早漏(そうろう)防止薬の種類と特徴、選び方を解説
早漏(そうろう)防止薬とは、短時間で射精してしまう早漏の症状を改善する薬です。
- 服用薬と外用薬があり、それぞれ働きや特徴が異なる
- 服用薬(ダポキセチン)は、過度な緊張や興奮を抑え射精時間を遅らせる
- 外用薬(MEGAMAXスプレー)は麻酔効果により射精時間を遅らせる
- ED治療薬との併用で、より改善が期待できる※希望の際は医師に相談
こちらのページでは早漏防止薬はどんな特徴があるのか、他の早漏治療や処方の流れなどについて解説しています。
- 性行為中の感度を損ないたくない
- 性行為に緊張や不安を感じる
- ストレスや疲労が溜まっている
- 性的刺激に敏感過ぎる
- 内服薬には少し抵抗がある
- 効き目に即効性を求める
当院ではオンライン診療による早漏防止薬の処方を行っています。
診察をご希望の方はこちらをご覧ください。
早漏(そうろう)防止薬の種類と特徴
早漏の改善を行うには、早漏防止薬の使用が効果的です。
当院で処方する早漏防止薬には、以下の服用タイプと塗布タイプ(スプレー)の2種類があります。
| ダポキセチン (プリリジージェネリック) |
MEGAMAXスプレー (リドカイン) |
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|---|---|---|
| 種類 |
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| 特徴 |
早漏の原因の1つ「セロトニン不足」に作用し、過度な緊張や興奮を抑え射精時間を短縮する働きがある。 早漏防止薬「プリリジー」のジェネリック薬。 |
局所麻酔に使用される成分(リドカイン)配合のスプレータイプの早漏防止薬。 ED治療薬やダポキセチンと併用が可能。 |
| 価格 | 550~900円/1錠 (まとめ買いを含む) |
3,500円(約25~30回使用) |
| 効果 | 早漏の原因の1つ、セロトニン不足を抑え、射精時間を延長。 | 麻酔効果により性感を抑え、射精時間を延長。 |
| 持続時間 | 3~5時間 | 30分~1時間 即効性が高い |
| 副作用 | 頭痛、口の渇き、めまい、吐き気など | かゆみ、かぶれ、発疹 副作用が少ない |
| 用法 | 性行為の1時間前に服用する。 |
性行為の15〜30分前に2〜3回ほど陰茎に噴霧する。 数分後、成分の浸透を確認し、シャワーで洗い流す。 |
※効果・効果時間・副作用には個人差があります
早漏の種類に合わせて早漏防止薬を選ぶ
早漏には、先天的(生涯早漏)と後天的(獲得性早漏)の2つのタイプがあります。
さらに症状により「過敏性早漏」「心因性早漏」「衰弱性早漏」の3つに分類され、それぞれ適したお薬が異なります。
実際には一つの原因だけでなく、複数の要因が絡み合う「複合型早漏」の場合もあります。
それでは、具体的な早漏の種類と、効果的な薬剤の選び方を見ていきましょう。
心因性早漏にはダポキセチンが有効
心因性早漏の方には、セロトニン不足を抑え射精時間を延長させる働きのダポキセチンが適しています。
心因性早漏(ストレス性早漏)とは、緊張や不安により射精のコントロールが出来なくなる症状です。20~40代の方に多く見られます。
主な原因は、精神を安定させる神経伝達物質セロトニンの不足です。
- 性行為に対する不安や緊張
- 仕事や人間関係でのストレス
- 過去の性的なトラウマ
セロトニンが不足すると、興奮を高める神経伝達物質ノルアドレナリンが活性し、射精しやすい状態になります。
射精は体がリラックスした状態(セロトニンが活性)から、興奮した状態(ノルアドレナリンが活性)に切り替わる事で起こります。
つまり、セロトニンの不足を解消することで、射精までの時間を早めることに繋がります。
ダポキセチン(プリリジー)の詳細 ダポキセチンのオンライン診療
過敏性早漏にはMEGAMAXスプレーが有効
過敏性早漏には、性的刺激を鈍らせる成分リドカインが配合されたMEGAMAXスプレーが有効な場合があります。
過敏性早漏とは、陰茎や亀頭部の感覚神経が過敏になることで起こる早漏の症状です。
主に以下に当てはまる方に多く見られます。
- 性的刺激に不慣れな10代~20代の若年層
- 性欲が強く健康的な男性
- アスリート
- 女性と触れ合う機会の少ない方
さらに、仮性包茎のように亀頭が外部からの性的刺激に普段から触れにくい場合も、敏感になりやすいとされます。
