ED・勃起不全

「タダライズ」は本当に危険?未承認薬シアリスジェネリックについて解説

「タダライズ」は本当に危険?未承認薬シアリスジェネリックについて解説 ED・勃起不全

タダライズは、国内未承認のインド製シアリスジェネリックです。

インドではポピュラーなED治療薬とされてはいるものの、日本国内では安全に入手できるルートがないため服用は危険です。

このページでは、タダライズが危険な理由について詳しく解説しています。

また未承認薬についてもわかりやすくお伝えしているので、タダラフィル製剤を使ったED治療を検討されている方はご参照ください。

タダライズとは?

タダライズとは、インド製のシアリスジェネリックです。

「サンライズ・レメディーズ社(sunrise remedies pvt. )」という後発薬メーカーが製造し、主にインド国内で流通しています。

インド国内ではED治療を必要とする方に処方されてるタダライズですが、インドはその特殊な特許事情からシアリスの国際特許が切れる前からジェネリックの製造・販売が行われていました。

インドでは正規品として扱われているものの、国際的には「コピー製剤」として問題視されているのが実情です。

なお、日本でも未承認薬に位置付けられ、ED診療を行うクリニックをはじめ、泌尿器科併設の医療機関でもタダライズは安全なジェネリック医薬品とは認められないため取り扱われていません。

タダライズの効果・副作用など概要

タダライズの効果・副作用などの概要は、以下をご参考にしてください。

●タダライズの概要
■有効成分
タダラフィル
■効果
勃起のサポート・維持
■効果の持続時間
最大36時間
■見た目
黄色味がかった楕円形の錠剤
■副作用
頭痛、潮紅、ほてり、消化不良、背部痛、倦怠感 など
■併用禁忌
硝酸剤やNO(一酸化窒素)供与剤、sGC刺激剤 など
■併用注意
CYP3A4阻害・誘導剤、α遮断剤、降圧剤、ベルイシグアト など
■飲み方(用法・用量)
性行為の1時間前に服用

なお、タダライズはED(勃起不全)にのみ効果が認められている薬です。

女性の性機能障害には効果はなく、性的刺激に敏感になったり、濡れやすくなるといったことはありません。

副作用のリスクだけが残ってしまうので、タダライズをはじめとするED治療薬の女性の服用はお控えください。

タダライズの種類

タダライズはジェネリック医薬品にあたるため、添加物や薬の形状・大きさなどの有効成分以外の変更が認められています。

そのため一般的なタブレット(錠剤)だけでなく、メーカー独自の技術を用いた製品がいくつか展開されています。

ここからは以下よりタダライズの種類についてご紹介していきます。

タダライズ

タダライズは、もっとも一般的なタブレット(錠剤)タイプのシアリスジェネリックになります。

シアリスとの大きな違いはありませんが、低用量から高用量までさまざまな用量があるのが特徴です。

●タダライズの用量
  • 2.5mg
  • 5mg
  • 10mg
  • 20mg
  • 40mg
  • 60mg

治療用量を細かく調整できるようになっている一方で、注意すべき点は海外製になるため「40mg」や「60mg」といった高用量タイプも存在することです。

シアリスやシアリスジェネリックは通常、20mgや22mgの服用が推奨されているため、高用量の効果および副作用についての安全性は認められておりません。

タダライズオーラルゼリー

タダライズオーラルゼリーは、オレンジのフレーバーが添加されたゼリータイプのシアリスジェネリックです。

ゼリータイプですが、コップ1杯の水といっしょに服用することが推奨されています。

こうしたゼリータイプは錠剤を飲み込むのが苦手な方に向いています。

また、タダライズオーラルゼリーは、服用タイミングが性行為の30〜40分前の服用とされています。

錠剤にくらべ有効成分の吸収スピードは早いとされ、急なシチュエーションでも活用できるのが特徴との説明がありますが、タダラフィルの体内吸収は一般的に1〜3時間とされているため効果のほどは不明です。

