アフターピルは、避妊に失敗したときや妊娠を望んでいない中でのリスクのある性行為があったときに服用する緊急避妊薬です。
服用時間が早ければ早いほど高い効果を発揮するため、できるだけ早く手元に届いてほしいものです。
アフターピルが、生活の身近にあるドラックストアや薬局で手に入れば非常に便利です。
厚生労働省の取り組みで全国145店舗の薬局・ドラックストアではアフターピルの試験販売が期間限定で行われていますが、現時点で市販化の予定はありません。
そこで本記事ではアフターピルはどこで買えるのか、詳しい購入方法や自宅にいながら素早くお薬が届くオンライン処方についてもあわせて解説します。
これからアフターピルを服用予定の方や念のために持っておきたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
アフターピルは原則薬局・ドラッグストアでは買えない
アフターピルは、2024年1月時点で試験販売はされていますが、市販化はされていないため、薬局やドラックストアでは基本的に購入できません。
アフターピルを購入するためには、産婦人科やクリニックなど医療機関から発行された処方箋が必ず必要となります。
海外ではすでにおよそ90か国で、アフターピルが医師の処方箋なしで販売されていますが、現在日本では医師が出した処方箋がなければアフターピル、低用量ピルともに購入できません。
アフターピルはどこで買える?正しい購入方法
アフターピルは現在試験販売はされているものの、市販化されていないお薬ですので、通常は医療機関で購入しなければなりません。
以下の方法で購入できるのでご確認ください。
1.医療機関での対面診療
アフターピルは、産婦人科やクリニックなどの医療機関を受診・対面診療することで、直接処方されます。
しかし病院やクリニックによって営業時間が異なったり、事前予約が必要だったりすることもあるので、あらかじめサイト等で確認しておくと安心できます。
またアフターピルは性行為後、服用までの時間が早いほど高い効果を発揮するお薬のため、平日の日中に病院に出向くことができない場合は、服用までに時間がかかるデメリットもあります。
病院やクリニックによってはアフターピルを取り扱っていないケースもあるため、まずは緊急避妊薬を取り扱っている医療機関を把握しておきましょう。
医療機関でアフターピルを処方してもらう場合、必ず診療が行われ、アフターピルのみもらうことはできません。それらも踏まえたうえで検討してください。
2.【処方箋必須】一部薬局・ドラックストアでの購入
アフターピルは医師からの処方箋を必須とするお薬ですが、医療機関からもらった処方箋の原本があれば、一部薬局やドラックストアでも購入することができます。
ツルハドラッグやなの花薬局などでは、アフターピルの取り扱いを開始しています。
しかし薬局・ドラックストアの中には、取り扱い自体はあるものの在庫がない、在庫がないときは取り寄せる必要があるといったこともあります。アフターピルは、時間との勝負になるので、お急ぎの方にはあまり推奨できません。
また処方されたアフターピルを服用するときは、指導を受けたうえで、薬剤師の前で服用しなければならず、初めて利用する方はとくにハードルが高いと感じる可能性があります。
3.【処方箋なし・条件あり】一部薬局での試験販売の購入
2023年11月から3月頃まで試験的に開始されているのが、一部薬局における医師の処方箋なしでのアフターピルの販売です。
あくまで期間限定の試験的な試みなので、市販化されたわけではありません。
アフターピルが購入できるのは、全国145店舗、各都道府県2~3店舗ほどの厚生労働省から承認を受けたドラックストア・薬局のみです。
一見手軽に買えるようになったと思われるアフターピルですが、購入するためには複数の条件をすべて満たす必要があります。
- 16歳以上の女性(17歳以上は保護者の同伴が必要)であること
- 身分証の提示ができること
- 2回のアンケート調査に応じられること
- 薬局に事前の電話連絡ができること
- 薬剤師の前で服用できること
今回の試験販売の結果を踏まえて、市販化されるかが検討されていきます。アフターピルが処方箋なしで購入できるようになるには、まだまだ時間がかかるのが実情です。
そもそも試験販売を行っている薬局・ドラックストアは限定的で、なかなか身近にないため、急を要する際に購入するお薬としては入手までのハードルが高いといえます。
4.オンライン診療での購入
