
このページでは、フィナステリド(プロペシア)の効果はいつから表れるのか、ミノキシジルと併用した場合の効果などについて解説しています。
また、フィナステリドだけで十分か、効かない場合はどうすればいいかのほか、やめたらどうなるのか実際に治療を中断した方の画像を交えて解説します。
フィナステリドの基本的な情報については、以下のページをご覧ください。
フィナステリド(プロペシア)の詳細フィナステリド(プロペシア)の効果はいつから表れる?

フィナステリド(プロペシア)の効果は、一般的には服用6ヶ月後ごろから目に見えて実感できるようになります。
ただし、それまでの期間でも目に見えないペースで効果が出ているケースが多いです。
ここからは、フィナステリド服用1~6ヶ月後までの変化を段階に分けて解説します。
フィナステリド服用1ヶ月後:まだ変化は見られない

フィナステリド服用から1ヵ月は、目に見える髪の変化を実感することはできません。
効果がないわけではなく、乱れたヘアサイクルが正常に戻るまでには一定の時間がかかるためです。
また、フィナステリド服用1ヵ月で抜け毛が増えてしまうことがあります。
これは「初期脱毛」と呼ばれる現象で、人によっては治療前より抜け毛が増えたと感じるケースもあります。
フィナステリド服用1ヵ月で髪や頭皮に何が起こっているのか、さらに詳しく解説します。
フィナステリド服用1ヶ月後に起こっていること

※休止期毛を押し出し、正しいヘアサイクルに移行させる
フィナステリドを服用してから1ヵ月は、新しく健康な髪が生えてくるための準備期間です。
頭皮ではAGAの原因であるDHT(ジヒドロテストステロン)が減りはじめ、乱れたヘアサイクルが少しずつ正常に戻っています。
この過程で初期脱毛が起こり、新しく成長してきた髪に押し出されることで弱った髪が抜け毛となって現れます。
治療が順調に進んでいるサインになるので、「薄毛がひどくなった」とネガティブに捉える必要はありません。
なお、初期脱毛には個人差があります。
髪が抜ける時期にあたる「休止期の髪」の割合によって変化し、人によってはまったく気にならないということもあるので覚えておきましょう。
フィナステリド服用3ヶ月後:早い人では効果が表れ始める

※写真はイメージです。
フィナステリドを服用して3ヵ月が経つと、早い人では効果を実感し始めます。
- 治療前に比べて抜け毛が減る
- 新しく生えてきた産毛が太く伸び始める
治療効果が少しずつ現れてくるので、枕元や床、排水溝など日常生活でたくさんの抜け毛を見かける機会は次第に減ってきます。
また効果が現れるのが早い方だと治療しているご自身だけでなく、家族や友人など周囲が髪の変化に気づくこともあります。
フィナステリド服用3ヶ月後に起こっていること

フィナステリドによってヘアサイクルが整ってくることで、休止期にあった髪が次々と新たな成長期へ移行をはじめます。
成長期の髪が増えることで抜け毛は減り、髪が早い段階で抜け落ちた毛穴からは新たな髪の成長を確認できます。
なお、髪の成長スピードには個人差があります。
1ヵ月で伸びても1cm前後となり、ヘアサイクルも髪1本ごとで異なります。
髪の十分な長さと髪密度が高まるまでにはタイムラグが生じるので、フィナステリドの服用はそのまま続けるようにしてください。
一般的には服用6ヶ月ごろから効果が表れ始める
フィナステリド服用から6ヵ月で、髪の変化を明らかに実感できるようになります。
6ヵ月かかる理由としては、「ヘアサイクルを整える期間」と「髪の成長スピード」の期間を考えると納得しやすいかもしれません。
- 休止期(約3ヵ月)+成長期(2〜3ヵ月)=6ヵ月
個人差はありますが、フィナステリドによってヘアサイクルが休止期から成長期に移行し、生えてきた髪が十分な長さに成長するまでには時間がかかります。
そのため服用6ヵ月は様子を見ましょう。
なお、フィナステリドは抜け毛予防薬です。
AGAの原因にアプローチして、乱れたヘアサイクルを整えて薄毛の進行を抑える薬になります。
発毛効果はあまり期待できないため、効率を考えるとミノキシジルとの併用治療が効果的です。
フィナステリドは長期服用で効果を出す
フィナステリドは、長期服用によって効果が出る薬です。
その裏付けとして、1mgを用いた国内投与試験による「1年」「2年」「3年」のデータをご覧ください。
<1年服用>
改善:58%
維持:40%
進行:2%
<2年服用>
改善:68%
維持:31%
進行:1%
<3年服用>
改善:78%
維持:20%
進行:2%
フィナステリドが効かない人の割合は1〜2%とわずかで、98%以上が何かしらの効果を得られています。
また、フィナステリドと同効果を持つ先発薬プロペシアの長期服用データでは、海外で以下のような調査報告が残っています。
- 「30代以上」または「AGA症状が重い(グレードⅣ、グレードⅤ)」患者では多くが改善を示した
- 20代~30代では10年後で42.8%に改善はみられていない
- 副作用は患者の6%程度であり、服薬中止には至らない軽度のものである
- フィナステリドの効果は長期間続き、21%の患者に5年後からの更なる改善が見られた
このデータの通り、フィナステリドは服用を続けるほど「改善」の割合が増えていく治療薬です。
長期のフィナステリド服用は効果を安定させるためだけでなく、服用年数が薄毛改善に結びつきやすくなると言えます。
フィナステリド(プロペシア)だけで効果は十分?
