フィナステリド(プロペシア)とは・効果・副作用・飲み方・併用禁忌・注意点を解説

更新日:2026/02/05
フィナステリド(プロペシア)とは・効果・副作用・飲み方・併用禁忌・注意点を解説

フィナステリドとは、AGA治療薬「プロペシア」の有効成分です。
プロペシアの後発薬(プロペシアジェネリック)として「フィナステリド錠」があります。
このページではフィナステリドの効果や副作用、処方、併用禁忌、注意点などについて詳しく解説しています。

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お探しの内容は?

フィナステリドの概要
フィナステリドとは AGA治療薬「プロペシア」の成分名。プロペシアジェネリックのひとつ 確認
効果 抜け毛の原因となる男性ホルモンの発生を防ぐ
服用をやめると効果が失われてAGAが再発する可能性がある
確認
副作用 リビドー減退や勃起機能不全 、射精障害 、精液量の減少など
一時的な初期脱毛が起きる場合もある
確認
服用方法 1日1回、食事に関係なく服用可能 確認
注意事項・
併用禁忌・
併用注意
併用禁忌・併用注意薬はないが使用している薬があれば医師に必ず相談する 確認
服用できない人
  • フィナステリドにアレルギーの既往歴がある
  • 前立腺肥大症治療薬アボルブを服用中の方
  • 妊娠または妊娠している可能性のある女性および授乳中の女性
  • 20歳未満の人
確認
安全な
入手方法
医療機関での処方 確認
処方価格 処方価格:2,700円~3,500円/月
※ジェネリックを含む
確認

AGA治療について詳しくは、以下のページをご覧ください。

AGA治療の詳細

AGA治療薬の種類や選び方といった詳細は以下の記事をご覧ください。

AGA治療薬について

フィナステリドとは

フィナステリドとは、抜け毛の原因発生を防ぎ、男性型脱毛症(AGA)の進行を遅らせる効果のある成分です。
AGA治療薬「プロペシア」の有効成分として知られています。

先発薬プロペシアのジェネリック医薬品として、「フィナステリド錠」が発売されています。
ジェネリック医薬品は新薬の特許期間が過ぎた後で発売される成分が同じ薬です。
そのため価格は抑えられ、先発薬と同様の効果が期待できます。

先発薬プロペシアについて

プロペシアはフィナステリドを主成分としたAGA治療薬です。
1997年にFDA(アメリカ食品医薬品局)でAGA治療薬として承認を受けて以来、現在まで90%以上のAGAの患者さまにご利用されています。

もともとアメリカで前立腺肥大症の薬として開発されていましたが、治験中に抜け毛を抑える働きが認められAGA治療薬として再開発された経緯があります。
かつてはMSD株式会社が扱っていましたが、MSD社(米国・カナダではMerck社)の分社化に伴い、製品はオルガノン社に引き継がれることになりました。

フィナステリドの効果

フィナステリドは5αリダクターゼ(酵素)の働きを阻害してAGAの進行を防ぐ

フィナステリドは、抜け毛の原因となるDHT(ジヒドロテストステロン)の発生を抑えて、薄毛の改善を促す効果が期待できます。

DHT(ジヒドロテストステロン)とは、テストステロンと5αリダクターゼ(酵素)が結びついて生成される男性ホルモンのひとつです。
男性外生殖器の形成に必要なホルモンである一方、薄毛を引き起こす原因になります。

フィナステリドは、5αリダクターゼ(酵素)の働きを阻害して、DHTが頭皮で発生するのを防ぐことで、薄毛の進行をストップさせます。
フィナステリド使用者の約98%に改善効果が現れたとのデータもあり、予防・薄毛の改善・維持のどの段階でも用いられることから、現在のAGA治療ではほぼ必須薬とされています。

フィナステリドの効果として、体質やヘアサイクルの乱れの状態などが異なることから、症状の改善や発毛のスピードには個人差が現われます。

フィナステリド(プロペシア)の効果はいつから表れるか

フィナステリド(プロペシア)の効果はいつから表れるか

フィナステリド(プロペシア)の効果は、一般的には服用6ヶ月後ごろから目に見えて実感できるようになります。

服用1ヶ月で起こること

休止期毛を押し出し、正しいヘアサイクルに移行させる

頭皮ではAGAの原因であるDHT(ジヒドロテストステロン)が減りはじめ、乱れたヘアサイクルが少しずつ正常に戻っていきます。
フィナステリドを服用してから1ヶ月は、新しく健康な髪が生えてくるための準備期間です。

