避妊に失敗した際に望まぬ妊娠を避けられるアフターピルは、少しでも早い服用が妊娠率を下げることにつながります。
このページでは妊娠率について焦点を当てながら、アフターターピルについて詳しく解説していきます。
アフターピルのオンライン処方の流れや配送までの時間などに関しては以下ページで詳しく説明していますのでご確認ください。
また「今すぐ購入したい」という人はまず以下からご予約頂き、即日発送に対応できるオンライン診療をご利用ください。
アフターピルの妊娠率
女性自らの意思で望まぬ妊娠を回避できるアフターピルですが、その妊娠率は0%ではありません。
ごくわずかですが妊娠する可能性があり、これは服用するアフターピルの種類や性行為からどのくらいの時間が経過したかによっても変わります。
高い避妊効果を得るためにも、ここからはアフターピルの種類ごとの妊娠率について見ていきましょう。
アフターピルの妊娠率は時間がたつほど上昇する
アフターピルは緊急避妊薬と呼ばれる医薬品です。
以下のようなケースでの緊急措置として用いられるお薬です。
- 避妊なしでの性行為
- 妊娠の可能性があり不安な時
- 避妊具のアクシデント時
- 性暴力(レイプなど)の被害にあった時
正しい服用ができれば限りなく100%に近い確率で妊娠を回避できるものの、時間が経過するにつれて妊娠率は上昇していきます。
そのため低い妊娠率を維持するにはタイムリミットがあり、性行為後からアフターピルにいかに早くアクセスできるかがポイントになってくると言えます。
服用する種類別・時間別の妊娠率
アフターピルには「レボノルゲストレル錠」と「エラ」の2種類があり、それぞれ有効時間のタイムリミットが異なります。
<レボノルゲストレル錠の妊娠率>
- 性行為後〜24時間:約1%
- 24時間〜48時間:約2%
- 48時間〜72時間:約3%
- 72時間〜96時間:約25%
このデータからわかるように、レボノルゲストレル錠は性行為後から72時間以内に服用するタイプのアフターピルとなっています。
一方のエラは120時間以内とタイムリミットが長く、72時間を超えた場合でも妊娠率を抑えることができます。
<エラの妊娠率>
- 性行為後〜24時間:約1%
- 24時間〜48時間:約1%
- 48時間〜72時間:約1%
- 72時間〜96時間:約1.1%
- 96時間〜120時間:約1.1%
- 120時間〜:約25%
どちらのアフターピルが良いということはなく、あくまでも「アクシデントに見舞われてからどのくらいの時間が経過したか」によって使い分けられます。
また、性行為のたびに服用するものではなく、あくまでも緊急措置として服用するお薬であることは覚えておきましょう。
妊娠する可能性が高い間違った避妊方法
今まで正しいと思っていた避妊方法が、実は妊娠する可能性がある間違った方法の可能性もあります。
⇒ いわゆる我慢汁にも妊娠するには十分な精液が混ざっている可能性があるため。
生理中の性行為⇒ 生理中は妊娠しない、というのは間違いです。また生理中の性行為は感染症や子宮内膜症に繋がることもあります。
膣洗浄⇒ 膣内に侵入した精子は子宮に向かって進むため、洗浄による避妊効果はなし。
オギノ式⇒ 間違いではないが、排卵日予測の方法になり、月経や排卵日は体調によって変化するため不確実な方法。
基本的に避妊せずに性器同士の接触を許した時点で、妊娠の可能性はあります。
また、精液のついた手での性器の愛撫でも妊娠の危険があります。
もしこうした方法を実践しているのであれば、今日からでもパートナーと避妊具の使用について検討してみてください。
アフターピルの飲み方、服用後の過ごし方
アフターピルの飲み方としては、以下を参考にしてください。
- 薬の種類により性行為後から72時間以内、または120時間以内に1錠を服用
- ※服用後2時間は嘔吐しないこと
早く服用するほど妊娠率を低く抑えることができるため、効果時間のぎりぎりではなく、できる限り早めの服用を心がけるようにしましょう。
また、アフターピル服用後の過ごし方については、次で詳しく見ていきましょう。
服用後の嘔吐に注意
アフターピルは卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2種類の女性ホルモンを含んでいるため、服用するとホルモンバランスが大きく変化します。
それにより副作用として、以下の症状を起こす場合があります。
- 腹痛
- 悪心(吐き気や嘔吐)
- 傾眠
- めまい
