治療でニキビが改善しても、油断すると再発してしまう方は少なくありません。
治療後の肌は炎症が落ち着いても、毛穴の詰まりや皮脂バランスが乱れやすく、大人ニキビが繰り返しやすい状態です。
こちらのページでは、ニキビ治療後に再発させない予防やケアの方法、ニキビ跡の改善などについて解説します。
当院では、オンライン診療によるニキビ治療後の対策や再発の治療を行っております。
ニキビの症状で悩みを抱えている場合は、お気軽にご相談ください。
フィットクリニックのニキビ治療
ニキビ治療後も再発しやすい理由
ニキビ治療後に再発しやすい主な原因として、以下が考えられます。
ニキビ治療後に再発しやすい理由
| 皮脂の過剰分泌 | ホルモンバランスや生活習慣の乱れにより皮脂が増えやすい状態が続く |
|---|---|
| 毛穴の詰まり | ターンオーバーの乱れで古い角質が蓄積し、毛穴が詰まりやすくなる |
| ストレス・疲労 | ホルモン分泌が乱れ、大人ニキビが繰り返しやすくなる |
| 不適切なケア | 洗いすぎや保湿不足が肌バリアを弱め、炎症のリスクを高める |
ターンオーバー:
古い角質が剥がれ落ちて新しい肌細胞に生まれ変わるサイクル。通常約28日周期で繰り返される。
治療によりニキビが改善しても、皮脂の過剰分泌や毛穴の詰まりという根本的な原因が残っていれば、再びニキビができる場合があります。
特に大人ニキビはホルモンバランスの乱れが主な原因となるため、ニキビの治療後も予防・再発ケアの継続が重要です。
ニキビ治療のゴールは「再発させない肌」づくり
ニキビ治療の本来のゴールは「今あるニキビをなくすこと」ではなく、再発しない肌をつくることです。
治療が終わった後も、スキンケアや生活習慣を継続的に整えることが、長期的にニキビのない状態を維持する鍵になります。
治療を「終わり」ではなく、改めて「ケアの始まり」として捉えるとよいでしょう。
当院で処方するニキビ治療後のケアに適した美容成分剤「スキンマリア」について、詳しくは以下をご覧ください。 美容内服薬「スキンマリア」
ニキビ治療後の予防はスキンケアで肌の環境を整える
ニキビ治療後の肌は、刺激に敏感な状態が続くため、正しいスキンケアで肌を整えることが再発予防に繋がります。
以下の3つのケアを正しく実践しましょう。
| ニキビ治療後の再発を防ぐ3つの習慣 | ||
|---|---|---|
| 洗顔 | 保湿 (化粧水・乳液) |
紫外線ケア |
|
|
|
正しい洗顔で毛穴のつまりを防ぐ
毛穴の詰まりはニキビ再発の主な原因のひとつです。
過剰な皮脂や汚れを適切に落とすことで、毛穴のつまりを予防できます。
- 1日2回(朝・夜)を目安に、泡立てた洗顔料で優しく洗う
- 洗いすぎは皮脂の過剰分泌を招くため注意
- 市販品は「ノンコメドジェニック」「低刺激・弱酸性」表示を目安に選ぶ
ただし洗いすぎは逆効果です。
皮脂を落としすぎると乾燥し、皮脂が過剰分泌されるためです。
1日2回(朝・夜)を目安に、泡立てた洗顔料で優しく洗い流しましょう。
徹底した保湿で乾燥を防ぐ
肌の乾燥は角質ニキビを再発させる原因のひとつです。
乾燥を防ぐために、洗顔後は速やかに化粧水・乳液などで水分と油分を補い、肌の潤いを保つことが大切です。
- オイル・アルコールフリーなど低刺激のもの
- ノンコメドジェニックのジェルや乳液を選ぶ
- 油分が多すぎる保湿クリームは毛穴のつまりの原因になるため注意
肌が乾燥すると角質が厚くなり毛穴が詰まりやすくなるほか、外部からの刺激に対する肌バリア機能の低下につながります。
紫外線ケアで炎症・色素沈着を防ぐ
ニキビ治療後は紫外線の影響を受けやすいため、外出時に日焼け止めを使用することをおすすめします。
- 日焼け止めはノンコメドジェニックのものを選ぶ
- 室内中心の日はSPF20〜30、屋外活動が多い日はSPF50が目安
- 紫外線ダメージを受けた日はビタミンCを補給し、メラニンの生成を抑える
紫外線はニキビの炎症を悪化させるだけでなく、治癒後の肌でメラニンを過剰生成させ、色素沈着(赤み・黒ずみ)の原因となります。
ニキビ跡の改善
ニキビが治った後も、色素沈着やクレーター(凹み)といったニキビ跡が残ってしまうことがあります。
ニキビ跡はニキビの炎症の深さや程度によって種類が異なり、それぞれに適したアプローチが必要です。まずは自分のニキビ跡がどんなタイプか確認しましょう。
