心因性EDとは - 原因と年代別の治し方・克服方法を解説

更新日:2025/09/11

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心因性EDとは - 原因と年代別の治し方・克服方法を解説

心因性EDとは、病気や血管の障害といった身体的な原因ではなく、緊張・ストレス・不安・過去の失敗体験など心理的な要因で勃起しにくくなる状態です。

心因性EDの特徴は、朝立ちや自慰では勃起できるのに性行為の場面ではうまくいかないことが多く、相手や状況によって症状が変わる点が挙げられます。

心因性EDになりやすい人は、20代~30代の若年層、几帳面でプレッシャーに弱い人、性交での失敗経験から不安を抱えている人に多い傾向があります。

本記事では、心因性EDの原因から年代別の治療法まで詳しく解説します。

当院ではオンライン診療によるED治療を行っております。
EDの症状で悩みを抱えている場合は、お気軽にご相談ください。 フィットクリニックのED治療

心因性EDとは

心因性EDは、精神的なストレスやトラウマにより、神経に興奮が上手く伝達されないことで起こります。
朝立ちや自慰行為に異常は無く、身体的(器質性)な事象が原因となるわけではありません。

心因性EDの特徴
要因 精神的な要因
(ストレス・不安・緊張・人間関係など)
特徴
  • ある日突然発症することがある
  • 比較的若い世代でも起こる
  • 朝立ちや自慰は問題ないことが多い
  • パートナーとの関係が影響する場合がある

上記に当てはまらない場合は、以下がEDの原因である可能性があります。

名称 特徴
器質性ED 身体的なものが原因
糖尿病ED更年期障害EDも含まれる)
薬剤性ED 常用薬の副作用が原因
混合性ED 精神的な要因と身体的な要因が合わさったED

EDの症状について詳しくは下記のページで詳しく解説しています。 ED(勃起不全)とは

心因性EDの治し方・克服方法

心因性EDの治し方・克服方法は以下のような方法があります。
無駄にひとりで悩むよりも、医療機関を受診しED治療薬を服用するのが即効性があり確実です。

一方、心因性EDにはあらゆる原因が隠されており、潜在的なトラウマが原因の場合は自覚が困難です。
心因性ED自体を根本から改善する場合、自分で克服するには時間がかかる上、遠回りする可能性もあります。
そのためED治療薬と以下の方法を並行してお試しください。

ED治療薬を服用する

ED治療薬は勃起を助ける働きがあるため、心因性EDの方でも即効性ある治療効果が期待できます。

ED治療薬を服用することで、実際の効果だけでなく「勃起状態をキープしてくれている」という安心感からEDが改善したという事例もあります。
またED治療薬によって性機能が改善し、成功体験を重ねることでゆくゆくはED治療薬を服用しなくとも心因性EDを克服できる可能性もあります。

代表的なED治療薬にはバイアグラ・レビトラ・シアリスがあり、効果の強さや持続時間などが異なるため、症状や生活スタイルに合わせて選べます。

ED治療薬の比較:安さならバイアグラ、勃起力ならレビトラ、長時間作用ならシアリス、即効性ならステンドラ・レビトラ、副作用や食事の影響が少ないのはザイデナ・シアリス・ステンドラ

「薬の種類が多くて分からない…」という方もご安心ください。
当院の診察でご相談いただければ、体質や生活スタイルに合ったED治療薬をご提案します。

服部院長

心因性EDでED治療薬が思うように効かない場合には、薬の服用に加えて心理的アプローチが役立つことがあります。
たとえば、過去の失敗体験や強い緊張、性行為に対する罪悪感・嫌悪感といった要因が背景にあるケースでは、日常での工夫やパートナーとの関わり方を見直すことで、症状が和らぐこともあります。

詳しくは以下をご覧ください。

スキンシップを大事にする

パートナーがいる方は、パートナーとのスキンシップやコミュニケーションをとることで心因性EDが改善される可能性があります。
スキンシップは「オキシトシン」という幸福ホルモンを分泌し、安心感やリラックスを得やすくなります。
その結果、性行為に対するプレッシャーや緊張感をやわらげる効果が期待できます。