AGA(薄毛)治療において、フィナステリド(プロペシア)は必須とされる治療薬で、抜け毛を防ぐ効果が期待できます。
AGAの初期段階や軽度~中程度の症状に対して、進行を遅らせる目的(抜け毛を抑えながら髪の毛の量を維持する)であれば、フィナステリドのみで十分効果が得られる場合があるのです。
ただし、重度の症状や薬の効き具合により、フィナステリドだけの効果では不十分の場合があります。
基本的にフィナステリドには、ヘアサイクルの改善、抜け毛の防止、髪の毛を維持する働きがあります。
ただし、効果には個人差があるため、すべての方に効果があるとは限りません。
さらに、進行したAGAの症状(脱毛した部分が多く、地肌見える状態)の場合、フィナステリドのみでの改善では効果に限界があるため、期待する効果が得られない可能性があります。
フィナステリド(プロペシア)とミノキシジルの併用が効果的

AGA治療には、フィナステリド(プロペシア)とミノキシジルの併用が効果的です。
それぞれフィナステリドの「抜け毛防止効果&ヘアサイクルの正常化」、ミノキシジルの「発毛&育毛」という働きがありますが、作用機序が違うため併用が可能です。
男性の進行したAGAの症状には、どちらかの薬だけでは安定した治療効果を得るのは難しい症例もあります。
その場合、治療効果を高める方法としてフィナステリドとミノキシジルの、2つの治療薬の併用があります。
一度の治療で「進行を止めて」・「生やす」を同時に行うことで、効率良くAGAを改善できます。
フィナステリド |
AGAの原因の発生を防ぎ、抜け毛の進行を抑える効果
![]()
|
---|---|
ミノキシジル |
発毛にくわえ、育毛による髪全体の健康を整える効果
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|
また、いずれもAGAに対しての有効性が高く評価されており、AGA治療のガイドラインを作成する日本皮膚科学会からも「A(※行うよう強く勧める)」ともっとも高い推奨度となっています。
こうした背景からも、AGA治療には2つのお薬を併用することが望ましいと言えます。
フィナステリドとミノキシジル併用の注意点
フィナステリドとミノキシジルを併用する場合には以下の注意点があります。
- 効果が出るまで3~6か月かかるため、継続的な服用が必要
- 同じタイミングなど正しい用法で服用する
- 自己判断で服用を中止しない
- 副作用で体に異常を感じた場合は医師に相談する
- 女性はフィナステリドの服用が禁忌
フィナステリドとミノキシジルを併用するにあたり、効果的な服用方法や副作用の対処方法などがあるため、自己判断せず必ず医師からの説明を受けるようにしてください。
出現頻度は高くはありませんが、併用してから体に気になる異常が現れた場合はすぐに医師にご相談ください。
フィナステリド(プロペシア)の価格
フィットクリニックで処方しているフィナステリドの価格は以下のとおりです。
併用で効果的なフィナステリドとミノキシジルのセット処方もおこなっております。
当院のフィナステリドの価格
製品 | 1ヵ月分 (30錠) の価格 |
都度払い |
---|---|---|
フィナステリド1mg (海外製) |
2,000~3,000円 | 3,000円/月 |
※1か月分の価格はまとめ買いを含む
※都度払いは、クレジットカードの自動引き落としでの支払いが条件となります。
フィナステリド+ミノキシジル
製品 | 1ヵ月分 (30錠×2) の価格 |
都度払い |
---|---|---|
フィナステリド1mg + ミノキシジルタブレット5mg |
3,100~4,200円 | 4,200円/月 |
※1か月分の価格はまとめ買いを含む
※都度払いは、クレジットカードの自動引き落としでの支払いが条件となります。
1ヵ月 | 3ヵ月 | 6ヵ月 | 12ヵ月 |
