禁煙

禁煙2日目に出始める症状や乗り越える方法を徹底解説!

こちらの記事はフィットクリニック服部圭太院長が監修しています。
禁煙2日目に出始める症状や乗り越える方法を徹底解説! 禁煙

禁煙2日目にして、さまざまな離脱症状が強く現れ始めます。

肉体的にも精神的にも辛くなってきますが、3日目のピークを迎えれば1週間ほどで症状も治まってきます。

そのため、禁煙2日目をどう乗り越えるかが禁煙成功の大きなポイントです。

このページでは離脱症状の解説や、タバコを吸いたくなった時の対処法についても触れています。

また、後半では禁煙成功の強力な手助けとなる禁煙治療薬についての解説と購入方法もご紹介していきます。
なお、フィットクリニックでは禁煙治療薬のチャンピックスジェネリックの処方を行っております。

カウンセリングや検査なしに禁煙補助薬をお求めいただけますので、以下よりお気軽にご予約ください。

禁煙2日目から離脱症状(禁断症状)が出始める

禁煙をスタートしてから2日(48時間)が経過すると、身体と心にニコチン切れのサインが現れます。

このサインは「離脱症状(禁断症状)」と呼ばれるもので、禁煙初期にほとんどの方が経験する症状です

禁煙2日目は離脱症状が強く出やすいため、禁煙成功を左右するターニングポイントになってきます。

ただ、離脱症状が長く続いてしまう心配はありません。

体内からニコチンが完全に抜け切る3日目(72時間)までがピークとなり、そこから1週間ほどをかけて症状も次第に治まる方が大半です。

ここからは2日目の離脱症状について詳しく解説しつつ、禁煙2日目で実感できる身体の嬉しい変化についても紹介します。

禁煙2日目に始まる離脱症状

禁煙2日目に入ると離脱症状として心身にさまざまな症状が現れるため、禁煙の辛さを感じるようになるタイミングです。

1日に何度もタバコを吸いたい気持ちに駆られるだけでなく、以下のような症状も目立ってきます。

●禁煙2日目で目立ってくる離脱症状
  • 眠気
  • イライラ
  • そわそわする
  • 頭痛
  • 身体のだるさ
など

心身に不快な症状が現れはじめ、ニコチン依存度が高い方ほど症状も強くなるので日常生活にも影響することがあります。

しかし、こうした症状はニコチン依存から回復する過程の良い兆候です

身体からニコチンが抜けている証拠になることから、禁煙が順調に進んでいるポジティブサインとして捉えると禁煙を続けやすくなります。

禁煙2日目の効果と以降の身体の変化

辛い離脱症状に悩まされる一方で、わずか2日禁煙しただけでも身体にはプラスの効果が現れます。

●禁煙によるプラスの効果 ■禁煙1日目
20分後:血圧と脈拍が正常に戻り、手足の温度が上昇
8時間後:血液中の一酸化炭素濃度が下がり、酸素濃度が上がることで呼吸が楽になる
24時間後:心筋梗塞や狭心症といった心臓発作のリスクが減る