効果的なスキンシップやコミュニケーションは以下の通りです。

心因性ED克服に効果的な
スキンシップとコミュニケーション
  • 性行為の中で
    • キスや前戯(愛撫)に時間をかける
    • 「嬉しい」「気持ちいい」など、素直な言葉を伝える
    • 焦らず笑いや軽い雰囲気を取り入れる
  • 日常での関わり
    • 手をつなぐ、肩に触れるなど軽いスキンシップを増やす
    • 明るい話題を心掛けてコミュニケーションの量を増やす

性行為中のキスの回数や前戯(愛撫)の時間を増やしたり、「嬉しい」「気持ちいい」など自分の気持ちを素直に伝えるのも有効です。
言葉を交わすこと自体にも二人の親密性を高める効果があります。

性行為に焦りを感じている方は、笑いや軽い雰囲気を取り入れ、性行為に対する堅苦しい(義務的な)イメージを取り払うことで、リラックスして性行為が可能です。

スキンシップが直接心因性EDの改善につながるわけではありませんが、スキンシップで安心感や幸福感が得られることで、性行為へのプレッシャーやパートナーに対する緊張感が緩和される可能性があります。

性行為の知識を深める

性行為の正しい知識を身につけることも、心因性EDの改善に大きく役立ちます。

多くの男性は「挿入=性行為の中心」と思い込みがちですが、実際にはキスや愛撫などの前戯や、女性の性的反応の段階を理解して進めることがパートナーの満足につながります。

心因性ED改善に
つながる3つの視点
  • 女性の性的反応やオーガズムに関する正しい知識を持つ
  • 「勃起が全てではない」という視点を知る
  • コミュニケーションの大切さを理解する

性科学に関する論文など、信頼できる情報源から女性の性的な反応、オーガズムに関する知識を深めることで、パートナーとの性行為をより豊かなものにできます。

あなた自身も、正しい知識が身につくことにより自信を持って性行為に臨むことができるでしょう。
得た知識でパートナーへの触れ方も変われば「勃起することへのプレッシャー」も薄れるので、性行為の知識を深めることは結果的に心因性EDの改善につながると言えます。

深呼吸やマッサージでリラックスする

勃起は緊張によって起こると錯覚しがちですが正常な勃起にはリラックスが欠かせません。
勃起するにはリラックスして副交感神経を活性化することが大切だからです。

性機能のしくみ:勃起には副交感神経の活性化が必要。緊張や心理的プレッシャーが強いと交感神経が興奮して勃起を維持できなくなる

図のように、緊張、不安、焦り、プレッシャーなどが強いと交感神経が興奮してしまい勃起を維持できなくなります。
そのため性行為の前には、深呼吸や軽いストレッチ、肩や首のマッサージで心身を落ち着けましょう。

リラックスに
つながるセルフケア例
  • 深呼吸をして気持ちを落ち着ける
  • 首や肩を軽くマッサージする
  • 軽いストレッチで体をゆるめる
  • 温かいシャワーや入浴で体を温める
  • 照明を少し落として落ち着いた雰囲気を作る
  • ハーブティーやコーヒーを飲みながら会話する

こうした工夫は緊張を和らげるだけでなく、パートナーとの会話や触れ合いの時間を自然に増やし、安心して性行為に臨める雰囲気づくりにもつながります。

また、カフェインは「末梢神経の拡張作用」や「ストレスを緩和する作用」があるため、性行為の前にゆっくりとコーヒータイムを楽しむのも手段のひとつです。

カフェインとEDの関係についての詳細は以下の記事で解説しています。 カフェインとEDの関係

パートナーに悩みを打ち明ける

パートナーとのコミュニケーションは二人の関係にポジティブな影響をもたらしますが、特に自分の悩みや弱みを打ち明けることにより、解決方法を一緒に考えられるメリットがあります。

パートナーへの
相談方法とメリット
  • 相談方法
    • 素直に悩みを伝える
      ⇒ 性行為でうまくいかないことや不安を正直に話す
    • 一緒に解決策を考える
      ⇒ ED治療薬の使用やセルフケア方法を相談しながら検討
    • タイミングや雰囲気を工夫
      ⇒ 落ち着いた時間やリラックスできる環境で話す
  • メリット
    • 緊張やプレッシャーが軽減される
    • 問題解決を二人で取り組むことで信頼関係が強化される
    • 性行為以外でも安心感や親密感が増す

