こめかみハゲ(薄毛)は改善できる?原因や効果的な対策を解説

更新日:2026/06/19
女性のこめかみハゲ(薄毛)は治るのか|原因と改善・対策方法を解説

こめかみハゲ(薄毛)は、原因に合った対策や治療を行うことで改善が期待できます。

ただし、髪型による負担・FAGA・出産やストレスによる一時的な抜け毛・頭皮トラブルなど原因によって必要な対処法は異なります。
自己判断で放置せず、状態を見極めることが大切です。

このページでは、女性のこめかみの薄毛は治るのか、その原因と改善・対策方法などについて詳しく解説していますので、もしこめかみの薄毛に悩んでいる方はぜひお役立てください。

FAGAについて詳しくは、以下のページで解説しています。 FAGAとは

こめかみハゲ(側頭部の薄毛)とは

こめかみハゲ(側頭部の薄毛)とは、左右のこめかみ周辺の毛量が減り、地肌が目立ちやすくなる状態です。
女性の薄毛は、分け目や頭頂部を中心に全体のボリュームが減るイメージがありますが、生え際やこめかみ周辺が気になるケースもあります。

こめかみの薄毛は、髪の密度が減ることで地肌が透けて見えやすくなります。
特に顔まわりは人目につきやすいため、少しの変化でも「薄くなったかも」と感じやすい部分です。

こめかみの薄毛は、髪を結んだときや耳にかけたときに気づきやすい傾向があります。
ポニーテールやまとめ髪をした際に生え際が透けて見える、以前よりフェイスラインの髪が少なく見える場合は、こめかみ周辺の薄毛が進行している可能性があります。

こめかみの薄毛は治るのか

こめかみの薄毛はさまざまな原因により起こりますが、原因に合わせ適切にアプローチできれば改善が期待できます

ただし、自然に戻るものもあれば、治療が必要なものもあるため、まずは原因を見極めることが大切です。

一時的な薄毛であれば、原因が改善され落ち着くことで徐々に改善する場合があります。
薄毛の範囲が広がっている、抜け毛が長く続いている、頭皮に赤みやかゆみがある場合は、治療が必要な場合があるため自己判断せず医師に相談しましょう。 【希望別】こめかみの薄毛を改善・予防する対策

以下では原因について解説していきます。

女性のこめかみが薄くなる主な原因

こめかみの薄毛の原因は1つとは限りません。
ライフイベントから生活習慣まで、さまざまな原因が複雑に絡み合うことで起こる場合があります。

こめかみの薄毛の主な原因
髪型による要因 髪を強く引っ張るヘアスタイル(ポニーテールなど)
ホルモンバランスの変化 加齢、更年期によりFAGAの要因となる
出産・ストレス・急なダイエット 産前・産後、強いストレス、急なダイエット など
頭皮トラブル・生活習慣の乱れ 皮膚疾患、炎症、毛穴のつまり など

髪型による要因

髪を強く引っ張るヘアスタイルを続けると、こめかみ周辺の毛根に負担がかかり、牽引性脱毛症につながることがあります。

ポニーテール、きついまとめ髪、エクステ、長時間のヘアアレンジなどを続けている方は注意が必要です。 牽引性脱毛症

ホルモンバランスの変化

女性は加齢や更年期により、ホルモンバランスが変化し、髪全体のボリューム低下や分け目の広がりとして現れることがあります。
その際、生え際やこめかみ周辺の薄毛が気になる場合もあります。

更年期前後の年齢になると、女性ホルモンの分泌量が大きく変化します。
女性ホルモンには髪を守る働きがあり、減少すればそのサインが抜け毛となって現れるとされています。

これら、年齢が関係する抜け毛は治療薬で改善できる場合があります。 更年期症状の抜け毛について

出産・ストレス・急なダイエット

女性は年齢に関係なく、出産、強いストレス、急なダイエット、体調不良などをきっかけに、自律神経が乱れることで一時的に抜け毛が増えることがあります。

また過剰なストレスは、ストレスホルモン(コルチゾール)の分泌によって女性ホルモンの分泌を抑えることがあります。

これは休止期脱毛症と呼ばれる状態で、原因が落ち着くと自然に回復する場合もありますが、長引く場合は他の脱毛症が隠れている可能性もあります。
産後の抜け毛は1年ほどでもとに戻りますが、ストレスによる抜け毛はストレス自体の対処が必要です。 産後の抜け毛

