自慰行為や風俗では勃起するのに、妻にだけは勃たない。
妻が「自分に魅力がないせいだ」と思い詰めており、罪悪感を抱いている。
このような悩みを抱えているのは、あなただけではありません。
この記事では「妻だけED」が起こる原因や「妻だけED」を改善する方法を解説しています。
夫婦生活をより良くしたい、男性としての自信を取り戻したいと感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。
- EDによる夫婦仲の悪化(セックスレス)を懸念している方
- 妻との性生活にプレッシャーを感じている方
- 妻に(自分のEDのせいで)罪悪感を抱いている方
妻だけEDとは?
「妻だけED」とは、男性がパートナーである妻との性行為においてのみ勃起不全(ED)を起こす状態を指します。
他の性的なパートナーや風俗での性行為・自慰行為では勃起ができるのに、妻との性行為に限って陰茎の硬さや勃起の維持が困難になる症状です。
妻だけEDはセックスレスの原因にもなり、最悪離婚にまで発展するほど、夫婦間で根深い問題となっています。
妻だけEDになってしまう4つの要因
妻だけEDになってしまう主な要因は、以下の4つです。
- パートナーとの関係性
- 精神的な要因
- 生理学的な要因
- ライフスタイルの問題
以下の章で、順番に解説していきます。
01.パートナーとの関係性
パートナーとの性的な相性の不一致やコミュニケーション不足、性的な満足度の低下などが、男性の性的な問題を引き起こします。
関係のマンネリ化も主な原因です。真新しさや刺激が無くなると、性的な興奮も薄まってしまうのです。
また夫婦になると、良くも悪くもパートナーを「一緒にいて当たり前の存在」と感じて慣れてしまいます。
コミュニケーションや日頃の関係に問題が無かったとしても、マンネリを感じてしまえば妻だけEDは発症しうるということです。
02.精神的な要因
ストレス、不安、恐怖、心配がきっかけで、妻だけEDを発症する場合もあります。
これらの精神的な要因は、妻によるものと、仕事などその他の悩みによるものに分けられます。
●妻によるもの
妻から
「どうして最後までできないの」
「まさか浮気しているの?」
など、罪悪感やプレッシャーを感じさせる言葉をかけられると、次は失敗できないという恐怖や緊張が負の連鎖となってEDとなってしまうのです。
●その他の悩みによるもの
仕事のストレスなど、妻以外の悩みがきっかけでEDを発症することがあります。必ずしも妻が原因でEDになるわけではないのです。
03.生理学的な要因
心臓病、高血圧、糖尿病、脳卒中、神経障害、ホルモンバランスの変化など、生理学的な要因から妻だけEDとなる場合もあります。
ただ、この場合「妻だけ」というよりご自身の性機能が低下している状態のため、自慰行為にも影響が及んでいる可能性があります(勃起しにくいなど)。
精神的なストレスなど心因性の要因が思い当たらない場合は、持病や服用している薬の副作用を確認したり、人間ドックなどで自分の健康状態を確認したりすることが原因の解明に繋がります。
身体に異常を感じている場合は、早急に専門医に相談することが大切です。
04.ライフスタイル
運動不足、肥満、不健康な食生活、睡眠不足、過度のストレスなど、健康に対する悪影響もEDにつながります。
自分は大丈夫、と思っていても、不規則な生活習慣は自分では中々気付けません。
日頃の食生活や運動習慣、睡眠時間、飲酒・喫煙の頻度などを今一度振り返ってみて、見直していくことでEDの症状が改善する可能性があります。
妻だけEDを改善する5つの方法
妻だけEDを改善する方法は、以下の5つです。
- 症状を打ち明け、夫婦間で話し合う
- 軽いスキンシップを取る
- マンネリを解消する工夫をする
- ライフスタイルを見直す
- 医療機関に相談する
以下の章で、順に説明していきます。
01.症状を打ち明け、夫婦間で話し合う
妻だけEDは夫婦関係に起因するので、夫婦間で話し合うことで不安が解消し、EDの改善につながる可能性があります。
話し合いでは、お互いの感情や思いを素直に打ち明けることが重要です。
自分が妻だけEDであることに対する不安や心配、そして自身の気持ちを率直に伝えることで、お互いの理解が深まります。
自分のことだけではなく、妻側の気持ちも汲み取ることも大切です。
妻側の不安や疑念に対して理解を示し、共感することで安心感を与えることができます。
相手の立場を尊重し、共に問題解決に取り組む姿勢をするとよいです。
また妻側も、あなたのEDが「自分に魅力がないことが原因」と考えている可能性があるため、その誤解を解くことも忘れないようにしましょう。
性生活に関する問題を解決するために、コミュニケーションの改善は不可欠です。
お互いが率直に意見を交換し今後の課題を明らかにしていくことで、夫婦関係の改善に繋がっていきます。
02.軽いスキンシップを取る
妻だけEDの改善には、夫婦間のスキンシップも大変重要です。
ミラノ・ビコッカ大学の神経科学者アルベルト・ギャレスの研究によると、スキンシップによって人は心が落ち着き、幸福を感じて、精神的に健康になれるという結果が出ています。