2018年3月からオンライン診療で、アフターピルの処方ができるようになりました。
身近にアフターピルを取り扱う医療機関がない方や平日の日中に来院できない方でも、手軽にアフターピルを購入できる方法です。
初診であってもアフターピルを購入できるため、手に入れるまでのハードルが低い購入方法といえます。
またオンライン診療・処方であれば、産婦人科やクリニックに行く手間も省けるほか、自宅にいながらアフターピルが購入できるので、プライバシーを確保しながら利用することができます。
オンラインだとアフターピルの到着までに時間がかかると思われがちですが、最短即日発送や住んでいる地域によっては最短60分でお届けなど、スピード感をもったクリニックもあるので、服用時間も考慮して選ぶことが大切です。
アフターピルの個人輸入は危険
アフターピルの個人輸入は、リスクが高く危険なので行わないようにしましょう。
購入したお薬の中には、以下のようなリスクを含んだ製品が混じっている場合があります。
- 偽薬や粗悪品
- 海外サイトなので決められた期日までに届かない、到着までの期間が長い
- 悪質サイトによるスキミング被害
- 医薬品発送中の破損
- ジェネリック医薬品の衛生管理が欠如された製品
- そもそも製品が手元にこない
インターネットは便利ですが、個人輸入したアフターピルを使用した後、何かあっても全て自己責任になってしまいます。
またアフターピルは副作用が出る可能性があるお薬なので、専門医のもとで正しく服用することで本来の避妊効果が発揮できます。
確実に避妊を行いたい場合は、個人輸入するのではなく、クリニックを検討してください。
オンライン診療に対応!アフターピルの即日処方なら「フィットクリニック」
フィットクリニックでは、アフターピルのオンライン診療・処方を行っています。
- 72時間タイプのレボノルゲストレル錠と120時間タイプのエラが処方可能
- 診察料は無料(かかる費用はお薬代+送料のみ)
- 診察~処方までの時間は最短で5分程度
- 通常配送で最短翌日、バイク便なら最短60分でお薬が届く
- アフターピルだとわからない外装でバレにくい
アフターピルは性行為から72時間以内に服用するレボノルゲストレル錠と、120時間以内に服用するエラの2種類から選ぶことができます。
処方薬の種類 | 価格(税込) |
---|---|
レボノルゲストレル (海外製) |
7,000円/2錠 |
レボノルゲストレル (日本製) |
12,000円/1錠 |
エラ | 8,000円/1錠 |
専門医によるオンライン診療なので、不明な点や不安なことも電話で直接相談することができるので安心です。
診療にかかる時間は5~10分程度と短く、通常配送で最短翌日、バイク便を使えば最短60分でお薬が手に入ります。
アフターピルにはタイムリミットがあり、服用時間が早ければ早いほど高い効果を発揮するので、避妊に失敗したときはすぐにご受診ください。
アフターピルオンライン処方の流れ
フィットクリニックのアフターピルオンライン処方の流れは、下記です。
- 診察の日時を予約
- 当日までに問診票を記入
- 予約の日時に電話を待つ
- 平均10分程度、専門医による電話診察
- 代金の支払い
- お薬の発送
フィットクリニックのアフターピルオンライン処方では、専門医の指示を受けたうえでお薬が処方されるので、安心・安全・確実です。
予約は「お電話」「WEB」「LINE」の3つからお選びいただけます。
アフターピルがどこで買えるかについてのよくある質問
また個人での使用が目的であれば、海外の医薬品の輸入は認められていますが、以下のようなデメリットがあるのでおすすめはできません。
- 偽薬品や粗悪品が混じっている
- 海外からの発送なので手元に届くまでに時間がかかる(1~2週間程度)
- 医師による処方でないので何が起こっても自己責任
- 最短当日~3日でお薬が届く早さ
- お薬代と送料のみの明朗会計と安さ
- 診療は5~10分程度の電話診療のみの手軽さ
まとめ:望まない妊娠を避けるには安心安全なクリニック選びが大切
アフターピルは、妊娠を望んでいないときのリスクのある性行為や、避妊に失敗したかもしれないときに有効です。
緊急性を要するお薬ながら、現在は薬局やドラックストアで手軽に購入することはできません。
そのため対面診療を要するクリニックや病院などに行く必要がありますが、気まずかったり、行きづらかったりするのは至極当然のことです。
そのようなときはオンライン処方のクリニックを検討してみてください。