---|---|---|---|
フィナステリド1mg + ミノキシジルタブレット2.5mg |
|||
4,000円 | 11,400円 (3,800円/月) |
20,400円 (3,400円/月) |
31,900円 (2,900円/月 |
フィナステリド1mg + ミノキシジルタブレット5mg |
|||
4,200円 | 11,970円 (3,990円/月) |
21,420円 (3,570円/月) |
34,100円 (3,100円/月) |
フィナステリド1mg + ミノキシジルタブレット10mg |
|||
4,600円 | 13,110円 (4,370円/月) |
23,460円 (3,910円/月) |
37,400円 (3,400円/月 |
フィナステリドは長く服用するほど効果が安定するため、1〜2ヶ月ほどの短期間での治療は推奨されていません。
長期服用しやすいよう、まとめ買いによって1ヶ月あたりの価格がよりお求めやすくなっています。
気になる方は、以下のボタンからお気軽にご相談ください。
フィナステリド(プロペシア)が効かない3つのパターン
フィナステリドが効かない3つのパターンを以下のように分類します。
具体的には「治療をはじめた期間」「使い方(飲み方)」「薬との相性」により効果が出ない場合があるほか、医師を介さない方法で入手したフィナステリドが原因で効かないというケースもあります。
効かない状態を放置してしまうと髪の変化が実感できないばかりか、慢性的なフィナステリドの服用によって副作用のリスクだけが残ることにもなりかねません。
医師に相談するタイミングを見誤らないためにも、それぞれのパターンについて見ていきます。
最初から効いていない場合
フィナステリドの服用開始以降、薄毛の変化が一向に見られない場合、最初から効いていない可能性が考えられます。
■そもそもAGA(男性型脱毛症)ではない
フィナステリドはどんな脱毛症にも効くというわけではなく、AGAにのみ効果を発揮することが確認されている薬です。
そのためホルモンを原因としない脱毛症であれば、いくら服用してもフィナステリドの効果を実感することはできません。
■AGAの進行が著しく、すでに毛根が死滅している
AGAには進行度合いの基準となる7段階のグレードがあり、グレード6(Ⅵ)まで進行してしまうと毛根が死滅している可能性が高いと考えられます。
髪となる毛母細胞は役割を終えてるため、フィナステリドをいくら服用しても失った髪を取り戻すことはできません。
■海外通販で購入した偽造薬
コスパ面から一部の男性は、海外通販(個人輸入)で入手したフィナステリドを服用しているケースが見受けられます。
出どころが定かではない偽造薬が流通していることもあって、そもそも有効成分が含まれていない可能性もあります。
服用を続けても効いてこないばかりか健康被害に遭う可能性もあり、海外通販は利用を控えるのが賢明です。
途中で効かなくなった場合
フィナステリドの服用中に効かなくなったと感じるのであれば、次のケースが考えられます。
■初期脱毛
フィナステリドが効いてくると、古い弱った髪が新しい健康な髪に押し出されることで一時的に抜け毛が増えることがあります。
薄毛の悪化と誤解されがちですが、AGAによって弱った古い髪が抜けているだけなので治療経過は順調と言えます。
ここで服用を中断すると薬の効果も消えてしまうので、初期脱毛ならフィナステリドの服用は継続します。
■発毛に悪い生活スタイルを治療後も変えない
フィナステリドは、AGAによる脱毛の進行を抑える薬です。
いくら服用したからといって、肝心の生活スタイルが乱れていては髪は応えてくれません。
薬の効果より不摂生による脱毛が上回る可能性もあるので、並行して生活スタイルも見直す必要があります。
■年齢の影響
高齢に近づくにつれて生理機能は低下することから、20代、30代と同じような効果を期待するのは難しいことがあります。
