男性が禁煙するメリット9選！押さえておくべきポイントも解説

このページでは、男性が禁煙するメリットについて詳しく解説しています。

また、タバコを吸いたい気持ちをコントロールするポイントや、禁煙成功率を高める方法についても触れています。

タバコをやめようか迷っている男性は、禁煙に踏み切るきっかけにしてみてください。

フィットクリニックでは禁煙補助薬「チャンピックスジェネリック」を処方しております。

禁煙プログラムに合わせ、さまざまなプランをご用意しております。

詳しくはご相談ください。

禁煙する男性が増えている

年々、喫煙する男性が減っている一方で、禁煙する男性が増えています。

男女別の喫煙率の推移

厚生労働省の調査によれば、男性喫煙者の割合は1997年（平成9年）以降減少しており、2019年時点では喫煙率が30%を下回るまでになっています。

昭和のピーク時（1966年）の喫煙率が80%以上だったことも踏まえれば、昔と今ではタバコへの考え方が大きく変わったと言えるでしょう。

また、受動喫煙の健康リスクが一般に知られるようになったこと、喫煙可能な場所の減少、タバコの値上がりなどが禁煙を後押ししていると考えられます。

男性が禁煙するメリット9選

禁煙して失うものはほぼありませんが、手に入るものはさまざまです。

健康、時間、お金、見た目、さらにはQOL（生活の質）も高まることで、男性のライフスタイルは驚くほど豊かになります。

禁煙によってなにがどう変わっていくのか、男性の禁煙メリットをご紹介していきます。

なお、女性の禁煙については以下をご覧ください。

禁煙が早ければ早いほど寿命が延びる

日本国内の調査では20歳よりも前に喫煙をはじめると、男性の寿命は8年も短くなることがわかっています。

寿命を削りながら一時の満足感を得ている状態のため、タバコによって失うものは大きいです。

禁煙は、早ければ早いほど余命を取り戻すことができます。

禁煙した年齢ごとの寿命の変化

参考：Mortality in relation to smoking: 50 years' observations on male British doctors