また、自身の緊張やプレッシャーも軽減されるうえ、パートナーと協力し合いながら問題を解決することで、より強固な信頼関係を築くことにも繋がっていくのです。

なお、心因性EDを彼氏やパートナーが発症している時の対処法などは以下の記事で詳しく解説しています。 彼女や妻だけEDの原因と対策

20代~50代の心因性EDの傾向と克服方法

心因性EDは世代によって傾向が異なります。

世代別にみる心因性EDの傾向

世代ごとの特徴を知ることで、「自分はどうしてEDになったのか」「どんな対策が向いているのか」が見えやすくなります。
以下にて世代別の原因と克服方法の詳細を解説します。

服部院長

20代の心因性ED

20代でEDとなる場合は多くが心因性です。
20代の患者ではもともとの勃起力が衰えているケースが少なく、「オナニー(自慰行為)は問題なくできるが、性行為になるとうまく勃起できない」という人が多い傾向があります。

20代の心因性EDの
傾向と克服方法
  • 傾向:
    • 性行為を上手くしたいというプレッシャー
    • 経験不足による自信のなさ
    • 性行為時の緊張
  • 克服方法:
    • ED治療薬で「成功体験」を重ねる
    • 性行為の知識を深めて自信をつける

こうしたお悩みにはED治療薬が適しています。
ED治療薬によって「性行為ができたという成功体験」を重ねることで、薬なしでも性行為ができるようになる可能性があります。
また、性行為の知識を深めて自信をつけることも20代の心因性EDの改善には有効です。

30代の心因性ED

30代でもEDとなる場合は多くが心因性です。
仕事や家庭(結婚・子育て)のストレスが影響しやすい傾向があります。

30代の心因性EDの
傾向と克服方法
  • 傾向:
    • 仕事のプレッシャーやストレス
    • 結婚や子育て、子作りなどの家庭でのストレス
    • 性行為時の緊張
  • 克服方法:
    • ED治療薬を活用する(子作り中も安全に使用可能)
    • パートナーとのコミュニケーションやリラックス法で不安を減らす

これらのケースも、ED治療薬の服用によって改善できる可能性が高いと言えます。
ED治療薬は子作り中に使用しても子供や妊娠に悪影響はないと言われているため、検討中の方は医療機関に相談してみましょう。

40代の心因性ED

40代では生活習慣病やその予備軍が増えるため、プレッシャーやストレスによる心因性EDに加え、加齢や生活習慣に起因する器質性EDの可能性も出てきます。

40代の心因性EDの
傾向と克服方法
  • 傾向:
    • 仕事のプレッシャーやストレス
    • 子作り(二人目)、子育てなどの家庭でのプレッシャー
    • 心因性だけでなく生活習慣病や健康上の変化も影響
  • 克服方法:
    • ED治療薬による改善
    • 運動や食事の見直し、ストレスケアなど生活習慣の改善

器質性ED、心因性EDともにED治療薬が最も有効ですが、並行して運動や食事など生活習慣の改善にも取り組むことが重要です。

50代の心因性ED

50代は心因性・器質性・薬剤性・男性ホルモンの減少など、発症しうるEDの種類が多岐にわたります
動脈硬化などの疾患や、服用している薬の副作用などといったことが、器質性ED、薬剤性EDを引き起こしている場合があります。

50代の心因性EDの
傾向と克服方法
  • 傾向:
    • 仕事のプレッシャーやストレス
    • 精力の衰えからくる性行為への不安
    • 複数の要因が絡む混合性ED
      (身体的要因・常用薬・男性ホルモン低下など)
  • 克服方法:
    • ED治療薬の活用
    • 健康管理・ストレス対策
    • パートナーとの協力で症状改善を目指す

このように要因が複雑に絡み合った混合性EDも、ED治療薬の服用によって改善効果が見込めるため、お気軽に医療機関にご相談ください。

心因性EDの原因

心因性EDになってしまう原因には、以下のようなデリケートな問題が複雑に絡んでいます。

緊張やストレスなどの現実心因

現実心因は、日常生活でのストレスに起因したものを指します。

現実心因の例
  • 仕事のストレス
  • 勃たないことへの緊張や焦り
  • パートナーとの不仲
  • 男性器のコンプレックス
  • (不妊治療や妊活などによる)性行為へのプレッシャー

