フィナステリド錠は、用量1mgの服用が国内での一般的な治療方法ですが、より高い治療効果が得られる1.3mgを取り扱うクリニックが増えています。
高用量での安全性に関する情報が少ないため心配する声もありますが、医師のもとで服用する限りは安全な服用が可能です。
このページでは、フィナステリド錠1.3mgについて詳しく解説します。
安全に服用できる理由や、用量の増量による治療効果についても触れているので、これからAGA治療を受けていく上での参考にご一読ください。
また、フィットクリニックではフィナステリド錠1.3mgのオンライン処方を行っております。
ご相談、ご予約は以下より承ります。
フィナステリド1.3mgの概要
フィナステリド錠は、AGA治療で必須薬の１つに挙げられる先発薬「プロペシア」のジェネリック医薬品（後発薬）です。
ジェネリック医薬品は先発薬に対して同等の治療効果が認められているため、プロペシアと全く同じ治療目的に用いられています。
- ジェネリック医薬品は低コストで開発できるため処方価格も抑えられる
- プロペシアと効果・効能・副作用すべて同等であるため
- フィナステリドを含めたオリジナルの発毛プランを用意するクリニックが多い
- プロペシアには1.3mgのラインナップがない
- 世界的にジェネリックを選択するのが一般的となっている
- 日本政府も医療費圧縮のためジェネリックを推奨している
また、フィナステリドの効果を得るには長期的な服用が必要になるので、1錠あたりが低価格なジェネリックは継続的な服用が必要な治療で多く選択されています。
通常フィナステリド錠は「0.2mg」と「1mg」の2つの用量がスタンダードですが、最新のフィナステリドにはより効果を高めるために成分量を増やした「1.3mg」が販売されています。
この1.3mgという、成分用量の多いフィナステリド錠を取り扱うクリニックも増えており、これまで以上の効果を期待できる可能性から注目が集まっています。
フィナステリド錠1.3mgの特徴
フィナステリド錠1.3mgの特徴は、用量が増えたことによる効果の高さです。
AGAによる脱毛の進行をより強く抑えることが期待でき、ヘアサイクルを改善し薄毛の原因が頭皮から減ることで健康な髪の成長を促進します。
フィナステリドの効果は以下のとおりです。
↓
DHTが頭皮から減ることでヘアサイクルが正常化
↓
成長期の髪が増えることで抜け毛がストップする
※健康な髪が増える前段階として細く弱いAGAの髪が抜ける「初期脱毛」の時期がある
進行性の脱毛症であるAGAの原因となっている男性ホルモンDHT（ジヒドロテストステロン）に、直接アプローチして抜け毛を抑える効果を発揮します。
この効果からAGA治療では必須薬の１つとされ、薄毛を改善するためには欠かせない薬となっています。
また、フィナステリド錠1.3mgのその他の特徴には、次のようなことが挙げられます。
- 男性専用薬
- レスポンダー（薬が効きやすい人）は発毛や増毛の可能性も期待される
- 女性の服用は厳禁
フィナステリドと相性が良い方であれば、より顕著な改善も見込めます。
ただし、原因が複雑な女性の薄毛にはフィナステリドは使用できず、あくまでも男性のAGAにのみ使用できる薬です。
特に女性の服用禁止はもちろん、女性が触れただけでも胎児への影響があることから、取り扱いには十分注意して下さい。
フィナステリド錠1.3mgは安全
日本で現在承認されているフィナステリドの用量は、0.2mgまたは1mgの2種類となっています。
一般的には1mgが用量の基準としてAGA治療に用いられますが、医師と相談の上に摂取量を2〜3mgに増量するケースもあります。
そのため1.3mgは国内未承認であっても十分に安全な服用が可能と言えます。
AGAの進行程度は人によって個人差が大きいので、地肌の透け感が目立つほど進行していると、1mgでは十分な効果が期待できないこともあります。