服用3ヶ月で起こること

服用3ヶ月ごろから、ヘアサイクルが整ってくることで、休止期にあった髪が次々と新たな成長期へ移行を始めます。
成長期の髪が増えることで抜け毛は減り、髪が早い段階で抜け落ちた毛穴からは新たな髪の成長を確認できます。

なお、髪の十分な長さと髪密度が高まるまでには時間がかかるので、フィナステリドの服用はそのまま続けてください。

服用6ヶ月で起こること

フィナステリドは、服用開始から6ヶ月ほどで変化を実感する人が増えてきます。
たとえば、抜け毛の減少や髪のハリ・コシなどです。
目安が6ヶ月とされるのは、ヘアサイクルを整えるほか、髪はだいたい1ヶ月で1cmほど伸びるため、見た目の変化が出るまで期間を要します。

6ヵ月間の内訳

休止期(約3ヶ月)+成長期(2〜3ヶ月)=6ヶ月

※個人差があります

フィナステリドの長期服用効果について

フィナステリドは、長期服用によって効果が出る薬です。

その裏付けとして、1mgを用いた国内投与試験による「1年」「2年」「3年」のデータをご覧ください。

●フィナステリド長期服用データ

<1年服用>
改善:58%
維持:40%
進行:2%

<2年服用>
改善:68%
維持:31%
進行:1%

<3年服用>
改善:78%
維持:20%
進行:2%

フィナステリドが効かない人の割合は1〜2%とわずかで、98%以上が何かしらの効果を得られています。

また、フィナステリドと同効果を持つ先発薬プロペシアの長期服用データでは、海外で以下のような調査報告が残っています。

プロペシアの長期服用データ
  • 「30代以上」または「AGA症状が重い(グレードⅣ、グレードⅤ)」患者では多くが改善を示した
  • 20代~30代では10年後で42.8%に改善はみられていない
  • 副作用は患者の6%程度であり、服薬中止には至らない軽度のものである
  • フィナステリドの効果は長期間続き、21%の患者に5年後からの更なる改善が見られた

このデータの通り、フィナステリドは服用を続けるほど「改善」の割合が増えていく治療薬です。

長期のフィナステリド服用は効果を安定させるためだけでなく、服用年数が薄毛改善に結びつきやすくなると言えます。

フィナステリドが効かない3つのパターン

フィナステリドが効かない3つのパターンを以下のように分類します。

具体的には「治療をはじめた期間」「使い方(飲み方)」「薬との相性」により効果が出ない場合があるほか、医師を介さない方法で入手したフィナステリドが原因で効かないというケースもあります。

効かない状態を放置してしまうと髪の変化が実感できないばかりか、慢性的なフィナステリドの服用によって副作用のリスクだけが残ることにもなりかねません。

医師に相談するタイミングを見誤らないためにも、それぞれのパターンについて見ていきます。

最初から効いていない場合

フィナステリドの服用開始以降、薄毛の変化が一向に見られない場合、最初から効いていない可能性が考えられます

●フィナステリドが最初から効かない場合考えられる例

■そもそもAGA(男性型脱毛症)ではない
フィナステリドはどんな脱毛症にも効くというわけではなく、AGAにのみ効果を発揮することが確認されている薬です。
そのためホルモンを原因としない脱毛症であれば、いくら服用してもフィナステリドの効果を実感することはできません。

■AGAの進行が著しく、すでに毛根が死滅している
AGAには進行度合いの基準となる7段階のグレードがあり、グレード6(Ⅵ)まで進行してしまうと毛根が死滅している可能性が高いと考えられます。
髪となる毛母細胞は役割を終えているため、フィナステリドをいくら服用しても失った髪を取り戻すことはできません。

■海外通販で購入した偽造薬
コスパ面から一部の男性は、海外通販(個人輸入)で入手したフィナステリドを服用しているケースが見受けられます。
出どころが定かではない偽造薬が流通していることもあって、そもそも有効成分が含まれていない可能性もあります。
服用を続けても効いてこないばかりか健康被害に遭う可能性もあり、海外通販は利用を控えるのが賢明です。

