フィナステリドやプロペシアでED（勃起不全）を起こす可能性を解説

このページでは、フィナステリド製剤（先発薬プロペシアとジェネリック）とEDの関係性について詳しく解説しています。

発症頻度やEDになると言われる理由についても触れているので、「EDになるのでは」と服用をためらっている方は、今後AGA治療を検討する際の参考にご一読ください。

後半ではAGA治療薬やED治療薬の購入方法についてもご紹介しております。

また、すぐにED治療薬やフィナステリドの処方をご希望の方は以下よりお気軽にご相談、ご予約ください。

フィナステリドについて詳しくはこちら

フィナステリドによるED発症率は低い

フィナステリドは男性ホルモンに影響するAGA治療薬になるため、副作用としてED（勃起不全）を起こす可能性があります。

しかし発生頻度は極めて低く、臨床試験から得られた割合は以下のとおりです。

EDが起きる確率は1%にも満たない結果が示す通り、ほぼ起こらないと言って差し支えがないレベルです。

そのため、EDをリスクに感じてフィナステリドの服用を控えるほどの危険はなく、安全な範囲で服用できる医薬品と考えても妥当であると言えます。

「フィナステリドでEDになる」という噂を耳にする理由

「フィナステリドでEDになる」という噂は、何度も耳にする機会があったという人も少なくありません。

ただ、確率からしても「なる」と言えるほどではありません。

では、なぜこうした噂が流れたのかについて、考えられる理由を以下にまとめます。

いずれにしても、フィナステリドの副作用によるEDのリスクはほぼないので、服用するのであれば噂として聞き流すのが無難です。

フィナステリドとプロペシアでEDになる可能性は変わる？

フィナステリドとプロペシアは、ジェネリック（後発薬）と先発薬の関係です。

どちらも同じAGA治療薬として扱われ、服用により得られる効果や副作用が変わることはありません。

例えば国内生産のジェネリックについては、厳しい試験をいくつもクリアして先発薬と同等であることが厚生労働省から認められなければ、ジェネリック医薬品として販売することはできません。

そのため、ジェネリックだからといってEDの発生頻度に差が生じる心配はありません。

ED症状がある場合の対処法

万が一、フィナステリド服用中にED症状が現れてしまった場合でも、「性行為ができない」と肩を落とす必要はありません。

ED治療薬を服用することで、性行為中の勃起機能低下を防ぐことが可能です。

ここからは、ED治療薬の簡単な紹介と注意点についてご紹介していきます。

なお、フィットクリニックではAGA治療薬の処方予約でも、追加でED治療薬の処方を受けていただくこともできます。

必要の際は、当院医師までお気軽にご相談ください。

ED治療薬を服用する

ED治療薬とは、勃起できない、あるいは行為中に勃起を維持できない（中折れ）といったEDの諸症状を改善する薬です。

性的な興奮や刺激を受けた際に、陰茎への血流を良くする作用により正常な勃起を促します。

強い勃起力や効果が早く出るものから、強力な勃起力までは必要ないという方に合ったマイルドな勃起力のもの、効果の持続時間が長いものなど、ライフスタイルに合わせたED治療薬を選択いただくことができます。

ED治療薬比較表

※タブを押すとそれぞれの比較が確認できます。

価格

副作用

勃起の強さ

持続時間

即効性

食事の影響

成分

価格

	先発薬	ジェネリック
バイアグラ	1,300円～1,600円	270円～700円
レビトラ	お問い合わせください	900円～1,200円
シアリス	1,500円～1,600円	700円～1,200円
ステンドラジェネリック	-	1,300円
ザイデナジェネリック	-	1,000円

副作用

バイアグラ	出やすい
レビトラ	出やすい
シアリス	出にくい
ステンドラジェネリック	出にくい
ザイデナジェネリック	出にくい

※個人差あり

勃起の強さ

バイアグラ	強い
レビトラ	最も強い
シアリス	マイルド
ステンドラジェネリック	強い
ザイデナジェネリック	やや強い

※個人差あり

持続時間

バイアグラ	3～5時間
レビトラ	5～8時間
シアリス	30～36時間
ステンドラジェネリック	3～6時間
ザイデナジェネリック	11～13時間

※性的刺激があった時に発現します

即効性

バイアグラ	30分～1時間
レビトラ	15～30分
シアリス	1～4時間
ステンドラジェネリック	15～30分
ザイデナジェネリック	30分～1時間

食事の影響

バイアグラ	受けやすい
レビトラ	やや受けにくい
シアリス	受けにくい
ステンドラジェネリック	受けにくい
ザイデナジェネリック	受けにくい

成分

バイアグラ	シルデナフィルクエン酸塩
レビトラ	塩酸バルデナフィル水和物
シアリス	タダラフィル
ステンドラジェネリック	アバナフィル
ザイデナジェネリック	ウデナフィル