また、毛量についても年相応に落ち着くため、髪の変化をなかなか実感できないというケースになる場合もあります。
効いているかわからない場合
フィナステリドが効いているかわからない場合、以下の可能性が考えられます。
■服用期間が短い
フィナステリドは早い人で3ヶ月、一般的には6ヶ月から1年かけて徐々に効果を実感できます。
長期的な服用が必要になるため、数日といった短期間や、人によっては数か月でも効果を実感しにくいこともあるので覚えておきましょう。
ただし、年単位の長期臨床データではほとんどの人が効果を実感しています。
また髪が生えたと実感できるのは、2〜3cmほど伸びてきてからです。
特に頭頂部は自分での確認が難しいので、効果を確認するためにも定期診察を受けるようにしてください。
■治療に必要な用量が足りていない
フィナステリドには「0.2mg」と「1mg」の2種類の用量が存在し、脱毛の進行度合いによっては用量が少ないと効きが悪いことがあります。
様子を見つつ、医師の所見も踏まえて、治療用量を適正にコントロールする必要があります。
ただし、1mg以上を服用しても効果は高まらず、副作用のリスクだけが高まるので、自己判断で用量の調整は控えましょう。
■フィナステリドでは効果が現れにくい箇所のAGAである
フィナステリドは前頭部と頭頂部のAGAに効果があるとされます。同じAGAでも側頭部と後頭部の場合は、デュタステリドというAGA治療薬のほうが改善効果が高いとされています。
フィナステリド(プロペシア)をやめたら再び薄毛が進行する
フィナステリド(プロペシア)をやめた後は、再びAGAの影響が髪に現れ、薄毛が進行します。
理由としては、1日1回の連日服用により有効成分を常に体内で循環させ、頭皮からAGAの原因を除去し続けることで髪の健康を維持しているからです。
服用方法からもわかるように効果は24時間しか持続しないので、残念ながら服用をやめた後は少しずつ元の薄毛に戻ってしまいます。
AGA(男性型脱毛症)は完治が難しいことから、毛量をいつまでキープしたいのかがポイントになってきます。
途中で服用をやめてしまうと、それまで治療に費やした時間やお金を無駄にすることもあるので、可能な限りはフィナステリドの服用を続けるのがおすすめです。
以下でフィナステリドをやめた後どうなるのかについて詳しく解説します。
【画像あり】55歳男性Kさんの経過観察

年齢:55歳
性別:男性
AGAのタイプ:Ⅱ~Ⅲ vertex
使用した治療薬:フィナステリド+ミノキシジルタブレット
治療期間:7ヶ月
今回、経過観察にご協力いただいたKさんの治療前の頭頂部は、すでに地肌が透けている状態でした。
薄毛の進行を抑えるだけでは毛量の十分な回復は見込めないと判断し、発毛薬であるミノキシジルをセットで処方し経過を観察しました。
治療スタートから6ヶ月で地肌の透け感もほぼなくなり、髪密度も十分であったことから追加で1ヶ月服用後に治療を中止されています。
しかし、服用中止から約6ヶ月で、ふたたび頭頂部の薄毛が広がりはじめてしまっています。
最終的には治療前と近い状態にまで毛量が減り、フィナステリドの効果を失ったことでAGAが再度進行していることがうかがえます。
フィナステリド(プロペシア)をやめた後は急激に薄毛になる?
フィナステリドをやめた後に、急激に薄毛になる心配はありません。
そもそもAGAは症状のグレード(進行度合い)が1段階上がるのに3~5年かかり、ゆっくりと時間をかけて毛量が減っていくのが特徴の脱毛症になります。
そのためフィナステリドをやめた途端に急激に薄毛になることはなく、抜け毛が目立ってはきますが、髪が抜け落ちるスピードが早まるとは考えにくいです。
治療により回復した毛量にもよりますが、フィナステリドをやめた後に元の薄毛状態に近づくまでには「6ヶ月」が目安とされています。
フィナステリドをやめた後は治療前より抜ける?
