更新日:2025/1/7
イソトレチノインは市販・薬局で買える?どこで買えるのかも解説

顔一面に広がるようなひどいニキビに特に効果的なイソトレチノインですが、購入先が限定されているため入手方法に戸惑う方も少なくありません。
イソトレチノインは市販薬として薬局・ドラッグストアで入手できないため、他のニキビ治療薬で改善されない場合には、どこで買えるかを知ることが重要です。

本記事では、イソトレチノインがどこで買えるのか解説するとともに、市販では買えない理由についても触れていきます。重度ニキビに悩む方が適切な治療を選ぶための参考に、ぜひ最後までご覧ください。

イソトレチノインの詳細

イソトレチノインは薬局で買えない

イソトレチノインは薬局で買えない

イソトレチノインが薬局で買えない理由はいくつかあげられます。

【イソトレチノインが薬局で買えない理由】
  • 医師のみが処方できる医療用医薬品
  • 海外製(国内未承認薬)

この薬は重度ニキビに高い効果が期待できる反面、副作用が強く出てしまうこともあります。
そのため使用中は医師の管理・指導が必須となり、安全性の面から市販薬のように誰でも簡単に入手することはできません。
またイソトレチノインは海外製の医薬品であり、日本では未承認薬に分類されています。

こうした理由から一般的な薬局・ドラッグストアで取り扱うことは認められておらず、セルフメディケーションの一環として自己判断で使用することは禁止されています。

イソトレチノインと市販薬の違い

イソトレチノインはFDA(米国食品医薬品局)の認可や欧州委員会のCEマークを取得した、重度ニキビに高い効果が認められている医薬品です。
一方の市販薬は多くの方が手軽に使用できるよう設計されており、比較的リスクが低く、おだやかな効果の製品がほとんどです。

以下の表で、イソトレチノインと市販薬の違いをさらに詳しく比較してみましょう。

イソトレチノイン 市販薬
有効成分 市販薬にはない強い効き目があるビタミンA誘導体が含まれている 抗炎症成分や殺菌成分など幅広いニキビに対応できるよう成分が含まれている
対象 中等症~重度ニキビ
難治性ニキビ
軽度ニキビ
コメドが中心の初期ニキビ~炎症ニキビ
主な効果 皮脂分泌を抑制してニキビができない肌環境をつくる 初期の炎症を鎮めたり、角質除去によりコメドを改善する

イソトレチノインは、皮脂分泌を抑えることでニキビの根本原因にアプローチします。
一方、市販薬は軽度のニキビや初期段階の炎症を改善する目的で使用されることが多く、軽度以上のニキビに対しては対応しきれない場合があります。

ニキビが気になるからといって市販薬の量や頻度など用法用量を誤ると肌の状態が悪化するリスクもあるので、肌の状態に合わせた治療薬を選択することが推奨されます。
特に、市販薬は使用する基準も改善効果についても自己判断になるため、必要に応じて医師の診察を受けることが重要です。

イソトレチノインはどこで買える?

イソトレチノインは日本の薬局やドラッグストアでは購入できず、どこで買えるのか迷う方も少なくありません。

主な入手方法としては、以下の2つがあります。

【イソトレチノイン入手方法】

それぞれの方法にメリットや注意点があるため、しっかり理解しておくことが大切です。
ここからは、医療機関と個人輸入によるイソトレチノインの入手方法について詳しく解説していきます。

医療機関による処方

医療機関による処方

イソトレチノインを入手する方法のひとつが、医療機関での処方です。
医療機関では診察を受けた上で、イソトレチノインの処方が可能かどうか医師が判断します。
重度のニキビに悩んでいる方でも肌の状態や体調面も考慮し、安全に使用できると判断された場合にのみ処方されます。

