このページでは、クラミジア治療薬の購入方法について詳しく解説しています。
「薬だけもらえる?」「他の購入方法は?」など、さまざまな疑問にもお答えしているので、感染の疑いがある方は是非参考にしてください。
フィットクリニックでは、クラミジアの治療薬の処方および検査キットの取り扱いを行っています。
クラミジア治療薬
当院で処方する薬 |
ジスロマックジェネリック 250mg![]() |
---|---|
有効成分 | アジスロマイシン |
価格 | 6,980円 / 4錠 |
飲み方 | 4錠を1回経口投与する |
副作用 | 下痢、蕁麻疹、皮膚そう痒症 など |
来院して対面での診察だけでなく、便利なオンライン診療にも対応しています。
すぐに治療または検査キットを希望される方は、以下のボタンよりご予約ください。
クラミジアの薬は市販されている?

クラミジアの菌に有効な抗生物質は数種類ありますが、いずれも処方薬(医療用医薬品)のため市販はされていません。
処方薬は、医師からの処方箋がなければドラッグストアや薬局、国内通販などでの販売・購入ができません。
クラミジアの治療が必要な場合は、医療機関で処方を受けてください。
また、風邪の時など別の治療で処方された抗生物質は、クラミジアの菌には効かない場合がほとんどです。
もし手元に抗生物質が余っていても、代わりの薬として使用するのはお控えください。
クラミジアの薬の購入方法
クラミジアの薬の購入方法は、「医療機関での処方」あるいは「個人輸入」の2通りです。
ただし、クラミジアの薬を個人輸入で購入するのは、次のようなリスクのためおすすめできません。
- クラミジア以外の性病に感染している可能性がある
- 到着までに14日以上かかるので悪化する恐れがある
- 容態により用法用量が異なる
クラミジアと同じ症状を起こす性感染症は他にもあり、見た目の変化や症状だけでは感染している菌やウィルスの特定は困難です。
誤った服用方法や種類の異なる抗生物質を服用しても症状が回復することはなく、手元に届くまでに時間もかかるため、むしろ悪化の一途を辿る恐れがあります。
適切な治療を受けるためにも、クラミジアの薬は医師処方のものを使用してください。
処方と個人輸入の違い
医師処方 | 個人輸入 | |
---|---|---|
診察や検査の有無 | あり | なし |
配送 | 即日※オンライン診療 | 14日以上 |
価格の相場 |
保険診療 2000~4000円 自由診療 8000~12000円 |
個人輸入 1000~1800円 |
安全性 | ◎ | × |
診察料(初診料・再診料、調剤料など)のかからない個人輸入は、価格面でのメリットが大きく、医師の視診も避けられます。
そのため医療機関で治療する大切さよりも恥ずかしさなどが勝ってしまい、個人輸入に頼ろうとする方は後を絶ちません。
また個人輸入では、偽造薬や安全性を確保出来ない粗悪品、注文しても届かないといった被害報告もあります。
クラミジア治療は時間との戦いであることを考えると、泌尿器科やクリニックなど医療機関での治療が安全かつ効率的と言えます。
クラミジアの薬だけをもらうことは可能?

