リベルサスの効果や副作用は?処方や保険適用の条件・飲み方を解説

更新日:2024/12/20
リベルサス 3/7/14mg 7,200円~23,000円/月(240円~766円/1錠) 診察料無料 オンライン処方 即日発送

※医師の判断によりお薬が処方できない場合があります。

リベルサスとは、GLP-1受容体作動薬と呼ばれる飲み薬です。
食後の血糖値上昇や食欲を抑える効果から、メディカルダイエットで処方されています。

このページでは、リベルサスのダイエット効果や副作用、飲み方を紹介。
さらに、リベルサスの処方方法や保険適用の条件、価格について詳しく解説しています。

フィットクリニックでは、リベルサス3mg・リベルサス7mg・リベルサス14mgをご用意しています。

当院のリベルサスの処方価格はこちら

リベルサスの効果

リベルサスのダイエット効果

リベルサスのダイエット効果は、食後の血糖値コントロール、食欲抑制、消化を遅らせる働きにより体重減少を促します。

リベルサスの効果

  • 食後の血糖値をコントロールして脂肪の蓄積を防ぐ
  • 中枢神経に作用して食欲を抑える
  • ゆっくり消化させて少ない食事でも満足できる

リベルサスの有効成分セマグルチドは、食後に血糖値が上昇すると膵臓でインスリンの分泌を促し血糖値を下げます。
血糖値の急激な上昇を防ぐことで、脂肪をため込みにくい身体へ導きます。
空腹を感じる中枢神経に作用し食欲自体を抑えるため、無理のない食事管理が可能です。

リベルサスの効果はいつから実感できる?

個人差がありますが、リベルサスの効果が実感できる目安は服用後2〜3ヶ月です。
国内外のデータから体重減少がピークに到達する期間は約26~32週間とされており、緩やかに体重減少につながります。
リベルサスは短期的なダイエットではなく、続けていくことでゆっくりと効果が出るものです。

また服用方法を間違えていると、効果に影響を及ぼす可能性があるため医師の指導のもと用法用量を守って服用してください。

リベルサスの飲み方

リベルサス3mg・リベルサス7mg・リベルサス14mgの効果と違い

リベルサスの体重減少に関する推定値では、用量が増えるほど体重変化の幅が大きくなるとされています。

26週後の体重変化

※The development of oral semaglutide, an oral GLP-1 analog, for the treatment of type 2 diabetesのデータを参考に作成
※PIONEER1のデータを参照

ただし、用量が増えると副作用が発現するリスクが高まる可能性もあります。
通常はリベルサス3mgから服用を開始し、医師の判断のもと効果に応じて適宜増量していくものです。
適切な用量は医師が判断するため、自己判断で増量しないでください。

リベルサスの飲み方

リベルサスの飲み方

リベルサスは、1日1回1錠をコップ半分程度の水(120ml)で服用してください。
胃に内容物があると薬剤の吸収率が低下するため、服用タイミングは起床後の空腹時を推奨します。

リベルサスの飲み方
  • 1日1回1錠(3mg・7mg・14mg)を服用
  • 起床後空腹時
  • コップの約半分の水(120ml)で服用
  • 服用後少なくとも30分は飲食しない(他のお薬の服用も含む)
  • 服薬ゼリーやオブラートは使わない

飲み忘れがあった場合は、その日はスキップして次の日からいつも通り1錠服用してください。
飲み忘れた場合でも、1度に2錠の服用は絶対に避けてください。

リベルサスで痩せない人

リベルサスで痩せない人の特徴

リベルサスを服用しても痩せない人の特徴は以下となります。

  • 過食を繰り返すなど、食生活を改善していない
  • 運動を全くしていない
  • 効果が出る前に服用をやめてしまった
  • 服用方法を間違えている

リベルサスは自然と食欲を抑えられる薬ですが、過食を繰り返すなど食生活の改善が見られない場合は効果を実感できない可能性があります。
服用と一緒にバランスの良い食事や適度な運動を行ってください。

個人差がありますが、リベルサスは2~3ヶ月ごろから効果を実感できるため、短期間でやめてしまうと変化を感じにくいでしょう。
より効果を得るためにも、服用期間や正しい飲み方を確認しましょう。

リベルサスの飲み方

リベルサスの副作用

リベルサスの副作用は、悪心や下痢などの胃腸障害に現れやすいです。
服用後の体調変化を見るためにも、医師の指示のもとで低用量から徐々に用量を上げていくのが一般的です。
症状の発現や期間には個人差があるため、副作用が続く場合は医師に相談してください。

