メディカルダイエット

【痩せるルーティン】朝昼夜のダイエットルーティンと習慣化のコツ

こちらの記事はフィットクリニック服部圭太院長が監修しています。
痩せるルーティンを紹介!朝・昼・夜のダイエットルーティンと習慣化のコツ メディカルダイエット

美しいプロポーションを維持している方の中には、「特別なことはしてない」という方もいます。

「なぜ?」と疑問に思われるかもしれませんが、こうした方は無意識のうちに痩せる生活習慣を実践していることが多いのです。

日常生活に無理なく取り入れられる痩せるルーティンを身につけられれば、自然と痩せやすくなり、スリムな体型を維持しやすくなります。

痩せるルーティンには以下のメリットがあります。

■痩せるルーティンのメリット
  • 効率よくカロリーを消費できる
  • 食欲が安定する
  • ホルモンバランスが整い、健康的に痩せることができる

このページでは、具体的なダイエットルーティンとその習慣化のコツをお伝えします。

また、メディカルダイエットと痩せるルーティンの組み合わせについても触れているので、無理なく健康的に痩せたい方はぜひご覧ください。

朝の痩せるルーティン5つ

朝の痩せるルーティン5つ

朝の痩せるルーティンは以下の通りです。

朝は苦手という方もいますが、たったこれだけのモーニングルーティンを意識するだけで脂肪を燃やすスイッチがONになります。

できることから実践していくためにも、それぞれのルーティンについて詳しく見ていきましょう。

決まった時間に起きる

毎朝決まった時間に起きる癖をつけると、自然と痩せやすい体質へと身体が変化していきます。

これは体内時計と生活リズムのズレが、ホルモン分泌や自律神経にも大きな影響を及ぼすことがわかっているためです。

ごくわずかな寝不足でも、食欲を増加させるホルモンの分泌が増えてしまい、食生活の変化がダイエットの成功を遠ざけてしまう原因になります。

平日・休日を問わず、決まった時間に起きて体内時計を安定させていきましょう。

朝日を浴びる

朝起きた後は、積極的に日の光を浴びましょう。

研究によると、午前8時からお昼の12時までの間の20〜30分間に500ルクス以上の光を浴びることで、BMIに良い影響を与えることがわかっています。

外が曇りの日であっても1,000ルクス以上の光を浴びることができ、以下のようなメリットが期待できます。

■朝日を浴びることでの痩せ効果
  • セロトニンの分泌が増えることで食欲を抑制
  • 代謝がアップ
  • 体内時計が整う

セロトニンというホルモンには食欲を抑える働きがあるため、適切に分泌されることはダイエットに非常に効果的です。

「早起きは三文の徳」と言われるように、朝は早めに起き、日の光をふんだんに浴びて、健康的な1日のスタートを切りましょう。

白湯を飲む

白湯には3つの痩せ効果が期待できます。

■白湯の痩せ効果
  • 基礎代謝が上がって脂肪が燃焼されやすくなる
  • デトックス効果により老廃物が排泄されやすくなる
  • 尿量の増加によるむくみ改善

内臓の温度が上がると、基礎代謝は10〜12%上がると言われています。

エネルギーの消費効率が高まり、体温が上がれば寝起きの身体のだるさも解消され、朝を気持ち良くスタートできます。

白湯は手軽に取り入れられるため、朝の忙しい時間帯でもモーニングルーティンとして続けやすいのもメリットです。

朝食前に軽めの運動をする

朝食前の軽めの運動は、痩せる絶好のタイミングです。

睡眠によって食事を長く摂らないため、朝食前は体内には糖質が少ない状態となっています。

軽めに運動するだけでも、脂肪がエネルギーとして効率的に利用されやすいので、以下のような運動を取り入れてみましょう。

■ストレッチ・ヨガ
  • 簡単なストレッチ
    ⇒肩回し、首のストレッチ、前屈など
  • ヨガ
    ⇒キャットカウポーズ、ダウンドッグなど

身体をほぐすイメージで行うと、身体を動かす際のケガ予防にも繋がります。

■有酸素運動
  • ウォーキング
    ⇒近所を20〜30分散歩する
  • ジョギング
    ⇒20分以上、無理のないペースで走る

やりすぎてしまうと筋肉が分解されてしまうので、毎日ではなく、2〜3日1回くらいを目安にすると良いでしょう。

朝食を食べる

「朝は食べない派」という方もいるとは思いますが、身体を痩せやすくするためには朝食はマストです。

心身の活動スイッチをONにするだけでなく、エネルギー代謝が上がり、血糖値を安定させて過食を防ぐ効果まで期待できます。

朝の忙しい時に料理している時間がないという方は、特別な調理のいらない以下のようなメニューを選ぶのが理想的です。

■時間がない方向けの朝食メニュー
  • オートミール
    ⇒食物繊維が豊富で満腹感が持続
  • ヨーグルトとフルーツ
    ⇒タンパク質とビタミンを効率よく接種
  • 全粒パンと卵
    ⇒良質なタンパク質と炭水化物をバランス良く含んでいる