■禁煙2日目
48時間後:味覚や嗅覚が正常に戻る

■禁煙3日目
72時間:ニコチンが身体から完全に抜け切て離脱症状が治まりはじめる

こうした身体に起こるプラスの効果は、長期的な健康への第一歩です。

数ヵ月、数年、数十年と続けていくことで、さらに大きな禁煙効果が得られ、健康状態も非喫煙者と変わらないレベルにまで回復します。

禁煙の健康的効果についての詳細は以下をご確認ください。

禁煙2日目で辛くなった時の対処法

禁煙2日目に辛くなった時、タバコを吸いたくなる気持ちをいかにコントロールするかが禁煙成功率を左右します。

離脱症状も強く現れやすいタイミングなので、いくつか紹介する対処法の中から実践できそうなことを試してみてください。

また、離脱症状への不安があり禁煙1日目から禁煙補助薬を使いたい方は以下をご覧ください

行動による対処法

禁煙2日目は離脱症状が強く出やすいため、禁煙初日にくらべて喫煙欲求をコントロールするのが自力では難しくなってきます。

そんな時は喫煙に結びつく行動を見直して、「吸わない」を選びやすい環境を自ら作り出すような行動を起こしましょう。

●行動による禁煙離脱症状への対処法 起床時
⇒目覚めの一服ではなく、洗顔や朝シャンで気持ちを切り替える

適度な運動を取り入れる
⇒運動中はタバコのことを忘れられるので、ジョグや筋トレなどで紛らわす

食後の一服を避ける
⇒食後の一服を欲しないためにも食事量を腹7~8分目に抑える

喫煙と結びつく飲食は控える
⇒禁煙に慣れるまではコーヒーやアルコールを控える

清涼菓子を持ち歩
⇒ガムやアメ、フリスクなどで口寂しさを紛らわす

タバコを吸いたくなる環境は避ける
⇒喫煙と結びつく場所は自主的に避ける

眠る
⇒どうしてもタバコを吸いたいときは寝てしまえば乗り切れる

これまで染みついた喫煙行動は、なかなか変えられるものではありません。

タバコのことを思い出さないためにも、上記の方法を意識的に実践するように心がけてください。

心理的な対処法

タバコは「ニコチン依存症」と呼ばれるように、身体だけでなく、心までもがニコチンによって支配されています。

体内にニコチンを取り込むと頭がスッキリして、物事がはかどるように感じるため、禁煙中はタバコへの誤ったイメージを払拭することも大切です。

●禁煙離脱症状への心理的対処法 たった1本とは思わない
⇒たった1本が依存を強め、元の喫煙者に戻ってしまう

タバコ=ストレス
⇒喫煙はストレス解消にはならず、むしろストレッサーであることを思い出す

百害あって一利なし
⇒喫煙はお金を出して不健康を買っている状態であることを肝に銘じる

声に出す
⇒「吸わない」と声に出すだけでも喫煙欲求が和らぐ

たった数日と言い聞かせる
⇒数日の我慢で得られるメリットの大きさは計り知れないことを再認識する

また、できることなら家族や友人、恋人など、禁煙をサポートしてくれる方を周囲に増やしましょう。

誰かの目があることで心理的に吸いずらい状態を作りやすく、期待やプレッシャーが禁煙中の心の支えになったりもします

離脱症状の多くは10日ほどで消える

行動や心理的アプローチによって10日ほどを乗り切れば、離脱症状はほとんど消えます。

ニコチンも身体から完全に抜け切っているので、「事あるごとにタバコ」となっていた依存状態から解放されます。

ただし、タバコのない生活に慣れてきたタイミングで、もう一度気を引き締めましょう。

タバコが恋しいという想いだけは何年も消えないため、ある日突然「1本だけお化け」が現れることがあります。

1本だけお化けの誘惑に負けて火を付けてしまうと、それまでの禁煙生活は一瞬にして水の泡です。

ふたたび喫煙者に戻ってしまわないためにも、意識的に禁煙のモチベーションを高く保つようにしてください。

禁煙補助薬を利用すると禁煙成功率は上がる

禁煙補助薬とは、ニコチン量のコントロールや喫煙欲求を低下させることでタバコ離れをスムーズにする薬です。

いくつかの種類があり、自力での禁煙にくらべて禁煙成功率を大幅に上げられることから、禁煙時には積極的な使用が推奨されています。

以下より禁煙補助薬の種類をご紹介しますので、これからの禁煙の選択肢としてご活用ください。

禁煙補助薬の種類

禁煙補助薬の種類は2つあり、成分としてニコチンを含んだものを「ニコチン製剤」、それ以外を「非ニコチン製剤」としています。

●禁煙補助薬の分類 ■ニコチン製剤
  • ニコチンパッチ
  • ニコチンガム

■非ニコチン製剤
  • チャンピックス・チャンピックスジェネリック

ニコチン製剤については、市販薬として購入できる手軽さがあります。

しかしその一方で、市販のニコチン製剤ではタバコの代わりに少量のニコチンを補充しているに過ぎず、噛んでニコチンを補充するガムそのものへの依存のリスクも指摘されてきました。

