AGA・薄毛

頭皮が乾燥する原因とは?抜け毛との関係や、正しい頭皮の乾燥対策を紹介

こちらの記事はフィットクリニック服部圭太院長が監修しています。
AGA・薄毛

頭皮もお肌と同様に、環境、体質、年齢、ライフスタイルなどが原因で乾燥する場合があります。

さらに、乾燥により頭皮に水分が足りない状態が続くと、抜け毛やかゆみ・フケなどの頭皮トラブルに発展する場合もあるので注意が必要です。

このページでは、頭皮が乾燥してしまう原因や、抜け毛などの頭皮トラブルとの関係についてなど詳しく解説しています。

また、正しい頭皮の乾燥対策についても紹介しているので、気になる方は是非お役立てください。

なお、「抜け毛が多くて気になる…」といったお悩みがある場合、薄毛治療することで改善できる可能性があります。
フィットクリニックでは男性はAGA治療、女性はFAGA治療を行っているので、詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

頭皮が乾燥する原因

頭皮は全身の中でもっとも皮脂腺が多く、その数は顔のTゾーンの約2倍と言われています。

頭皮の汗腺もよく汗をかく手のひらや足の裏の次に多く、髪に覆われているので湿度が高いのも特徴です。

そのため「そんなに乾燥しないのでは?」と思うかもしれませんが、実は頭皮は水分を保つ機能が低いのです。

主に、体質や環境、生活習慣などが原因で頭皮から水分が奪われ、乾燥によりさまざまなヘアトラブルを招くことも珍しくありません。

髪の悩みを増やさないためにも、まずは乾燥の原因を知るところからスタートしていきましょう。

乾燥しやすい体質の方

頭皮の乾燥には体質が関係している場合があります。

体質的に肌のバリア機能がもともと弱い方は、外部からのストレス(紫外線や湿度の低下など)に弱く、頭皮にも乾燥が起こりやすくなります。

さらに、女性はもともと男性に比べ皮脂の分泌量が少ないため、女性はより乾燥しやすい体質と言えるため注意が必要です。

その他に年齢やアトピーも頭皮の乾燥に関係があります。

加齢によりホルモンバランスが乱れると、皮脂の分泌量が低下します。

皮脂は保湿に関わるため、皮脂の減少により潤いを保てなくなり、その状態が続くことで頭皮の乾燥を招きます。

アトピー体質の方は頭皮に症状が現れる場合があり、乾燥や炎症によるかゆみの原因になります。

洗浄力の強いシャンプーを使っている

洗浄力の強いシャンプーは汚れをしっかり落とすものの、必要な皮脂まで洗い流してしまい頭皮を乾燥させる原因になります。

皮脂には以下の働きがあります。

皮脂の働き
  • 頭皮の水分バランスを保つ(保湿機能)
  • 外からの刺激や異物の侵入を防ぐ(バリア機能)