- 頭痛
- など
こうした生理中と似たような症状が現れることがあります。
特に嘔吐については、服用後2時間以内に嘔吐してしまうと身体への吸収がうまくいかず避妊効果が得られない可能性があります。
もしアフターピルによる嘔吐の経験がある人や、不安を感じる人は吐き気止めの併用も検討してみてください。
衣類の締め付けをゆるめ、風通しの良い場所で身体を休めるのも有効です。
エラ | 8,000円/1錠 |
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服用後の副作用は24時間程度
アフターピルの副作用があらわれるかは個人差がありますが、つらい症状が続いてしまうかもと思うと不安になるところでしょう。
基本的にいずれの副作用も数時間ないし、長くとも24時間以内には治るとされています。
また副作用がなくとも効果は発揮されるので、過度な心配の必要はありません。
もし24時間経っても症状が続くようであれば、他の病気と関連しているか重い副作用の可能性も考えられます。
気になることがあれば、必ず医師に相談するようにしてください。
妊娠の確認方法
アフターピルの服用後に妊娠していないか確認する方法として、出血の確認があげられます。
出血にもいくつかの種類があります。
- 消退出血
- 不正出血
- 着床出血
この中で「消退出血」が妊娠していないことを知らせるサインとなっています。
消退出血はアフターピル服用から早い人で3日、遅くとも3週間以内には起こるのでチェックしてみましょう。
ただし上記のように出血には種類があります。
色・量・状態などから判断するため見極めが難しいので、より確実に妊娠していないことをチェックするためには次の方法を試しましょう。
- アフターピル服用から3週間程度後に妊娠検査薬を使用
- 判断が難しい場合は着床出血の可能性もあるので産婦人科に相談する
「アフターピルを飲んだから問題ない」ではなく、最終的に妊娠していないかを確認するまでがアフターピルによる緊急避妊であることは覚えておいてください。
アフターピルの買い方
アフターピルは市販薬としては取り扱われておらず、医療機関で医師から処方してもらう必要があります。
さらに買い方にも2つの方法があります。
- クリニックに行って受診する
- オンライン診療による郵送処方を受ける
クリニックに直接受診するのがポピュラーですが、最近では新しいサービスとしてオンライン診療も広く普及しつつあります。
アフターピルは時間との兼ね合いも重要です。
それぞれを簡単にご紹介するのでシチュエーションに応じて使い分けてみてください。
クリニックに行く
クリニックに行くメリットは、簡単な問診からすぐにアフターピルを処方してもらえることです。
事前の予約なしでも診察・処方を受け付けており、土日・祝日対応や夜でも診察を受け付けているクリニックもあります。
すぐに処方してもらえる安心感があるだけに、性行為中のアクシデントや不安が残る人は最寄りのクリニックに相談すると良いでしょう。
また、笹塚駅に院を構えるフィットクリニックはスピード処方が特徴で、最短10分ほどで受付から処方までを行っています。
他の診療も行っていますが、男女別の入り口・待合室となっているためプライバシーの確保も万全です。
渋谷区周辺でアフターピルが処方できるクリニックを探しているのであれば、フィットクリニックに相談してみてください。
自宅からオンライン診療
オンライン診療は、クリニックに受診しなくともアフターピルの処方が受けられる遠隔診療サービスとなっています。
自宅や落ち着いて話のできる環境が診察室の代わりになり、健康状態などに問題がなければ自宅までアフターピルの郵送が可能です。
焦っている時だからこそ医師にすぐコンタクトを取れるメリットは大きいでしょう。
また最寄りにクリニックがない人も利用しやすく、クリニックに足を運ぶことに抵抗がある人にとってもおすすめの方法となっています。
フィットクリニックのオンライン診療
- 診察は最短5分~10分(音声通話のみ)
- 通常配送で最短当日発送、翌日到着
- オプションで最短60分で届くバイク便が利用可能(東京23区+その他は距離計算)
- アフターピルだとわからない外装(お薬名が伏せられています)
ご予約は以下より承ります。
よくある質問
※代引きは対象外です。
※オプションでお薬が当日最短60分で到着するバイク便の配送サービスもございます(東京・関東圏の一部のみです。詳しくは送料の詳細をご覧ください)