アフターピル

レイプされたら何をすればいい?避妊方法や妊娠被害対応を解説

アフターピル

レイプされてしまったら、以下の順番で対処を進めましょう。

まずはアフターピルで緊急避妊を行ってください。

アフターピルは性行為後に唯一行える避妊方法ですが、服用には72時間以内または120時間以内という制限時間があります。

フィットクリニックでは最短即日発送のオンライン処方を行っており、診察から入手まで全て自宅で完結することが可能です。

お電話の場合、空いていればその場ですぐ処方に入ることができます。

※薬の効果時間内にお届けが難しい場合は、お近くの婦人科・産婦人科に行かれるようお伝えしております
※大変申し訳ありませんが、未成年の方への処方は行っておりませんので、お近くの婦人科・産婦人科でご受診ください

平日・土曜10:00~20:00 / 
日・祝日10:00~18:00

婦人科・産婦人科へ行ってケガの手当てをしてもらいましょう。

性感染症などの必要な検査もしてもらえます。

被害を訴えたい場合は、警察に連絡しましょう。

被害届を出せば、必要に応じて捜査が始まります。

①まずは緊急避妊を行う

緊急避妊薬(アフターピル)は飲むのが早ければ早いほど効果が高く、被害後24時間以内に飲めば避妊成功率は99%あります。

ただし時間がたつほどにその避妊効果は落ちていきます。

手遅れにならないためにも、最優先で緊急避妊を行ってください。

なおアフターピルは市販されておらず、主にクリニックや産婦人科で処方されます。

フィットクリニックではオンライン診療を行っているため、ご自宅での受診が可能です。

東京都内であれば最短60分でお手元に届きます。

フィットクリニックの緊急避妊薬(アフターピル)

フィットクリニックでは以下のアフターピルを扱っています。

レボノルゲストレル錠(海外製)
レボノルゲストレル錠(海外製)
レボノルゲストレル錠(日本製)
レボノルゲストレル錠(日本製)
エラ
エラ
有効時間 72時間
(3日)
72時間
(3日)
120時間
(5日)
価格 7,000円(税込)
/2錠
12,000円(税込)
/1錠
8,000円(税込)
/ 1錠
有効成分 レボノルゲストレル レボノルゲストレル ウリプリスタール酢酸エステル

また、当院では来院処方のほかオンライン処方も受け付けております。

フィットクリニックのオンライン処方
  • 家から出ずに予約~処方が完結する
  • 最低限の会話で薬がもらえる
  • 誰とも顔を合わせずに済む

問診は5分~10分の通話のみで行います。

なお薬の有効時間内に服用いただくために、行為のあった時間をお伺いすることがありますので、ご了承ください。

お薬代のほかに、送料や代引き手数料をご用意ください。

お薬代以外の費用

診察料 0円
送料 【通常便】 関東: 940円
関東外:ヤマト運輸料金に準ずる
最短翌日中にお届け
【バイク便】 東京23区:一律5,500円
23区外: 5,500円
(※笹塚院からの距離に準ずる)
最短診療後60分でお届け
代金引換 代引手数料
1万円まで: 330円
1万円~2万円まで:440円

「誰にも会いたくないけど、取り急ぎ緊急避妊だけ行いたい」という方のお力になれれば幸いです。

※未成年の方の処方は行っておりませんので、お近くの婦人科・産婦人科でご受診ください

②ケガや身の回りの安全確認を行う

レイプ被害は外傷を受けるケースが多いので、婦人科や産婦人科で適切な治療を受けましょう。

婦人科・産婦人科でしてもらえること
  • 性器に受けた傷の手当
  • アフターピルの処方
  • 性感染症の検査(潜伏期間による)
  • 証拠の採取
  • 希望に応じて警察への通報

婦人科・産婦人科では手当や検査、アフターピル処方のほか、後日被害を訴えたくなった場合に必要となる証拠の採取をしてもらえます。

ただ、証拠の採取や保存には本人の同意が必要なので、嫌な場合は断っても問題ありません。

どの産婦人科に連絡すればよいかわからない場合は、性暴力ワンストップ支援センターや警察の相談窓口に相談しましょう。

③被害を報告する

被害を訴える場合は、警察へ通報しましょう。

警察でしてもらえること
  • 被害届の受理後の捜査
  • 必要に応じて産婦人科への同行

通報のタイミングは、証拠が残っている被害直後が一番望ましいです。

その際は、シャワーを浴びたり着替えたりすることは避けた方が良いです。

どうしても着替えたい場合は衣服を袋に入れて保管しておきましょう。

緊急避妊薬(アフターピル)の効果

アフターピルは子宮内の環境を変化させる効果によって、妊娠を防ぎます。

アフターピルの効果
  • 子宮内の環境を変化させて妊娠を防ぐ
  • 性交後でも避妊できる唯一の薬
  • 24時間以内の服用で避妊成功率は99%

24時間以内の服用で避妊成功率は99%ですが、時間がたてばたつほど成功率は下がってしまいます。

経過時間ごとの避妊成功率の変化

アフターピルには72時間タイプ・120時間タイプと大きく分けて2種類あります。

下のリスク回避カウンターで残りの時間を確認しましょう。

リスク回避カウンター

避妊成功率が高い残り時間は...