頭皮トラブル・生活習慣の乱れ

健康な髪の発育のベースになる頭皮は、毛穴詰まり、炎症、皮膚疾患などが原因で毛髪組織へのダメージとなってしまうことがあります。

また、栄養不足、睡眠不足、運動不足、過度なストレスは、髪に必要な栄養や血流、ホルモンバランスに影響するため、薄毛の原因になることがあります。

頭皮環境はこめかみの薄毛の中でも唯一、目で見て確認できる原因となっているため、こめかみ周囲に皮膚トラブルが起きていないかチェックしてみてください。

【希望別】こめかみの薄毛を改善・予防する対策

こめかみの薄毛の対処について、ご自身の「どのように改善したいか」という希望に合わせてご紹介します。

大きく3つに分けているので、気になる部分から見てみてください。

薄毛部分を取り急ぎ隠したい

今日からでも実践できる対策が、こめかみの薄毛を隠す方法です。

手軽さゆえに他の対策とも組み合わせやすいため、こめかみの薄毛が気になって生活しづらい状態であれば、緊急対応策としてぜひ試してみてください。

帽子をかぶる

もっとも簡単にこめかみの薄毛を隠せるのが帽子です。

  • キャップ
  • キャスケット
  • ハット

寒い時期であれば、ニット帽も選択肢の1つです。

帽子を被るとマナーの点が気になるかもしれませんが、最近では問題ないところも増えています。

とはいえ場所によってさまざまなので、状況に合わせて帽子を取るようにしましょう。

また特に夏場は蒸れによって、皮脂の毛穴詰まり、かゆみ、臭いトラブルなど頭皮環境を悪くしてしまう可能性もあるので、適度に帽子を取ることは心がけてください。

髪型を変える

髪型を変えるのは勇気がいるかもしれませんが、こめかみの薄毛が気になる人にとって髪が長いと次のようなデメリットがあります。

  • 風になびいて、こめかみが露出しやすい
  • 髪を束ねると、こめかみが目立つ

お仕事や生活する上で、長い髪はまとめる必要がある場面も出てくるものです。

そのように、髪が長いとこめかみの薄毛を隠しきれない状況はどうしてもあるため、「ミディアムショート」「ハンサムショート」「ボブ」といった短めのヘアスタイルに挑戦してみてください。

もしかすると新しい自分を発見でき、心機一転、気持ちの入れ替えにもなるかもしれません。

時間をかけて体質を変えたい

今から体質改善を始めることで、こめかみの薄毛だけでなく今後の人生においても良いことがたくさんあります。

もちろん体質が改善されるまでには時間がかかりますが、健康面では良いことだらけなので、じっくりやりたい方はチャレンジしてみましょう。

生活習慣を整える

生活習慣において意識したいのが、「睡眠」と「運動」です。

睡眠時は成長ホルモンがもっともよく分泌されるので、髪の成長・発育を促すゴールデンタイムになります。

つまり寝不足が続いてしまうと髪のメンテナンスが十分に行われないとも言えるため、少なくとも7時間はまとまった睡眠を取るのが理想的です。

また運動は、基礎代謝に影響します。

基礎代謝が上がると
  • 栄養がエネルギーに変わりやすくなる
  • 血流が促進される

頭皮は細い血管(毛細血管)によって髪の成長に必要な栄養や酸素を補給しているため、代謝が衰えるだけでも影響が現れやすいです。

週2〜3回、20分程度のウォーキングでも良いので、時間を見つけて行ってみてください。

睡眠、運動、いずれも基礎的なことかもしれませんが、シンプルなことこそ髪の健康維持には欠かせないことは覚えておきましょう。

食事に気を配る

髪は栄養によって作られているため、バランスの取れた食生活はなによりも髪の健康維持に役立ちます。

特に髪に必要な栄養は、以下の3種類です。

タンパク質
⇨ 髪の材料になる

ビタミンB群(特にB2、B6)
⇨ 髪質の維持や身体の代謝をスムーズにする

亜鉛(ミネラル)
⇨ タンパク質の合成を助ける

これらは肉・魚・野菜など、さまざまな食材に含まれています。

1日の栄養バランス

どの食材が良いということはなく、まんべんなく摂ることで栄養補給できるので、1日の栄養バランスを意識した食生活を心がけてみてください。

ストレスを減らす

ストレスはホルモンバランスや自律神経を乱すため、溜め込まないのがポイントです。

ストレス社会と呼ばれる現代では、ストレスをなくすのはあまり現実的ではないため、うまく対処する方法を実践しましょう。

ストレス対処の例
  • 誰かと話す
  • 旅行する
  • 趣味に打ち込む
  • 習い事を始める
  • マッサージを受ける

など

自分ではストレスを感じていないつもりでも、その影響が現れている場合があります。

髪に悪影響を及ぼす前に、定期的に好きなことをして気分転換を図ってみてください。

根本的な予防・改善をしたい

隠すことはすぐにできる対策ですが、毎回行う必要があります。
体質改善も即効性はないため、改善が見えるまで時間がかかる場合があります。

より効果が得られやすい改善について解説していきます。

原因に合った対処をする

効率的に改善するには、自分の生活や状態を見直し、薄毛の原因に合わせた対処をすることが大切です。

例えば、本当はシャンプーの洗い残しが原因なのに、それに気づかず治療薬で治そうとしてもうまく改善しにくい場合があります。

  • 誤ったヘアケア?
  • 生活習慣の乱れ?
  • ホルモンバランスの乱れ?
  • 遺伝的な要因?