| 種類 | 原因 | 特徴 | ケアのアプローチ |
|---|---|---|---|
| 色素沈着(赤み・黒ずみ) | 炎症後のメラニン過剰生成 | 紫外線で悪化しやすい | ビタミンC・トラネキサム酸の活用+日焼け止め |
| クレーター(凹み跡) | 強い炎症や ニキビを潰した際の組織損傷 | 自然回復が難しく 市販ケアには限界あり | 医療機関でのレーザー・ピーリングが有効 |
色素沈着(赤み・黒ずみ)の改善
紫外線を浴びると色素沈着が悪化しやすいため、日焼け止めの使用が最優先です。
ビタミンCやトラネキサム酸はメラニンの生成を抑制し、色素沈着の改善に効果的です。
軽度であれば、適切なケアを続けることで数ヶ月〜半年程度で薄くなることがあります。
クレーターの改善
クレーターは、強い炎症やニキビを無理に潰したことで皮膚組織が傷ついた状態です。
色素沈着とは異なり、皮膚の構造そのものが変化しているため、市販のスキンケアだけで改善できる範囲は限られています。
- 浅いクレーターは、ビタミンCの摂取やターンオーバーを整えるケアで目立ちにくくなる場合がある
- クレーターが気になる場合は早めに医師に相談することで改善の選択肢が広がる
ニキビの再発を防ぐ生活習慣
スキンケアと合わせ、日々の生活習慣を整えることもニキビ再発予防の重要な要素です。
食事・睡眠・ストレス管理・運動など、複数の要因が皮脂分泌やターンオーバーに影響しています。
| 睡眠 | 1日6〜8時間を目安に確保する。睡眠中の成長ホルモンが肌のターンオーバーを促進する |
|---|---|
| 食事 | ビタミンA・B群・C・Eを意識して摂取する。糖質・脂質の過剰摂取は皮脂を増やすため控える |
| ストレス管理 | ホルモンバランスを乱して大人ニキビの原因になる。自分にあった方法で発散する。 |
| 運動 | 血行改善で肌細胞への栄養供給が向上し、毛穴の詰まりが抑制される |
| 衛生管理 | 枕カバー・タオルはこまめに洗濯・交換し、スマートフォンの画面も除菌する |
特にストレスが原因の大人ニキビはあごやフェイスラインに発症しやすく、このエリアはターンオーバーが遅いためニキビ跡として残りやすい傾向があります。
生活習慣全体を見直すことで、再発しにくい体質づくりにつながります。
ニキビ治療後のアフターケア
ニキビ治療後の肌を長期的に整えるためには、スキンケアや生活習慣の改善に加えて、医薬品を活用したアフターケアが効果的な場合があります。
市販薬で対応できる範囲と、医療機関で処方される製品の違いを理解したうえで、自分に合ったケアを選びましょう。
美容内服薬「スキンマリア」
「スキンマリア」は、6種類の美肌・美白成分を1錠に凝縮した美容内服薬です。
| 成分 | 含有量 | 主な効果 |
|---|---|---|
| トラネキサム酸 | 250mg | メラニン生成・炎症抑制、 色素沈着の改善 |
| アスコルビン酸 (ビタミンC) |
133.3mg | コラーゲン生成促進、抗酸化作用 |
| カルシウム | 2.0mg | 肌荒れや疲労感の軽減 |
| ビタミンE | 26.7mg | 抗酸化作用・肌バリア安定 |
| L-システイン | 16.7mg | ターンオーバー正常化、代謝のサポート |
| グルタチオン | 33.3mg | 抗炎症・抗酸化作用・美白 |
これらの成分を別々に服用する場合は、複数の薬を飲み分ける手間がかかります。
スキンマリアなら1錠でまとめて摂取できるため、飲み忘れを防ぎやすく継続しやすいのが特徴です。
スキンマリアについての詳細は以下のページで解説しています。 スキンマリアの詳細
市販品ケアと医療機関での処方薬のメリット・デメリット
市販品を使ったセルフケアは手軽に始められる一方で、有効成分の含有量は医療機関の処方薬より少ない点に注意が必要です。
| メリット | デメリット | |
|---|---|---|
| 市販薬 | 手軽に購入できる コスト幅が広く継続しやすい | 有効成分の含有量が少なめ 重度のニキビ跡には効果が限定的 |
| 医療機関での処方薬 | 高濃度の有効成分で効果を実感しやすい 医師の指導のもと安全に使用できる | 処方が必要(フィットクリニックは オンライン診療で来院不要) |
