アフターピル

アフターピルはどこで買える?薬局や医療機関での購入方法を解説

こちらの記事はフィットクリニック服部圭太院長が監修しています。
アフターピルはどこで買える?購入方法やオンライン処方について解説 アフターピル

ここではアフターピルが購入できる場所や方法について詳しく解説します。

アフターピルは、2023年11月から、全国の薬局・ドラッグストアで試験販売が始まりました。
しかし、各都道府県で対応している薬局が限られており、購入にはアンケート回答や身分証明書の提示といった条件があります。

研究のための試験販売であり、薬局やドラッグストアで市販されているわけではありません。
今すぐに必要な場合は、事前に購入条件やそのほかの購入方法を知っておくとスムーズに対処できます。

薬局が遠い方や、アフターピルを自宅で購入したい方はオンライン処方もご検討ください。

アフターピルはどこで買える?

アフターピルは薬局やドラッグストアで市販されていないため、医療機関での購入が基本です。
ただし、一部の薬局では購入条件を定めて試験販売を行っています。

薬局で購入

2023年11月28日から、全国の薬局でアフターピルの試験販売が開始されました。
研究に協力することで、対象店舗にて処方箋なしでアフターピルを処方してもらえます。

対象者 ・16歳以上の女性(16~17歳の方は保護者の同伴が必要)
・アンケートなど研究の参加に協力できる
薬の種類 レボノルゲストレル錠(1.5mg)
価格 7,000円~9,000円程度
対象店舗 全国339店舗
(2024年11月時点)

アフターピルを薬局で購入
(研究に参加)するには?

☑身分証の提示ができる
☑2回のアンケート調査に応じられる
☑薬局に事前の電話連絡できる
☑薬剤師の前でアフターピルを服用できる

16歳~17歳の方は、本人の同意に加え保護者の同意も必要となり、保護者同伴で薬局へ行く必要があります。男性や代理人は購入できません。
また、試験で販売しているアフターピル(レボノルゲストレル錠)の特性上、妊娠の可能性がある性行為から72時間を経過している場合は販売できませんのでご注意ください。

※72時間を経過している場合は、銅付加子宮内避妊具(銅付加IUD)や120時間以内に服用するアフターピルの服用を検討してください。

開始当初よりも対応店舗は増えているものの、各都道府県によって店舗数が限られているためお近くの薬局を確認する必要があります。
一見手軽に買えるように思われますが、購入条件を満たす必要があり、お住まいや条件によっては困難な方法です。

アフターピルを処方箋なしで薬局で購入する流れ

研究に参加してアフターピルの試験販売を受ける際は、以下の流れに沿って行います。

  1. 説明文書や参加方法を調べて研究について理解
  2. 対象の薬局へ事前に電話で相談※必須
  3. 持ち物を確認
     ・公的身分証明書(マイナンバーカード、運転免許証、パスポート、健康保険証等)
     ・自身のスマートフォン、メールアドレス
     ・緊急避妊薬の購入費用+妊娠検査薬の購入費用(妊娠している可能性がある場合)
  4. 薬局へ行き薬剤師と面談
  5. 医薬品の説明を受け、服用の同意・購入(薬剤師の前で服用する)
  6. アンケートへの回答(購入時)
  7. 3週間後に妊娠の有無を確認
  8. アンケートへの回答(服用の3~5週間後)

アフターピルを購入するにあたり、薬局に行く前に電話で事前相談が必須となります。
薬が売り切れていないか、値段はいくらか、何時ごろ来店するかなど、事前に確認しましょう。
また、研究参加への同意の際は、スマートフォンを使って二次元バーコードを読み取るためスマートフォンをご持参ください。

個人輸入で購入

アフターピルを個人輸入で購入する方法もありますがリスクが高く危険です。
偽造薬や粗悪品の場合もあり、服用すると予期せぬ健康被害につながる危険性があります。

また、海外からの輸入は到着が遅れる・届かない可能性があり、すぐに服用が必要なアフターピルには適していません。

医療機関での対面診療

産婦人科やクリニックなどの医療機関を受診・対面診療を受けてアフターピルを処方してもらいます。

【メリット】
  • 来院できれば当日に服用可能
  • 医師の診察のもとアフターピルを服用できる
【デメリット】
  • 必ず対面診察を受ける必要がある
  • 薬の取扱いがあるか事前に確認が必要
  • 来院の手間がかかる

病院やクリニックによってはアフターピルを処方していないため、まずは緊急避妊薬を取り扱っているか確認しておきましょう。
フィットクリニック渋谷笹塚院では来院処方も行っていますので、お近くにお住まいの方や当日の服用をお考えであれば来院もご検討ください。

オンライン処方

オンライン処方は、スマートフォンを使い自宅やリラックスできる場所で医師の診察を受けた後、アフターピルを郵送処方してもらう方法です。

【メリット】
  • 対面せずに医師の診察が受けられる
  • 誰にも知られずに購入できる
  • 自由診療なら保険証は必要なし
【デメリット】
  • 即日発送に対応していない場合もある

アフターピルがどこで買えるのか近所の薬局や医療機関を調べる必要がないので、スピード感のある対応が可能です。
ただし、診察後にアフターピルを発送するため、すぐ服用できるように配送方法や到着までの時間を事前に確認しましょう。

フィットクリニックのアフターピル

フィットクリニックのアフターピルオンライン処方

※医師の判断によりお薬が処方できない場合があります

フィットクリニックでは、アフターピルのオンライン処方が可能です。
性行為から72時間以内、120時間以内に服用するタイプの2種類からお選びいただけます。

処方薬の種類 服用
時間
価格(税込)
レボノルゲストレル
(海外製)
72時間以内 7,000円/2錠
レボノルゲストレル
(日本製)
12,000円/1錠
エラ 120時間以内 8,000円/1錠

診療時間は5~10分程度で、15時までに入金が確認できれば即日に発送いたします。
バイク便を利用すれば、最短60分でお手元にお届け可能です。※バイク便は都内のみ

  配送方法

お急ぎの方は下記ボタンからご予約ください。

アフターピルはどこで買える?まとめ

アフターピルは緊急を要するお薬でありながら、入手できる場所が限られており、薬局やドラッグストアで手軽に購入できません。

個人輸入は健康被害や偽造品のリスクがあるため、安全に購入するには医療機関への受診が必須です。

来院する時間がない方や対面診察に抵抗を感じてしまう方は、オンライン処方を利用してみてください。

アフターピルはどこで買える?よくある質問

アフターピルは通販で購入することはできませんか?
アフターピルは処方薬なので、国内の通販では取り扱っていません。
個人輸入で購入できますが、服用時間までに到着しない可能性や偽造薬が届くといった危険があります。アフターピルは医師や薬剤師のもとで購入しましょう。
アフターピルは市販されていますか?
現在アフターピルは市販されておらず、購入には処方箋の提示が必要です。限られた薬局では処方箋なしの試験販売が行われていますが、市販されているわけではありません。
アフターピルは欲しいけど、産婦人科やクリニックに行くのが気まずい、怖いです。
オンライン処方を利用することで、来院せずともご希望の場所で診療から処方までを完結することができます。
アフターピルは薬局やドラッグストアに売っていますか?
薬剤師がいる薬局で取り扱っている場合もありますが、医療機関で発行された処方箋の原本が必要です。また、一部の薬局では試験的に処方箋なしで購入できますが店舗数が限られており、購入条件があります。
この記事の監修
フィットクリニック院長

【略歴】

平成17年 医療法人財団 河北総合病院 勤務
平成29年 ゴリラクリニック 池袋院 管理者
令和5年~ フィットクリニック院長 勤務