30歳前後で禁煙できればタバコによるリスクはほぼ回避できるため、将来のことも見据えて早めの禁煙に挑戦しましょう。

1年禁煙すれば心疾患リスクも半分に

禁煙スタート直後から身体のコンディションは改善されていき、わずか1年でCHD（冠動脈性心疾患）のリスクが喫煙者の半分にまで下がります。

いずれも命に関わる病気のため、禁煙するだけで防げる病気があることを覚えておきましょう。

EDのリスクが減る

陰茎は、わずか1〜2mmほどの細い血管が集まる器官です。

勃起はこの細い血管に血液が流れ込むことで起こります。

タバコによって血管がダメージを受けてしまうと動脈硬化が進み、血液が陰茎まで届かずにEDの発症リスクが高まります。

また勃起は、副交感神経が優位なリラックスした状態でなければ起こりません。

ニコチンが交感神経を刺激してしまうと副交感神経がうまく機能せず、勃起や行為中の硬さ維持に影響を及ぼします。

タバコをやめるだけでEDの予防・改善が見込めるので、QOL（生活の質）を維持するためにも禁煙のメリットは大きいのです。

精子の質が上がり不妊のリスクが減る

喫煙は精子の質を悪くしてしまうため、男性不妊の原因になることがあります。

数や動き、形、DNAへのダメージによる異常などによって、パートナーとの間に子供を授かりにくくなってしまうことも。

一般的に、20代～30代前半までの健康な男女が自然妊娠する確率は25〜30%と言われています。

しかし喫煙している場合は妊娠率をさらに下げてしまう可能性があるので、男性による不妊リスクを減らすためにも禁煙するに越したことはありません。

妊活予定の男性の禁煙

仕事の効率が上がる

仕事で行き詰まった際に、タバコ休憩を挟むと作業が捗ると考える方もいるでしょう。

しかし作業効率のテストでは、喫煙後に効率が約10%低下するとのデータがあり、脳が低酸素状態に陥ることで効率がむしろ悪くなってしまいます。

タバコを吸うことで集中力が増すと感じるのは、ニコチン切れによる集中困難が解消されるためです。

ニコチンがパフォーマンスを高めることはなく、タバコ休憩が繰り返されることで進捗に影響することさえあります。

禁煙するだけで仕事の効率が高まり、非喫煙者との関係も良好になると考えれば、タバコをやめることが日々の充実につながります。

大事な人を受動喫煙から守れる

受動喫煙との関連が確実とわかっている、肺がん、虚血性心疾患、脳卒中、SIDS（乳幼児突然死症候群）の4疾患の超過死亡数を推定した結果、年間約1.5万人が受動喫煙によって死亡していることがわかりました。