0.2mgからはじめる患者さんでも、1mgまで用量を増やすことが一般的であることから、治療経過によっては1.3mgと服用量を増やしていくケースも自然であると言えます。
ただし、フィナステリドの用量を増やすかは医師の判断を仰ぐことが重要です。
自己判断で用量を増やしてしまうと、体調不良や副作用の原因にもなるので絶対にお控えください。
日本での流通が少ない理由
フィナステリド錠1.3mgの国内流通量が少ないのは、国内未承認薬となるためです。
- 国内では承認されていない医薬品
- 海外では承認され処方されている
- 命にかかわらない病気の医薬品は未承認となる傾向がある
- がんの最先端医療といった海外治療薬も未承認が多い
- 医師の判断で利用することが可能
- 正規の手続きを取って輸入された未承認薬は安全
未承認薬によって日本にはない新しい治療を受けたり、安全性が確認された上で高い治療効果を得られるのは、自由診療の大きな魅力の1つと言えます。
未承認薬は薄毛の診察を行う一般皮膚科など保険診療による取り扱いはなく、薄毛を専門とする自由診療クリニックでの処方が一般的です。
フィナステリド錠1.3mgには治療実績や経験豊富な医師から処方がはじまったばかりなので、処方しているクリニックはさらに絞られています。
未承認薬という言葉のニュアンスから疑問視する人もいますが、主に自由診療では未承認薬を積極的に使用しており、正規の手続きで輸入され医師により処方される未承認薬は安全です。
海外通販を利用した未承認薬購入は危険
同じ未承認薬であっても、海外通販（個人輸入）での入手は危険が伴います。
海外通販（個人輸入）は、海外製の医薬品を医師を通さず誰でも簡単に入手できてしまう購入方法です。
一般的な商品を国内通販で購入するように医薬品が手に入ることから、安易に手を出す患者さんも少なくありませんが、海外通販には、健康面、法律面、金銭面で以下の危険が考えられます。
- 偽物や粗悪品による健康被害
- 安価でも不衛生な医薬品が届いた場合なども返品できないトラブルが多い
- 悪質サイトを利用してしまうことでネット詐欺、スキミングなどの被害
- 輸入上のトラブル（通関での没収など）も返金できない可能性
- 併用禁忌、飲み合わせの判断ミスや重篤な副作用も自己責任
海外通販は医療従事者のいない一般企業でも輸入を代行できるサービスのため、薬の安全性については皆無です。
偽物や粗悪品の報告は後を絶たず、誤った服用による健康被害やトラブルに巻き込まれる方も少なくありません。
「お金を払って不健康なものを買う」ということにもなりかねない上、唯一のメリットである価格の安さも、副作用や商品トラブルによって高くついてしまうといった結果もあり得るので、安易な利用は絶対にお控えください。
フィナステリド錠1.3mgはAGAに有効
AGAは男性ホルモン（DHT）によりヘアサイクルが乱れ、成長期が大幅に短くなることで薄毛を進行させます。
ちなみに原因であるDHTは、以下のようにして頭皮に発生しています。
↓ 結合
DHT
フィナステリド錠1.3mgには、DHTが頭皮に発生するきっかけとなる5αリダクターゼⅡ型の働きを阻害する作用があります。
これにより頭皮に存在するDHTが減少していき、新たな発生も防ぐことで薄毛の進行をストップさせます。
また、5αリダクターゼⅡ型は、主に前頭部や頭頂部に多く分布しているとされています。
そのためフィナステリド錠1.3mgは、上記2つの部位に脱毛の症状が認められる場合に有効となります。
一方、5αリダクターゼⅡ型だけでなく、Ⅰ型のどちらも阻害するのが「デュタステリド錠（ザガーロ）」というAGA治療薬です。
Ⅰ型は側頭部や後頭部に多く分布しているので、より広くAGAによる影響を抑えることができますが、副作用も強いとされます。
フィットクリニックのフィナステリド錠