蓄積されたストレスやプレッシャーにより、突然ED症状があらわれることがあります。
心配事が頭から離れず性的興奮を感じにくくなってしまうため、パートナーとの性行為にも悪影響を及ぼすため治療することが必要です。

トラウマなど深層心因

深層心因とは、過去のトラウマ(本人が自覚していない潜在的なトラウマを含む)が起因したものです。
主に以下の種類に分けられます。

深層心因の例
  • 性行為や女性器に対する嫌悪感
  • 過去の性的なトラウマ
  • 過去の性行為の失敗
  • LGBTQに関連する出来事

など

性行為が上手くいかず、パートナーに傷つくような発言をされた場合も深層心因に分類されます。
過去の失敗がトラウマとなり「上手くいかなかったらどうしよう」という不安感から心因性EDを発症してしまうケースは多いです。
また、以上のようなトラウマは本人が自覚していないことも多く、現実心因よりも改善が難しいとされています。

うつ病などの精神疾患

うつ病や不安神経症などの心の病も、心因性EDの原因となることがあります。
精神疾患による抑うつ状態は性欲を減退させる原因にもなり、性的興奮を感じにくくなるのです。
加えて、精神疾患の治療に使う薬の副作用として、身体的なEDを引き起こす恐れもあります。
最近では、ポルノコンテンツへ強い依存を示す「ポルノ依存症」も精神疾患の1つとしてEDの原因に数えられています。

心因性EDの予防・悪化させない方法

心因性EDは、心理的な要因だけでなく生活習慣やストレスの影響でも起こりやすくなります。
日常生活で以下のような対策を意識することで、症状の予防や悪化防止につながります。

心因性EDの予防・
悪化させない方法
  • 生活習慣の改善
    睡眠・食事・運動を整えて心身の健康を維持
  • 飲酒習慣の見直し
    過剰なアルコール摂取は勃起に影響する場合があるので控える
  • ストレスマネジメント
    過度なプレッシャーや不安を軽減する工夫を取り入れる
  • 症状が気になる時は医師へ相談
    「性行為で勃起が不十分」と感じたら早めの受診を推奨

EDに効果的な運動・筋トレ・マッサージの詳しい方法や、アルコールとEDの関係については、以下のページも参考にしてください。 EDに効果的なマッサージ・運動・筋トレ アルコールと勃起の関係や対策

心因性EDの原因・年代別の治し方と克服方法まとめ

ここまで、心因性EDの特徴や原因、改善方法について説明してきました。
最後に、記事の内容をまとめてお伝えします。

心因性EDについてのまとめ
  • 心因性EDとは、身体的な原因ではなく心理的な要因で勃起しにくくなる状態
  • ED治療薬の服用やスキンシップ、性の知識を深めることでED改善が見込める
  • 世代の違いによるEDもED治療薬が有効で、加えてそれぞれに合った方法を併用する
  • 心因性EDの原因となっているのはストレスや緊張、過去のトラウマ、精神疾患

心因性EDは文字通り心の問題からくるED症状なので、行動を変えていくことで改善が可能ですが、この方法では治療に長い時間が必要です。
そこで検討したいのがED治療薬です。
ED治療薬は性機能に直接アプローチでき、心因性EDでも即効性ある治療効果が期待できます。
当院では人の目を気にせず受診できるオンライン診療も行っています。ぜひお気軽にご相談ください。 フィットクリニックのED治療

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心因性EDに関するよくあるご質問

  • Q
    心のEDとは何ですか?
    A
    心のEDとは「心因性ED」のことを指します。
    心因性EDは、ストレスや緊張、トラウマ、精神疾患によってEDとなる症状です。