このように、原因をまずしっかりと見極めましょう。

その原因への対処と併せて薬やサプリを使うとなお効率よく改善できることが多いので、とにかくまずは見直しです。

治療薬を使う

こめかみの薄毛が気になる場合は、原因に合わせた治療を検討することも大切です。
フィットクリニックでは、女性の薄毛に対して治療薬やサプリメントの処方を行っています。

必要に応じた治療の提案から、気を付けるべき注意事項まで、医師による診察だからできるアドバイスがいくつもあります。

  • 薄毛を隠すのでなくしっかり改善したい
  • できるだけ早く薄毛改善の効果が欲しい

とお考えの方は、ぜひフィットクリニックにご相談ください。 FAGA治療の詳細

こめかみの薄毛改善で変わること

こめかみの薄毛が改善されると、ライフスタイルにもたくさんの変化が現れはじめます。

自信が付く
「薄毛だから…」と自信を失っていた人は必要以上に他人の視線を気にしてしまい、QOL(生活の質)を低下させてしまうことがあります。
こめかみの薄毛が改善されていくことで少しずつ自信が持てるようになり、それに伴ってライフスタイルも徐々に変化していくはずです。

さまざまな髪型が楽しめる
帽子や髪でこめかみを隠す必要がなくなることで、ポニーテールや思い出のスタイルなど、髪型のレパートリーが一気に増えます。
フェイスラインをスッキリさせることで印象も明るくなり、髪型のアレンジを楽しめるだけで気持ちも上がってくるでしょう。

悩む時間が減る
こめかみの薄毛が改善することで、気になる時間が減ることで、他に時間を使うこともできます。好きなこと、やりたいことに集中できるようになります。
また「悩む→ストレス→薄毛」の悪循環からも抜け出せ、メンタルへ良い影響となります。

悩む時間を減らすなら早めの治療を

こめかみの薄毛は、髪型の負担、FAGA、出産やストレス、頭皮トラブルなど、さまざまな原因で起こります。
こめかみの薄毛は自然に治らない原因もあるため、自己流ケアを続けると、改善が遅れたり、薄毛が進行したりする可能性があります。

悪化すれば脱毛範囲が広がる可能性もあり、それがさらなるストレスにも繋がります。

女性の薄毛はデリケートな問題のために1人で抱え込んでしまいがちですが、今は女性もお薬を使って薄毛を治療するのが普通になりつつあります。
あれやこれや考え込んでしまう前に、思い切って治療に踏み切ってみてください。

こめかみ周辺の薄毛が気になる方は、まずは原因を見極め、必要に応じて早めに医師へ相談しましょう。

こめかみハゲ(薄毛)でよくある質問に医師が回答

こめかみハゲ(薄毛)に関するよくある質問に服部院長が回答します。

  • Q
    女性のこめかみハゲは自然に治りますか?
    A
    A
    原因によっては自然に改善することもあります。産後や一時的なストレス、生活習慣の乱れによる薄毛は落ち着く場合がありますが、FAGAや加齢による薄毛は自然には治りにくいです。FAGAの場合は症状が進行するため、抜け毛が続く場合は早めに相談しましょう。
    服部院長
    服部院長
    服部院長
  • Q
    こめかみだけ薄くなるのはFAGAですか?
    A
    A
    こめかみだけ薄いからといって、必ずFAGAとは限りません。産後・更年期・生活習慣・頭皮環境の悪化などが関係する場合もあります。原因によって対策が異なるため、自己判断せず、医師にご相談ください。
    服部院長
    服部院長
    服部院長
  • Q
    こめかみの薄毛は何科に相談すればいいですか?
    A
    A
    皮膚科や女性の薄毛治療に対応しているクリニックで相談できます。頭皮のかゆみや赤みがある場合は皮膚科、抜け毛やボリューム低下が気になる場合は薄毛治療のクリニックが選択肢となります。
    服部院長
    服部院長
    服部院長
  • Q
    女性の薄毛治療でも、こめかみの薄毛は改善できますか?
    A
    A
    原因や進行状況によっては、女性の薄毛治療で改善が期待できます。治療薬やサプリメントなどを状態に合わせて処方します。
    服部院長
    服部院長
    服部院長
  • Q
    栄養不足による抜け毛は改善できますか?
    A
    A
    栄養不足による抜け毛は、食生活の見直しによって改善が期待できる場合があります。
    髪の成長には、タンパク質、亜鉛、鉄、ビタミンなどの栄養素が必要です。
    過度なダイエットや偏食によってこれらが不足すると、髪が細くなったり、抜け毛が増えたりすることがあります。
    ただし、栄養を補えば必ず改善するとは限りません。薄毛の背景にFAGAなど別の原因がある場合もあるため、抜け毛が続く場合は医師へ相談しましょう。
    服部院長
    服部院長
    服部院長

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この記事の監修

服部圭太院長画像
服部 圭太
(はっとり けいた)医師

【略歴】

平成17年
医療法人財団 河北総合病院 勤務
平成29年
ゴリラクリニック 池袋院 管理者
令和5年~
フィットクリニック院長 勤務