これらのケースでは、リドカインによる効果で亀頭や陰茎への性的刺激を抑えることで射精時間の延長に繋がります。
興奮を覚えやすい方は、ダポキセチンとの併用も有効です。
感度を下げることで精神的な余裕も生まれます。まずは少量から試し、自分に合う感度を見つけていきましょう。
MEGAMAXスプレー(リドカイン)の詳細 MEGAMAXスプレーのオンライン診療
衰弱性早漏にはED治療薬が有効
衰弱性早漏の方は、勃起時の硬さが不足すると性的感度が高くなるため、ED治療薬で硬さを維持することで症状が改善する場合があります。
衰弱性早漏とは、加齢や運動不足などによる筋力や筋肉量、男性ホルモン分泌の低下などが原因となる早漏です。
衰弱性早漏の多くは40~60代の方に見られます。
- 男性ホルモン分泌の減少
- 加齢や運動不足による、筋肉量の低下
- EDとの併発
男性は年齢を重ねると、男性ホルモン(テストステロン)の減少が起こり、続いて筋肉量が低下します。年齢が若い場合でも、運動不足により筋力や筋肉量は低下するためこの症状が見られる場合があります。
また、勃起の維持に関わるPC筋(骨盤底筋)にも衰えが現れると、勃起に必要な血液量を十分に確保できなくなるため、勃起の硬さが得られません。
そのため、勃起の硬さが不十分な状態になると、性的刺激に敏感になり早漏になりやすくなります。
衰弱性早漏と思しき症状の方の多くは、ED(勃起不全)を併発している場合があるので、勃起時の硬さが得られるED治療薬の使用は有効といえます。
「中折れへの不安」が早漏に繋がる場合もあります。ED治療薬で土台を固めることで、心身共に余裕を持つことができます。
早漏防止薬の効果
早漏症の治療には、体の中からアプローチする「内服薬」と、物理的に感度を調整する「外用薬」の2種類があります。
ダポキセチン
(プリリジージェネリック)
- 脳内のセロトニン濃度を高める
- 射精までの時間を2〜3倍に延長
緊張や興奮を抑え、精神面からの早漏に効果が期待できる。
MEGAMAXスプレー
(リドカイン)
- 麻酔作用で性的刺激を抑える
- 即効性が高く強い効き目
亀頭部分の感覚を一時的に鈍化させる局所麻酔成分(リドカイン)を配合。
緊張や興奮しやすい方は内服、感度が良すぎる方はスプレーが向いていますが、併用することで相乗効果が期待できます。
早漏の症状や原因については以下のページで解説しています。 早漏(そうろう)とは
早漏防止薬の使い方
それぞれの薬の使い方は以下のようになります。
タイミングを合わせることが重要です。
| 早漏防止薬の使い方 | ||
|---|---|---|
|
薬 (タイプ) |
ダポキセチン (服用タイプ) |
MEGAMAXスプレー (外用タイプ) |
| 使い方 | 性行為の1〜3時間前に水またはぬるま湯で服用する(1日1回1錠)。 | 性行為の15〜30分前に、亀頭・陰茎付近に2〜3回スプレーする。 |
| 効果時間 | 持続時間は服用後3〜5時間。 | 効果持続時間は30分〜1時間。 |
| 注意点 |
|
成分浸透後シャワーで洗い流すまたはコンドームを着用する。 |
ダポキセチンは食後に飲むと効果が半減する場合があるため、空腹時の服用がベストです。
スプレーは少量から試し、自分に最適な『麻酔加減』を見つけるのがコツです。
早漏防止薬の副作用
医薬品には副作用のリスクがあります。症状が出た場合は無理をせず、医師にご相談ください。
ダポキセチン
- 軽度の吐き気、めまい、頭痛、不眠、喉の渇き など
- これらの症状は一時的なものが多いですが、吐き気止め等との併用も可能です。
MEGAMAXスプレー
- 塗布部の赤み、かゆみ、ヒリヒリ感 など
- 麻酔成分により一時的に感度が下がりすぎ、勃起の維持が難しくなる場合があります。
内服薬で吐き気が出る場合は、多めの水で飲むと和らぐことがあります。
スプレーで感覚が無くなりすぎて中折れする場合は、噴霧量を減らして調整しましょう。
早漏防止薬を使用できない・併用禁忌・併用注意
持病や現在服用中の薬によっては、使用できないケースがあります。
- 【共通】
- それぞれの薬の成分にアレルギーがある方
- 【ダポキセチン】
- 心疾患・肝機能障害がある方
- 精神疾患(うつ病など)がある方
- 【MEGAMAXスプレー】
- 重篤な心刺激伝導障害がある方
- 陰茎に傷・炎症がある方
など
併用禁忌・併用注意の薬は以下の通りです。
| ダポキセチン |