また、医療機関での処方には大きなメリットがあります
現在服用している薬との相互作用について相談できるほか、副作用が出た場合にもすぐに相談し、適切なサポートを受けることができます。
特に、イソトレチノインは効果が高い反面、副作用のリスクもあるため、医師の指導と管理が重要です。
医療機関での処方は安全性を重視した方法として、多くの方にとって安心感を得られる選択肢といえます。

個人輸入による入手

個人輸入による入手

イソトレチノインは本来、医師の診察と処方箋が必要な医薬品ですが、海外製品であるため個人輸入を利用して入手することも可能です。
この方法では医療機関を介さず、インターネットを通じて、海外のサプライヤーから直接入手できるため一見便利に思えるかもしれません。

しかし、個人輸入には注意すべき点がいくつかあります。

【個人輸入のリスク・デメリット】
  • 偽造薬や成分不明の薬が混入している可能性が高い
  • 到着までに10日から2週間ほどかかり治療が遅れる
  • 品質は保証されず、副作用が出ても対応が難しい

個人輸入で販売されている薬は出どころがわからない場合もあり、便利さの裏側には健康を害するリスクも潜んでいます。
また副作用や用法用量について医師の指導が受けられないため、有効性や安全性はすべてご自身で判断しなければなりません。
イソトレチノインは効果が高い分、副作用が強く出てしまうこともあるため、限りなくリスクを抑えるために医師のもとで処方してもらうことを検討しましょう。

イソトレチノイン通販とオンライン診療について

まとめ:イソトレチノインは薬局で買えないので医療機関を受診しよう

イソトレチノインは、セルフメディケーションの一環として薬局やドラッグストアで買うことができません。
個人輸入という選択肢もありますが、安全性を考えると医師のサポートが受けられる医療機関での処方が安心です。
治療効果の高い治療薬だからこそ、重度のニキビに悩んでいる方はまず医療機関に相談してみましょう。

イソトレチノイン市販のよくある質問

  • Q
    イソトレチノインは薬局で買えますか?
    A
    イソトレチノインは薬局やドラッグストアでは購入できません。
    本来、医師の診察を受け、処方箋に基づいて安全に使用する必要がある医薬品です。
    また、イソトレチノインは海外製の医薬品であり、日本では未承認薬に分類されています。
    そのため国内の一般的な流通では取り扱いがなく、購入するには医療機関(自由診療)で処方を受けるようにしてください。
  • Q
    イソトレチノインと市販薬の違いは何ですか?
    A
    イソトレチノインは、皮脂分泌を抑えニキビの根本原因にアプローチできるため重度のニキビに高い効果を発揮します。
    一方、市販薬は軽度のニキビや初期段階の炎症を改善するために設計されており、多くの方が利用できるよう効果がおだやかです。
    このため、ニキビの症状によって適切に使い分けることが大切です。
  • Q
    イソトレチノインはどこで買えますか?
    A
    イソトレチノインを安全に買う方法は、医療機関を受診して処方を受けることです。
    海外製のため個人輸入でも入手は可能ですが、偽造薬や品質の保証がないため使用にはさまざまなリスクが伴います。
    医師の診察を受けることで、肌の状態にあわせた治療計画を立てられるだけでなく、用法用量や副作用についても適切な指導を受けながら治療を進めることが可能です。 イソトレチノインを通販で入手するリスク

その他よくある質問はこちらをご確認ください

イソトレチノインについて
未承認医薬品等であることの明示 イソトレチノインは日本国内では未承認医薬品となります。
入手経路等の明示 厚生局の正式なプロセスを経て、当院医師の判断により輸入しています。
国内の承認医薬品等の有無の明示 同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。
諸外国における安全性等に係る情報の明示
  • FDA(米国食品医薬品局)など諸外国において承認されています。
  • 胎児の催奇形性、鬱、肝機能障害、皮膚や粘膜の乾燥などの副作用のリスクがあります。
  • 妊娠中の方・授乳中の方は使用できません。
医薬品副作用被害救済制度について
万が一重篤な副作用が出た場合は、日本国における医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
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