またヘビースモーカーの夫をもった女性は、肺がんによる死亡リスクが約2倍にもなるとの報告もあるほどです。

「吸わない」を選ぶだけで、大事な人を受動喫煙のリスクから守ることができます。

禁煙は自分だけでなく、身近な相手にもメリットになるのです。

非喫煙女性からの印象が良くなる

タバコがカッコいいというのは過去のことになりつつあり、20代・30代女性の約80％は、喫煙する男性に魅力を感じないというデータがあります。

※20・30代の独身男女3,232名　マッチアラーム株式会社調べ

ニオイや健康面の問題が主な原因となっており、タバコを吸うか吸わないかがパートナー選びのポイントにもなっているようです。

喫煙は恋愛においてマイナス要素に十分なりうるということが分かります。

禁煙に成功すればこうしたタバコのニオイや喫煙者に対する相手の気持ちを気にしなくて良くなります。

懸念点が減ることで、自分の気持ちの面でも恋愛を進めやすくなるかもしれません。

見た目が改善される

喫煙は老化スピードを早め、次第にそれが見た目に表れていきます。

しみ、くすみ、たるみ、くま、歯の黄ばみなど、あらゆるトラブルが起こり、スモーカーズフェイスと呼ばれる老け見えの原因に。

タバコが原因となる老化は禁煙すれば防げるので、いつまでも若々しい見た目をキープするには禁煙が欠かせません。

使える時間やお金が増える

タバコは時間とお金を浪費します。

1日1箱（20本、600円）を吸う人を例に挙げてみましょう。

禁煙するだけで自由に使える時間とお金が増えるので、生活は間違いなく豊かになるはずです。

薄毛のリスクが減る

喫煙によって血管が収縮してしまうと、髪に届くはずの栄養や酸素が頭皮まで届きにくくなってしまいます。

その結果、成長が不十分な髪が増えてしまい、喫煙状況によっては抜け毛が増えることで薄毛が進行する可能性もあります。

また、健康な男性1,000人を対象としたアメリカの研究では、喫煙者は非喫煙者にくらべてAGAの有病率が統計学的に高いこともわかっています。

年々減っていく毛量に肩を落とすよりも、禁煙により適切な毛量を維持する方が、精神的にもずっと健康でいられます。

男性が禁煙する際に押さえておくポイント

禁煙に踏み切る決心がついたら、ここからご紹介するポイントを押さえながら計画的に進めていきましょう。

離脱症状に備えたり、誰かに頼れる状況を作っておくことで、禁煙を続けやすくなるはずです。

吸いたくなった時に取る行動を決めておく

喫煙者にとって、喫煙はライフスタイルの一部となっています。

ライフスタイルを変えるのは大変ですが、事前に代わりとなる行動を見つけておくことで、吸いたい気持ちをコントロールしやすくなります。

食後には歯磨きや散歩、口寂しさにはガムや昆布などの乾物を口にする、手持ち無沙汰の時は好きな動画を見るのも良いでしょう。

いつもと違う時間の使い方がポイントとなるので、タバコを頼りにしないための新しい行動を取ってみてください。

喫煙と結びつく行動を変える

喫煙時を振り返ってみると、タバコとセットになっている行動があるはずです。

食後のコーヒーや飲みの席などのシチュエーションが、無意識にタバコに火をつけてしまうきっかけになります。

日常のルーティンを変えてみたり、禁煙が安定するまでは喫茶店やお酒の席に顔を出さないなど、一時的にタバコと結びつく行動から離れてみましょう。

禁煙を始める前に、タバコと結びついた行動を振り返ると、それらの行動を意識的に避けることができます。

これにより、タバコを吸いたいと感じる場面を減らすことが可能になります。

喫煙に必要なものを処分する

喫煙できる環境をなくすためにも、タバコはもちろん、ライターや灰皿などの喫煙具もすべて処分してしまいましょう。

また、タバコのニオイが喫煙欲をかき立てるので、換気や消臭をして、ニオイのついている不要なものは捨ててしまうのが理想的です。

禁煙開始直後はいっそのこと仕事を休む

禁煙開始から2〜3日目は、離脱症状のピークを迎えます。

イライラや眠気、集中困難といった症状が出やすく、人によってはセルフコントロールが利かないことで日常生活に支障をきたしてしまうケースもあるほどです。

なので禁煙をはじめる日は、土日・祝日などの連休を挟んだり、いっそのこと有給休暇を使って仕事を休んでツラい時期を乗り越えてしまうのも1つです。

パートナーに協力を頼む

禁煙は孤独感に苛まれたり、吸えないイライラが続くことで、感情のコントロールを失うことがあります。

「離脱症状のせいでイライラしてしまうかもしれない」とパートナーに事前に伝えておくことで、パートナーも心の準備ができます。

とはいえ、イライラした気持ちはパートナーに向けずに済むのが1番なので、前の項目で挙げた方法でも対策しておきましょう。

また、パートナーが協力してくれると、禁煙のモチベーション維持にもつながります。

禁煙は「誰かのため」が支えになることもあるので、パートナーに禁煙の協力をお願いしてみてください。

喫煙のデメリットを思い出す

タバコを吸ってはいけないと思うほど、吸いたくなってしまうのが心理です。

吸っていたころの良いイメージばかりが浮かんでくるので、再び喫煙した場合のデメリットについて考えるようにしましょう。

考え方1つで気が紛れることもあるので、吸いたくなった時こそ禁煙の目的を見失わないことが大切です。

禁煙補助薬が成功率を上げる

禁煙は自力で行うと成功率約10％ですが、禁煙補助薬のサポートを受けることで成功率が約65％まで上がります（チャンピックスの場合）。

スムーズな禁煙をサポートする選択肢として、ここからは禁煙補助薬について見ていきましょう。

チャンピックス

引用：チャンピックス | Champix ファイザープロ

チャンピックスはニコチンを含まない画期的な禁煙補助薬として、禁煙治療の第一選択として選ばれやすいお薬です。

有効成分バレニクリンが離脱症状を和らげるとともに、タバコを美味しいと感じなくさせる作用もあります。

禁煙成功率は65.4%と2人に1人以上が禁煙に成功しており、治療開始1週間は無理にタバコを我慢する必要がないのもポイントです。

なお、現在先発薬のチャンピックスは出荷停止中となっていますが、フィットクリニックではチャンピックスジェネリックの処方を行っております。詳しくは次の項目をご覧ください。

フィットクリニックの禁煙補助薬

フィットクリニックでは内服タイプの禁煙補助薬「チャンピックスジェネリック0.5mg／1mg」を使った禁煙治療を行っております。

禁煙プログラムに合った処方をはじめ、2週間分のお試し購入も可能です。

また、オンライン処方を利用することで、忙しい方やクリニックが近くにない患者さんでも、通院のストレスない治療の継続が可能です。

●チャンピックスジェネリック（0.5mg・1mg）の処方プラン

※1日あたりの価格は12週間分購入した場合の価格です。
※オンライン・来院診療どちらにも対応しております。
※お試しプログラム２ｗを継続する場合、残り（10週分）45,000円の一括払いとなります。
※13～24週間までの延長をご希望の際もご相談ください。
※13週目以降の価格：15,800円（4週分1回を都度払い・月単位で解約可能）