併用禁忌 CYP3A4阻害薬、抗生物質、抗真菌薬、抗HIV薬 など 併用注意 抗うつ薬、PDE5阻害剤(ED治療薬)、グレープフルーツ、血管拡張作用剤 など |
|---|---|
| MEGAMAXスプレー |
併用禁忌 抗不整脈薬、硝酸薬、鎮痛薬(オピオイド)、合成抗菌剤 など |
他の薬との併用により、効果や副作用が強く現れ過ぎる、または効き目が弱くなる場合があります。
現在服用中のお薬がある方や、過去に麻酔で気分が悪くなった経験がある方は、必ずお伝えください。
当院で処方する早漏防止薬の価格
フィットクリニックで処方する早漏防止薬の費用は以下の通りです。
| 医薬品名 | 処方数 | 価格 |
|---|---|---|
| ダポキセチン 30mg (プリリジージェネリック) |
1錠 | 900円 |
| 10錠 | 7,500円 (750円/錠) |
|
| 20錠 | 13,000円 (650円/錠) |
|
| 30錠 | 16,500円 (550円/錠) |
| 医薬品名 | 処方数 | 価格 |
|---|---|---|
| MEGAMAXスプレー 10ml (リドカイン) |
1本 | 3,500円 |
| 3本 | 8,400円 (2,800円/1本) |
フィットクリニックは通販(オンライン診療)で早漏防止薬を処方しています。
※来院の処方にも対応しています
自分に合った早漏防止薬を選びましょう
- 早漏防止薬には「ダポキセチン」と「MEGAMAXスプレー」がある
- 早漏の種類により適した治療薬を選ぶ
- 早漏治療薬の他にトレーニングや筋トレも実施することで、より改善の助けとなる
- 当院の早漏治療にかかる費用はお薬代(+送料)のみ
- オンライン診療を利用することで通院せずに薬を受け取れる
早漏は3.5人に1人が悩んでいるとされ、ED同様に満足のいく性行為ができない、性行為に対して消極的になるなどの性機能障害の一つです。
早漏は日本では大きな疾患として認識はされていませんが、海外では性機能障害の大きな問題だと考えられています。
お悩みを改善するには、早漏の種類に合わせた早漏防止薬の選択が必要となりますので、ぜひ当院にご相談ください。
ご予約される方は、以下ボタンをクリックしてください。
早漏防止薬のよくある質問
-
- Q
早漏防止薬は市販されていますか?
- A
ドラッグストアや薬局でダポキセチンやMEGAMAXスプレーは販売されていません。
市販薬では外用タイプの早漏防止薬(トノスやグローミン)の購入が可能です。
Amazonやドン・キホーテでは、医薬品以外の遅延スプレーや早漏対策グッズなどが購入できます。
- Q
-
- Q
早漏防止薬の処方薬と市販薬の違いはなんですか?
- A
処方薬(ダポキセチン)は医師の診察が必要な薬で、医学的に効果が証明されています。
市販薬は手軽に購入ができ即効性もありますが、根本的な治療にはならないことが多いと認識しておきましょう。
- Q
-
- Q
ED治療薬と早漏防止薬を併用しても大丈夫ですか?
- A
当院では原則としてED治療薬と早漏防止薬(服用薬)の併用は厳禁としております。
外用タイプ(スプレーなど)のものであれば、併用は可能です。
- Q
-
- Q
早漏防止薬とアルコールを一緒に飲んでも大丈夫ですか?
- A
ダポキセチンを服用してアルコールを飲むと、めまいや眠気などの副作用が現れる場合があります。MEGAMAXスプレーには相互作用はありませんが、アルコールにより皮膚が敏感になる恐れがあります。
- Q
-
- Q
サプリメントでも早漏は改善できますか?
- A
体質改善により早漏が改善する可能性もありますが、その際は長期的な服用が必要となります。
- Q
-
- Q
他の早漏防止薬はありますか?
- A
射精を抑制する働きのあるユリーフ(シロドシン)や、抗うつ作用によりセロトニン不足を抑制する「ハイパフォリン」などがあります。市販薬としては「トノス」「グローミン」「オットピン」「ヘヤーグロン」などがあります。
※当院での取り扱いはありません。
- Q
参考サイト
この記事の監修
(はっとり けいた)
【略歴】
- 平成17年
- 医療法人財団 河北総合病院 勤務
- 平成29年
- ゴリラクリニック 池袋院 管理者
- 令和5年~
- フィットクリニック院長 勤務


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