そこで登場したのが、ニコチンを含まない新しいタイプの禁煙補助薬チャンピックスです。

禁煙時の離脱症状を和らげるだけでなく、喫煙欲求も低下させることができ、タバコ離れをよりスムーズにする効果が期待できます。

禁煙成功率も65.4%と高く、チャンピックスの服用によって半数以上が禁煙に成功している計算です。

現在の禁煙治療には欠かせない薬となっているので、無理なく禁煙に成功したい方はチャンピックスを選ぶことをおすすめします。

ただし、先発薬チャンピックスは2021年6月に製造した一部ロットの成分中に発がん性のある物質が検出され、以来現在まで出荷停止中です。

そのため、現在世界の主流は発がん性物質が検出されていないチャンピックスのジェネリック医薬品です。

フィットクリニックのチャンピックスジェネリック

フィットクリニックのチャンピックスジェネリック

フィットクリニックでは、飲む禁煙補助薬である「チャンピックスジェネリック」の処方を行っております。

チャンピックスジェネリックは、タバコを吸いたくなったら使用するわけではなく、継続した使用により禁煙効果を得ることができる内服薬です。

そのため、期間ごとに禁煙プログラムをいくつか設けており、初めての服用でも安心のお試しプログラムのご用意もございます。

また、当院はオンライン処方によって郵送での薬の受け取りが可能です。

薬をもらうために毎回クリニックに足を運ぶ必要がなく、通院ストレスのない環境を整えることで禁煙治療を続けやすくなっています。

●オンライン処方(オンライン診療)
  • 医薬品の海外通販(個人輸入代行サイトを利用してのネット購入)とは違う
  • クリニックが行っている診療方式で、「郵送処方」とも呼ばれる
  • 医師の簡単な診察を受けることができる
  • 薬が切れた時に気づいてから予約~受診しても、最短当日発送可能(海外通販の場合は発送に1~2週間必要)

チャンピックスジェネリックの料金

当院が処方するチャンピックスジェネリックの料金は、以下の3つのプランよりご選択いただけます。

●チャンピックスジェネリック(0.5mg・1mg)の処方プラン

処方プラン 価格 1日あたり
(12週間分購入した場合)
12週間禁煙プログラム 49,200円 / 12週間 585円
定期配送プログラム 17,685円 / 4週間 631円
お試しプログラム2w 12,000円 / 2週間 678円
処方薬 その他費用
チャンピックスジェネリック(0.5mg・1mg)
  • 1~3日目:0.5mgの錠剤を1回/日
  • 4~7日目:0.5mgの錠剤を2回/日
  • 8日目以降:1mgの錠剤を2回/日
0円
(診察料・送料なし)

※1日あたりの価格は12週間分購入した場合の価格です。
※お試しプログラム2wを継続する場合、残り(10週分)45,000円の一括払いとなります。
※オンライン・来院診療どちらにも対応しております。
※13~24週間までの延長をご希望の際もご相談ください。
※13週目以降の価格:15,800円(4週分1回を都度払い・月単位で解約可能)