途中で効かなくなった場合

フィナステリドの服用中に効かなくなったと感じるのであれば、次のケースが考えられます。

●フィナステリドが途中から効かない場合考えられる例

■発毛に悪い生活スタイルを治療後も変えない
フィナステリドは、AGAによる脱毛の進行を抑える薬です。
いくら服用したからといって、肝心の生活スタイルが乱れていては髪は応えてくれません。
薬の効果より不摂生による脱毛が上回る可能性もあるので、並行して生活スタイルも見直す必要があります。

■年齢の影響
高齢に近づくにつれて生理機能は低下することから、20代、30代と同じような効果を期待するのは難しいことがあります。
また、毛量についても年相応に落ち着くため、髪の変化をなかなか実感できないというケースになる場合もあります。

効いているかわからない場合

フィナステリドが効いているかわからない場合、以下の可能性が考えられます。

●フィナステリドが効いているかわからない場合考えられる例

■服用期間が短い
フィナステリドは早い人で3ヶ月、一般的には6ヶ月から1年かけて徐々に効果を実感できます。
長期的な服用が必要になるため、数日といった短期間や、人によっては数か月でも効果を実感しにくいこともあるので覚えておきましょう。
ただし、年単位の長期臨床データではほとんどの人が効果を実感しています。
また髪が生えたと実感できるのは、2〜3cmほど伸びてきてからです。
特に頭頂部は自分での確認が難しいので、効果を確認するためにも定期診察を受けるようにしてください。

■治療に必要な用量が足りていない
フィナステリドには「0.2mg」と「1mg」の2種類の用量が存在し、脱毛の進行度合いによっては用量が少ないと効きが悪いことがあります。
様子を見つつ、医師の所見も踏まえて、治療用量を適正にコントロールする必要があります。
ただし、1mg以上を服用しても効果は高まらず、副作用のリスクだけが高まるので、自己判断で用量の調整は控えましょう。

■フィナステリドでは効果が現れにくい箇所のAGAである
フィナステリドは前頭部と頭頂部のAGAに効果があるとされます。同じAGAでも側頭部と後頭部の場合は、デュタステリドというAGA治療薬のほうが改善効果が高いとされています。 デュタステリドの詳細

フィナステリドの副作用

フィナステリドの副作用は以下の通りです。

頻度 症状
1~5% リビドー減退
1%未満 勃起機能不全 ※1、射精障害 、精液量の減少
頻度不明 そう痒症(かゆみ)、じん麻疹、発疹、血管の浮腫(口唇、舌、咽喉及び顔面腫脹を含む)
睾丸痛、血精液症、男性不妊症、精液の質低下※2
AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇
乳房圧痛、乳房肥大、抑うつ症状、めまい など

※1 市販後、投薬中止後も持続したとの報告あり
※2 投与中止後に精液の質が正常化または改善したとの報告あり

安全性が同等と認められているプロペシアの使用成績調査によれば、副作用の発現率は0.5%(5/943)であったことが報告されています。
また、フィナステリド錠とプロペシアで副作用のリスクが変わることはありません。

副作用が強く出る場合は、医師に相談してください。

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ポストフィナステリドシンドローム(PFS)について
フィナステリドを含む薬の服用によって起こった副作用が、服用中止後も続いてしまう症状をポストフィナステリドシンドローム(PFS)といいます。
はっきりとした原因はわかっていませんが、精神面が身体に症状を及ぼしている説が有力で、メンタルヘルス障害や抑うつ症状があるとリスクが高まる傾向にあるといわれています。

ほとんどの方はPFSを経験しないため、服用を避けるほどではありませんが、メンタルヘルス障害などの既往歴があれば必ず医師に相談してください。

性欲減退

フィナステリドでよく取り上げられる副作用として、性欲減退(リビドー減退)やED(勃起不全)などの性機能障害が挙げられます
この副作用の原因は、性機能に関わる男性ホルモンの働きを部分的に抑制することで、一部の方に性機能へ影響が出るものと考えられます。

臨床試験のデータでは1~5%未満の発生率とされていますが、体質や精神的な要因も影響するため、現れ方に個人差があります。
症状が出たとしても軽度であることが大半ですが、性機能障害になることに心理的な不安を強く感じるケースもあります。