なお、朝食を抜くと、身体は次に食べた栄養をより取り込もうとして太りやすくなります。

また、糖新生といって、筋肉を分解して血糖値を維持しようとする作用が働くので、身体がたるみやすくなる可能性もあります。

「食べない=痩せる」ではないので、朝にしっかりエネルギーを補給して、健康的に痩せることを心がけていきましょう。

昼の痩せるルーティン3つ

昼の痩せるルーティン3つ

お昼の痩せるルーティンは、以下の通りです。

これらのルーティンを取り入れることで、健康的で効率的なダイエットが可能になります。具体的な方法について見ていき、実践できるところから始めてみましょう。

しっかり食事をとる

痩せるためには食事制限が付きものですが、ランチはそのリミッターを少し解除してもOK。

12時ごろから臓器の働きは活発になるので消化がスムーズになり、エネルギー消費も高い時間帯だからです。

ただし、好きなものだけ食べたり、食べすぎてしまうのはNG。

以下のような、ランチ選びを意識してみてください。

■ランチの選び方
  • 一品料理は避ける(麺類、丼ものなど)
  • たくさん食べるなら主食を抜いて、主菜を2品選ぶ
  • 外食よりもお弁当やテイクアウトのお惣菜
  • 彩りを意識する

考えながら選ぶのが面倒という方は、和食を選べば間違いありません。

■痩せる食べ方のコツ
  • ゆっくり食べる(よく噛む)
  • 野菜などの食物繊維を最初にとる
  • 満腹ではなく、空腹を満たすことを意識する

これらのポイントさえ押さえておけば、ダイエット中であってもランチを楽しめます。

ながら運動で軽いストレッチ

運動となると気が重いですが、日常生活のちょっとした意識の変化で運動に近い効果を得ることができます。

たとえば、通勤・帰宅中であれば、大股で歩いてみたり、階段を使うなど、普段の何気ない動きを変化させるだけでも十分です。

また、デスクワークや掃除・家事中でも、いつでもできる「ながら運動」も取り入れてみましょう。

■イスにすわりながら
  • 太ももを引き締める
    ⇒背筋を伸ばして、両膝をくっつけて力を入れる
  • お腹を引き締める
    ⇒背筋を伸ばして、片足ずつ浮かせて15秒キープ
■料理をしながら
  • お尻を引き締める
    ⇒背筋を伸ばして立ち、つま先を外側に開いて膝を軽く曲げ、その状態でつま先を内側に戻す。
■歯磨きをしながら
  • 下半身を引き締める
    ⇒歯ブラシを持った手を肩と水平に上げ、肘の位置が下がらないようにし、つま先立ちや片足立ちでバランスを取りながら行う。

