禁煙5日目に入ってくると、禁煙継続に自信が持てるようになってきます。
とはいえ、離脱症状はまだ続いている時期にはなるので、気を緩めてしまうのは禁物です。
このページでは、禁煙5日目の症状や効果、タバコを吸いたい時の対処法について紹介しています。
また、後半では禁煙成功への強い味方となる禁煙補助薬の効果や、その購入方法について解説しています。
タバコがない生活が当たり前になるよう、正しい知識をもって禁煙継続に取り組んでいきましょう。
なお、フィットクリニックでは禁煙治療薬「チャンピックス」のジェネリックを処方しております。
カウンセリングや検査はなしに禁煙補助薬をお求めいただけますので、以下よりお気軽にご予約ください。
禁煙5日目に起こる症状・効果
禁煙をはじめて5日目に差し掛かってくると、身体と心にはさまざまな変化が起こります。
軽い離脱症状こそ続いてはいるものの、ニコチンが抜けた身体にはさまざまなプラスの変化も現れる時期です。
それまで辛い離脱症状でかき消されていた禁煙のメリットが見えてくるので、禁煙5日目は禁煙継続の第一歩とも言えるでしょう。
ここからは禁煙5日目の離脱症状や、身体に起こるプラスの変化について詳しく解説していきます。
禁煙5日目の離脱症状
禁煙5日目であっても離脱症状が完全に消えることはありませんが、イライラや身体のだるさなどの症状が軽くなってくることがほとんどです。
ただし、離脱症状が軽くなるといっても、タバコを欲しがる喫煙欲求だけは禁煙2〜3日目のピーク時とそれほど変わりません。
禁煙開始から7日目くらいまではタバコを強く求める傾向が強いので、しばらくは禁煙のモチベーションを高く持ち続けてください。
また、禁煙5日目に起こるその他の離脱症状については、以下のような症状があげられます。
- 頭痛
- 咳(せき)
- 胸の圧迫感
- 睡眠障害
- ねむけ
特に「ねむけ」については、日中に突然襲ってくることがあります。
車の運転は控え、高所、危険を伴うような作業を行う際は、十分に注意してください。
禁煙5日目ごろに起こる心身の変化
禁煙5日目ごろになると、心身にわかりやすい変化が訪れます。
タバコの影響により機能が低下していた味覚や嗅覚が本来の働きを取り戻し、何気ない普段の食事でも「おいしい!」と感じるようになります。
一方、禁煙による口さみしさも相まって、この時期から食事量が増えて体重増加がはじまる方もいます。
ただ、ダイエットと平行して禁煙を続けるのは難しいので、タバコのない生活に慣れてくるまでは禁煙を優先させるようにしてください。
■睡眠の質が高まる
ニコチンによって低下していた睡眠の質は、禁煙により「アセチルコリン」と呼ばれる神経伝達物質が正常な働きを取り戻すことで回復します。
睡眠不足による日中の急な睡魔や、目覚めの悪さが解消されていくので、活動時間のパフォーマンス向上も期待できます。
また、上記のような変化を自覚しはじめることで、禁煙の効果にも気づいてきます。
ニコチンが作り出した「喫煙者の自分」に打ち勝つことで少しずつ自信が持てるようにもなります。
このように、禁煙5日目はタバコを吸わないメリットが目立ちはじめます。
喫煙欲求はしばらく残りますが、辛い症状のピークを乗り越えた自信を胸に禁煙継続を目指していきましょう。
禁煙5日目で辛くなった時の対処法
禁煙5日目は離脱症状のピークは過ぎたものの、それまでの喫煙習慣や心理的依存から軽い症状が約1週間ほど続きます。
最後のもうひと踏ん張りが禁煙継続を左右するので、禁煙5日目ごろに吸いたくなったり、万が一吸ってしまった時の対処法をご紹介します。
また、禁煙1日目からしっかりと禁煙補助薬のサポートを得て禁煙を成功させたい人は以下をご覧ください。
行動による対処法
禁煙5日目だから特別な対処法が必要ということはなく、禁煙1日目と同じように行動して吸いたくなる気持ちをコントロールします。
- 目覚めの一服のタイミングで即行動する(シャワー、洗顔、歯磨きなど)
- 呼吸が楽になっているので軽めのジョギングを行う
- 食欲増加への対策としても食事量は腹6~7分目に抑える
- 禁煙状態が安定するまでの間はコーヒーやアルコール(タバコと相性の良いもの)を控える
- 冷水やお茶、ガムやアメ、フリスクなどの清涼菓子を口にする
- 深呼吸して気持ちを落ち着かせる
環境を変える
- 喫煙所や喫煙具のあるところに近寄らない
- タバコ販売のあるコンビニやスーパーなどに立ち寄らない
- いつもと違う場所での食事に変える
- 周囲に禁煙中であることをはっきり周知させる
- 禁煙を決意・宣言した時のことを思い出す
タバコをやめて5日が経つと、自分に合った喫煙欲求のコントロール方法もわかってくるはずです。