このように頭皮の皮脂には「保湿」と「バリア」の2つの役割があります。

洗浄力の強いシャンプーで頭皮を洗うと、乾燥を招くだけでなく、雑菌が繁殖しやすい環境を作り出す原因にもなります。

頭皮のバリア機能の低下は、炎症雑菌のさまざまなヘアトラブルに繋がるケースもあるので、シャンプーは強い洗浄力ではなく、適度な洗浄力のものを選ぶ必要があります。

エアコンによる空気の乾燥

夏や冬に活躍してくれるエアコン(冷暖房)ですが、室内の温度をコントロールすると同時に空気中の水分を奪うものです。

乾いた空気の中では、頭皮も次第に乾燥するため、他にもさまざまなヘアトラブルの原因になります。

暖房 乾燥から守るため皮脂の分泌が増え、逆に頭皮のベタつきが起きやすくなる
冷房 髪のパサつき、枝毛、切れ毛、頭皮の血行不良による抜け毛などのトラブル

季節によっては手放せないエアコンですが、頭皮や髪のためにも自宅やオフィスといった室内では加湿や換気などで乾燥を防いでいきましょう。

冬や夏の季節は乾燥しやすい

冬や夏といった季節の変わり目は乾燥しやすい季節です。

夏に乾燥するイメージはあまりないかもしれませんが、以下の原因が考えられます。

  • 紫外線
  • 湿度が高いからとケアをサボりがち
  • 冷たい食べ物
  • 冷えによる代謝の低下

意外にも夏特有の乾燥原因がいくつも潜んでいます。

さらに冬は好天が続く場合が多く、夏ほどではないにせよ紫外線が強い季節でもあります。

大気の乾燥にくわえて紫外線を浴びすぎてしまうと、一気に頭皮の乾燥が進むので注意が必要です。

また季節の変わり目は「ゆらぎ肌」という、頭皮や肌が外からの刺激に影響を受けやすい状態になるものです。

この時期だけ普通肌の人が敏感肌になる場合もあるので、肌だけでなく髪や頭皮のケアも忘れずに行いましょう。

生活習慣の乱れ

身体にとって悪影響となる生活習慣は、頭皮にも同じことが言えます。

頭皮環境に悪影響となる生活習慣
  • 食生活
  • 睡眠
  • 運動不足
  • ストレス
  • 喫煙や過度な飲酒
  • 間違ったスキンケア

生活習慣の乱れは頭皮環境を悪くしてしまい、乾燥によるトラブルの原因にもなりかねません。

皮脂トラブルや常在菌の異常、フケ、ベタつき、ニオイ、さらには血行不良による髪の成長にも影響を及ぼす場合もあります。

不規則な生活による頭皮環境の変化は、すぐには現れず時間をかけて徐々に進行するため自分では気が付きにくいものです。

そのため、毎日規則正しい生活を心がけることが大切です。

頭皮の乾燥が原因で起こる症状とは?