肝機能障害

肝臓は薬を代謝する際に使われる臓器のため、フィナステリドを使用することで肝臓へ負担がかかり、軽度の肝機能障害が起こる可能性があります。
肝機能に障害がある方や、肝疾患を持っている方は使用する際に注意が必要です。
非常にまれではありますが、服用により肝酵素(AST・ALTなど)の値が上昇するケースが報告されています。
ただし症状が重篤化するケースはまれで、定期的な血液検査で早期に把握できることが多いでしょう。

副作用の対処法

副作用への対処方法は、次の3つがあげられます。

副作用の対処法
  • ED治療薬の服用
    ⇨EDの症状が出た場合、ED治療薬を併用できる
  • 減薬・休薬
    ⇨ 効果を落とさない範囲で服用量をコントロールする
  • AGA治療薬の種類を変更
    ⇨ AGA治療薬の種類を変更することで副作用が治ることがある

いずれの方法も自己判断では対処できないので、症状を医師に相談した上で対処していきましょう。
当院ではED治療薬の処方もおこなっておりますので、副作用が心配な場合は診察の際にご相談ください。

フィナステリドの服用方法

フィナステリドは、1日1回水またはぬるま湯で服用します。

フィナステリドの服用方法
飲み方 1日1回
コップ1杯(200ml)を目安に水またはぬるま湯で服用
服用タイミング 毎日決まった時間に服用
食前・食後問わず服用可能

フィナステリドは食事の影響を受けにくいため、食前・食後を問わず服用できます。
安定した効果を得るため、毎日できるだけ同じ時間に服用しましょう。
食後のタイミングに限らず、就寝前や歯磨き前など、毎日の習慣とセットにすると続けやすくなります。

フィナステリドを飲み忘れた場合の対処法

飲み忘れに気づいた時点ですぐ服用しても構いませんが、次回の服用時間が近い(次の服用予定時間まで6時間未満である)場合はスキップし、1日1回のペースに戻してください

2回分をまとめて服用することは避け、安定した服用リズムを継続することが最も大切です。
飲み忘れが続く場合はアラームや服薬管理アプリの活用をおすすめします。

フィナステリドとの飲み合わせで注意が必要な薬や成分

フィナステリドには明確な併用禁忌薬はありませんが、以下の成分や薬剤との飲み合わせには注意が必要です。

フィナステリド(プロペシア)の
注意したい飲み合わせ
  • デュタステリド(ザガーロ)
    アボルブ

    (5αリダクターゼ阻害薬)
  • グレープフルーツ
    (CYP3A4を阻害成分)
  • 風邪薬・鎮痛剤:市販薬の一部
    (抗ヒスタミン・NSAIDsなど)

薬の代謝に関わる酵素CYP3A4を阻害する成分を含むグレープフルーツは、念のため服用中は避けた方がよいとされています。

実際に大きな相互作用が報告されているわけではありませんが、血中濃度の上昇により副作用のリスクが高まる可能性があるため注意が必要です。

飲み合わせに不安がある場合は、あらかじめ診療機関や薬剤師に相談しましょう。

風邪薬の併用について

一般的な市販の風邪薬との併用は可能ですが、解熱鎮痛薬や抗ヒスタミン薬の一部は眠気や肝代謝に影響を与えることがあります。
他の薬を服用する際は、成分名と併せて医師に相談しましょう。

フィナステリドとアルコールの併用について

フィナステリドとアルコールの併用に明確な禁忌はありません。少量の飲酒であれば服用を中止する必要はないとされています。

ただし、フィナステリドは肝臓で代謝される薬剤のため過度な飲酒は肝機能に負担をかけ、副作用のリスクを高める恐れがあります

飲酒は適量を守りましょう。

フィナステリドを服用できない人・女性の服用は厳禁

フィナステリドを服用できない方は以下の通りです。

フィナステリドを服用できない人
  • 有効成分や添加剤にアレルギーの既往歴がある人
  • 妊娠または妊娠している可能性のある女性および授乳中の女性
  • 20歳未満の人(安全性や有効性の確認がされていないため)
  • 前立腺肥大症治療でアボルブを服用している方

フィナステリドは、胎児や乳幼児の発育に影響を及ぼすおそれがある薬です。
皮膚からも成分が吸収されてしまうので、そもそも効果の認められていないことも踏まえ、女性の服用はもちろん、薬剤にも触れないようにしてください。
影響は少ないとされていますが、精液中に成分が移行する可能性を考慮して、当院では妊活を予定されている方には、少なくとも2ヶ月以上の休薬を推奨しています。