性行為時間
計算する
72時間まであと
72:00.00
120時間まであと
120:00.00

フィットクリニックではオンライン診療を行っていますが、通常配送の場合、地域によっては到着まで1日~2日かかります。

一番安心なのはご来院いただくことです。

ただ、ご来院が難しく、被害後120時間まで24~48時間を切っている方は、安全のためにお近くの婦人科・産婦人科でご受診ください。

大切な人が被害にあった場合の対応

大切な人が被害にあった場合の対応

もし大切な人が被害にあった場合は、まず寄り添う姿勢でいることはもちろん、その上で以下のようなサポートをしましょう。

①最優先でアフターピルの服用を勧める

後で本人が後悔しないように、アフターピルの服用を最優先に勧めましょう。

その中で、アフターピルを処方してもらえる病院のピックアップなどできるサポートをしてあげてください。

病院に迷った場合、性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターでは性被害の対応をしてくれる病院の相談が可能です。

②病院の予約など代行する

電話での予約や事務的なことなど、本人でなくてもできる部分は代わりにおこなってサポートしましょう。

③必要であれば病院や警察に同行する

病院や警察に行くと、状況説明などを行う必要があります。

適切な治療や捜査のためには大切なことですが、同じ話をすることは本人にとって大変な苦痛になります。

冷静でないこともあるので、本人の希望や様子を見てフォローしてあげてください。

また、各関係機関で話を聞く際に、代わりにメモを取るなどのフォローも良いでしょう。

注意点

被害を受けて日常が大きく変わってしまった本人に対して、接し方を間違えるとさらに傷つけてしまうことになります。

最低限、以下の2点に気を付けましょう。

①本人にも非があると捉えられる言動はしない

「挑発する服装だったんじゃないか」
「本気で嫌だったら抵抗できたでしょ」

こういった言葉で被害者をさらに傷つける行為を「セカンドレイプ」と言います。

レイプは加害者が100%悪いです。

信頼している人に心無い言葉を投げられることで、誰にも相談できなくなってしまいます。

もし自分を責めているようであれば、「あなたは悪くない」と伝えてください。

②腫れ物のような接し方はしない

周りが過剰に気を遣ってしまうと、被害者本人が「自分のせいで皆も変わってしまったんだ」と自分のことを責めてしまいます。

簡単なことではありませんが、できるだけ今までどおりに接することが望ましいです。

性被害の相談機関

通報しようか迷ったり、どこに連絡するか判断できない場合は、性被害の相談機関に連絡しましょう。

性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ 支援センター

(はやくワン)#889

性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターは、性被害を受けた人の相談窓口として、あらゆる側面から被害者をサポートする機関です。

ワンストップ支援センターの支援内容
  • 相談やカウンセリングなどの心理的支援
  • 産婦人科や司法関係、警察などへの同行支援
  • 診察や性感染症検査、緊急避妊などの医療支援
  • 弁護士へのつなぎなどの法的支援

47都道府県すべてに1か所以上の支援センターがあります。

さらに、令和3年11月から24時間365日の受付対応となり、いつでもどこでも「#8891(はやくワン)」とダイヤルすることで最寄りの支援センターに電話を繋げることが可能です。

まずどうしたら良いかわからない場合でも、専門家への相談で必ず力になるはずです。

警察の性犯罪被害相談電話

#8103(ハートさん)

「#8103(ハートさん)」のダイヤルで、すべての都道府県で最寄りの警察の性犯罪被害相談電話に繋がります。

「#8103」は警察の相談機関ではありますが、緊急を要する場合は迷わず110番に通報しましょう。

レイプ被害に関する質問

警察に届け出たらどうなりますか?
各警察署のHPでは、以下のような順番で捜査が行われると記載があります。
①被害の届出
②物的証拠の提出
③病院の手配
④実況見分への立ち会い
⑤犯人の検挙
警察に届け出ると、犯人を捕まえるための捜査が始まります。
有利に進めるためにも、被害直後はそのままの状態で警察に通報するのが望ましいです。
また、病院の診察料や検査費用は条件を満たすと警察が費用補助できる制度があります。
大ごとにしたくありません。通報しないとダメですか?
大切なのは本人の意志なので、通報は自由です。
ただ、通報まで至らなくても専門家に相談できる機関があります。
ひとりで抱え込まず、まずは頼れる場所に頼ってみてください。
親にばれたくありません。
相談は本人の自由なので親へ無理に相談する必要はありません。
また、警察署のHPによれば警察に相談した場合でも、本人の承諾なしに家族に伝えることはないようです。
ただし未成年の場合は、協力を得るため保護者に伝える必要があるとのことです。
高校生でもアフターピルはもらえますか?
婦人科・産婦人科では18歳未満でも親の承諾なしでもらえることが多いです。
不安な場合は事前に婦人科・産婦人科やワンストップ支援センター等の相談機関に質問しましょう。
レイプ被害後避妊しないまま72時間過ぎてしまいました。
120時間まで使える「エラ」というアフターピルがあります。
すべての婦人科・産婦人科で取り扱っているわけではないので、相談機関に相談してみましょう。
なお、「エラ」はフィットクリニックでも取り扱っています。
オンライン診療だと効果時間内に届かない場合があるので、東京近郊の方はご来院いただくのが望ましいです。
レイプ被害による妊娠の確率はどれくらいでしょうか?
一概には言えませんが、パール指数という「100人の女性がその避妊方法を1年間続けたときに妊娠する数の目安」でいうと、避妊なしのパール指数は「85」です。
その他の例として、避妊をしていないカップルが一年間性生活をおくると女性が20~24歳で100%、25~29歳で94%の妊娠確率があります。
このことからも、年齢が若いほど妊娠の力が高いことがわかります。
参考:M. Sara Rosenthal. The Fertility Sourcebook. Third Edition

被害にあったらまずはご相談を

ひとりで抱え込まずに、まずは誰でもいいので信頼できる機関に相談してみてください。

最低限の会話でいち早くアフターピルの処方を受けたいときは、フィットクリニックまでご相談ください。