頭皮の乾燥が進んでくると、次の3つの症状を起こすことがあります。

頭皮の乾燥で起きる症状

1つの症状だけでなく、複数の症状が重なることもあり、こうした症状が長く続いてしまうと薄毛の原因にも繋がります。

症状ごとのメカニズムを把握して乾燥対策につなげるためにも、詳しく見ていきましょう。

かゆみ

頭皮が乾燥していると、ピリピリとしたかゆみを感じやすくなります。

水分と皮脂が不足した頭皮は、バリア機能が働いていない過敏な状態です。
そのため外からの刺激を直に受けやすくなります。

その影響からかゆみに反応する神経が活性化し、乾燥が進むほどかゆみを感じる頻度が増えていきます。

かゆみがあるとついつい患部をかいてしまうものですが、これは以下の悪循環が起こりやすくなります。

かゆみの悪循環 かゆみ→かく→バリア機能が下がる→少しの刺激でも反応→悪化→かゆみ

掻くことで一時的にかゆみは緩和しますが、頭皮の乾燥はさらに進んで悪化させてしまうので注意しましょう。

フケ

フケには「乾性フケ」「脂性フケ」の2種類があり、乾燥により出てくるのが乾性フケです。

乾性フケは目が細かく、カサカサしているのが特徴で、頭皮の乾燥によりターンオーバーのサイクルが早まり、未熟な角質がフケとなって剥れ落ちます

本来、角質は頭皮の表面で頭皮保護と保湿の2つを行っており、約4週間で新しい角質と入れ替わりながら頭皮を守っています。これをターンオーバーといいます。

乾燥によりターンオーバーのサイクルが乱れると、頭皮はバリア機能が低下した状態となり、フケやかゆみなどのヘアトラブルを起こす原因になります。

また「フケ=汚い」のイメージから洗い過ぎてしまうと、さらに乾燥してフケも出やすくなるのでご注意ください。

抜け毛

乾燥が進むと、水分量と皮脂量のコントロールが正常に行われず頭皮が硬くなり、血行不良の状態になります。

健康な髪の成長・維持には栄養や酸素、さらにこれらをエネルギーに換えるための代謝機能が欠かせません。

そのため血行不良や代謝機能の低下が髪の成長を妨げ、弱った髪は抜け毛となる場合があります。

またフケが毛穴詰まりを起こすと毛根に常在菌が繁殖し、炎症によるダメージから「ひこう性脱毛症」と呼ばれる脱毛症が起きる恐れもあります。

頭皮が乾燥することは珍しくありませんが、その状態が続くと抜け毛・脱毛症などの頭皮トラブルに発展すると覚えておきましょう。

気になる抜け毛は治療薬で改善

乾燥による抜け毛は、頭皮環境が改善することで治りますが、時間がかかる場合があります。

その他、頭皮を保湿するだけでは抜け毛が治らないケースもあります。

抜け毛を早めに改善したい、予防したいとお考えの方は医薬品での改善がお勧めです。

当院では、頭皮を保湿する医薬品は処方しておりませんが、抜け毛予防・発毛改善の医薬品、育毛サプリメント、育毛シャンプーなどを取り扱っております。

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正しい頭皮の乾燥対策

頭皮を乾燥から守るためのセルフケアとして、エアコンの温度調整や加湿器を使っている人もいることでしょう。

しかし、中には乾燥する時期や肌質によっては保湿が足りず、頭皮トラブルや抜け毛を起こしやすい方もおられます。

正しい乾燥対策は、毎日のケアがポイントです。

外側だけでなく、身体の中からも頭皮の乾燥を防ぐ、正しい乾燥対策についてみていきましょう。

シャンプーの見直し

シャンプーによっては汚れやスタイリング剤はよく落ちるものの、頭皮や髪には刺激となる種類があります。

髪の洗い上がりがキシキシしているようであれば洗浄力や刺激が強く、髪や頭皮に必要な油分まで奪っている可能性があり、より頭皮の乾燥を強める可能性があります。

お勧めなのが、ほどよい洗浄力を残しつつ、髪や頭皮にやさしいシャンプーです。

頭皮に優しいおすすめシャンプー

アミノ酸系
⇨ ココイルグルタミン酸Na、ラウロイルメチルアラニンNa、ココイルグリシンK など

タウリン系
⇨ ココイルメチルタウリンNa、ラウロイルメチルタウリンNa、ココイルメチルタウリンNa など

ベタイン系
⇨ コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン、ラウリルベタイン など

こうした成分は汚れを落とす働きのある「界面活性剤」と呼ばれるもので、成分表示をチェックすると見分けることができます。

また、決して洗浄力の強いシャンプーがダメなわけではありませんが、体質的に合わない場合に乾燥を招くため、どうしても汚れが気になる時用にお使いください。

洗いすぎにも注意

朝シャン、夜シャン、1日2回など、シャンプーの頻度は人によって様々ではないでしょうか。

しかし、基本的に推奨されているシャンプーの頻度は1日1回です。

それ以上になると頭皮や髪の負担になり、余計に乾燥やパサつきが進み、フケ、かゆみといったトラブルが出やすくなる心配があります。

また洗い方についても、爪を立てて勢いよくゴシゴシ洗うのはNGです。

摩擦は頭皮にとってダメージになります。また爪で頭皮を強く掻き傷になると、そこから雑菌が繁殖しやすくなるケースもあります。

お勧めなのが予洗いです。
これは頭皮をシャワーで流すだけのもので、およそ7割の汚れが落ちると言われています。
使用するシャンプーの量も少なくなり、洗い過ぎを抑えるのでぜひお試しください。