上記の方法以外でも構わないので、タバコを吸いたい時は行動や環境を見直してみてください。
心理的な対処法
5日目までの禁煙生活を台無しにしないために、心理面からもアプローチして禁煙継続のモチベーションを高めていきましょう。
- 「絶対に吸わない」と叫ぶ(口に出す)
- 「つい1本」が数日の苦労が水の泡になることを思い出す
- 「タバコは必要ないものだ」と言い聞かせる
- ニコチンが抜けて身体が綺麗になっていく過程ということをしっかり考える
- 禁煙によるメリットを思い出し、「たった数日の我慢」と思って腹を据える
また、禁煙をサポートしてくれている周囲の方にも、離脱症状のピークを越えたことを報告してみてください。
喜びに共感することで改めて身も引き締まり、禁煙継続のモチベーションを後押ししてくれます。
禁煙の辛さの多くは10日ほどで消える
禁煙5日目は軽い離脱症状が続くものの、ピーク時に比べれば我慢できないほどではありません。
日を追うごとにタバコのない生活が当たり前になっていき、10日目ごろにはほとんど症状も気にならなくなります。
ただし、10日目を迎えても安心するには少し早いと言えます。
時折現れる「1本だけお化け」による、過去の喫煙者の記憶を蘇らせようとする誘惑の時期です。
ここで誘惑に負けてしまうと元の喫煙者に戻ってしまうので、タバコを吸いたいときは行動や心理的なアプローチの両面から離脱症状を乗り越えましょう。
禁煙5日目で吸ってしまったら?
禁煙5日目でもタバコを吸ってしまうと、その時点で禁煙失敗です。
しかも我慢した分、タバコがより美味しく感じてしまい、以前にも増してニコチン依存度が強まる可能性もあります。
やめるにやめられない状態に陥ってしまうため、禁煙初日から離脱症状や喫煙欲求を抑える禁煙補助薬を利用するのも有効です。
ただし、覚えておきたいのが、禁煙失敗になったとしても挑戦できるのは一度きりではありません。
1本だけでストップさせられれば禁煙を続けることも可能なので、諦めるのではなく、失敗の原因を次に活かすようにしていくことが禁煙成功への近道です。
禁煙補助薬を利用すると禁煙成功率は上がる
禁煙補助薬とは、文字通り禁煙をサポートする薬です。
ニコチン摂取量をコントロールしたり、喫煙欲求そのものを低下させることで、禁煙を成功に導きます。
また禁煙補助薬にはいくつかの種類があり、いずれも自力で禁煙を進めていくよりも禁煙成功率が高いことが証明されています。
そのため心身への負担を減らしつつ禁煙したい方は、禁煙初日から積極的な使用が望まれます。
以下は、禁煙補助薬の主な種類です。
禁煙補助薬の種類
禁煙補助薬は大きく2種類に分けられ、ニコチンを含んでいるかで区別します。
ニコチン製剤 | 非ニコチン製剤 | |
---|---|---|
薬の種類 | ニコチンパッチ・ニコチンガム | チャンピックス |
禁煙成功率 | 約20~30% | 約70% |
市販薬としての販売 | 〇 | × |
ニコチンを含んでいるガムやパッチタイプの薬は市販薬になるので、購入しやすさがメリットです。
ただし、タバコよりも少量ながらもニコチンを継続的に摂取するため、タバコを吸っているのと変わりがなく、ガムに依存するケースも報告されています。
一方のチャンピックスは市販薬として購入できないものの、ニコチンを含んでいないので依存の心配がありません。
更に、70%近くの方が禁煙に成功するというデータもあり、離脱症状を和らげるだけでなく、喫煙欲求そのものを低下させる作用も魅力です。
そのため、禁煙効果や安全性の面からもチャンピックスは禁煙治療の第一選択薬となっています。
禁煙補助薬の大本命となったチャンピックスですが、先発薬の出荷ロットのひとつから発がん性物質が検出されたことをきっかけに、現在も出荷が停止されております。
そこで現在はチャンピックスのジェネリック医薬品が世界の主流となっています。
フィットクリニックのチャンピックスジェネリック
フィットクリニックでは、1人でも多くの方の禁煙をサポートするためにチャンピックスジェネリックの処方を行っております。
禁煙スタート時からはじめられる禁煙プログラムをいくつかご用意し、個々のニーズに合わせた最適なプランを選択できます。
また、当院ではオンライン処方も実施中です。
予約からチャンピックスジェネリックの処方までをオンライン上で完結でき、国内であれば全国どこからでもご利用いただける診療サービスです。
すき間時間を利用してスマホなどで受診できるので、通院のストレスなく禁煙治療を続けやすい環境が整っています。
チャンピックスジェネリックの料金
当院のチャンピックスジェネリックを使った禁煙プログラムの料金は、以下の表にまとめております。
●チャンピックスジェネリック(0.5mg・1mg)の処方プラン
