レビトラジェネリックの効果や副作用について解説!
バイアグラに次ぐ第二のED(勃起不全)治療薬として知られるレビトラは、即効性に優れたED治療薬です。
各国でED治療薬として認可され利用されていますが、レビトラにはジェネリック(後発医薬品)も存在しています。
このページではレビトラのジェネリックについてわかりやすく説明しています。
レビトラジェネリックの効果
レビトラのジェネリック(以下、レビトラジェネリック)は先発薬であるレビトラと同等の成分、効果をもつジェネリック(後発)医薬品です。
レビトラジェネリックは有効成分として「バルデナフィル」を含有しています。
このバルデナフィルの血管拡張作用によってペニス内部の血流量を増加させ、力強い正常な勃起を促します。
バイアグラなど他のED治療薬でもそうですが、「服用すれば意志とは関係なく勃起が続く」という認識は誤りです。
実際にそのようなことはなく、「性的な刺激や興奮があった場合にのみ、正常な勃起が起こりやすいようサポートする」といった説明が、レビトラジェネリックの効果としては正しいでしょう。
フィットクリニックではEDのオンライン診療をしており、レビトラやレビトラジェネリックも処方しています。
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日本全国どこにいても受診・処方が可能ですので、お気軽にお申し付けください。
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●当院専用のレビトラジェネリックについて詳しくは以下の項目で紹介しております。
商品名 | 容量 | 価格 |
---|---|---|
レビトラジェネリック |
10/11mg | 900円/1錠 |
20mg | 1,200円/1錠 |
レビトラジェネリックの見た目と種類
先発薬であるバイエルのレビトラは、ややオレンジがかった黄色に着色された、円形の錠剤です。
各製薬メーカーが製造しているレビトラジェネリックも、基本的には先発薬に近い色や形をしています。
沢井製薬のジェネリックである「バルデナフィル錠」は、先発薬が正円の錠剤であるのに対して、楕円形の錠剤です。
東和薬品のジェネリックである「バルデナフィル錠」は先発薬同様の正円形の錠剤です。
沢井製薬、東和薬品、どちらのメーカーのジェネリックも、錠剤には成分量が印刷されています。
後述する海外製のレビトラジェネリックに関しても、先発薬をイメージしやすいオレンジがかった黄色の錠剤が多くなっています。
レビトラジェネリックの特徴
レビトラジェネリックは世界初のED治療薬バイアグラの次に開発、販売されたバイエル社「レビトラ」のジェネリック医薬品です。
そのため、先発薬のレビトラと同等の効果があります。
先発薬の特許が切れた後に製造が認められた後発医薬品です。
- 先発薬と同一の有効成分と効果効能をもっています。
- 開発費を大幅に削減できることから、先発薬より低価格で提供できます。
- 先発薬と違う形状で製造することがみとめられています。
- アメリカで約90%、ドイツで約80%という普及率であり、日本も政府がジェネリック医薬品の普及を推奨しています。
レビトラジェネリックの最大の特徴は、先発薬レビトラ同様の即効性の高さにあります。
有効成分であるバルデナフィルには、体内への吸収が速やかに行われる特性があります。このために、レビトラジェネリックは即効型のED治療薬として用いることができます。
服用してから効果が現れるまでの時間は、体質による個人差などもありますが早ければ15分程度となります。
遅くとも服用後30分以内にはED治療薬の効果を得ることができます。
バイアグラやシアリスなどのED治療薬が効果を得るのに服用後1時間程度を要するのに比べると、まさに即効型のED治療薬と呼ぶにふさわしい特徴であると言えます。
このED治療薬としての効果は、成分量10mgのもので4~5時間程度、成分量22mgのもので8~10時間程度持続します。
バイアグラ50mgと比べて同程度か、多少長いくらいの効果を得ることができます。
また、頭痛やめまい、動悸、鼻づまり、顔のほてりなどの副作用もバイアグラに比べれば少なく、食事による影響もバイアグラほどは受けません。
レビトラジェネリックの用法・用量
有効成分としてバルデナフィルを含有するレビトラジェネリックは、用法・用量に関しても先発薬と同様です。
服用は水、またはぬるま湯で行ってください。
性行為の30分前に服用すれば、ED治療薬としての効果を確実に得ることができます。また、用量に関わらず服用は必ず24時間以上の間隔を空けて行ってください。
レビトラジェネリックは食事の影響を比較的受けにくいED治療薬ですが、脂質の多い食事の後の服用では効果が出にくいこともあります。
レビトラジェネリックを服用する前の食事はなるべく脂質の多くないものが望ましいです。
効果を引き出すコツや、レビトラが効かない時の対策については以下の記事で詳しく解説しているので、ご興味のある方はあわせてご覧ください。
レビトラジェネリックの注意事項
レビトラジェネリックは注意事項に関しても先発薬のレビトラと同様です。
特に併用禁忌薬については服用の前に十分に確認をしてください。
服用してはいけない人
レビトラを服用してはいけない人は下記のとおりです。
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 硝酸剤あるいは一酸化窒素(NO)供与剤を投与中の患者
- 心血管系障害を有するなど性行為が不適当と考えられる患者