5%以上 1〜5%未満 0.5〜1%未満 頻度不明
免疫系障害 過敏症(発疹、蕁麻疹など)
代謝及び栄養障害 食欲減退
神経系障害 頭痛 浮動性めまい、味覚異常
眼障害 糖尿病網膜症
心臓障害 心拍数増加
胃腸障害 悪心、下痢 便秘、嘔吐、腹部不快感、腹痛、消化不良、上腹部痛、腹部膨満、胃食道逆流性疾患 鼓腸、胃炎、おくび
肝胆道系障害 胆石症
全身障害及び投与部位状態 疲労、無力症
臨床検査 リパーゼ増加 体重減少、血中クレアチンホスホキナーゼ増加、アミラーゼ増加

吐き気を感じる場合は、消化に良い食事に変えて胃に負担をかけないようにしましょう。
下痢が続くときは、脱水症状を防ぐためにこまめな水分補給を心がけてください。

リベルサス重篤な副作用

リベルサスは稀に低血糖や急性膵炎といった重篤な副作用が報告されています。

低血糖
⇨ ふるえ、動悸、冷や汗、空腹感 など

急性膵炎
⇨ 嘔吐を伴う激しい腹痛(ヘソからみぞおち周囲から次第に腹部全体に広がる)、背部痛 など

リベルサスを服用する上で注意したいのが、極端な食事制限を行うと低血糖を引き起こす危険性があります。
リベルサスを服用する際は、過度な食事制限ダイエットはせず、医師と相談しながら食事管理をしてください。
また、他の糖尿病治療薬を使用している方も同様に低血糖のリスクがあります。
ふるえや動機など低血糖の症状が現れた場合は、糖分やブドウ糖をとるようにしてください。

低血糖など重篤な副作用が出た場合は、速やかに医師に相談してください。

ドクターイラスト

リベルサスの併用禁忌薬と飲み合わせに注意が必要な薬

リベルサスには併用禁忌薬に該当するお薬はありませんが、併用に注意が必要な薬があります。
インスリン製剤など糖尿病治療で使用されている薬は、血糖値を下げる働きを強める可能性があり飲み合わせに注意が必要です。

リベルサスの併用注意薬
  • 糖尿病治療薬
    • ビグアナイド系薬剤
    • スルホニルウレア剤
    • 速効型インスリン分泌促進剤
    • α-グルコシダーゼ阻害剤
    • チアゾリジン系薬剤
    • DPP-4阻害剤
    • SGLT2阻害剤
    • インスリン製剤
  • レボチロキシン製剤

リベルサスによる消化スピードを遅らせる作用が、レボチロキシン製剤の作用を強めることがあります。

併用注意薬は副作用が強く出る原因にもなるので、服用中のお薬や追加で必要になった際は医師に伝えるようにしてください。

リベルサスを服用できない人

次に該当する人は、リベルサスを服用することができません。

リベルサスの成分に対してアレルギー(過敏症)の既往歴がある人
⇨ アナフィラキシーを避けるため

糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡、1型糖尿病の人
⇨ インスリン製剤による治療が必須となるため

重症感染症、手術などの緊急の場合
⇨ インスリン製剤による血糖管理が望ましいため

リベルサスの服用が他の治療に影響したり、副作用を起こす原因となるので、治療中の病気やアレルギーがあれば必ず医師に伝えるようにしてください。

また、以下のように健康状態によっては服用に注意が必要な場合もあります。

リベルサスの服用に注意が必要な方

膵炎の既往歴がある人
⇨ リベルサスは急性膵炎を起こすおそれがあるため

重度の胃腸不全麻痺など、重度の胃腸障害がある人
⇨ 胃腸障害の症状が悪化するおそれがある

低血糖を起こすおそれがある以下の人
⇨ 脳下垂体機能不全又は副腎機能不全・栄養不良状態、飢餓状態、不規則な食事摂取、食事摂取量の不足又は衰弱状態・激しい筋肉運動・過度のアルコール摂取者

胃の摘出術を受けた人
⇨ リベルサスは胃で吸収されるため、有効性が弱まる可能性がある

小児
⇨ 臨床試験などが行われていない

妊娠予定2ヶ月以内の女性・妊婦・授乳婦
⇨ 原則リベルサスの使用は認められていない

高齢者
⇨ 一般的に生理機能が低下しているため

リベルサスの保険適用の条件

リベルサスをダイエット目的で服用する場合は保険適用になりません。

リベルサスは2型糖尿病の治療薬として認可されています。
そのため、糖尿病の治療であれば保険適用になりますが、痩身目的の場合は自由診療が一般的です。
※フィットクリニックでは保険診療をおこなっていません