処方プラン | 価格 | 1日あたり (12週間分購入した場合) |
---|---|---|
12週間禁煙プログラム | 49,200円 / 12週間 | 585円 |
定期配送プログラム | 17,685円 / 4週間 | 631円 |
お試しプログラム2w | 12,000円 / 2週間 | 678円 |
処方薬 | その他費用 |
---|---|
チャンピックスジェネリック(0.5mg・1mg)
|
0円 (診察料・送料なし) |
※1日あたりの価格は12週間分購入した場合の価格です。
※オンライン処方・来院診療どちらにも対応しております。
※お試しプログラム2w(2週間)を継続する場合、残り(10週分)45,000円の一括払いとなります。
※13~24週間までの延長をご希望の際もご相談ください。
※13週目以降の価格:15,800円(4週分1回を都度払い・月単位で解約可能)
●服用方法
どのプランをお選びいただいても、1日の薬代はタバコ1箱相当です。
禁煙をはじめるからといってタバコ代以上の予算がかかることはなく、これまでにかかっていた喫煙費用を禁煙治療に充てることができます。
経済的な負担を最小限としており、薬代以外に診察料や送料、ニコチン管理料なども一切頂戴しておりません。
コスト面でもサポートできるのが、フィットクリニックの禁煙治療の特徴です。
オンライン処方について
オンライン処方とは、チャンピックスジェネリックを自宅などで受け取れる新しい診療サービスです。
郵送処方という形を取らせていただいており、薬の処方のためだけに院にお越しいただく必要がないので、当院ではすでに直接来院よりも利用者数が多くなっております。
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問診・診察
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決済
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チャンピックスジェネリックの郵送処方
オンライン診療を受けるにあたっての特別な登録や手続きはなく、禁煙治療の誓約書へのサインやニコチン依存度の検査、定期のカウンセリングなどもありません。
薬を使用できる健康状態かの確認だけで処方できるので、途中で挫折することなく、禁煙治療を続けやすい環境となっています。
チャンピックスジェネリックの処方をご希望される方は、以下よりお気軽にお問い合わせください。
まとめ
最後は、禁煙5日目の重要なポイントをまとめてお伝えします。
- 禁煙5日目は離脱症状が軽くなる
- 心身にプラスの変化が見られる
- 喫煙欲求はしばらく残るので禁煙開始時と変わらず対処する
- 「1本だけ」と火をつけてしまうと元の喫煙者に戻るので注意
- 禁煙補助薬を用いれば禁煙成功率は上がる
- 禁煙成功率が高いのはチャンピックス・チャンピックスジェネリック
- フィットクリニックならオンライン処方でジェネリックの購入が可能
禁煙5日目は、良い意味で心身に変化が訪れるターニングポイントです。
タバコを吸えない辛さよりも、吸わないを選んだメリットが目立ってくるので、禁煙へのモチベーションも更に高まってきます。
ただし、浮き足立ってしまうと、「1本だけお化け」の誘惑に負けて禁煙に失敗しかねません。
必要に応じてチャンピックスジェネリックの使用なども検討し、数週間、数か月、数年、数十年と禁煙継続を目指していきましょう。
よくある質問
禁煙5日目に入ってくると、イライラやだるさ、頭痛などの症状も和らぎ、タバコなしの生活にも次第に慣れ始めます。
また禁煙継続に自信を持てるようになり、タバコを吸わない日常が快適だと気づく方も多いです。
ニコチン切れを知らせる身体からのサインとなっているため、誘惑に負けてタバコに火をつけてしまうと依存度が強まるのでご注意ください。
また禁煙から5日ほどが経過すれば、身体のだるさも取れてきます。
ニコチン依存症から抜け出していると捉え、吸わない自分をイメージするようにしましょう。
<禁煙5日目までに起こる身体の変化>
- 呼吸が楽に感じる
- 味覚や嗅覚が正常に戻る
- 目覚めの良さ
- 口臭の変化
わずか数日だけでも、タバコの影響がなくなることで身体は変化していきます。
また精神面にもプラスの変化があり、タバコのない生活がストレスフリーであることも次第に自覚するようになってきます。
トータル10日間と考えると道のりが険しく感じますが、離脱症状が辛いのは最初の2〜3日だけです。
ピークを乗り越え、ニコチンが身体から完全に抜けきってしまえば、その後は離脱症状に悩まされる心配はほとんどありません。