医療機関でクラミジアの薬だけをもらうことはできません。
薬の処方には、感染の確認のため検査が必要となります。
検査の結果次第で処方される薬も変わり、体質や健康状態により服用できる薬も異なります。
治療する上では効果だけでなく、服用によるリスクも考慮されるため、「感染した菌」と「ご自身の体質・健康状態」に合わせた薬を処方してもらいます。
また、クラミジアの薬の自己判断での服用をおすすめしない理由として、耐性菌の問題があります。
効かない、あるいは効きが悪いといった、薬に耐性を持つ菌が発見されており、中途半端な治療は耐性菌を増やす原因になります。
ごくわずかでも菌が残っていればパートナーとのピンポン感染にもつながるので、医師の指示に従った服用を心がけるようにしてください。
クラミジアの潜伏期間と検査
クラミジアの潜伏期間は、男女共に約3週間前後です。

この期間に感染部位で菌が増殖し、炎症を起こすことで身体にさまざまな症状が現れます。
ただし、早い方では1週間ほどで現れる方もいれば、3週間を超えても無症状という方もいます。
潜伏期間はあくまでも目安の期間のため、「期間内に症状がない=感染していない」ではありませんのでご注意ください。
また、クラミジアの検査は、PCR法やTMA法といった検査精度の高い遺伝子検査により行われます。
感染の疑いから24時間以上が経過していれば症状の有無を問わず、わずかな菌量でも検査が可能です。
男性:尿
女性:膣分泌物
のど:うがい液による採取
検査は医療機関だけでなく、自宅などでご自身で採取する検査キットもあるので、定期的なチェックや医療機関での検査に抵抗がある方でも気軽に行えます。
検査が必要な場合
以下のような場合、クラミジアの検査を一度受けることが望ましいです。
- 性行為のパートナーが変わった
- コンドームを使わない性行為
- 不特定対数の人と性的な接触がある
- 性器やのどへの違和感(痛み・かゆみ・分泌液など)
どちらかに感染した疑いがある場合にペアで検査を受けるのはもちろん、パートナーが変わったタイミングでも検査するのが望ましいです。
クラミジアは感染者数から感染機会も多く、特に10代、20代を中心に感染が広がっています。
性的なことに興味・関心がある時期だからこそ、積極的に検査を受ける必要があります。
また、クラミジアは男女ともに無症状な場合が多く、過去の感染が数年後に発覚する場合があります。
あらぬ疑いによりトラブルになるケースもあるので、定期的な検査がご自身を守ることにも繋がります。
クラミジア検査キット
クラミジアの検査については、通院せず自宅で行える検査キットがあります。
病院に行きたくない、人に知られたくない・見られたくない人などは、検査キットを使って定期的なセルフチェックに役立ててみてください。
現在フィットクリニックでも、クラミジアの検査キットを取り扱っています。
こちらの検査キットには、クラミジアの他に咽頭クラミジア、淋病、咽頭淋菌(淋病)が検査項目に含まれます。
これはクラミジアと淋病(性器と咽頭両方)が同時感染しやすいため、当院では推奨とさせていただきます。
淋病の検査キット | 価格(税込) | |
---|---|---|
![]() |
女性2項目セット (性器クラミジア・性器淋病) |
6,000円 |
女性4項目セット (淋病、咽頭淋菌、クラミジア、咽頭クラミジア) |
23,000円 | |
![]() |
男性2項目セット (性器クラミジア・性器淋病) |
6,000円 |
男性4項目セット (淋病、咽頭淋菌、クラミジア、咽頭クラミジア) |
23,000円 |
検査キット2個セット | 10%引き |
---|---|
送料 | 1万円以上で送料無料 ※一部例外有り(セット商品/代引き) |
ご自身が感染している可能性がある場合は、パートナーにも感染している確率が高いため、一緒に検査することをお勧めします。
検査キットの購入にはご予約が必要となりますので、以下のボタンよりご予約ください。
検査キットに関する詳細については、以下のページをご覧ください。
クラミジアの治療薬
クラミジアの治療薬には、2種類のうちいずれかの抗生物質(抗菌薬)が用いられます。