夫婦間でスキンシップを取ることで夫婦関係も良好になり、幸福感も増していく可能性があるのです。
夫婦間でのスキンシップがめっきり減ってしまったという方は、軽いスキンシップからでもよいので接触を試みてみましょう。
03.マンネリを解消する工夫をする
夫婦は、長年一緒にいると「まるで空気のような関係」になると言われます。
これは素晴らしいことです。
ただ、前述のとおり一緒にいることが当たり前になると、大切な存在ではあるものの「マンネリ」を感じることが多いのではないでしょうか。
慣れが生じるのは自然なことですが、少しでもマンネリを解消できる方法を4つご紹介します。
- 性行為の場所や環境を変える
- 性行為の時間帯を変える
- 外見のイメージチェンジをする
- 二人きりでデートをする
以下から順に解説していきます。
性行為の場所や環境を変える
性行為の場所や環境を変えることで、いつもと違った雰囲気を味わうことができ新鮮な気持ちで性行為に臨めます。
例えば、いつも自宅で性行為をしているなら旅館やラブホテルに場所を変えてみるなどです。
同じ自宅でも、寝室以外で性行為をしてみるなど工夫をすることで刺激が生まれます。
リビングやキッチン、さらにはバスルームなど、新たな場所での性行為は日常からの脱却感を生み出し、夫婦関係が活性化するのです。
また、普段電気を消して性行為をしているならば、時には電気をつけて明るい室内で性行為をしてみるのも刺激となります。
性行為の時間帯を変える
性行為の時間帯を変えてみるのも有効な手段です。
例えばいつも夜に性行為をしているなら、朝に変えてみることで違った雰囲気を味わえるでしょう。
朝の清々しい空気に触れて、ポジティブな気持ちで性行為を楽しめます。
また、昼間や夕方にも性行為をしてみることで、日中の活気やリラックスした雰囲気を楽しむことができます。
少しの工夫で、日常の中に特別なひとときを作り出すことができるのです。
外見のイメージチェンジをする
外見のイメージを変えることも、新鮮な気持ちを味わう手段のひとつです。
付き合っていた頃のときめきを取り戻すチャンスにもなります。
筋肉トレーニングを始めたりヘアスタイルを変えたり、外見に気を配ることも大切です。
まずは自分が外見を変えることで、妻側も刺激を受け魅力的になっていけば、お互いに新鮮な気持ちを取り戻すことができます。
二人きりでデートをする
普段自宅で過ごすことが多い方は、ぜひ二人でデートに出掛けてみてください。
同居している場合、あえて各々が待ち合わせ場所に集合するようにしても、独身の時のような初々しい気分を楽しめます。
思い出のデートスポットに足を運んでみるのもいいでしょう。
思い出話に花を咲かせ、当時の新鮮な気持ちを思い起こすいい機会となります。
必ずしもロマンチックな雰囲気となる必要はありません。
大切なのはいつもと違った刺激、新鮮さです。
時には自宅だけではなく外で食事をするなど、違った雰囲気を楽しむ習慣をつけていきましょう。
以上が「マンネリを解消する4つの工夫」でした。
心身共に満たされた充実した性生活を送るために、日々積極的に新しい変化を取り入れてみることを推奨します。
04.ライフスタイルを見直す
自分の生活習慣を見直すことも、EDの改善に非常に有効です。
というのも、前述したとおり運動不足や不健康な食生活、睡眠不足など健康の悪影響は、EDの原因になる可能性があるからです。
初めから食習慣や運動内容を大きく変える必要はありません。
大切なのは習慣化です。
自分のペースで少しずつ食事内容を健康的なものに変えてみたり、軽くウォーキングしてみたり、工夫をしてみましょう。
健康的な食事や定期的な運動は、ひいては良質な睡眠にも繋がるので多くのメリットがあります。
ぜひ今日から新しい生活習慣を取り入れてみましょう。
05.医療機関で投薬治療をする
ここまでで解説した改善方法は「妻だけED」の改善に有効と言えますが「性的機能を直接改善する」ことはできません。
「妻だけED」は精神的な要因が主ではありますが、根本的な勃起力を回復させるには投薬治療しか改善の余地が無いのです。
さらに、 ED治療薬を使用しているパートナーを持つ女性は「パートナーが ED治療薬を使用していない女性よりも満足のいく性体験をしている」という研究結果があります。
治療薬を使用することにより、妻側の満足度も高まるのです。
精神的なケアと並行して投薬治療を行うことでより一層の改善効果が得られますので、ぜひ一度医療機関で相談することを推奨します。
オンライン診療であれば診察のハードルが低い
とは言え、医療機関はハードルが高いと感じる方も多いのではないでしょうか。
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ED治療は、ぜひ医療機関へご相談ください
妻だけEDの改善には精神的な要因など複雑に絡んでいるため、精神的なケアだけでは改善が困難な可能性もあります。
医療機関で相談できれば、悩みを共有できた安心感から精神的なケアも期待でき、さらに投薬治療によって直接性機能の問題にアプローチすることも可能です。
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