- 先天性のQT延長患者,クラスIA又はクラスIIIの抗不整脈薬を投与中の患者
- 脳梗塞・脳出血や心筋梗塞の既往歴が最近6ヵ月以内にある患者
- 重度の肝障害のある患者
- 血液透析が必要な腎障害,低血圧又は治療による管理がなされていない高血圧、又は安静時拡張期血圧,不安定狭心症のある患者
- リオシグアト,CYP3A4を阻害する薬剤を投与中の患者
- 網膜色素変性症患者
これ以外にも一緒に服用してはいけない医薬品や併用にあたっての注意がありますので、以下で説明いたします。
レビトラジェネリックの併用禁忌
併用禁忌薬とは一緒に服用してはいけないお薬です。
万が一併用してしまうと、お薬同士の相互作用によって重篤な副作用が現れる場合などがあり、飲み合わせによっては生命に危害を及ぼすものもあります
レビトラジェネリックの併用禁忌薬は先発薬同様で、「ニトログリセリン」「硝酸イソソルビド」「亜硝酸アミル」等を含んだ降圧剤や遮断剤等です。
また、アミオダロン塩酸塩が成分である医薬品(抗不整脈薬)や、リオシグアトを成分とする医薬品(肺高血圧症薬)も併用禁忌薬として指定されています。
以下はレビトラジェネリックの併用禁忌薬の一覧ですので、確認しておきましょう。
- ニトログリセリン
- 亜硝酸アミル
- 硝酸イソソルビド
- ニコランジル
- リオシグアト(アデムパス)
- リトナビル
- ノービア
- インジナビル
- クリキシバン
- アタザナビル
- ホスアンプレナビル
- サキナビルメシル酸塩
- イトラコナゾール
- テラプレビル
- ダルナビル
- コビシスタット
- キニジン
- プロカインアミド
- アミオダロン
- ニルマトレルビル・リトナビル(パキロビッド)
- エンシトレルビル(ゾコーバ)
レビトラジェネリックの併用注意
併用禁忌薬ほどではありませんが、併用には注意が必要なお薬が併用注意薬です。
レビトラジェネリックの併用注意薬には以下のものがあります。
- CYP3A4を阻害する薬剤
- マクロライド系抗生物質
- CYP3A4を阻害する薬剤
- ビカルタミド
- CYP3A4を誘導する薬剤(リファンピシン等)
- カルペリチド
- α遮断薬(テラゾシン、タムスロシン等)
レビトラジェネリックの副作用
レビトラジェネリックの副作用は先発薬であるレビトラと同様で、そのほとんどが血管拡張作用によるものです。
重症化した副作用はほとんど報告されていません。
レビトラジェネリックの成分であるバルデナフィルの副作用には多い順で以下のようなものがあります。
- ほてり
- 頭痛
- 鼻づまり
- 心悸亢進(動悸)
- 消化不良
- めまい
レビトラジェネリックの作用機序
男性が性的に興奮した際、視聴覚、触覚などから受け興奮の原因となっている性的な刺激は大脳に伝わります。
すると、大脳は脊髄や神経を通してペニス内部の勃起中枢に指令を出し、この指令によって、ペニス内部にはcGMP(環状グアノシン一リン酸)という物質が増加します。
cGMPには平滑筋を弛緩させ、血管を拡張させる働きがあります。
増加したcGMPの働きによりペニス内部海綿体の血管は拡張し、血液が大量に流れ込むことで勃起が起こります。
一方で、勃起を収束させるためのPDE5(ホスホジエステラーゼ5)という酵素が、ペニス内部には存在しています。
このPDE5は射精などにより性的な興奮が減退した際に活発になり、cGMPを分解することで拡張した血管をもとに戻し、勃起を収束させます。
cGMPとPDE5は、健常時であれば両者がバランス良く作用し合うことで勃起を起こしたり鎮めたりしています。
しかし器質的な要因、ストレスなどの心因的な要因などなんらかの原因によりPDE5が優位な状態になり、正常に勃起を起こすのが困難なのがED(勃起不全)の状態です。
レビトラジェネリックの有効成分であるバルデナフィルは、PDE5を選択的に阻害することでcGMPを活性化させ、ペニス内部の血管の拡張による正常な勃起を起こしやすくします。
このような作用機序を持つED治療薬は「PDE5阻害薬」とも呼ばれています。
レビトラジェネリックの作用時間
レビトラジェネリックは先発薬のレビトラと同様に、服用後は15分から20分程度、遅くとも30分以内には効果が現れます。
効果は成分量が10mgのもので4~5時間程度、20mgや22mg のもので8~10時間程度持続します。
このようにレビトラジェネリックは速効性に優れたED治療薬ですが、この速効性は成分であるバルデナフィルの水溶性(水への溶けやすさ)の高さによるものです。
バルデナフィルは服用後0.75時間で血漿中の濃度がピークに達し、最も強く効果を発揮します。
その後は10mgで4時間、20mgで5.3時間で血漿中濃度はピーク時の半分となります(半減期)。
当院のレビトラジェネリックについて
フィットクリニックでは、レビトラと同じ有効成分バルデナフィルを配合したレビトラジェネリックを販売しています。
直接契約を結んでいる海外の製薬企業によって当院専用に製造したジェネリックED治療薬です。
- 製造-仕入れ-処方まで一貫して行っているためコストダウンを実現
- 先発薬と同等の有効成分が認められた成分鑑定済み
このため、自由診療でありながら低価格での処方を実現しています。
レビトラジェネリックの処方につきましては、フィットクリニックへ予約なしのご来院で行うことが可能です。
現在はEDのオンライン診療にも対応しておりお電話を使用しての処方が可能です。さらに日本全国どの地域からのご注文にも対応しておりますのでお気軽にお申し付けください。