アジスロマイシン (ジスロマック) |
主にクラミジアの治療薬として処方される抗生物質。 【適応菌種】 クラミジア属、マイコプラズマ属、インフルエンザ菌、淋菌 など 【治療期間】 1日(1回1000mg) |
---|---|
クラリスロマイシン (クラビット、クラシリッド) |
アレルギーなどを理由にアジスロマイシンが服用できない場合に処方される。 【適応菌種】 クラミジア属、マイコプラズマ属、マイコバクテリウム属、ピロリ菌 など 【治療期間】 7日(1回200mg) 服用によってお腹を下しにくいメリットもあります。 |
治療期間については、アジスロマイシンで1日、クラリスロマイシンで7日です。
アジスロマイシンは1回1000mgの高用量の投与により、約10日間効果が持続するため、飲み忘れの心配や毎日の服用の負担がなく、1回の治療で済ませられます。
クラミジアの治療は、処方された薬を飲み切って治療完了ではありません。
薬を飲み終わり、2〜3週間前後に再検査を受け「陰性」の反応が出れば治療完了となります。
そのため、治療には約1ヶ月ほどかかるとお考えください。
その間の性的な接触は、感染の恐れがあるためお控えください。
フィットクリニックでは、アジスロマイシンを成分とするジスロマックジェネリックを処方しています。
クラミジア治療薬
当院で処方する薬 |
ジスロマックジェネリック 250mg![]() |
---|---|
有効成分 | アジスロマイシン |
価格 | 6,980円 / 4錠 |
飲み方 | 4錠を1回経口投与する |
副作用 | 下痢、蕁麻疹、皮膚そう痒症 など |
ジスロマックジェネリックについて詳しくはこちらのページを参照ください。
オンライン診療での治療がおすすめの理由
クラミジア治療を受けるためには通院のイメージがありますが、オンライン診療でも治療が可能です。
オンライン上から検査キット・薬の処方を受けられ、性病のように通院に抵抗感がある治療とは特に相性の良い診療スタイルです。
- 自宅で完結できる
- 他人に見られる心配がない
- 通院負担がない(移動・待ち時間、交通費など)
- インターネット環境下ならどこでも利用できる
クラミジアはデリケートゾーンの悩みなので、医療機関への受診に対してあらぬ不安を抱えてしまう方も少なくありません。
オンライン診療は検査・治療に至るまでのハードルを下げ、すぐに対応できることから早期発見・早期治療にも繋がります。
クラミジアになるとどんな症状が現れる?

クラミジアに感染すると、次のような症状が現れます。
男性の症状 |
|
---|---|
女性の症状 |
|
男女共通 |
---|
■喉
|
■肛門
|
■目
|
性器だけでなく、喉や肛門、目などにもクラミジアは感染します。
特に喉についてはオーラルセックスにより感染するため、性器から喉、またその逆でも感染するので注意が必要です。
クラミジアを放置してはいけない理由
クラミジアの症状は、男性で50%、女性で80%もの方が無症状の場合が多く、あっても症状が軽いために感染を見過ごされることが多いです。
それにより、検査を受ける機会が失われ、放置した状態が続くと菌がより体内の奥まで感染する「上行感染」が起こります。
上行感染により症状がさらに悪化することで、さまざまな健康リスクが現れます。
- 不妊
- 流産や早産
- 他の性病へ感染しやすくなる
感染による炎症の影響から、卵子あるいは精子の質の低下、卵管の癒着・狭窄、精子の通り道が塞がる精路通過障害などにより、男女ともに不妊のリスクが高まります。
また、クラミジアの感染状態が続くと、患部の衛生環境も悪化します。
淋病や梅毒、HIVといった他の性感染症への同時感染のリスクも高まるので、いかに早く感染を自覚できるかが大切です。
クラミジアにならないために

クラミジアは感染者数がもっとも多い性感染症のため、他の性病に比べ感染する確率は高くなります。
100%感染を防ぐ方法は性行為を行わないことですが、現実的に考えるとセーフセックスによる予防が何より大切です。
ちなみに1回の無防備な性行為でクラミジアに感染する確率は、30〜50%とされています。
感染力は強く、2回ないし3回に1回は感染の可能性があるので、「1回くらいなら」と気が緩んだ時こそ注意が必要です。
