部院長
    服部院長
  • Q
    レビトラはいつから市販されますか?
    A
    A
    現時点で、レビトラの市販化に向けた公表情報は確認されていません。
    現在、市販されているED治療薬としてはシアリスがあります。
    服部院長
    服部院長
    服部院長
  • Q
    レビトラの処方前に医師が確認することは何ですか?
    A
    A
    医師は、体質や健康状態、併用禁忌・併用注意となる医薬品、副作用のリスク、適切な用量や服用タイミングを確認します。併用によって血圧が大きく低下するおそれのある医薬品もあるため、診察を通じて服用の可否を判断します。
    服部院長
    服部院長
    服部院長
  • Q
    トノスやグローミンなどの市販薬はレビトラの代わりになりますか?
    A
    A
    トノスやグローミンなどのテストステロン製剤は男性ホルモン不足を補う目的の製品であり、性的刺激による勃起を補助するレビトラと同等の効果を示すものではありません。
    服部院長
    服部院長
    服部院長
  • Q
    先発薬のレビトラは現在も販売されていますか?
    A
    A
    先発薬のレビトラは販売が終了しているため入手できません。
    現在は同じ有効成分バルデナフィルを含むレビトラジェネリック(バルデナフィル錠)が医療機関で処方されています。
    服部院長
    服部院長
    服部院長
  • Q
    レビトラを個人輸入で購入するリスクは何ですか?
    A
    A
    個人輸入した医薬品には、健康被害や偽造品のリスクがあります。バルデナフィル錠を希望する場合は、医療機関で医師の診察を受けて処方してもらうことが推奨されます。
    服部院長
    服部院長
    服部院長

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この記事の監修

フィットクリニック院長 服部圭太
フィットクリニック院長
服部 圭太
(はっとり けいた)

【略歴】

平成17年
医療法人財団 河北総合病院 勤務
平成29年
ゴリラクリニック 池袋院 管理者
令和5年~
フィットクリニック院長 勤務

参考サイト