    改善方法としては、ストレスの原因を取り払うほか、ED治療薬の服用などが挙げられます。
  • Q
    心因性EDとはメンタル的なものですか?
    A
    心因性EDは主に緊張・不安・ストレス・過去の性行為経験など心理的要因で起こる勃起障害です。身体的な原因が関与する器質性EDとは異なります。
  • Q
    心因性のEDの治し方はなんですか?
    A
    心因性EDの治し方は、2通りあります。ひとつは行動療法です。
    パートナーとのスキンシップを多くしたり、性の知識を深めて自信をつけることで改善していきます。
    もうひとつは薬物療法です。
    ED治療薬によって、直接性機能の働きを改善していきます。
    以上の2通りの方法によって、心因性EDが改善する可能性があります。
  • Q
    心因性EDを放置するとどうなりますか?
    A
    心因性EDを放置すると、不安やうつなどの心理的問題を引き起こす可能性があります。
    さらに、パートナーや配偶者との関係にも悪影響を及ぼしかねません。
    また、心因性EDの背後には身体的な健康問題が潜んでいるかもしれず、放置されるとより深刻な状態に進行する可能性があります。
    そのため、早期の診断と医療機関での適切な治療が大切です。
  • Q
    EDの原因はストレスですか?
    A
    EDの原因は、人によって異なります。
    ストレスが発端で生じるEDは「心因性ED」と呼ばれ、ストレスのほかに緊張やトラウマ、精神疾患が原因で起こります。
    自分のEDが何によって起こっているのか、自己判断する行為は危険です。
    自分にとって適切な治療法を見つけるために、必ず医療機関で医師の診断を受けましょう。
  • Q
    心因性EDは完治しますか?
    A
    心因性EDは、原因となる心理的な要因が解消されれば完治する可能性があります。
    医療機関で適切な治療を受け、ストレスや不安、うつなどの心理的な要因が軽減されれば、勃起機能も改善する場合があるからです。
    ただし、個々の症状や状況によって異なるため、完治するかどうかは一概には言えません。
    したがって、心因性EDの治療は医師の判断のもと、継続的に行われる必要があります。
  • Q
    心因性EDは薬が効かないこともありますか?
    A
    ED治療薬は心因性EDに有効ですが、場合によっては効かないこともあります。
    心因性EDは心理的な要因に由来するため、薬物治療だけでなく行動の改善(スキンシップやコミュニケーション、生活習慣の改善など)も並行して行うことが大切です。
    ストレス、不安、うつ、関係の問題など、さまざまな心理的要因が関与するため、個々の状況に合った包括的なアプローチが必要になります。
  • Q
    心因性EDは中折れの原因になりますか?
    A
    心因性EDは中折れの原因となることがあります。
    心因性EDの原因であるストレスや不安、うつなどの精神の問題が勃起を妨げるため、中折れが起こるという仕組みです。
    心因性EDに対してはED治療薬も有効なため、一度医療機関で医師の診断を受けることを推奨します。 中折れの原因
  • Q
    心因性EDに彼氏がなった時はどうすればいいですか?
    A
    パートナーとしては、非難せず安心感を与え、コミュニケーションを大切にしましょう。症状が続く場合は、パートナーが安心して医療機関に相談できるようサポートしましょう。
  • Q
    緊張でたたない時の対処法は何ですか?
    A
    緊張で勃起できない場合は、焦らずリラックスすることが大切です。パートナーに率直に伝えて安心感を得たり、前戯に集中してプレッシャーを減らすことが有効です。
    また、深呼吸や軽いマッサージ、照明や音楽を変えて気分転換することで、副交感神経が働きやすくなり緊張を和らげられます。
    症状が続く場合は、ED治療薬の使用も含め、医師に相談することも有効です。
  • Q
    心因性EDに市販薬やサプリメントは本当に効くのですか?
    A
    心因性EDの改善には、市販薬やサプリメントでは確実な効果は期待できません。
    第一選択は心理的アプローチやED治療薬(バイアグラなどPDE5阻害薬)です。
    サプリメントは補助的に使われることはありますが、中には処方薬成分が未表示で混入している製品もあり、安全面でリスクがあります。使用を検討する場合は、必ず医師に相談しましょう。

その他よくある質問はこちらをご確認ください

参考サイト

この記事の監修

服部圭太院長画像
服部 圭太
(はっとり けいた)医師

【略歴】

平成17年
医療法人財団 河北総合病院 勤務
平成29年
ゴリラクリニック 池袋院 管理者
令和5年~
フィットクリニック院長 勤務