GLP−1ダイエットは、痩身治療のひとつとして注目を集める、医学的なアプローチに基づいた体重管理法です。
この方法で使用されるGLP-1受容体作動薬には「注射」と「飲み薬」があり、どちらを選ぶべきか迷う方も多いでしょう。
本記事では、注射と飲み薬の効果の違いや、それぞれに適した方を詳しく解説しています。
自分に合ったGLP-1ダイエットで減量を成功させるために、ぜひ参考にしてください。
GLP-1ダイエットは注射と飲み薬のどちらが痩せるのか
GLP-1ダイエットを考える際、注射薬と飲み薬のどちらが効果的に痩せるかは多くの人が気になるポイントです。
注射も飲み薬もそれぞれにメリット・デメリットがあり、どちらが痩せるとは一概には言えません。
そのため、ご自身の体質やライフスタイルに合った治療法を選ぶことが、GLP-1ダイエットの成功につながります。
ここでは、それぞれの特徴について簡単にご紹介します。
飲み薬よりも痩せやすい可能性はあります。
※リベルサスの治療用量の上限である14mgは、サクセンダの1.8mgに相当。
一方で、サクセンダの治療用量の上限は3.0mgとなるので、単純な用量だけで見るとサクセンダの方が痩せやすいと言える
ただし、用量が増えれば副作用のリスクが高まるため、慎重な管理が必要です。
また、薬剤を直接体内に送り届けるため、代謝の影響を受けにくく、効果が安定しやすいとされています。
飲み薬は手軽に摂取できるため、注射に抵抗がある方でも日常生活に取り入れやすいというメリットがあります。
しかし、飲み薬は服用方法にコツがあり、正しく服用できないとダイエット効果が安定しにくい場合があります。
また、飲み薬は代謝の影響を受けやすく、痩せやすさは個人差が生じやすいです。
GLP-1ダイエットで注射と飲み薬のどちらが向いているのか
GLP-1ダイエットで用いる注射と飲み薬を選ぶ際に、どちらかが適しているかを判断することは重要です。
特に、治療をどのくらいの期間続けるかによって、その選択肢は大きく変わります。
治療が長期にわたるほど治療費もかさんでくるため、治療期間に対してのコストも考慮しなければなりません。
フィットクリニックの処方価格を例に、注射と飲み薬の治療費用を見てみましょう。
【フィットクリニックのGLP-1処方価格の比較】
薬剤 | 価格 |
---|---|
注射(サクセンダ/本) | 16,800円 |
飲み薬(リベルサス3mg) | 7,200円 |
これらは、いずれも30日分の価格となっています。
GLP-1ダイエットは、継続することで効果が実感できるダイエット法です。
数日で急激に痩せるわけではないため、現在の体重からどのくらいの期間にわたって治療が必要かを考慮し、経済的に無理のない選択をすることが大切です。
次に、それぞれの選択肢がどのような人に向いているかについて、さらに詳しく解説していきます。
GLP-1注射薬が向いている人
GLP-1注射薬は
- 効果の持続性や投与の柔軟性を重視する方
- 自己注射に抵抗がない方
にとって優れた選択肢となります。
- ゆっくり吸収されるため効果が持続しやすい
注射薬は、皮下に注射することで薬剤がゆっくりと吸収されるため、長時間にわたって安定した効果を維持できます。これにより、1日に何度も服用する必要がなく、治療の手間が軽減されます。 - 投与タイミングを選ばない
注射薬は、投与のタイミングが比較的柔軟で、食事や日常生活に合わせて調整する必要が少ないため、投与スケジュールの管理が容易です。 - 治療用量を細かく調整できる
患者のニーズや体の反応に合わせて、治療用量を細かく調整できるため、個別化された治療が可能です。これにより、最適な効果を得ることが期待できます。
- 価格が高い
注射薬は飲み薬に比べて価格が高い傾向にあります。長期間の使用を考えると、経済的な負担が大きくなる可能性があります。 - 自己注射の手間がある
注射薬を使用するには、自己注射が必要となります。針を使用することに抵抗がある人や、注射の手間を負担に感じる人には向いていない場合があります。
GLP-1飲み薬が向いている人
GLP-1飲み薬は
- コストを抑えたい方
- 注射が苦手な方
- 家族や周囲に治療を知られたくない方
(注射器や針などを使用しないため)
に適しています。
- 価格が安い
飲み薬は注射薬に比べて価格が安く、経済的な負担が軽減されます。長期的な治療が必要な場合にも、コストを抑えやすいというメリットがあります。 - 飲むだけで使用しやすい
飲み薬は単に服用するだけで良いため、注射に比べて簡便であり、日常生活に無理なく取り入れることができます。忙しい生活の中でも継続しやすいことが特徴です。 - 注射の痛みがない
注射に伴う痛みや針への抵抗感がないため、痛みを避けたい人にとって大きなメリットとなります。