入浴後はしっかり頭皮を乾かす

入浴後はつい面倒になり、しっかりと頭皮や髪を乾かしていない方もいるのではないでしょうか。

髪を自然乾燥すると必要以上に水分が蒸発します。

そのため乾燥が進み、逆に頭皮が水分を保つために皮脂を多く分泌してしまいます。

皮脂の分泌過多は雑菌を繁殖させ、フケ、さらにはニオイの原因となります。

頭皮や髪を乾燥によるトラブルから守るためにも、正しい髪の乾かし方を身につけていきましょう。

正しい髪の乾かし方

正しい髪の乾かし方は完全に乾かすのではなく、8割ほどに抑えるのがポイントです。

①タオルドライ

入浴後、まずタオルで表面の水分をしっかり取ります。

髪の根元あたりに水分がたまりやすいので、頭皮をマッサージするように優しく、タオルで髪を挟んで叩くイメージでやるのがコツです。

②ドライヤーで根元から乾かしていく

髪の毛が集中している根元は、乾きにくい部分です。

最初に頭皮にドライヤーを当てていき、毛先に向かって乾かしていくのがポイントです。

先に毛先からドライヤーを当ててしまうと乾かしすぎにつながるので、根元から毛先に向かって8割ほど乾かすようにしましょう。

ドライヤーは高温のため、一気に乾かそうとして頭皮や髪に近づけてしまうと、熱によるダメージを受けてしまいます。

頭皮や髪から10〜15cmほど離し、同じ場所に温風を当て続けないようにしてください。

頭皮の保湿はし過ぎない

頭皮の乾燥を防ぐためのヘアケアとして、頭皮用のローションやトニックといった保湿剤を使うのも1つの方法です。

しかし、ハンドクリームなどの保湿剤のように、頻繁に行うのは逆効果となるため、注意が必要です。

常に保湿されている状態だと、頭皮が「乾燥から守る必要はない」と誤った判断をするようになります。

すると皮脂の分泌が減っていき、乾燥やバリア機能の低下などによって本来の機能を果たせず、頭皮トラブルを招くことに繋がります。

皮脂の分泌を適切にコントロールするためには、特に乾燥しやすい時期などに限定して頭皮の保湿を行うのがお勧めです。

しっかりと睡眠を取る

しっかりと睡眠が取れると、"ヒーリングホルモン"とも呼ばれる成長ホルモンの分泌が促されます。

成長ホルモンには組織の成長と修復の働きがあります。

成長ホルモンの働き
  • 1日の疲れ・ストレスを取る
  • ターンオーバーをサポート

成長ホルモン分泌は、乾燥による頭皮トラブルを避けるのに効果的です。

また寝不足が続くと、睡眠中に分泌される"コルチゾール"と呼ばれるホルモンの分泌を妨げられます。

このホルモンが少ないと、日中にストレスの影響を受けやすくなり、自律神経の乱れから頭皮への血流が悪化する原因になります。

このように、睡眠は頭皮環境を整えるためには欠かせないものです。

そのため成長ホルモンの分泌には、十分な睡眠時間の確保と睡眠の質の向上が必要なのです。

必要な栄養素を摂る

頭皮の乾燥を防ぐため、体内から強化してくれる栄養素として、ビタミンA・C・Eは特にお勧めです。

この3つのビタミンは"ビタミンエース"とも呼ばれ、一緒に摂るとより効果的です。

<ビタミンA> 頭皮のターンオーバーを促し、皮脂分泌もコントロールしてくれる栄養素。
また髪や爪などの細胞を活性化し、活性酸素も除去してくれるので美容にも◎

含まれる食材:うなぎ、レバー、にんじん、ほうれん草、かぼちゃ など
<ビタミンC> コラーゲンの生成をサポートするビタミン。
強い抗酸化作用もあり、メラニンの生成を抑えるので紫外線対策としてもおすすめ。

含まれる食材:ブロッコリー、ピーマン、キウイ、いちご など
<ビタミンE> 別名"若返りのビタミン"とも呼ばれ、抗酸化作用と血行促進作用の2つの機能を持つ。
ターンオーバーを正常にし、頭皮のバリア機能が保たれるので乾燥予防にもピッタリ。