フィナステリドをやめた後は、個人差はあるものの、治療前よりも髪が抜ける可能性があります。
なぜならAGAは進行性の脱毛症なため、時間が経つに連れて脱毛範囲が以前にも増して広がる可能性があるからです。
ただし、フィナステリドをやめた後に髪が抜ける本数を調べたデータはなく、ご自身の主観的な部分も強いです。
そのため抜け毛の量が気になるようであれば、元の薄毛状態に戻ってしまう前に医師に相談することをおすすめします。
フィナステリド(プロペシア)を中断して再開した場合
フィナステリドによる治療を中断しても、ふたたび治療を再開すれば薄毛の進行を抑えることができます。
そのため休薬期間を設けつつ、薄毛が進行してきたタイミングで治療を再開して毛量を維持していくのも1つの手です。
ただし、治療再開のタイミングによっては効果が得られないことがあるので注意が必要です。
髪にはヘアサイクルが備わっており、通常1サイクルを2~6年として生え変わっています。
しかしAGAはヘアサイクルを1年未満にしてしまい、毛根が寿命を迎え死滅してしまうと新しい髪が生えなくなってしまいます。
そのため地肌が透ける面積が広かったり、うぶ毛程度しか生えていない箇所が目立つようであれば注意が必要です。
それまで治療にかけた時間やお金を無駄にしないためにも、治療再開のタイミングは計画的に行うようにしてください。
フィナステリド(プロペシア)は妊活中やめるべき?
フィナステリドは男性ホルモンに作用するため、精子の質や運動性などが低下するリスクがあります。
妊娠率が下がる可能性があるため、妊活や不妊治療への影響を考慮すると、妊活を検討した段階でフィナステリドは一旦中止するのが無難です。
ちなみに、有効成分が精子に移行する量は極めて微量(0.00076%以下)であることがわかっています。
ただ、ゼロではない以上、パートナーを安心させる意味でも服用の中止を推奨します。
妊活期間中にAGA治療を継続したい場合、フィナステリドの代わりにミノキシジルやサプリメントなら服用可能です。
まとめ
ここまでフィナステリド(プロペシア)の効果について解説しました。
- フィナステリドの効果は3~6ヶ月ごろ表れ始める
- フィナステリドは長期服用が効果的
- フィナステリドだけではAGA治療に不十分な場合がある
- フィナステリドはミノキシジルとの併用が効果的
- フィナステリドが効かない場合は最初から効かない症状である可能性や、初期脱毛の可能性がある
- フィナステリドをやめたら再び薄毛が進行する
- 妊活中はフィナステリドを控える
フィナステリドはAGA治療には欠かせない薬です。
また、長期的な服用によって、効果を実感しやすくなります。
当院でもフィナステリドを処方していますので、AGA治療を始めたい方はお気軽にご相談ください。
よくあるご質問
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- Qフィナステリド(プロペシア)とミノキシジルを併用する必要があるのはどういった症状ですか?
- A地肌が透けたり、生え際や前頭部の髪の後退が目立っていれば、フィナステリドとミノキシジルの併用の必要があるケースです。
AGAの進行が初期の段階(軟毛化:細く短い髪)で気づける人は多くないため、基本的にAGA治療はフィナステリドとミノキシジルの併用が重要と考えておきましょう。
- Q
-
- Q女性もフィナステリド(プロペシア)とミノキシジルの併用は可能ですか?
- A女性は、フィナステリドが禁忌(服用できない人)に該当します。
そのため併用はできず、フィナステリドの代わりに育毛効果が認められている医療用サプリメントとミノキシジルを併用するケースがあります。
- Q
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- Qフィナステリド(プロペシア)と併用できないAGA治療薬はありますか?
- Aデュタステリド(ザガーロ)は、フィナステリドと同様の作用機序のため、併用することはできません。
- Q
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- Qフィナステリド(プロペシア)の開始1~3ヶ月を乗り越える方法は?
- Aフィナステリド開始1~3ヶ月を乗り越えるため、薄毛を隠す方法や身体の内側からフィナステリドの効果をサポートする方法があります。
- 帽子やウィッグを使う
- 髪型を変える
- サプリを併用する
髪型を変える場合は、「セット時にボリュームを出しやすいソフトモヒカン、アップバングなどがおすすめです。
サプリは即効性のある方法ではありませんが、長期間かけて不足している栄養を補うことで、AGA治療効果の底上げが期待できます。
- Q
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- Qフィナステリドを飲み始めて1ヶ月経ちますが、効果が出ないので服用をやめた方が良いでしょうか?
- Aフィナステリドの効果を1ヶ月で判断するのは時期尚早です。
早い人で3ヶ月、一般的には6ヶ月が効果を判断する時期の目安になるので、少なくとも6ヶ月は服用を続けてから判断するようにしてください。
- Q
-
- Qフィナステリドはいつまで使い続ければいいですか?
- Aフィナステリドの服用期間については、目指すゴールによって人それぞれです。
- 子供が学校を卒業するまで
- 周りに薄毛の人が増えて気にならなくなるまで
- 結婚できるまで など
- Q
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