- 空腹時の服用が必要
飲み薬は、効果を最大限に引き出すために空腹時に服用する必要があります。このため、食事のタイミングに注意が必要で、生活リズムに影響を与える可能性があります。 - 吸収率が食事やタイミングにより変動する
飲み薬は、食事の内容や服用タイミングによって吸収率が変動しやすく、効果が一定でない場合があります。これにより、個々の体質や生活習慣によっては効果が異なることがあります。
フィットクリニックで取扱うGLP-1受容体作動薬
フィットクリニックでは、GLP-1受容体作動薬である「サクセンダ」と「リベルサス」の2種類を取り扱っています。
初めてGLP-1受容体作動薬を処方される方には、初回割引価格が適用となります。
※初回割引適用条件として、各医薬品をはじめて使用する方、2回目の予約をされる方に限ります
※リベルサス3mg 30錠は別途385円の送料がかかります
リベルサスとサクセンダの使用経験のある方は、まとめ買いも可能です。
その場合、初回割引は対象外となりますが、それぞれ処方数に応じた割引が適用となります。
リベルサスで最大10%、サクセンダで最大15%割引となります。
【リベルサス】
3mg | 7mg | 14mg | |
---|---|---|---|
30錠 | 8,000円 | 15,800円 | 23,000円 |
90錠 | 22,800円(7,985円/月) | 45,000円(15,000円/月) | 65,500円(21,850円/月) |
180錠 | 43,200円(7,200円/月) | 85,200円(14,200円/月) | 124,200円(20,700円/月) |
定期配送 | 7,985円 | 15,000円 | 21,850円 |
※リベルサス3mgの30錠と定期配送のみ別途385円の送料がかかります
【サクセンダ】
通常価格 | 定期配送価格 | |
---|---|---|
1本 | 19,800円 | 18,810円 |
2本 | 37,620円(18,810円/1本) | 35,740円(17,870円/1本) |
3本 | 53,460円(17,820円/1本) | 50,780円(16,929円/1本) |
5本 | 84,150円(16,830円/1本) | - |
※定期配送の上限は1か月の使用量を考慮し3本までとなります。
どちらも、GLP-1ダイエットにおいてスタンダードな薬剤として広く利用されています。
GLP-1の処方には医師の診察が必要となりますので、ご興味のある方はぜひ下のボタンからご相談日時をお選びください。
フィットクリニックのオンライン診療
フィットクリニックでは、自宅などから利用できるオンライン診療を実施しています。
初診からでも受けられ、アプリを使わず簡単に即時予約できるため、問診から処方までが非常にスムーズです。
当院のメディカルダイエット オンライン診療の特徴 |
|
---|---|
初診からオンライン診療可能 | |
15時までの入金で即日発送 | |
自由診療なので家族にバレない | |
カレンダーから簡単予約 | |
専用のアプリ不要 | |
様々なお支払方法に対応 |
各種GLP-1受容体作動薬も15時までの入金確認で即日発送に対応しているので、GLP-1ダイエットをはじめたいと思ったタイミングですぐにスタートできます。
オンライン診療の料金
フィットクリニックのオンライン診療は、薬代と送料のみとなっており、診察料などは一切かかりません。
メディカルダイエット
オンライン診療の料金
初診料・診察料 | 無料 |
---|---|
送料 | 1万円以上無料 ※1万円未満の場合385円 |
シンプルな料金体系となっているので、はじめてオンライン診療を利用する方でも安心してご利用いただけます。
オンライン診療の内容・所要時間
オンライン診療の内容と所要時間は、以下のとおりです。
所要時間 | |
---|---|
予約・問診 | 3分程度 |
診療 | 4~7分程度 |
処方 | オンライン:最短即日発送 |
なお当院は自由診療のため、保険証や身分証明書の提示は必要ありません。
トータル10分ほどで処方が完了となり、問診の内容も治療ができる健康状態かチェックを行うのみとなっています。
手間や負担のない、スピード処方が当院のオンライン診療の大きな特徴です。
オンライン診療の流れ
フィットクリニックのオンライン診療は、簡単かつスムーズに進行します。
以下の表で、オンライン診療の流れをご確認ください。
-
STEP 01
予約・問診日時を決めて予約後、当日までに問診票を記入します。
-
STEP 02
電話を待つご予約の日時に電話しますのでお待ちください。
-
STEP 03
電話で診察記入いただいた問診に沿って診察を行います。