色素沈着やクレーターが深刻な場合や、長期間改善が見られない場合は、医療機関に相談することをおすすめします。
ニキビが再発した場合の改善方法
ケアを続けていてもニキビが再発してしまった場合は、早めに適切な対処をすることが大切です。
再発したニキビを放置したり自己流で対処しようとすると、炎症が拡大してニキビ跡が残りやすくなります。
日本ではニキビを経験する人が約90%にのぼるにもかかわらず、医療機関を受診するのは約10%とされています。
当院では、繰り返すニキビや重症ニキビの治療薬として、イソトレチノインの処方を行っております。
ニキビ治療後の再発やニキビ跡を残さないためにも、症状を改善させ維持することが重要です。
イソトレチノイン処方
再発を防ぐには治療後のケアがポイント
ニキビ治療後も再発リスクはゼロではありません。
「治療が終わった=完治」ではなく、治療後のケアを継続することが再発させない肌をつくる最大のポイントです。
- スキンケアの徹底:
洗顔・保湿・紫外線対策を毎日続ける - 生活習慣の見直し:
食事・睡眠・ストレス管理で皮脂バランスを整える - ニキビ跡のケア:
色素沈着にはビタミンC・トラネキサム酸、クレーターには医療機関への相談を - 医薬品の活用:
市販薬で改善しない場合は、スキンマリアなど医療機関での処方薬を取り入れる
もしニキビができてしまった場合は、早期改善とニキビ跡の予防に努めてください。
当院ではオンライン診療によるスキンマリアの処方およびニキビ治療を行っております。
再発が繰り返される方、ニキビ跡が気になる方はお気軽にご相談ください。
スキンマリアのオンライン診療
ニキビ治療後の予防でよくある質問
ニキビ治療後の予防でよくある質問
-
- Q
ニキビの予防に食事は関係ありますか?
- A
健康な身体や健康な肌を作るのには、日々口に入れているものも大きく影響します。
そのため、偏った食生活はニキビや体調不良を起こす原因の1つとなり、逆にバランスの良い食生活をすれば、ニキビの予防や身体の健康に繋げることができます。
- Q
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- Q
睡眠不足ニキビの予防に悪影響ですか?
- A
睡眠不足は、肌のターンオーバーを乱すことによって肌バリアの低下を招き、ニキビを発症させる原因となります。
毎日6~8時間の睡眠を心がけ、質の高い十分な睡眠をとってニキビ予防に努めましょう。
- Q
-
- Q
ニキビ治療後、市販のスキンケアだけで再発は防げますか?
- A
軽度の再発予防であれば、正しいスキンケアと生活習慣の改善で対応できる場合があります。
ただし、市販薬の有効成分の含有量は処方薬より少ないことが多く、繰り返しニキビができる場合や色素沈着・クレーターが深刻な場合は、医療機関への相談を検討されることをおすすめします。
- Q
-
- Q
ニキビ跡の色素沈着はどのくらいで改善しますか?
- A
個人差はありますが、軽度の炎症後色素沈着は適切なケアを続けることで数ヶ月〜半年程度で徐々に薄くなることがあります。
紫外線ダメージが重なると改善が遅れるため、日焼け止めの使用と並行して、ビタミンCやトラネキサム酸を含むスキンマリアを取り入れることが有効です。
- Q
-
- Q
クレーター(凹み)は自分でケアできますか?
- A
浅いクレーターであればビタミンCの摂取やターンオーバーを整えるケアで目立ちにくくなる場合があります。
ただし深いクレーターは自宅ケアだけでの改善が困難なため、医療機関でのレーザー治療やケミカルピーリングなどの専門的な施術が必要なケースも多くあります。
気になる場合は早めに医師に相談されることをおすすめします。
- Q
参考サイト
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この記事の監修
(はっとり けいた)
【略歴】
- 平成17年
- 医療法人財団 河北総合病院 勤務
- 平成29年
- ゴリラクリニック 池袋院 管理者
- 令和5年~
- フィットクリニック院長 勤務


ニキビ治療後に大事なのは「ニキビが再発しない肌」に整えることです。再発して治療を繰り返さないためにできることがあります。