スーパータダライズ

スーパータダライズは、1錠で「ED」と「早漏」の2つの症状に同時にアプローチできる合剤(混合剤)です。

<スーパータダライズの有効成分>

  • タダラフィル20mg
  • ダポキセチン60mg

ダポキセチンには、不安や緊張、興奮といった精神状態を安定させる効果によって射精まで時間を通常の2〜3倍延長が可能です。

ただし、ED治療薬と早漏防止薬を購入して服用する場合と、合剤を服用する場合を比較し、合剤によって更に効果が上がるといったことはありません。

エクストラ・スーパータダライズ

エクストラ・スーパータダライズとは、「エクストラ」と付くように有効成分タダラフィルの用量が40mgに増量されているタイプです。

このことからEDの症状がより強く出ている場合に適しているとされています。

しかし、体格の小さな日本人が服用してしまうと、必要以上に効果が強まったり、副作用が増悪するおそれがあります。

効果と副作用のバランスが崩れてしまう危険性が高い医薬品であると言えます。

ジェネリック医薬品について

ジェネリック医薬品は、新薬(先発薬)を開発したメーカーの独占販売の権利である「特許」が切れたタイミングで製造販売がスタートする薬で、後発医薬品とも呼びます。

また、すでに新薬で開発された有効成分を用いてジェネリック医薬品は製造されます。

そのため治療に対する有効性や安全性、品質などは同等とされ、先発薬と変わらない治療が可能です。

ジェネリック医薬品を使用するメリット
  • 開発コストの大幅な削減により低価格での処方できる
  • 添加剤・サイズ・形状の変更が認められているので服用しやすくなることもある

ジェネリック医薬品は低価格な処方が可能なため、治療負担費用を抑えることができます。

また、メーカー独自の技術を用いることで、先発薬からより飲みやすく、扱いやすくすることも可能です。

なお、ジェネリック医薬品の普及は、将来の医療費削減につながることから、日本政府も推奨しています。

すでにアメリカ(約90%)やドイツ(約80%)は高い普及率を誇っており、日本でも「ジェネリック80%時代」を目指して年々利用者が増加しています。

ジェネリック医薬品と未承認薬の違い

ジェネリック医薬品と未承認薬の違いは、以下のとおりです。

■ジェネリック医薬品

ジェネリック医薬品は新薬(先発薬)の特許が切れたタイミングで、厚生労働省の審査基準をクリアしたメーカーのみが製造販売できる薬です。
有効性や安全性、品質など、治療に関わる部分は同等とされ、新薬(先発薬)と変わらない治療を行えるのが特徴です。

■未承認薬

未承認薬は、国内で承認されていない海外製の医薬品を指します。先発薬、ジェネリックを問いません。
自由診療のクリニックでの治療で用いられるケースが多く、医師が治療に必要と判断し、適正な手続きを踏んで輸入すれば国内でも使用が可能です。
また、製品によっては先進医療を受けられることや、有効成分が同じ薬を国内製よりも低価格で使用できるのがメリットになります。

国内製か海外製かの違いがあり、未承認薬の中には海外製ジェネリックも含まれます。

同じ有効成分であれば基本的に優劣はないため、ご自身に必要な治療かどうかや、治療にかかるコストなどから適切な薬を選ぶようにしてください。

未承認薬と無承認無許可医薬品の違い

無承認無許可医薬品とは、医薬品ではないのに、医薬品のような効果効能をうたって販売されている製品や、いわゆる健康食品(サプリ)に意図的に医薬品成分を含んでいる製品です。

●無承認無許可医薬品の特徴
  • 有効性や安全性、品質などの確認が行われていない
  • 意図的に含まれた医薬品成分によって健康被害のリスクがある

この中には医療機器なども含まれており、「医薬品医療機器等法」の取締対象となります。

未承認薬は「まだ承認されていない薬」ですが、無承認無許可医薬品は「法律に違反する医薬品の類似品」です。

あたかも効果があるように見せかけて販売されていますが、健康被害の報告なども多数あるので購入・使用はお控えください。

未承認薬が危険と言われる理由

未承認薬が危険と言われる理由は、購入方法や使用方法にあります。

  • 海外通販を利用して医師を介さず個人でも購入できてしまう
  • インターネット上に流通するED治療薬の偽造品の割合は約40%
インターネットで入手した治療薬

未承認薬を含め、安全に購入できるルートがない医薬品を医師の診察なしに自己判断で服用すること自体がリスクが多く、健康被害も報告されます。

このように正しい購入・使用ができない医薬品に未承認薬が含まれていることから、「未承認薬=危険」というレッテルを貼られてしまっているのが現状です。

しかし、未承認薬であっても、医師の管理下であれば安全に使用できます。

薬そのものが危険なわけではなく、人によってはQOL(生活の質)の向上に大いに役立つこともあります。

タダライズを海外通販で購入するのは危険

タダライズは国内で認可されていないタイプの未承認薬となるので、海外通販(医薬品の個人輸入サイト)を利用した購入は危険です。

偽造品や粗悪品を服用してしまうリスクの他にも、次のようなトラブルは自己責任となってしまいます。

●海外通販(医薬品の個人輸入サイト)のトラブル サイバー犯罪
⇨個人情報の漏洩やスキミングなどのリスク

ネット詐欺
⇨お金を払っても製品が届かないことや、まったく異なる製品が届く

国内通販の常識が当てはまらない
⇨不衛生な梱包、破損や中身が露出する、対応が遅い

輸入上のトラブル
⇨正規ルートでの購入はないため、通関で没収されても返金対応がない

また、海外通販は注文から到着までに14日以上かかることが多い上、「カントリーリスク」といって社会情勢の変化により輸入状況がさらに不安定になることもあります。

本当に必要な時に手元にない状態になるので、安定したED治療を行うためにも海外通販でタダライズを購入はしないようにしてください。

クリニックで安全なシアリスジェネリックを購入する方法

シアリス及びシアリスジェネリックは、医師の判断に基づいて処方される「処方箋薬」です。

そのため市販はされておらず、国内通販での販売も認められていないので、安全に購入する方法はED診療を行うクリニックのみとなります。

また、クリニックであれば国内製のシアリスやジェネリックの取り扱いはもちろん、正式な手続きで輸入した安全な未承認のシアリスジェネリックの処方を受けることができます。