また、次に該当する方は医師の判断によっては慎重な服用が求められたり、場合によって服用を見送るケースもあります。

  • 肝機能数値の異常が認められる方
    ⇨薬が肝臓で代謝されるため
  • 高齢者
    ⇨生理機能が低下していることがあり、高齢者に対しての有効性も確立していないため
  • 既往歴を含むうつ病・うつ状態、自殺念慮又は自殺企図の既往歴がある
    ⇨因果関係は不明だが、自殺念慮や自殺企図などが報告されている

健康状態や年齢によっては安全に服用できないこともあるため、医師の指示に従うようにしましょう。

フィナステリドの入手方法

「フィナステリドは、「クリニック・医療機関(皮膚科など)」または「個人輸入(海外通販)」のいずれかの方法で購入できます。

フィナステリド通販の比較
(オンライン診療と個人輸入)
オンライン診療 個人輸入
(海外通販)
クリニックなど
医療機関
実施
機関
個人輸入
代行サイト
到着が早い最短翌日~2日 配送 配送に時間がかかる10~14日
医師の処方 安全性 偽造薬の可能性あり
短時間で安心感3~10分程度 診察 自己判断での服用なし
オンライン処方が行われていない
クリニックもある
注意点 偽造薬などの
報告、
悪質なサイトでの個人情報流出

フィナステリドのおよその相場価格は以下の通りです。

フィナステリドの相場価格
先発薬 8,000円〜10,000円 / 28錠
国内ジェネリック 3,800円〜5,000円 / 28錠

同じフィナステリドでも、処方先や取り扱いメーカーによって価格が異なります。
また、自由診療のため健康保険は適用されず、購入先によっては診察料や送料といった別途費用が発生することもあります。
※当院は診察料無料

フィナステリドは、少なくとも6ヶ月の服用が推奨されているAGA薬です。長期的な服用が想定されるので、治療コストの差はトータルの治療費に大きく影響するものといえます。

フィナステリドを個人輸入で購入するリスク

フィナステリドの海外製ジェネリックを購入できる個人輸入は、偽物や粗悪品などのリスクがあります。

偽物や粗悪品の使用によるリスク
  • 治療効果が得られない場合がある
    ⇨有効成分が含まれていなければ、服用を続けてもAGAが進行してしまう
  • 健康被害に遭う危険性がある
    ⇨薬に使用されている成分がわからないため、予測できない副作用が起きる
  • 公的給付のサポートが受けられない
    ⇨重い副作用が起きても、医薬品副作用被害救済制度給付が受けられない

個人輸入で購入したフィナステリドを使って、安定したAGA治療を行うのは極めて難しいと言えます。
安全に治療を行うには、専門クリニックやAGA治療を行う医療機関をお選びください。

薬局で市販されていない理由

フィナステリドが市販されていない理由は、医師の処方が必要な「処方箋医薬品」に指定されているためです。
現在フィナステリドは薬局やドラッグストア、Amazonや楽天などの国内通販サイトでは市販されていません。

処方箋医薬品の特徴
  • 医師の診察が必要
  • 症状や体質に適した薬を選ぶ必要がある
  • 副作用のリスクを回避するため

医薬品には副作用のリスクを伴うため、必ず医師の診察を受ける必要があります。
安全に使用するためにも、医療機関のオンライン診療で医師の診察を受け、フィナステリド(プロペシアジェネリック)の処方を受けることを推奨します。

当院のフィナステリドの処方

当院ではフィナステリド(プロペシアジェネリック)を処方しています。

製品 1ヶ月分のみ
(30錠)
定期配送プラン
1ヶ月ごと
(30錠)
3ヶ月ごと
(90錠)
6ヶ月ごと
(180錠)
フィナステリド
1mg
(海外製)
3,500 3,000円/月 2,900円/月
(総額8,700円)
2,700円/月
(総額16,200円)
フィナステリド1mg

ミノキシジル
タブレット5mg
7,600 4,700円/月 4,230円/月
(総額額12,690円)
3,760円/月
(総額22,560円)

※価格は一例です。その他プランは料金表をご確認ください。
※価格はすべて税込みとなります。
※定期配送は、クレジットカードの自動引き落としでの支払いが条件となります。

プロペシア(フィナステリド)の通販

そのほかの用量でのお得なプランもご用意していますので、詳細はお問い合わせください。

当院のフィナステリド処方の特徴
  • 発毛効果が期待できるミノキシジルとのセットあり
  • オンライン診療なら自宅で診察~処方まで完結
  • 診察料無料!費用はお薬代のみ