フィットクリニックでは、フィナステリド錠のオンライン処方を行っています。
クリニックに通わなくても自宅からAGA治療が受けることができ、オンライン上で医師から直接診療を受けることが可能なため、安心・安全に治療を継続できます。
また、フィナステリド錠は薄毛の進行をストップさせる予防薬のため、発毛効果を求める方にはミノキシジルとのセット処方も可能です。
フィナステリドを含めた治療薬は以下の通りです。
| 初診料・問診料 | 無料 |
|---|---|
| 送料 | 500円 |
その他の薄毛治療薬・発毛プラン・育毛サプリメントの詳細は以下をご覧ください。
当院のオンライン処方の利用方法については、次項で詳しく解説しています。
クリニックへの直接の受診が難しい地域の方をはじめ、通院の不便さ、抵抗感、プライバシー上の不安、通う時間が取れないという方はオンライン処方をご検討ください。
オンライン処方での購入方法
フィットクリニックのオンライン処方は、以下の手順で進めていきます。
（WEB予約なら問診票を記入することでスムーズな診療）
↓
オンライン上で医師の診察
↓
お支払い・薬の発送
3つのステップで薬を郵送処方で受けることができるため、国内通販と近い感覚での利用が可能です。
お住まいのエリアによりますが、フィナステリドも最短翌日にはご指定の住所での受け取りが可能で、配送によるタイムラグもほとんどなく治療をスタート・継続できます。
また、再診時についても同様の手順で処方を受けることができるので、薬の処方のため何度も通院する労力がなくなります。
当院のオンライン処方は全国どこからでも対応しており、スマホ・PC・お電話さえあればご利用頂くことが可能です。
通院せずにAGA治療をはじめたい場合には、当院までお気軽にご相談ください。
まとめ
最後に改めて、フィナステリド錠1.3mgについての重要なポイントをまとめてお伝えします。
- フィナステリド錠は先発薬プロペシアのジェネリック医薬品
- 治療用量1.3mgは国内でも普及しつつある
- 医師の下で服用すれば高い効果が見込める
- 海外通販を利用して購入するはリスクの面から絶対に控える
- 国内クリニックの郵送処方（オンライン診療）が便利
フィナステリド錠自体は国内承認薬ですが、用量1.3mgについては海外製の未承認薬を取り扱うクリニックのみで処方が可能です。
用量を増やすことで薄毛改善効果をより高められる可能性もあるので、現在の治療効果に満足できていない方はフィットクリニックまでお気軽にご相談ください。
よくある質問
むしろ用量が増えることで薄毛の進行抑制効果が高まることが期待できるので、最近では用量1.3mgを取り扱うクリニックも増えています。
ただし、医師の下で安全に服用することが前提で、危ないと言われる理由である海外通販（個人輸入）を利用した個人的な服用で起こるリスクは未知数です。
承認が追いついていない最先端医療や、命に関わらない治療薬が未承認になる傾向というだけで、正規の手順で輸入された未承認薬は安全に利用可能です。
フィナステリドに関しては1mgまでの用量は国内で承認されてたものもありますが、1.3mgだけでなく、1mgのフィナステリドにも未承認薬はあります。
ただ、容量が少ない0.2mgでは十分な効果が期待できない患者さんが多い傾向です。
そのため、治療効果を高める目的で1mgに増量したり、医師の判断によっては2～3mgを処方することもあります。
薬の効果で毛量をキープしている状態なので、いつまで服用するかゴールや目標を決めておくと服用が続けやすくなります。
ほとんど発症しないと言えるほど確率は低く、EDの心配をせず服用する方がほとんどです。
また、薬に不安を抱えている状態は治療効果も安定せず、EDは思い込みから発症することもあります。
加えて、ED発症した場合も、ED治療薬の併用が可能です。
そのため、フィナステリド錠を服用するのであれば、心配しすぎないのも大切です。