リベルサスと同じ有効成分を含む注射薬の「ウゴービ」は2024年2月から肥満治療薬として保険適用になりました。
ただし、保険が適用されるのは高血圧、脂質異常症、2型糖尿病などの肥満症が認められる場合であり、誰もが保険適用になるとは限りません。
※当院ではウゴービを処方していません

リベルサスを処方してもらうには

ダイエット目的でリベルサスを処方してもらうには、メディカルダイエットや肥満治療を行っているクリニックに受診してください。
リベルサスの輸入代行サイトを介して個人輸入する行為は、偽物や健康被害のリスクも高く推奨できません。

リベルサスの費用相場

自由診療でリベルサスを処方してもらう場合の費用は、20,000円前後です。

リベルサスの費用相場
  • 初診料:2,000〜5,000円ほど
  • 薬代:20,000円前後 / 月

この他に経過観察にかかる再診料や、医療機関によっては調剤費などがかかることもあります。
リベルサスを安く購入するのであれば、通販(個人輸入)よりもオンライン処方がおすすめです。
リベルサスの通販やオンライン診療については以下をご覧ください。

リベルサスの通販について

フィットクリニックのリベルサスの処方価格

フィットクリニックでは、リベルサス3mg・7mg・14mgをご用意しています。

リベルサスを初めて服用する方
リベルサス3mg (30錠)
リベルサス3mg(30錠)
7,200円(通常8,000円)

※送料は別途385円かかります

診察時に2回目の予約を確定いただくと割引価格7,200円(通常8,000円)で処方しています。
リベルサスを初めて服用する方も試しやすい価格帯が魅力です。

リベルサスを服用したことがある方
  3mg 7mg 14mg
30錠 8,000円 15,800円 23,000円
90錠 22,800円
(7,600円/月)
45,000円
(15,000円/月)
65,500円
(21,850円/月)
180錠 43,200円
(7,200円/月)
85,200円
(14,200円/月)
124,200円
(20,700円/月)
定期配送 7,985円/
30錠
15,000円/
30錠
21,850円/
30錠

リベルサスを服用したことがある方は、1ヶ月あたり最大10%割引のまとめ買いが可能です。
長期的なダイエットをご検討中の方はぜひご利用ください。

より効果を実感したい方へお得なセット処方
プラン名 価格 / 月 定期配送 / 月
短期痩身プラン
(経口薬)

(リベルサス+フォシーガ)
17,200~38,000円 17,200~35,700円
脂質阻害プラン
(経口薬)

(リベルサス+オルリファスト)
11,200~29,000円 11,200~26,700円
リバウンド抑制プラン
(経口薬)

(リベルサス+オルリファスト)
11,400~27,200円 11,400~24,900円

リベルサスとダイエット薬を組み合わせたセットプランとなります。
短期間で痩身を目指したい方やよりダイエット効果を実感したい方に選ばれています。

メディカルダイエットのオンライン診療について
当院の料金詳細

リベルサスとメトホルミンは併用できる?

リベルサスとメトホルミンは併用禁忌ではありませんが、低血糖のリスクが増加する可能性があるため、併用には注意が必要です。

リベルサスとメトホルミン
の効果

リベルサス:GLP-1受容体作動薬となり、食後の血糖値をコントロールする、食欲抑制、胃の内容物の排出を遅らせる効果がある

メトホルミン:ビグアナイド系薬剤となり、肝臓で糖の作成を抑制、筋肉などで糖の取り込みを促進する、血糖値を下げる効果がある

メトホルミンとの併用によって、より効果が期待できるケースもあります。

しかし、副作用のリスクが高まる可能性があるため、自己判断で併用せず必ず医師に相談してください。

※当院ではメトホルミンを取り扱っていません。

リベルサスについてまとめ

ここまで、リベルサスのダイエット効果について解説しました。

薬の効果や副作用について、きちんと理解してから服用しましょう。

なお、フィットクリニックではリベルサスを取り扱っています。

医師の診察を受け、安全に服用することができるため、処方をご希望の方は当院までご相談ください。

リベルサスについてよくある質問

  • Q
    リベルサスとサクセンダどちらが痩せる?
    A
    リベルサスとサクセンダを比較した体重減少率のデータはありません。
    なので、どちらが痩せるとは一概には言えませんが、使用実績から考えるとサクセンダの方が豊富です。
    ただ、サクセンダは自己注射になります。
    もし注射に対して抵抗があるようであれば、リベルサスを使用するのがおすすめです。

    GLP-1ダイエットは注射と飲み薬どっちが痩せる?