※オンライン診療の場合はネコポス代385円がかかります。
※医師の診察終了後に自己判断でのキャンセルは診察料3,000円がかかります。
※医師の診察の結果、処方ができないと判断された場合は診察料はかかりません。

フィナステリドをご希望の方は下記のボタンからご予約ください。

フィナステリドをやめたら再び薄毛が進行する

フィナステリド(プロペシア)をやめた後は、再びAGAの影響が髪に現れ、薄毛が進行します。
理由としては、1日1回の連日服用により有効成分を常に体内で循環させ、頭皮からAGAの原因を除去し続けることで髪の健康を維持しているからです。
服用方法からもわかるように効果は24時間しか持続しないので、残念ながら服用をやめた後は少しずつ元の薄毛に戻ってしまいます。

AGA(男性型脱毛症)は完治が難しいことから、毛量をいつまでキープしたいのかがポイントになってきます。
途中で服用をやめてしまうと、それまで治療に費やした時間やお金を無駄にすることもあるので、可能な限りはフィナステリドの服用を続けるのがおすすめです。
以下でフィナステリドをやめた後どうなるのかについて詳しく解説します。

【画像あり】55歳男性Kさんの経過観察

【画像あり】55歳男性Kさんの経過観察
■症例写真の詳細

年齢:55歳
性別:男性
AGAのタイプ:Ⅱ~Ⅲ vertex
使用した治療薬:フィナステリド+ミノキシジルタブレット
治療期間:7ヶ月

今回、経過観察にご協力いただいたKさんの治療前の頭頂部は、すでに地肌が透けている状態でした。
薄毛の進行を抑えるだけでは毛量の十分な回復は見込めないと判断し、発毛薬であるミノキシジルをセットで処方し経過を観察しました。
治療スタートから6ヶ月で地肌の透け感もほぼなくなり、髪密度も十分であったことから追加で1ヶ月服用後に治療を中止されています。

しかし、服用中止から約6ヶ月で、ふたたび頭頂部の薄毛が広がりはじめてしまっています。
最終的には治療前と近い状態にまで毛量が減り、フィナステリドの効果を失ったことでAGAが再度進行していることがうかがえます。

フィナステリドのまとめ

フィナステリドのまとめは以下の通りです。

フィナステリドのまとめ
  • フィナステリドとはAGA治療薬プロペシアの有効成分
  • フィナステリドは抜け毛の原因を抑制する効果が期待できる
  • 1年~3年と長期使用で安定した効果が得られる
  • フィナステリドをやめると再度AGAが進行する場合もある
  • フィナステリドの副作用はリビドー(性欲)減退・勃起機能不全など
  • 女性はフィナステリドを服用できない・触れることも厳禁
  • 個人輸入でフィナステリドを購入するのは危険

フィナステリドは抜け毛の原因となる男性ホルモンの発生を抑えることで薄毛の進行を防ぐ効果が期待できます。
長期的に使用することで改善の割合が高まるため、長期服用にも適したお薬です。

当院では、定期配送で安く継続できるプランをご用意しています。
他にもフィナステリドと発毛剤のミノキシジルをセットにした発毛プランなど、患者様のご希望に合わせた治療をご提案しています。