●服用方法

ご相談・ご予約は以下より承ります。

オンライン処方について

オンライン処方は面倒な通院なくチャンピックスジェネリックを郵送で受け取ることができる診療方法です。

1度の通院も必要ないため、通院時間の削減や、ご希望の場所への処方薬郵送といったメリットがあります。

ED治療薬・AGA治療薬・性病といったプライバシーを守りたい治療ではすでに来院よりも利用者が多い診療方法です。

フィットクリニックでオンライン診療を利用する方法は以下をご参照ください。

1. 

   １予約・問診

   日時を決めて予約後、当日までに問診票を記入します。

   ご予約はこちらから

2. 

   ２電話を待つ

   ご予約の日時にお電話いたしますのでお待ちください。

3. 

   ３電話で診察

   記入いただいた問診に沿って診察を行います。
   平均10分ほどです。

4. 

   ４お支払い

   代金をお支払いいただきます。
   ※代金引換はお薬の受け取り時にお支払いください

5. 

   5発送

   お薬を発送いたします。
   ※中身が分からないように梱包しております

ニコチン製剤

引用：ニコチネルTTS｜GSK-グラクソ・スミスクライン

ニコチン製剤は、少量のニコチンを含んでいるお薬です。

少ないニコチンを摂取することで離脱症状をやわらげ、タバコ離れを加速させることで喫煙習慣からも抜け出しやすくなります。

ガムとパッチの2種類があり、パッチについては市販薬だけでなく、ニコチン依存高めの方向けに医師処方の高用量タイプもあります。

また、ガムは口寂しさの緩和にも役立つことから、禁煙中の悩みに合わせて使用できるのがニコチン製剤を選ぶメリットと言えるでしょう。

妊活予定の男性は、いつから禁煙するのがベスト？

禁煙は「いつかやる」ではなく、今すぐにでも行うのがベストです。

先送りにするほど妊活に影響しやすくなるので、パートナーやこれから授かる新しい命のためにも早めに禁煙をはじめましょう。

ここからは、妊活を予定している男性がすぐにでも禁煙するべき理由について詳しく解説していきます。

喫煙による精子への影響

WHO（世界保健機構）による喫煙と精液の質のメタ分析結果によると、精子の質が低下していることがわかっています。

中程度あるいは重度の喫煙者ほど精液の質の低下が大きくなり、喫煙が生殖能力の低下を招くとされています。

また別の研究では精子の数や運動性だけでなく、DNAの損傷が増えるといった報告もあります。

これにより受精卵の発育を止めてしまったり、着床率の低下、早産や流産を招くほか、生まれてくる赤ちゃんが病気を患うリスクにもなりかねません。

禁煙のタイミングは今すぐがベスト

新しい精子が造られて受精可能な状態になるまでには、約74日かかるとされています。

つまり74日前までの生活習慣が反映されてしまうので、妊活直前の禁煙では精子の質は改善されません。

パートナーとの妊活予定にもよりますが、できることなら今すぐ、遅くても妊活に入る2ヶ月半前には禁煙するようにしましょう。

禁煙した男性が得られるメリットは盛りだくさん

禁煙中のツラさや孤独感などは長く感じるかもしれませんが、得られるメリットに比べれば一瞬の出来事です。

将来にわたってライフスタイルを豊かにしてくれるので、この機会にぜひ禁煙にチャレンジしてみてください。

禁煙成功率を上げる禁煙補助薬のチャンピックスジェネリックはフィットクリニックで処方しております。

来院、オンライン診療どちらにも対応しておりますので、お気軽にご相談、ご予約ください。

よくある質問