シアリスジェネリック
シアリスジェネリック
10/11mg 700円/1錠
20/22mg 1,200円/1錠

海外製シアリスジェネリックを選択頂ければ、より低価格で処方を受けることが可能で、ED治療を続ける上でのコストを重視される方は選択肢の1つとして大変有効です。

なお、フィットクリニックのシアリスジェネリックは、成分鑑定や厚生労働省の審査を受けた上、医師により輸入が行われています。

適切な手続きを踏んで国内に輸入している製品なので、シアリスと同じようにED治療に用いることが可能です。

便利なオンライン診療

フィットクリニックでは、郵送処方でシアリスジェネリックを受け取ることができる便利なオンライン診療も行っております。

医師の診察を受けることができる上に、ご予約から受け取りまで、一切ご来院の必要がなく、全国どこからでもご利用いただくことができます。

●オンライン診療の流れ 予約

電話問診(5〜10分ほど)

郵送処方

オンライン診療はすべてPC、スマホなどで完結できますので、別途アプリをインストールしたり、登録料なども一切かかりません。

また、医師やスタッフとも直接会うことがないため、プライバシーを気にされる男性でも気軽に相談しやすいメリットから利用者が増えている診療方法です。

全国どこからでも、お好きな時に、ご自身のタイミングでED治療をスタートできるので、EDの悩みは当院までお気軽にご相談ください。

まとめ

まとめとして、タダライズや未承認薬についてまとめてお伝えします。

  • タダライズはインド製のシアリスジェネリック
  • タダライズを含めた海外製医薬品を海外通販で購入するのは、偽造品や粗悪品が流通しているので危険
  • 未承認薬でも医師が手続きをして輸入したものであれば安全に使用できる

タダライズなどの未承認薬を自己判断で使用するのは非常に危険な行為です。

期待した効果を得られないだけでなく、偽物や粗悪品であれば人体に悪影響を及ぼしかねません。

また、海外通販の価格の安さや手軽さは魅力的ですが、見えないリスクやトラブルなどが数多く潜んでいます。

国内でも通販に近いサービスとしてオンライン診療・処方が普及しているので、シアリスやジェネリックをお求めの方はフィットクリニックまでご相談ください。

よくある質問

タダライズとはどのような薬ですか
タダライズとは、インドの後発薬メーカーである「サンライズ・レメディーズ社(sunrise remedies pvt. )」が製造する海外製のシアリスジェネリックです。
ただ、シアリスの国際特許が切れる前から製造販売が行われてしまっており、国際的にはジェネリックではなく「コピー製剤」としての見方が強いのが実情です。
タダライズはシアリスの代わりになりますか
日本国内でタダライズを入手するには、非正規ルートである個人輸入に頼らざるを得ません。
個人輸入は偽造ED治療薬の流通量が約40%とリスクが高く、服用してしまうと人体にどのような影響を及ぼすかは未知です。
誤って偽造シアリスを服用して救急搬送された前例もあるので、シアリスの代わりとしてタダライズを購入・服用するのはお控えください。
未承認薬とはなんですか
未承認薬とは、医薬品の管轄省庁である厚生労働省から承認されていない薬です。
「未承認」と付くものの、必要に応じて医師の判断で輸入することは認められており、医療機関の処方であれば問題なく治療に用いることができます。
先発薬なら安全と考えられるのか
先発薬であっても医薬品には効果だけでなく副作用もあるので、100%安全と言い切れる医薬品は存在しません。
ただ、医師の管理下であれば、限りなくリスクを下げることはできます。
そのためどんな薬であっても、医師の判断に基づいて処方されたもの以外は服用しないようにしてください。
無承認無許可医薬品と未承認薬は違う?
無承認薬無許可医薬品とは、効果効能をうたって医薬品のように販売されている製品や、健康食品に医薬品成分を含んでいるものを指します。
つまり医薬品の類似品といえ、薬に求められる有効性・安全性・品質の確認が行われていません。
一方の未承認薬は、厚生労働省が承認していない薬です。
海外製の医薬品が未承認薬にあたり、海外データを元に医師が治療に必要と判断した場合には国内で使用することが認められています。