フィットクリニックのAGA治療をご希望の方はこちらをご覧ください。

フィナステリドのよくある質問

  • Q
    フィナステリドとプロペシアはどう違うのですか?
    A
    ジェネリック医薬品であるフィナステリドは、飲みやすくするための工夫がメーカーに認められています。
    • 薬の形状や大きさ、色
    • 添加剤
    これらが先発薬プロペシアとの違いですが、治療に関わる有効成分や用量、効果効能については同じです。
    つまり、どちらを服用しても同等の治療効果が得られ、「ジェネリックだから効き目が劣る」、「副作用が出やすくなる」といった心配もありません。
  • Q
    フィナステリドとミノキシジルは違うのですか?
    A
    フィナステリドはAGAの原因にアプローチして、薄毛の進行を抑える薬です。
    一方のミノキシジルは発毛や育毛といった効果が認められる薬になり、それぞれ治療目的が違います。
    一般的には2つの薬は併用する機会が多く、組み合わせることで「予防+発毛」の効果が同時に得られることは覚えておきましょう。
  • Q
    フィナステリドとデュタステリドはどう違いますか?
    A
    フィナステリドとデュタステリドは、どちらもAGA治療では同じ予防薬に位置付けられる薬です。
    違いとしては、デュタステリドの方がより長く効き目を持続するため、発毛を促す効果がフィナステリドの約1.6倍あることが比較試験からわかっています。
    効果だけを見るとデュタステリドの方が優れているようにも思えますが、副作用として男性機能の低下が出やすくなる傾向にあります。
    そのためフィナステリドで治療をはじめ、十分な効果が得られなかった時にデュタステリドへ切り替えるという処方パターンが多い傾向です。
    デュタステリドの詳細は以下のページからご確認ください。 デュタステリドの詳細
  • Q
    フィナステリドは保険診療で受診可能ですか?
    A
    フィナステリドは、保険診療として処方してもらうことはできません。
    これはジェネリックだからということではなく、先発薬のプロペシアについても同様です。
    基本的に健康保険が適用されるのは、生命に関わる病気に限られています。
    薄毛や抜け毛がコンプレックスになることはあっても、命まで脅かすことはありません。
    AGAクリニック以外の皮膚科に受診しても自費診療となります。また、皮膚科では先発薬のみの取り扱いでジェネリック医薬品を扱わない傾向にあります。
  • Q
    服用をやめたらどうなりますか?
    A
    AGAは進行性の脱毛症なので、服用をやめたタイミングから徐々に元の薄毛状態に戻ってしまいます。
    安定した効き目を持続させるためにも、治療に満足するまでは服用の継続が望まれます。
  • Q
    フィナステリドの副作用にはリビドー減退はありますか?
    A
    リビドー減退の発生率は0.2%と報告されています。もし治療薬でEDになってもED治療薬を併用できます。
  • Q
    フィナステリドが効かない時はどうしたらいいですか?
    A
    フィナステリドが効かない場合、用量の見直しや、フィナステリド以外の治療薬に変更すると良いでしょう。
    また、AGA以外の他の脱毛症を発症している可能性もあります。なお、海外通販で購入した場合は偽造薬である可能性があるので、必ず医師による処方を受けてください。
  • Q
    フィナステリドを服用してから1ヶ月~3ヶ月で効果や変化は現れますか?
    A
    フィナステリド服用から1ヶ月は、目に見える髪の変化を実感することはできません。これは乱れたヘアサイクルが正常に戻るまでには一定の時間がかかるためです。服用から3ヶ月が経つと、早い人では効果を実感し始めます。
  • Q
    個人輸入のフィナステリドは危険ですか?
    A
    個人輸入で購入できるフィナステリドは偽物や粗悪品の可能性もあり大変危険です。誤って購入してしまうと服用しても治療効果を得られないだけでなく、予期せぬ健康被害を及ぼす可能性もあります。フィナステリドは必ず医療機関で処方してもらいましょう。
  • Q
    フィナステリドの服用で初期脱毛は起こりますか?
    A
    一般的に、初期脱毛が起こりやすいのは発毛効果があるミノキシジル使用時です。
    新しい髪が生えてくる際に、弱い髪が押し出される形で抜けます。
    一方で、フィナステリドの服用をきっかけに「抜け毛が増えた」と感じる方がいるのも事実です。
    フィナステリドの服用後に抜け毛が急に増えたり、症状が強く出たりする場合は、自己判断で中止せず、医師の診察を受けてください。
  • Q
    フィナステリドは空腹時でも服用可能ですか?
    A
    フィナステリドは食事の影響をほとんど受けず、空腹時でも服用可能な薬剤です。
    ただし、胃腸が弱い方は食後の方が体調に合う場合もあるため、自身の体調にあわせて調整してください。
  • Q
    フィナステリドは寝る前に飲んでも良いですか?
    A
    フィナステリドは眠気や覚醒に影響しない薬剤のため、寝る前の服用も可能です。
    寝る前の服用は、夜のルーティンに組み込むことで服用習慣がつきやすい、というメリットもあります。

参考サイト

この記事の監修

院長名前
フィットクリニック院長
服部 圭太
(はっとり けいた)

【略歴】

平成17年
医療法人財団 河北総合病院 勤務
平成29年
ゴリラクリニック 池袋院 管理者
令和5年~
フィットクリニック院長 勤務