●服用方法

服用方法

使用期間ごとにシンプルな料金体系をいくつか設け、上記以外の診察料や送料、ニコチン管理料といった別途費用は一切頂戴しておりません

薬の費用のみで禁煙治療が受けられるため、1日あたりの費用もタバコ1箱分相当となり、これまでかかっていた毎日のタバコ代を当てるだけで収まります。

オンライン処方について

オンライン処方は、スマホなどを利用して予約から薬の処方までを電話やネット環境で完結できるという、コロナ禍以降定着した診療方法です。

初診からでも利用可能なサービスであることから、当院ではED・AGA・性病といったプライバシー重視の治療では来院よりも利用者が多くなっています。

●フィットクリニックのオンライン処方手順 ご予約

問診・診察

決済

チャンピックスジェネリックの郵送処方

当院のオンライン処方は一般的な禁煙外来の通院とは異なります。

つまり、禁煙治療を受けるための誓約書へのサインや検査、カウンセリングなどは一切ありません。

医師とのシンプルなやり取りにより速やかにチャンピックスジェネリックの処方が受けられるので、ストレスフリーで受診できます。

また、手間がかからないため治療も続けやすく、一定期間の服用が必要な禁煙治療との相性も良いと言えます。

チャンピックスジェネリックの処方をご希望される方は、以下よりお気軽にお問い合わせください。

まとめ

最後は、ここまでの重要なポイントをまとめてお伝えします。

  • 禁煙2日目から離脱症状が強く現れる
  • 離脱症状のピークは禁煙3日目まで
  • 吸いたくなったら行動を変えたり、心理的アプローチで上手くコントロールする
  • 禁煙補助薬を用いれば禁煙成功率は上がる
  • チャンピックスジェネリックはオンライン処方による受け取り可能

禁煙2日目に起こる離脱症状は強く現れやすく抗しがたいため、自力での禁煙が難しいと言われるのもこのためです。

実際、自力での禁煙成功率は10%程度であるため、辛い症状を意志だけで乗り越えられるのは10人に1人いるかいないかの狭き門です。

離脱症状をコントロールしてスムーズに禁煙を進めたい方は、当院のチャンピックスジェネリックの活用をご検討ください。

よくある質問

タバコをうまくやめる方法はありますか?
徐々に喫煙本数を減らすのではなく、決めたタイミングできっぱりタバコを断つのがおすすめです。
また、禁煙2日目からは、離脱症状によって身体や心がニコチン切れを訴えてきます。
行き当たりばったりで乗り越えることは難しいので、タバコを吸いたくなった時にどうするか準備をしておくことが大切です。
ちなみに自力での禁煙が難しいと感じているようであれば、チャンピックス・チャンピックスジェネリックなどの禁煙補助薬のサポートを考慮するのも1つです。
タバコを急にやめるとどうなりますか?
タバコを吸いたい気持ちが次第に強まり、それに加えて以下のような症状が現れはじめます。

  • 怒りっぽくなる
  • 不安
  • 集中困難
  • 頭痛
  • 抑うつ気分
など

いわゆる離脱症状(禁断症状)と呼ばれるもので、心身を介してニコチン不足を訴えてきます。
ただ、上記のような症状は禁煙初期にほとんどの方が経験します。
ニコチンが身体から抜けているポジティブサインと捉えるようにしましょう。
禁煙するとストレスがたまりますか?
禁煙するとストレスがたまって身体に悪いと言われることがありますが、実はタバコを吸っている時の方がストレスは大きいことはあまり知られていない事実です。
喫煙場所探し、人に気を遣う、口臭管理、etc・・・、こうした吸うためのストレスに加え、喫煙によるストレス解消効果は一時的であることもわかっています。
そのため「喫煙はストレス解消」というのは思い込みであり、実はストレスを作り出すストレッサーであることは覚えておいてください。
タバコをやめられないのは意志が弱いからですか?
タバコがやめられないのは、意志が弱いからではありません。
肉体的にも精神的にもタバコに依存している「ニコチン依存症」という病気のためです。
ニコチンの依存性は危険薬物にも引けを取らず、依存度が高いほど自分でタバコを断ち切るのが難しくなります。
そのため禁煙するのであれば、禁煙補助薬を使って吸いたい気持ちをコントロール・管理していくのがおすすめです。