妊娠を望まない性行為であればエチケットとして、お互いを思いやる気持ちを忘れないでください。
クラミジアなりやすい方の特徴
クラミジアになりやすい方の特徴には、次のようなことがあげられます。
- 不特定多数との性行為
- 10代後半、20代の若年層
- 既往歴がある
- 体調が優れず免疫力が下がっている
不特定多数の人と性行為に及んでしまうと、クラミジアの感染経路を自ら増やしてしまいかねません。
さらに、いつ、どこで、誰から感染したのかも不明になりやすく、再感染するリスクが常に付き纏います。
また、若い世代での感染報告が目立っており、特に20代は男女ともに感染者数が増えている傾向にあります。
性的なことへの興味・関心があるのは悪いことではありませんが、誤った性知識を鵜呑みにしてしまうと感染へのリスクは避けられません。
免疫が落ちている体調の悪い時や、膣内環境が変化する生理中など、性行為を避けた方が良いタイミングはいくつもあるので注意です。
予防策や再発しないための注意点
クラミジアは完治しても菌に対しての免疫はできないため、感染機会があれば何度でも再発する厄介な病気です。
次のようなことを意識して、1人ひとりが感染しないためにできることを実践していきましょう。
1回の性行為で、コンドームを2枚使用するのが理想的です。
1枚はオーラルセックス時に、もう1枚は挿入時に付け替えることで、感染経路となる性器や喉への予防に役立てられます。
定期的に検査を行えば、感染リスクを最小限に留められることに加え、お互いの安心感にもつながります。
3ヶ月に1回のペースが理想的で、パートナーが変わった際は追加で検査できるのが理想です。
性行為の前後で、お互いにシャワーを浴び、性器を清潔な状態に保ってください。
また性器の異常や臭いに気づければ、感染予防にも繋がります。
クラミジアは自然発生しないため、お互いが感染していないのであれば感染の可能性はありません。
愛情を確認する行為だからこそ、性行為は信頼できるパートナーを決めておくと安心です。
まとめ:クラミジアは市販で買えないのでクリニックで処方してもらう
クラミジアの治療薬は医師の処方が必要となる医療用医薬品のため、ドラッグストアや薬局で市販されていません。
購入する場合には医療機関での処方もしくは、 個人輸入での海外通販の2種類の方法があります。
ただし、個人輸入での購入にはリスクがあります。
粗悪品や届かないなどのトラブルの他に、薬の服用はすべて自己責任です。
そのため、クラミジア以外の性感染症との併発の恐れや、容態に合わせた用法や用量の決定なども自分で判断するため、確実な治療が出来ない可能性があります。
また、個人輸入は到着までに14日以上かかるため、症状が悪化する恐れもあります。
確実な治療を安全に行いたい方は、医療機関で診察や検査を行い、治療薬を処方してもらってください。
その際、便利なオンライン診療もご検討ください。
クラミジアの検査キットを希望される方、またはすぐに治療を開始したい方は以下のボタンよりご予約ください。
よくある質問

クラミジア治療薬である抗生物質は、いずれも「医療用医薬品」です。
そのため医師の処方以外は認められておらず、検査をした上で抗生物質を処方する形になります。
同じ菌に感染している可能性は高いものの、他の性病との同時感染の疑いもあり、一度検査して原因を見極めた上での処方が必要なためです。
検査と処方はセットなので、パートナーにも検査を勧め、必要な薬を処方してもらってください。
しかし、クラミジアの菌に感染しているかの判断は検査以外では難しく、セットで検査薬の販売も見受けられますが、検査制度が高くないものもあるようです。
クラミジアに感染すると、20〜30%の確率で淋病と同時感染する場合が多く、必ず医師の元で検査・処方を受けてください。
検査キットや抗生物質の処方は郵送での対応ができるので、すぐにでも検査・治療を受けたい場合にはオンライン診療を検討してください。
放っておくと菌が身体の奥へと入り込み、性器周囲の臓器に感染する場合があります。
重症化すれば不妊の原因になる恐れもあるため、性器に少しでも異常を感じる場合は医師にご相談ください。