ながら運動を取り入れることで、無理なく効率的にエネルギー消費を増やせます。

運動ほどの効果は期待できませんが、小さな積み重ねがやがて結果となって現れます。

間食やおやつは200kcalにする

間食やおやつを口にするのであれば、200kcalにとどめましょう。

栄養成分表をチェックする癖さえつければ、コンビニやスーパーなどでも間食やおやつを楽しめます。

また、カロリーだけでなく、以下のポイントまで押さえられると理想的です。

■カロリー以外で気をつけるポイント
  • 糖質は10g以下
  • 午後3時ごろに食べる

これらを意識することで、間食やおやつが体型維持・管理の妨げになるのを防ぎつつ、食べる罪悪感もなくなります。

少しでもストレスフリーに楽しみながら痩せるためにも、選び方とタイミングを工夫してみてください。

夜に痩せるルーティン4つ

夜に痩せるルーティン4つ

夜に行う痩せるルーティンは以下の通りです。

日中に疲れを癒すために、夜は身体が休息モードに切り替わります。

身体をどう休ませるかがポイントになってくるので、朝や昼の帳尻を夜に合わせるのではなく、次の日に備えるための以下のナイトルーティンを意識しましょう。

夕食は朝食の12時間以内に食べる

夕食は朝食を食べてから12時間以内に食べましょう。

■例:朝8時に朝食を食べた場合 ⇒20時までに夕食を済ませることが理想的。

さらに、早い時間帯に食事を終えるとより効果的に痩せられる可能性があります。

理由は、22時以降になるとBMAL1(ビーマルワン)という脂肪を蓄えるタンパク質が増えるためです。

しかし、社会人やバイトなどで忙しい方であれば、夕食のタイミングをコントロールするのが難しくなりがちです。

どうしても時間が遅くなる場合は、以下の食材で空腹をしのぐことを考えましょう。

■おすすめの食材
  • ナッツ
  • ヨーグルト
  • プロテインバー
  • 野菜スティック
  • サラダ
など

低カロリーでも栄養価の高い食品を選ぶことで、栄養バランスの崩れを防ぎつつ、遅い時間の食事による脂肪蓄積のリスクを減らせます。

湯船につかる

シャワーのみで済ませている方は、積極的に湯船につかるようにしてみてください。

身体が温まり、血流も良くなることで、以下のような効果を期待できます。

■湯船につかるメリット
  • 基礎代謝の上昇
  • 発汗による老廃物の排出
  • むくみの解消
  • リラックス効果

入浴は就寝の2〜3時間前が理想的とされています。

就寝ギリギリで湯船につかってしまうと、深部体温が下がり切らず、寝つきの悪さが体内時計のズレに繋がるためです。

また、夕食後すぐは消化不良の原因にもなるので避けましょう。

湯船は38〜40度のぬるま湯に設定し、15〜20分ほどつかることでリラックス効果が高まり、寝つきも良くなります。

お好みのアロマオイルやバスソルトを加えると、バスタイムが楽しみに変わり、リラックス効果はさらに高まります。

リラックスタイムを作る

快適な睡眠のために、自分だけのリラックスタイムを設けましょう。

心身が落ち着く環境を作り出すためには、以下のような方法がおすすめです。

■リラックス方法の例
  • ヨガや軽いストレッチ
  • 音楽(クラシックや環境自然音)
  • アロマやお香
  • キャンドル
  • 読書
など

こうした、香りや音、灯りは、リラックスモードに切り替えてくれます。

スマホやテレビなどのスクリーンタイムを減らし、穏やかな時間を過ごして翌日に備えるようにしてみてください。

早寝を心がける

眠りにつく理想的な時間は、夜22時〜23時です。

24時以降になるほど体内時計にズレが生じやすく、十分な睡眠時間を確保も難しくなります。

寝不足は、以下の食欲に関わるホルモンバランスを崩してしまいます。

■寝不足は食欲が増進する レプチン(食欲抑制ホルモン) < グレリン(食欲増進ホルモン)
=睡眠不足になると、食欲を抑えるホルモン「レプチン」が減り、食欲を増進させるホルモン「グレリン」が増える。その結果、普段よりお腹が空きやすくなる。

これにより普段よりもお腹が空いたり、必要以上に食べてしまい、体型コントロールが難しくなってしまいます。

また、夜遅くまで起きていた結果、夜食を摂ることにもなりかねません。

少なくとも6〜7時間の睡眠時間を確保したいところなので、翌日のモーニングルーティンに繋げるためにも早寝を心がけていきましょう。

ダイエットルーティンを習慣化させるコツ

ダイエットルーティンを習慣化させるコツ

ダイエットルーティンを習慣化させるためには、以下のコツを取り入れると効果的です。

「痩せたい!」という想いだけでは、三日坊主になってしまうケースもあります。

目標をはっきりさせ、小さい成功体験を積み重ねていけば、自然とルーティンが身についていきます。

それぞれの具体的な方法について、詳しくご紹介します。

目標を設定する

ダイエットルーティンを習慣化させる第一歩は、ダイエット目標を明確にすることです。

■ダイエット目標の例
  • 1か月で2キロ減量する
  • 毎日30分の運動をする
=具体的な目標であるほど効果的!

具体的な数値や期限を設定することで、モチベーションをキープしやすくなります。

できることから続ける

朝・昼・晩のルーティンをいきなり全部やろうとはせず、まずは毎日できることから始めましょう

例えば、早寝早起きからはじめるだけでも構いません。

少しずつできることを増やしていけば、気づいた時には「当たり前」になっており、身体はそれに応えるように変化していきます。

ダイエットを共有する

ダイエットをしていることを周りに共有し、モチベーションを高めてみましょう。

■ダイエットの共有例
  • 日々の頑張りをSNSで報告する
  • ダイエット仲間を作って一緒に挑戦する
=日々誰かに評価してもらうことが継続に繋がりやすくなる!