含まれる食材:アーモンド、ピーナッツ、かぼちゃ など

他にも頭皮や髪の材料となる「タンパク質」や、タンパク質やビタミンをエネルギーに換えるのをサポートする「亜鉛(ミネラル)」なども摂取が必要な栄養素です。

できるだけバランス良く、さまざまな食材から栄養を摂ることを意識してみましょう。

栄養の補助としてサプリメントの利用も有効です。手軽に必要な栄養を摂取できます。

帽子をかぶる

帽子やニット帽などはオシャレのためだけでなく、寒さや紫外線から頭皮を守る効果が期待できます。

さらに一定の湿度が保たれるので頭皮は潤いやすく、乾燥を防ぐのにも効果的と言えます。

また、就寝時にナイトキャップを被るのも1つの方法です。

髪の摩擦を防ぎ、髪や頭皮を乾燥から守ってくれるので、寝ている時のヘアケアアイテムとして注目が集まっています。

ただし、髪を乾かさないまま被ってしまうと、蒸れて雑菌が繁殖したり、ヘアトラブルを起こす原因にもなるのでご注意ください。

対策を行っても改善しない場合

頭皮の乾燥が一向に改善されない場合、単に乾燥しているだけでなく、別の病気の可能性を疑った方が良いかも知れません。

頭皮の乾燥を原因とする病気には以下のものがあります。

頭皮の乾燥を原因とする病気

ひこう性皮膚炎
⇨ 乾燥したフケが毛穴にフタをしてしまい、常在菌が異常繁殖し炎症を起こす病気。

接触性皮膚炎
⇨ "かぶれ"のことを指し、頭皮の乾燥にくわえ、かゆみや湿疹などの症状も見られる。

頭部白癬
⇨ 水虫の原因である白癬菌に感染し、かゆみや赤み、悪化すると脱毛を起こす場合がある。

乾癬(かんせん)
⇨ 頭皮や生え際に出やすく、皮膚が少し盛り上がり、そこに発疹やフケが出るのが特徴。

いずれもかゆみや炎症が出るため、乾燥以外の症状もチェックしてください。

症状により、悪化すると脱毛を起こすものもあるため、早めに皮膚科に受診しましょう。

抜け毛が続く場合はAGA・FAGAの可能性がある

乾燥と直接の関係はありませんが、抜け毛が治らないようであれば薄毛が進行している疑いもあります。

男性
⇨ AGA
(男性型脱毛症)
女性
⇨ FAGA
(女性型脱毛症)

これらの症状はホルモンの変化が原因とされる薄毛のため、ゆるやかなスピードで少しずつ進行しながら脱毛面積が広がるのが特徴です。

薄毛症状の多くの原因がAGAやFAGAのため、頭頂部や生え際、分け目といった部分で抜け毛が目立つ、短く細い髪が増えている場合、この症状の可能性があります

また乾燥による脱毛とは治療方法も異なり、改善には原因に直接アプローチする薬が必要です。

脱毛面積が広がるほど治療に時間もかかり、治療効果も実感しにくくなるため、AGAやFAGAの疑いがあれば専門のクリニックにご相談ください。

よくある質問

抜け毛は頭皮の乾燥に関係がある?
乾燥によって頭皮のターンオーバーが乱れ、大量のフケが毛穴を塞いでしまい、そこに常在菌が繁殖すると炎症を起こして抜け毛を起こす場合があります。
"ひこう性脱毛症"や"フケ症"と呼ばれ、乾燥に加え脱毛している部位で炎症がみられるようであれば、この症状の疑いがあります。
頭皮がかゆい場合、抜け毛が増えるサインですか?
かゆみは炎症が起因する場合が多いものです。
しかし、炎症で髪が抜けることはほとんどなく、抜ける場合はかなり症状が悪化している状態です。
かゆみに耐えかねてかきすぎてしまうと、物理的な刺激によって本来抜けるはずのない髪が抜けてしまうので注意が必要です。
頭皮の乾燥が治っても抜け毛が多いのはなぜ?
心身ともに健康にも関わらず抜け毛が多いのであれば、AGA(男性型脱毛症)やFAGA(女性型脱毛症)の疑いがあります。
頭頂部・生え際・前頭部・分け目などで抜け毛が目立ち、髪質も産毛のような髪が確認されていれば、AGAやFAGAの症状が進行している可能性が高いです。

まとめ

頭皮は肌と同じように乾燥し、頭皮環境の悪化からさまざまなトラブルに繋がるものです。

頭皮を乾燥させないためには日々のヘアケアを欠かさず、正しいケアができれば未然に頭皮トラブルを防ぐことに繋がります。


また抜け毛が起こっている場合、乾燥以外にもいくつか脱毛する原因が考えられます。

少しでも気になるようであれば、医師に相談することも検討してみてください。