いずれのED治療薬も服用した男性の80%前後が効果を実感しており、勃起への不安・不満の解消が期待できます。

この割合には重度のED患者も含まれることから、軽いEDの症状であれば効果をより実感する期待が持てます。

なお、フィナステリドと各種ED治療薬の飲み合わせについては問題ありません。

AGA治療を中止しなければいけないということはないので、EDの症状が気になるようであれば積極的な服用も価値があると言えます。

ミノキシジルとの併用の際は注意

AGA治療では薄毛の進行をストップさせるフィナステリドに加え、発毛を促すミノキシジルを併用するケースもあります。

このミノキシジルには、ED治療薬と同じように血管を拡張する作用を持っています。

そのため、ED治療薬との併用により薬の作用を強めてしまい、急激に血圧が下がることで立ちくらみやめまいといった低血圧の症状を招いてしまうおそれがあります。

このため併用には注意が必要となり、服用間隔を数時間あけるなどの調整が必要になることもある点、ご注意ください。

少し様子を見る方法もある

フィナステリドに若干のED発症リスクがあるとは言え、たまたま性行為に失敗したというケースもゼロではありません。

このように、勃起力はライフスタイルや精神面、更にはその日の体調などによっても日々変化します。

ゆえに、1度や2度の失敗ではEDではない可能性もあるので、しばらく様子を見て症状が改善されないようであればED治療薬の服用を検討するという段階を踏むのも1つの方法です。

フィナステリドについて

フィナステリドとは、AGA治療薬の1つです。

男性の薄毛の進行を抑える効果を持つため予防薬に位置づけられ、現在のAGA治療にはほぼ必須薬として定着しています。

AGAの改善率についても高い実績が報告されており、フィナステリドを1年服用した後の髪の変化を集計したデータは以下のとおりです。

進行抑制の効果を実感できなかった患者数はわずか2%にとどまり、ほとんどの方にAGAの改善が見られたことがわかります。

ただし、フィナステリドの効果はあくまでも「脱毛進行抑制」です。

レスポンダー（薬の効きが良い人）だと発毛・増毛の可能性もありますが、その割合は一握りとされています。

発毛を目的として服用する薬ではないので、その点を踏まえ必要であれば発毛薬を併用します。

なお、女性の薄毛に対してフィナステリドを用いることはできません。

有効成分は経皮吸収もされるため、女性が触れることの無いよう男性はフィナステリドの取り扱いにも十分注意を払うようにしてください。

フィットクリニックのAGA治療薬

フィットクリニックでは、これまでご紹介してきたフィナステリドやプロペシアをはじめ、ミノキシジルなどの各種AGA治療薬の処方を行っています。

オンライン処方に特化し全国どこからでも診療・処方を受け、ご自宅で薬を受け取ってAGA治療を無理なく継続することが可能です。

また、ED治療薬との同時処方も行っているので、男性特有の悩みはフィットクリニックにお任せください。

フィナステリドを含めた治療薬は以下の通りです。

●薄毛予防・現状維持プラン

●発毛ライトプラン

●スピード発毛プラン

その他の治療薬・発毛プラン・育毛サプリメントの詳細は以下をご覧ください。

その他のAGA治療薬料金はこちら

下記よりご予約を承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

フィットクリニックのED治療薬

フィットクリニックでは、有効成分の異なる５種類のED治療薬を処方しています。

商品名	用量	価格（税込）
バイアグラ ジェネリック	25mg	270円/1錠 ※お問い合わせください
	50/55mg	700円/1錠
レビトラ ジェネリック	10/11mg	900円/1錠
	20/22mg	1,200円/1錠
シアリス ジェネリック	10/11mg	700円/1錠
	20/22mg	1,200円/1錠
ステンドラ ジェネリック	100mg	1,300円/1錠
ザイデナ ジェネリック	100mg	1,000円/1錠

※全て1錠の価格です。

「ED治療薬を安く提供できる理由」

「ED治療薬の種類と比較について」

勃起のサポートや行為中の硬さ維持といった効果に違いはありませんが、それぞれが異なる特徴を持っています。

効果の強さ、持続時間、食事の影響といった特徴に違いがあるため、シチュエーションに応じた使い分けも可能です。

必ず特定の種類を使い続けなければならないというルールもないので、ご自身に合ったものを見つけるためにも、いくつかの種類を試してみることをおすすめします。

また、ED治療薬を服用する前には、医師による健康状態や他の薬との飲み合わせなどの確認が必要になります。

オンライン上でも相談を承っているので、当院までお気軽にご相談ください。

まとめ

最後に、これまでの内容の要点をまとめてお伝えします。

フィナステリドの服用によってED症状が現れる可能性はゼロではありませんが、確率は1%未満となるのでほぼないと言えます。

気にしすぎによる思い込みが心因性EDを引き起こすおそれもあるので、服用するのであれば心配し過ぎないことも大切です。

フィナステリドはAGA治療に欠かせない薬の1つなので、薄毛の悩みがあればフィナステリドを積極的に服用することをおすすめします。

よくある質問