応援や励ましは、心身がキツい時の支えにもなるのでおすすめです。

ルーティンする場所やタイミングを決める

「いつ・どこで・なにをする」、これさえ決めておけば、無意識にルーティンをこなせるようになります。

たとえば、「起床→キッチン→お湯を沸かす→白湯を飲む」など、場所やタイミングに伴う行動を決めておくのがおすすめです。

ご褒美でモチベーションアップ

できる範囲の中で決めたルーティンを続けられた際には、自分へのご褒美を用意すると「次も頑張ろう」と意欲的になれます。

好きなスイーツを1つ食べる、欲しいものを1つ買うなど、モチベーションに繋がるものを計画してみてください。

痩せるルーティン×メディカルダイエットでラク痩せ

痩せるルーティン×メディカルダイエットでラク痩せ

痩せるルーティンで身体にスイッチを入れたところに、メディカルダイエットを組み合わせることでラク痩せを実現可能です。

フィットクリニックで処方する以下のダイエット薬を用いれば、食事に対する制限を和らげ、ストレスフリーで理想の身体を目指せます。

ダイエット薬 効果 おすすめの人
サクセンダ
リベルサス
食べ過ぎを防ぎ、体内に脂肪を溜め込みにくくする 食べ過ぎが気になる人・お腹まわりの脂肪が気になる人
フォシーガ
糖の吸収をブロックする 甘い物や炭水化物をよく食べる人
オルリファスト
脂質の吸収をブロックする 揚げ物や脂っこい食べ物をよく食べる人

これらのダイエット薬はライフスタイルに合わせた処方が受けられるので、自己管理のサポートにもなります。

毎日のルーティンだけでは足りない部分を補えるので、短期集中でダイエット目標を達成したい方にもメディカルダイエットはおすすめです。

メディカルダイエットを取り入れた一日のダイエットスケジュール

以下は、痩せるルーティンとダイエット薬「リベルサス」を使用した場合の一日のスケジュールです。

7:00
起床、白湯を飲む
7:30
朝日を浴びながら軽いストレッチ
8:00
朝食(リベルサスを服用)
12:00
昼食(バランスの取れた和食)
12:30
昼食後の軽い散歩
15:00
間食(200kcal以内)
18:00
軽めの運動(ヨガや散歩)
19:00
夕食(朝食から12時間以内に)
20:30
リラックスタイム(アロマ、ストレッチ)
21:30
湯船につかる
22:30
就寝準備、早寝を心がける

リベルサスは起床時に1錠服用するだけなので、モーニングルーティンにも組み込みやすいです。

リベルサスによる食欲をコントロールする効果は一日持続するため、食べ過ぎを防ぎつつ、自然と身体が痩せる方向へと導かれていきます。

フィットクリニックではリベルサスなどのダイエット薬を取り扱っています。

ご利用を希望される方は、こちらから受診予約をお願いいたします。

まとめ:痩せる生活習慣でダイエットを成功させよう

この記事のまとめは以下の通りです。

■痩せるルーティンについてまとめ
  • 朝のルーティン:規則正しい起床・軽めの運動・朝食
  • 昼のルーティン:バランスの取れた食事・軽い運動
  • 夜のルーティン:早めの夕食・リラックスタイム・入浴
  • 習慣化のコツ:目標設定・モチベーション維持・自分へのご褒美

これらの痩せる生活習慣に加えて、メディカルダイエットを取り入れることで、より効果的にダイエットを進めていけます。

理想の体型を目指し、健康的な1日のルーティンを身につけていきましょう。

よくある質問

朝の痩せるルーティンは何をすればいいですか?
朝の痩せるルーティンとしておすすめなのは次の通りです。

  • 決まった時間に起きる
  • 朝日を浴びる
  • 朝食前の軽めの運動
  • 白湯を飲む
  • 朝食を食べる
シンプルな習慣ですが、毎日続けることで、自然と痩せやすい身体へと変化していくことが期待できます。
食事の痩せるルーティンはありますか?
1日3食にし、空腹時間を長くしないよう心がけるのがポイントです。
また、200kcal以内(糖質は10g以下)に抑えれば間食も可能なので、小腹が空いた時は15時前後に間食タイムを設けるようにしてみてください。
ルーティンを継続させるコツはありますか?
目標を設定し、無理のない範囲で毎日続けられることから始めましょう。
また、進捗をSNSで共有し、モチベーションを高めたり、自分にご褒美をあげるのもおすすめです。
ダイエットルーティンが続きません。
ルーティンを継続するためには、「いつ・どこで・なにをする」をきちんと決めておくことが大切です。
また、自己管理が苦手で上手くいかないのであれば、メディカルダイエット(痩せ薬)でラク痩せを目指すのもおすすめです。