  • Q
    少しのダイエットでも使える?
    A
    現在の体型や体重にもよりますが、医師の判断によってはリベルサスの使用が可能です。
    処方を希望されるのであれば、まずは医師にご相談ください。
  • Q
    ほかの糖尿病の薬と併用しても大丈夫?
    A
    他の糖尿病の薬とリベルサスを併用すると、必要以上に血糖値を下げてしまう可能性があります。
    糖尿病の治療に影響したり、体調を崩す原因にもなるので、糖尿病の薬を服用中なのであれば医師にご相談ください。
  • Q
    妊娠・授乳中でも使える?
    A
    妊娠・授乳中のリベルサスの使用は、原則できません。
    リベルサスによる治療によるメリットが、デメリットを上回る場合にのみ服用できるので、自己判断での服用は控えるようにしてください。
  • Q
    リベルサスのダイエット効果は?
    A
    リベルサスは食欲抑制や消化スピードを遅らせる効果があり、自然と食事量を抑えて痩せやすい体質へ導きます。
    バランスの良い食事や適度な運動を組み合わせることで、より効果を発揮するお薬です。
  • Q
    リベルサスとメトホルミンの違いは?
    A
    リベルサスとメトホルミンは薬の作用に違いがあります。リベルサスはGLP-1受容体作動薬であり、食後の血糖値をコントロールする働きや食欲を抑制する効果があります。メトホルミンはビグアナイド系薬剤と呼ばれ、肝臓に働き糖新生の抑制や筋肉に糖を取り入れるように促し血糖値を下げる作用があります。
  • Q
    リベルサスはどこで処方してもらえる?
    A
    リベルサスをダイエット目的で服用する場合は、メディカルダイエットや自由診療で肥満治療をおこなっているクリニックで処方してもらえます。

その他よくある質問はこちらをご確認ください

当院で取り扱っているリベルサスの注意事項

フィットクリニックのリベルサスに関する注意事項は以下となります。
ご不明点がございましたら、お気軽にご相談ください。

リベルサスに関する注意事項
医薬品の承認状況について リベルサスは、厚生労働省により「2型糖尿病治療薬」として承認されていますが、肥満治療を目的とした使用は日本国内では承認されていません。
入手経路について 当院で処方するリベルサスは、国内の正規販売代理店(医薬品卸業)を通じて、法律に従って仕入れたものです。
諸外国における安全性情報と副作用 リベルサスと同一成分を含む注射剤が、2021年6月4日にアメリカ食品医薬品局(FDA)により肥満症治療薬として承認されています。

副作用として、急性膵炎や低血糖症状(冷や汗、吐き気、手足の震え、ふらつき、脱力感)、嘔吐、腹痛、下痢、便秘などが報告されています。
医薬品副作用被害救済制度について
肥満治療目的での使用において、万が一重篤な副作用が発生した場合、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。ご使用にあたっては、慎重にご判断ください。

関連記事

関連記事

メディカルダイエットとは

メディカルダイエットとは何?効果は?本当に痩せるの?メリット・デメリットもご紹介。フィットクリニックは豊富なプランをご用意しています。

関連記事

痩せ薬の種類と効果について

痩せ薬にはどんな種類がある?効果に違いはある?クリニックで処方されるダイエット薬の特徴や作用の仕組みを解説します。なおフィットクリニックでもダイエット薬を取り扱っています。

関連記事

リベルサスの通販について

リベルサスは通販よりクリニックにて安く購入できます。フィットクリニックでは最短即日発送で通販より早く安全にリベルサスを手に入れられます。

関連記事

ウゴービの詳細

肥満治療薬として保険適用になった新薬「ウゴービ」。本薬の副作用や効果、どのようにして痩せるのかについても解説します。

関連記事

サクセンダの詳細

痩せる薬「サクセンダ」はどのくらい痩せることが可能なのか?このページではサクセンダのダイエット効果や使い方、副作用について解説しています。フィットクリニックでもサクセンダの処方を行っております。

関連記事

メディカルダイエットのオンライン診療について

メディカルダイエットのオンライン診療は、最短即日発送・診察料無料のフィットクリニックが便利です。予約~処方まですべて自宅で完結するため、近くに病院がない方や忙しい方もぜひご利用ください。

関連記事

GLP-1ダイエットについて

メディカルダイエットの一つとして人気を集めているGLP-1とは、どんなクスリなのか?このページではGLP-1について詳しく解説しています。フィットクリニックでもGLP-1の薬の処方を行っております。