平均10分ほどです。 -
STEP 04
お支払い代金をお支払いください。
※代金引換はお薬の受け取り時にお支払いください -
STEP 05
発送お薬を発送します。
※中身が分からないように梱包しています
シンプルな手順となっており、患者様の負担になるような面倒なやりとりがありません。
スキマ時間を利用して、自宅でも気軽に診療を受けることができます。
GLP-1受容体作動薬の基本情報
GLP-1受容体作動薬は、体内で分泌されるホルモン「GLP-1」を補う薬です。
このホルモンはインスリンの分泌を促進し、血糖値が上がりすぎるのを防ぎます。
また、胃の動きを遅くして食べ物の消化をゆっくりにすることで、満腹感を長く保ち、食べ過ぎを防ぐ効果もあります。
血糖値コントロールによって摂取カロリーを抑えられ、続けることで食事制限に近い効果が得られます。
また、ダイエットによる空腹のストレスも感じにくくなるので、反動によるリバウンドのリスクが軽減されるのも特徴です。
【まとめ】どちらが痩せるかは薬との相性による
注射薬と飲み薬には、それぞれメリットとデメリットがあり、個々の体質やライフスタイルによってダイエット効果が得やすい薬は異なります。
どちらか一方が痩せるとは言い切れないため、注射薬と飲み薬のどちらが自分に向いているかお悩みの方は、ぜひ当院にご相談ください。
よくあるご質問
-
- Q
GLP-1は注射と飲み薬どちらが痩せますか?
- A
GLP-1受容体作動薬の効果は、注射薬と飲み薬で異なる場合がありますが、効果の発現具合は個々の体質や生活習慣によって異なります。注射薬は効果が安定しやすい一方で、飲み薬は手軽さが魅力です。どちらが自分に合っているかについては、医師と相談しながら選ぶことをお勧めします。
- Q
-
- Q
リベルサスとサクセンダの違いは何ですか?
- A
リベルサスとサクセンダの主な違いは、投与方法、価格、吸収スピードにあります。リベルサスは経口摂取できる飲み薬で、手軽に服用できるのが特徴です。
一方、サクセンダは注射薬で、体内でゆっくりと吸収されるため、効果が持続しやすいです。
また、価格にも差があり、リベルサスは比較的安価で、サクセンダはやや高額です。
これらの違いを考慮し、自分に合った方法を選択することが重要です。
- Q
関連記事
当院で取り扱っているダイエット薬の注意事項
フィットクリニックでは、国内未承認医薬品や、国内で承認された医薬品の承認用途とは異なる目的で使用している医薬品がございます。
以下に注意事項を記載いたしますので、十分にご理解いただいた上でご使用ください。
リベルサスに関する注意事項 | |
---|---|
医薬品の承認状況について | リベルサスは、厚生労働省により「2型糖尿病治療薬」として承認されていますが、肥満治療を目的とした使用は日本国内では承認されていません。 |
入手経路について | 当院で処方するリベルサスは、国内の正規販売代理店(医薬品卸業)を通じて、法律に従って仕入れたものです。 |
諸外国における安全性情報と副作用 |
リベルサスと同一成分を含む注射剤が、2021年6月4日にアメリカ食品医薬品局(FDA)により肥満症治療薬として承認されています。 副作用として、急性膵炎や低血糖症状(冷や汗、吐き気、手足の震え、ふらつき、脱力感)、嘔吐、腹痛、下痢、便秘などが報告されています。 |
サクセンダに関する注意事項 | |
---|---|
医薬品の承認状況について | サクセンダと同成分の「ビクトーザ」は、2型糖尿病治療薬として厚生労働省に承認されています。しかし、サクセンダの肥満治療目的での使用は、日本国内では承認されていません。 |
入手経路について |
サクセンダは、厚生局の正式なプロセスを経て、当院医師の判断により輸入しています。 また、個人輸入サイトなどを通じて一般の方が医薬品を購入し使用する場合、リスクや健康被害に関して厚生労働省から注意喚起が出されています。詳しくは下記リンクをご確認ください。
参考サイト
|
諸外国における安全性情報と副作用 |
サクセンダは、2014年12月23日にアメリカ食品医薬品局(FDA)で肥満治療薬として承認されています。 副作用として、急性膵炎、低血糖症状(冷や汗、吐き気、手足の震え、ふらつき、脱力感)、嘔吐、腹痛、下痢、便秘などが報告されています。 |
医薬品副作用被害救済制度について |
---|
肥満治療目的での使用において、万が一重篤な副作用が発生した場合、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。ご使用にあたっては、慎重にご判断ください。 |
患者様一人ひとりの生活スタイルや症状に合わせた、最適なお薬と治療プランをご提案いたします。